ダイヤモンドステークス2020 予想 上がり重視。

展開

長距離戦らしくスローからの後傾ラップになるだろう。
とにかく上がり上位の馬が強いレース。
速い上がりを使える馬を重視したい。

◎ 11 タイセイトレイル
○ 7 タガノディアマンテ
▲ 12 ダノンキングダム
△ 1 オセアグレイト
△ 3 ポポカテペトル
△ 6 レノヴァール
△ 13 ヴァントシルム

見解

◎タイセイトレイル
まず、前走の日経新春杯。
レース回顧にも書いたように超スローの瞬発戦になり、外を回した馬は届かないレースになった。その内の一頭がタイセイトレイル。それでも上がり3位の脚を使っており、着順に関しては気にしなくて良いだろう。

評価したいのはアルゼンチン共和国杯。
超スローだったにしても、馬場の悪い最内を突いて上がり33.5秒の脚を使って2着。
この脚を使えるならここでも通用するはず。

追い切りは坂路で好タイム。
前走が+14キロだったので、叩いての上積みはあるはず。
鞍上の中谷騎手が不安だが、意外にも中谷騎手の長距離の成績は良い。
人馬共に待望の重賞制覇なるか。

○タガノディアマンテ
クラシック皆勤賞で、タイム指数もこのメンバーでは上位のものがある。
前走の万葉ステークスは上がり最速で楽勝しており、このレースの適性にもマッチするだろう。
東京では未勝利戦で33.6秒の上がりを使っており、スピード決着にも対応可能なはず。明日は多少雨が降る模様。オルフェーヴル産駒。雨で上がりがかかればなお良いだろう。
馬券的にはダブル本命としたい。

▲ダノンキングダム
長期休養明け。
大きな不安材料だが、中間は坂路自己ベストをマークしており、休養前より明らかに追い切り時計が良化している。
中身が出来ているかはやはり不安だが、これだけ意欲的に時計を出してきているなら狙ってみたい。
単穴で。

他。
そこそこ上がりが使える馬を中心に選んだ。
オセアグレイト。下級条件だが、東京では三戦連続上がり最速がある。
ポポカテペトル。菊花賞3着の実力馬。長期休養明けを三度使って良化気配。復活なるか。
レノヴァール。3勝クラスではアフリカンゴールド、タイセイトレイルを相手に上がり最速で勝利。
ヴァントシルム。これも3勝クラスでタイセイトレイルを相手に上がり最速で勝利。ここ三走は上がりのかかるレース。単に向かなかっただけの可能性は十分ある。

馬券は3連単で手広く買いたい。