愛知杯2020 回顧 上がりのかかる消耗戦

ラップタイム
200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m
12.323.435.347.91:00.11:12.11:24.11:36.31:48.72:01.1
12.311.111.912.612.212.012.012.212.412.4

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レース回顧

スタートは揃いましたが、センテリュオ、レッドランディーニ、ポンデザール辺りが行き脚がつかない感じでした。

1000メートル通過が60.1秒なので速くはないですが、馬場が重かったのでしょう、後半が61.0秒とかかりました。前の組には厳しい展開になりましたね。
レース上がり37.0秒の完全な消耗戦です。
全頭分析でも書いたように消耗戦タイプの馬が1,2,3着でした。

勝ち時計2.01.1は馬場差込みでも遅いです。牝馬限定重賞だと基本的に遅くなるのでこんなもんでしょう。

勝ったのはデンコウアンジュ。
これは完全に展開が向きましたね。
道中最内で直線入って進路がスムーズに空いたところを突っ込んできました。
牝馬重賞の常連。
今後も相手と展開次第で上位に来られるでしょう。

2着アルメリアブルーム。
こちらもほぼロスのない競馬。四角で早めに外に出したくらいのロスしか見当たりませんでした。
この馬も牝馬重賞ならやれる馬でしょう。

3着にレイホーロマンス。
この馬が一番強い競馬をしたと思います。
出脚が鈍くて押して中団へ。4角でも早めに外から進出の横綱相撲をしたところ、ロスなく回った二頭にやられた印象です。
しかし、この馬は完全な消耗戦タイプなので、展開が味方しなければ今後も重賞では安定しないでしょう。

4着フェアリーポルカ。
この馬も上手な競馬をしています。
外枠ながら、早めに内から二頭目を確保してそれほどロスはなかったです。最内を取れていたらなという競馬。

5着センテリュオ。
この馬場で行き脚がつかなかったし、そもそも瞬発戦タイプ。
完全にレースの質が向きませんでした。
良馬場の瞬発戦ならやれるでしょう。
人気落ちした次走が要注意です。

以上、愛知杯2020の回顧でした。