京都大賞典2020　予想　馬場はある程度回復するはず。逃げ馬不在でやや前有利か。

馬場だが、土曜メインレースの頃にはもう不良馬場から重馬場まで回復。さすがは水はけの良い京都競馬場。土曜、日曜とこのあと雨は降らない予報なので、相当回復するだろう。パンパンの良馬場は望めなくても、稍重、時計のかかる良、までは回復するという想定で予想する。
トラックバイアスなのだが、当初、内が良いと思って内枠の馬ばかり買ったのだが、そうならなかった。むしろ、前が止まって差しが決まっていた。
明日乾いてどうなるか、だが、上がりが今日より速くなること、また、逃げ馬不在ということから、やや前有利になると読む。
ラップはコース形態的にスローからのロンスパ戦になるだろう。

◎　2　キセキ
○　1　ダンビュライト
▲　6　ステイフーリッシュ
△　3　シルヴァンシャー
△　4　タイセイトレイル
△　5　ノーブルマーズ
△　8　カセドラルベル
△　11　バイオスパーク
△　12　ドゥオーモ
△　13　グローリーヴェイズ
△　14　アイスバブル
△　16　ミスマンマミーア
△　17　キングオブコージ

◎キセキ
本命は好枠を引いたキセキ。
とはいっても、元々スタートが良い馬ではない。
春は色々と混乱させられたが、阪神大賞典でスタートをやらかした後、天皇賞・春ではまさかの好発。宝塚記念はいつも通り、もさっとしたスタートで、ユタカも無理をさせずに後方から競馬を進めた。
二度、そこそこ出ているので、阪神大賞典のスタートのことは忘れて良いと判断。
今なら逃げ差し自在。
今年の宝塚記念も昨年の有馬記念も後方から進めて追い込んで来ている。
内枠なのでスタート出れば先行すれば良いし、多少の遅れがあったなら馬込みに入れて控えることが出来る。下手に暴走する危険性がない枠になったと好意的に判断したい。
時計のかかる馬場もロンスパ戦も、今までの戦歴からして確実に向く。まさにルーラーシップ産駒という馬。
特に持久力は化け物クラスだろう、阪神大賞典はあの大出遅れから暴走。それでも出遅れさえなければ日本レコードで走っていた計算になる。
能力だけならメンバー中トップなのは間違いない。
下手乗りさえなければ大丈夫だと見て本命。

○ダンビュライト
去勢後、なかなか結果の出ないダンビュライト。
天皇賞・春はちょっと特殊なレースで、ペースが遅く、勝ち時計も遅いのにやたらと上がりがかかった。低レベルと判断して良いと思うが、レース自体がちょっと謎な点、それとこの馬には距離が長かった点、以上の二つから参考外としたい。
宝塚記念の方は前の組が壊滅のレースになった。それを考えれば、致し方ないとも言えるだろう。
以上、去勢後の敗因はあるので、去勢で結果が出なくなったと見たら痛い目に遭う危険性が高い。
状態は去勢後からずっと良いらしい。
最終追い切りは時計のかかる馬場だったので、この馬にしては平凡な時計だが、サンライズノヴァに二週続けて手応え優勢。問題はない。
加えて、京都は大の得意舞台。
1枠1番は先行するには絶好。
印は対抗だが、ダブル本命という扱いにしたい。

▲ステイフーリッシュ
オールカマーの予想でも触れたが、レース上がりさえかかれば堅実。
オールカマーでも結局、三着と馬券圏内を確保。
ここも楽に先行出来そうで、大きく崩れるイメージが湧かない。
目黒記念の相手関係が今回の参考になりそうだが、あのレースはハイペースの消耗戦、それを先行して粘った内容は、着順で上回ったキングオブコージやアイスバブルに劣らない。
そのキングオブコージとアイスバブルは今回、外枠、加えて斤量面でもこちらが有利になる。
それならば三番手評価。単穴という意味ではなく、三着内の確率を考えての三番手評価とする。

他、相手は幅広く買う。
馬券は、
馬連フォーメーションで◎○→◎○▲△
三連複フォーメーションで◎○▲→◎○▲→◎○▲△
の予定で、付くところが来てくれるのを願う。

△シルヴァンシャー
ディープ産駒だが、上がりのかかるレースは苦にせず。
△タイセイトレイル
消耗戦タイプ。ここ最近、併せ馬での遅れが目立ったが、今回は二週続けて先着。復調すれば差はない。
△ノーブルマーズ
前走はハイペースに巻き込まれた。掲示板までが多い馬だが、少しでも展開が向けば。
△カセドラルベル
小倉のロンスパ戦、阪神の消耗戦を勝ち上がってきたハーツクライ産駒。距離延長も良いだろう。
△バイオスパーク
上がりのかかったここ三走を好走。ここも先行策がハマれば。
△ドゥオーモ
ディープインパクト産駒の消耗戦タイプ。後方からハマれば。
△グローリーヴェイズ
58キロだが、能力は高い。今日のような馬場なら切ろうかと思ったが、回復するので押さえる。
△アイスバブル
これもディープインパクト産駒の消耗戦タイプ。上がりかかれば。
△ミスマンマミーア
これも消耗戦タイプで、近走不利等もあり、外枠でもまともなら。
△キングオブコージ
痛恨の大外枠。今まではノリが相当上手く乗ってきた感がある。斤量増もあり、押さえまで。