ダイヤモンドステークス2020 回顧 緩みなく消耗戦に。

ラップタイム
200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m2200m2400m2600m2800m3000m3200m3400m
13.225.237.349.91:02.61:15.11:27.61:40.01:52.32:04.02:16.12:28.42:40.62:53.13:05.53:18.23:31.2
13.212.012.112.612.712.512.512.412.311.712.112.312.212.512.412.713.0

※スマホからの場合、左右にスクロールして見ることが可能です。

レース回顧

予想はこちらから。

「先週の結果分析」のメンバーランクはD、タイムランクはEでした。馬場差は3400メートルだけ±0秒。

バラっとしたスタート。メイショウテンゲン、バリレオ、タガノディアマンテ辺りが出遅れました。

長距離戦にしては珍しく、淀みのないペースとなりました。道中、13秒台がなく、12秒台が続き、11秒台も一度挟みました。
長距離戦としてはハイペースで、レース上がりが38.1秒もかかりました。
非常にタフなレースで長距離適性がはっきりと求められたと思います。なかなかこういうレースになることはないので、今後につながるかは疑問ですね。
当然、後方待機勢が有利なレースとなりました。

1着はミライヘノツバサ。
完全な消耗戦が向いたのだと思います。
昨年の福島テレビオープンが0.1秒差の3着、今年の白富士ステークスも0.6秒差の8着と、まだ終わっていない馬だったということでしょう。
最後、外に寄れてメイショウテンゲンと接触していました。これだけはいただけないと思いますが、見事な復活劇。
しかし、ここまでタフな条件になるレースは少ないので、今後につながるかは微妙だと思います。
次走、展開予想次第では押さえたいな、くらいです。

2着はメイショウテンゲン。
この馬も完全な消耗戦に助けられたのだと思います。
同様にタフなレースになったステイヤーズステークスでは勝ち馬と0.4秒差の4着でした。
寄られる不利がなければ勝っていた可能性もあると思います。
この馬は瞬発戦になると予想したので買えませんでしたね。
今後も過信禁物だと思います。

3着にオセアグレイト。
先行勢で唯一残りました。前とは5馬身離されていますが、十分強い競馬をしたのではないでしょうか。
まだ4歳。
今後も消耗戦になれば、期待出来る馬だと思います。

4着レノヴァール。
この馬はミライヘノツバサが右にヨレた不利を受けています。これがなければ3着はあったのではないでしょうか。
早めに進出しており、この馬も評価して良いと思います。
ハーツクライ産駒らしく長距離は得意ですね。
万葉ステークスで今回ほどではない消耗戦を好走しており、今後も長距離路線で期待出来そうです。

5着に本命のタイセイトレイル。
位置取りは良かったのですが、ここまでタフなレースは向かなかったということでしょう。

7着タガノディアマンテ。
右への逃避がすごくて競馬にならなかったと川田騎手の談話です。今回は参考外で良いでしょう。

今後から馬券の結果も書いていこうと思います。
展開予想と正反対の結果になったこともあり、馬券はハズレでした。

以上、ダイヤモンドステークスのレース回顧でした。