サウジアラビアロイヤルカップ2020 予想 重馬場適性を先読み。

展開

ここ三年の勝ち馬が、ダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、という超大物を輩出してきたサウジアラビアロイヤルカップだが、今年は大物感ある馬不在の混戦模様。
開幕週の土曜日ということで馬場読みは出来ないが、天気予報を見る限り、かなり重い馬場になることは確実。良馬場なら中盤緩んで上がりの瞬発力比べになりやすいが、ここは重馬場適性が求められる。
東京マイルの少頭数、しかも重い馬場になるならどの馬が逃げるかを予想しても仕方がない
だろう。
まだ経験の少ない二歳、基本的に重馬場適性は先読みするしかない。

◎ 7 ダディーズビビッド
○ 5 インフィナイト
▲ 4 スペシャルトーク
△ 2 ジャンカズマ
△ 9 ステラヴェローチェ

見解

◎ダディーズビビッド
キズナ×フレンチデピュティという血統構成のダディーズビビッドを本命。
ローズステークスの予想にも書いたが、キズナ産駒は消耗戦に強く、レースレベルが上がって消耗戦になりやすい重賞でも全く苦にせず穴を開けてくる。
加えて、雨に強いのは周知の事実である母父フレンチデピュティ。
ここ二戦は超スローからの瞬発力勝負。
前走は二着に敗れたが、ペースが遅すぎて上位4頭は全て同じような上がりになるというレース。上がり最速タイの脚を使い、新潟2歳ステークス3着のフラーズダルムを交わしているだけで十分。
キレも十分にあるが、馬場が渋るここでよりパフォーマンスを上げてくると期待しての本命。

○インフィナイト
新馬ですでに不良馬場をこなしているという安心感がある。
その新馬は、馬場差+1.1秒(「先週の結果分析」評)。
超スローの上がり勝負になったとはいえ、ラスト2ハロン23.2秒は立派
だろう。
特に、最速となったL2の11.2秒の部分で先頭に立っており、馬場を苦にせずかなり速い脚を使っている。
勝ち時計は超スローということで平凡ながら、重い馬場を苦にしないことが判明しているのは大きな利点。
そこを評価しての対抗。

▲スペシャルトーク
上がりのかかる馬場だった今開催の中山。
今回も上がりは間違いなくかかるので、その未勝利戦を好時計で勝っている点を評価したい。

おそらくそう人気にならないだろうが、それでも指数だけ見れば前走の未勝利勝ちは、このメンバー中トップ。
重い馬場なら通用するはず。

△ジャンカズマ
前走の敗戦で底が知れてしまっている感はあるが、それでもメンバーなら前走の三着でも通用するだろう。
ハービンジャー産駒、陣営も渋った馬場は歓迎だと口にしており、ここでパフォーマンスを上げてきても何ら不思議はない。
押さえておきたい一頭。

△ステラヴェローチェ
バゴ産駒なので、パンパンの良馬場より時計のかかる馬場の方が良いだろう。
前走の新馬戦は、馬場差+0.3秒、指数もまずまず優秀。
放牧に出して良化してきたという話。

これも押さえておきたい。

他。
ピンクカメハメハの前走は馬場の悪い内枠、ハイペース、と悪条件が重なった。条件は好転するので、巻き返しもあるかと考えたが、前走がちょっと負けすぎなのと、再び重い馬場になるのは果たしてどうか。

人気になるだろうキングストンボーイ。
エポカドーロの下ということで過剰人気なのではないか。新馬戦は超スローからの決め手比べ。幼さを見せながら勝ち切ったが、ラップ的にも特別優れている訳でもなく、競り落とした二着馬もその後二戦して未勝利。
ここは嫌っても何ら問題ないのでは。

馬券は5頭の馬連・三連複BOXを予定。
資金配分はオッズを見てから判断。

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