桜花賞2020 予想 ヌルいペースにはならないはず。

展開

チューリップ賞を緩いペースで進めて負けたレシステンシア。
今回はペースを速めて後続に脚を使わせるはず。
また、明日は雨予報のため、高速決着にはならないだろう。
その点を踏まえて予想。

◎ 9 デアリングタクト
○ 14 ミヤマザクラ
▲ 17 レシステンシア

見解

◎デアリングタクト
前走エルフィンステークスの指数が図抜けている。
netkeibaの指数で112。
これはコントレイルが東スポ杯で出した111(同時期のダノンキングリーの毎日王冠が115。111は二歳としては信じられない指数)を超える指数。
グリーンチャンネルの「先週の結果分析」の指数でも108でタイムランクB。レシステンシアの阪神JFが同換算で105。
エルフィンステークスのレベルはべらぼうに高い。
事実、エルフィンステークス3着のスマートリアンはチューリップ賞で出遅れながら5着。
4着のエーポスはフィリーズレビューを高指数で1着。
レースレベルの高さは疑いようがない。
あの4馬身差圧勝は本物。
ちなみに、昨年の桜花賞、グランアレグリアのnetkeibaの指数が114。一昨年のアーモンドアイが110。どちらもレコード決着だった。
エルフィンステークスの指数だけで優秀な桜花賞馬のレベルにある。
それが抜けた一番人気でないのなら、間違いなく買い。
上がりのかかるだろう展開になるのも、エルフィンステークスでこなしているのでプラス。
強さがバレてしまっているのは残念だが、ここは不動の本命。

○ミヤマザクラ
長い距離を使ってきたこと、また、上の兄弟の特徴を見ても、この馬は消耗戦タイプだろう。
前走は東京マイル不向きと見て軽視したが、一頭飛ばしてくれたことで展開が向いた側面もある。
今回も、レシステンシア、あるいは他の馬が引っ張るだろうから展開は向くだろう。
雨予報も味方する。
追いきりも動いている。
好位につけてしぶとく粘るのはこの馬。

▲レシステンシア
展開の鍵をおそらく握るだろう。
前走で緩いペースだと決め手で劣るのは分かったので、他馬がいかなければこの馬が行くはず。
ハイレベルのファンタジーステークス、阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬。
前走で負けても当然評価は落とせない。
栗東坂路で追いきり一番時計。
むしろ時計が出過ぎたことが不安で、この時期で49秒台も出るのなら本質的にスプリンターのように思える。
それでもこの時期なら能力差で通用するだろう。
内枠先行有利の馬場もこの馬に味方するはず。

馬券はデアリングタクトの単勝。
デアリングタクトからミヤマザクラとレシステンシアに馬連。
3連複、3連単も押さえる可能性あり。
とにかく馬券はこの三頭で良いだろうと判断。