フェアリーステークス2020 回顧 水準級の走破時計。

ラップタイム
レース
200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m
12.123.234.947.059.01:10.81:22.01:34.0
12.111.111.712.112.011.811.212.0

※スマホからの場合、左右にスクロールして見ることが可能です。

レース回顧

予想はこちらから。

馬場はまだまだ速い時計が出る模様。
フラットと予想に書きましたが、まだやや内優勢でしょう。
4ハロン通過が47.0秒。レースの上がり4ハロンも47.0秒だったので平均的な逃げだったと見て良いでしょう。

逃げたのは最内からスマイルカナ。
出遅れはポレンティア、ハローキャンディ。
縦長になり、大きな不利は見当たりませんでした。

勝ちタイムの1.34.0は馬場差を考えれば水準級。
レースレベルが分かれるレースですが、今年は評価して良いと思います。メンバーも強かったです。

勝ったのはスマイルカナ。
自身で平均ペースを作り上げての逃げ切り。最内枠も幸いしたでしょうが、時計的にも優秀です。

あまりディープインパクト産駒っぽさがなく、今後も先行して粘り込む競馬をするのでしょう。
レシステンシアが同様のタイプで、あちらは怪物級だと思っていますが、どこまで抵抗できるか楽しみなところです。

2着に本命のチェーンオブラブが入りました。
今回は出遅れもなく、中団後方から。
直線大外に出していますが、四角を回る時に大外に出しただけなので、それほどロスはなかったです。
勝ち馬には離されましたが、最速の上がりで見どころ十分。
中山向きには見えないので、阪神コースに替わっての期待はあります。

3着にポレンティア。
出遅れましたが、内枠だったのが幸いしてリカバリーに成功しました。
あとは直線に入るまでずっと内ラチ沿いでロスなく運べたのも良かったのでしょう。
勝ち馬の後ろのポジションを取りたかったとのことなので、出遅れなければ、という競馬でした。
それでもリカバリーは上手かったし、及第点の競馬だったと思います。

4着シャインガーネット。
これは枠でしょう。

ずっと内から3頭目を走らされてロスが多いように映りました。
2.3着馬との差はロスがあったかどうかでしょうか。

5着ソ―ユーフォリア。
こちらは全くロスなかったので、5着は健闘の部類に入るでしょう。
現時点の力差が出たのだと思います。

あとはアヌラーダプラ。
ルメール騎手が距離が長いと発言。どうでしょうか。マイルでもまだ見てみたい器ですが……。

フェアリーステークスの回顧でした。