NHKマイルカップ 予想 決め打ち。

展開

ハイペースで飛ばすであろうレシステンシアがいて、他にも先行馬多数というメンバー構成からハイペース必至。
問題は馬場。
今日を見る限りは前・内有利だが、今夜から明日の午前にかけて多少の雨が降る。その後は晴れ予報。
昨年のマイルカップが雨上がりに外差し馬場になったように、馬場の真ん中から乾いて今回も外差し馬場になる可能性ありと読む。
東京Aコースのこの傾向については『馬場を読んで馬券で勝つ方法』馬場虎太郎(著)に書かれてある。昨年の富士ステークスも同様の外差し馬場になった。
簡単にいえば、東京の芝コースは凸型になっており、日の当たる馬場の真ん中から乾くという理屈。昔は内側から乾くというのが定説だったが、今はそうではないらしい。
ハイペースの展開に、このトラックバイアスが加われば、……という決め打ちで馬券は買う。

◎ 18 ウイングレイテスト
○ 14 ルフトシュトローム

見解

◎ウイングレイテスト
まず、マイル路線のレースレベルのおさらいをしておこう(出走馬が使ったレース、リステッド以上に限る)。
レースレベルが高かったのは、ニュージーランドトロフィー、ジュニアカップ、桜花賞、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス、ファルコンステークス、東スポ杯二歳ステークス辺り。
今年の三歳馬は粒ぞろいだと思う。
レースレベルがまずまずだったのが、アーリントンカップ、京王杯二歳ステークス、クロッカスステークス、きさらぎ賞、フェアリーステークス辺り。
レースレベルが低いのが、毎日杯、デイリー杯二歳ステークス、シンザン記念辺り。

どの組を最も信頼出来るかといえば、ニュージーランドトロフィー組ではないか。指数の高さもさながら、同距離、前傾ラップ、時計の出やすい馬場、外差し馬場(明日そうなるかが未知だが)、この辺りを考慮に入れると、一番信頼出来るレースはニュージーランドトロフィーになる。

そのニュージーランドトロフィーで、第4コーナー、ルフトシュトロームに外に弾かれる不利がありながらも、最後しぶとく詰め寄ったウイングレイテストのレース内容は評価出来る。
この馬は後方待機に徹すれば、デイリー杯二歳ステークス2着にニュージーランドトロフィーの3着と、堅実に走る。
ポジションを取ると脆いのは、朝日杯フューチュリティステークスやファルコンステークスを見ても分かるだろう。
今回は確実に終いに徹するだろう。
ペースとトラックバイアスを見方に付けられれば、確実に追い込んでくるだろう。
一発に期待。

○ルフトシュトローム
ウイングレイテストと同様にニュージーランドトロフィー組のこの馬を対抗。
スタートがあまり良くない馬なので、この馬も後方待機になるのではないか。
ニュージーランドトロフィーはウイングレイテストに不利を与えた立場。
最後は詰め寄られている点、枠の並びがルフトシュトロームの方が有利だったことから、二頭はほぼ互角だと見る。
レーン騎手への乗り替わりは当然プラスだろう。
ウイングレイテストと共に外から飛んでくるはず。

他。
外の追い込み馬ならサトノインプレッサはどうなのかと疑問に思うかもしれないが、毎日杯のレベルがやたらと低い。また、脚元を気にしながらの調整のようで、この中間は坂路のみだし、プール調教も交えているらしい。軽視したい。

馬券は二頭からの3連複総流しを検討している。
二頭の単勝・馬連・ワイドも検討に入れる。
あとは当日の馬場。外差しが決まりそうにないのなら、額を押さえる。
決まりそうなら、額を増やしたい。