不来方賞2024 能力面を重視して……!

枠順

馬印

◎4.カシマエスパーダ
○8.フジユージーン
▲1.サトノフェニックス
△7.サンライズジパング

見解

◎4.カシマエスパーダ

前走・鳳雛Sはやや出負け。押してリカバリーして2番手へ。5F通過60.8秒のハイペースの中、3.4角も手応え抜群で、楽に抜け出しました。1.51.1は3歳馬としてはかなり優秀な時計。
今年、京都ダート1800mで古馬オープン戦は東海S・平城京S・三宮Sが行われました。重馬場だった平安Sは参考外。他2つの勝ち時計は1.50.8でした。3歳5月の時期に古馬オープンと互角に渡り合える力があれば、3歳同士では上の存在。
2着ブルーサンも展開次第では古馬オープンでもやれると考えています。3着ミッキークレストはレパードSで2着。
未勝利勝ちは、急坂のある中山ダート1800mで終い12.1秒だから余力十分でした。相当なレベルにあり、ここも突破濃厚か。

○8.フジユージーン

前走・東北優駿は小回りの水沢2000mで上がり37.5秒をマーク。しかも持ったままでした。
地方馬ですが、これなら中央馬相手にも互角に渡り合えそう。
水沢で速い上がりを出せることから、広いコースの盛岡に替わるのはマイナスでしょうが、揉まれず先行できる好枠。
今回、サトノフェニックスが最内枠で揉まれる展開になりそう。
サンライズジパングは未勝利勝ちのラップは平凡。ただ、相手は強く、アンモシエラやエートラックスを撃破しました。JBC2歳優駿でフォーエバーヤングの2着ならラップ以上に強そうですが、まだ半信半疑。
この2頭が少し怪しい面もあるので、フジユージーンに対抗を打ちます。

▲1.サトノフェニックス

前走・レパードSはL2が12.4-12.2の加速&余力ラップ。0.2秒差2着の本馬は、自身、持続ラップ程度で走っている計算になります。1.51.4の走破時計も上々。
ミッキークレストに0.5秒先着しました。距離をこなせたのは収穫が大きい。
ただ、カシマエスパーダはミッキークレストに1.3秒先着していただけに、評価としては一枚下がります。
2戦目のヤマボウシ賞は2着ナスティウェザーがインで動けない間に出し抜いており、展開に恵まれたと考えていました。が、本馬は砂被りを嫌がっていたので、それを考えればそう割り引く必要もなかったかもしれません。
兵庫ジュニアグランプリではイーグルノワールに差し返されて、全日本2歳優駿は5着止まり。時計の掛かるダートは良くなさそうなので、地方の中でも時計の出やすい盛岡はプラスのはずです。

△サンライズジパング

未勝利勝ちのL4は52.2秒。走破時計の1.54.1も稍重だったことを考えれば、あまり価値は高くないと考えていました。ですが、2着アンモシエラが南関のダートクラシック路線で好走。4着エートラックスは短距離路線で大活躍しています。ラップ以上には評価して良さそう。
続くJBC2歳優駿はフォーエバーヤングと0.3秒差。3着に8馬身差を付けており、それなりに評価して良さそう。こちらは上がり39.4秒と掛かっており、ラップだけなら評価は下がります。
ただし、ダートは2歳よりも3歳、3歳より古馬と力を付けていくもので、これはラップにもはっきりと表れます。
芝を使っている間に強くなっているはず。
また、芝でも強いことから時計の出やすい盛岡ダートはプラスに働きそう。
消す訳にはいかず、4番手評価とします。

タイセイミッションは前走ハイペースで差す競馬は展開に恵まれています。終いも13.6秒と掛かりました。東京ダート2100mでは離された6着で、能力面で一枚落ちるはずと考えて切ります。

買い目

サンライズジパングとフジユージーンの力量が読みにくく、カシマエスパーダを撃破する可能性もなくはないはず。
三連単は危険と考えました。
ここは三連複多めで。
馬連も1点購入しておきます。

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