前半の下り坂でペースアップ。
基本、2ハロン目からずっと減速し続けるラップになる。
それはつまり、持久力勝負ということ。
アイビスサマーダッシュは1000メートルだが、緩むところのない極限の持久力勝負になる。
持久力勝負という点で似ているので、アイビスサマーダッシュ組がこのレースで好走を繰り返す、という訳だ。
土曜のメインで前半32秒台前半になり、後方待機組が浮上した。
逃げ馬の揃った北九州記念も同じくらいの前半で進むだろうが、ここは重賞のメンバー、残るか止まるかは紙一重だと思う。
軸は小倉巧者。あとは前の組も後ろの組も買う。
◎ 13 メイショウキョウジ
△ 8 ラブカンプー
△ 9 ダイメイプリンセス
△ 10 モズスーパーフレア
△ 12 マイネルグリット
△ 15 アンヴァル
△ 18 ジョーカナチャン
◎メイショウキョウジ
小倉で2-3-2-0と着外なしのメイショウキョウジを狙う。
前走の福島は、休み明け・出遅れ・馬場の悪いところを通った、こともあり、参考外で良いだろう。ここは叩き二戦目。
前々走は前崩れの中、先行して5着だから評価はむしろ高い。
何より、小倉1200の減速ラップは得意中の得意。前傾ラップで結果を出しているのは如何にもダイワメジャー産駒らしい。
基本先行馬だが、北九州短距離ステークスでは控えても結果を出した。
おそらく逃げ馬多数のここでは中団辺りに控えるのではないか。
そこはこのレースを得意にしている藤岡康太の手腕に期待する。
最終追い切り坂路が上位に来やすいレースだが、最終追い切りCWなのはこの馬の好走条件だから心配無用。
ここ2戦の敗退で人気を落としているのだろう。
人気妙味は抜群。
△ラブカンプー
三歳時に3着。アイビスサマーダッシュでも2着。
前々走のCBC賞も減速ラップで勝ちきっていることからこの舞台は得意。
復調気配のある今なら再度の好走があっても驚けない。
△ダイメイプリンセス
この馬はリピーター。昨年1着、一昨年2着。
得意舞台だと分かっている以上、押さえない訳にはいかない。
△モズスーパーフレア
昨年は明らかに太かったが、それでも4着。
外差し決着のシルクロードステークスでもあわやの逃げを見せている以上、能力だけなら最上位。
人気が割れて、1番人気のこの馬を押さえてもオッズは付く。
△マイネルグリット
追い切り絶好。
時計的には参考にならないが、それでも小倉2歳ステークスの覇者。
軽量を活かして、ここで復活があっても。
△アンヴァル
昨年の3着、それと前走CBC賞も減速ラップで2着。
昨年と同斤量なのも良い。
母も小倉2歳ステークスの覇者だった。
これも普通に上位候補。
△ジョーカナチャン
追い切り絶好で本命候補だったが、痛恨の外枠。
アイビスサマーダッシュ組は向く。そのアイビスサマーダッシュは時計的には平凡だが、ラチに頼らずライオンボスに勝った。
外枠を上手くこなせれば。
馬券は◎-△の馬連・ワイド。