※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。
ちょっと最近ずっと不振ですね、何がズレているのか自分でも原因が分からず困惑しています。
秋競馬に何か傾向があってそれに対応出来ていないのか、自分の予想にブレが生じているのか……。
体感的には秋になってから「これは堅い」と思う人気馬が飛ぶことが多い。夏休んで秋から始動の馬が増えてきますから、その部分に対応出来ていないのかもしれません。
あとは、本命に穴馬を選びすぎなところはありますね、もう少し現実的なラインを推奨したいと思います。
馬場ですが、明日は東京が雨予報。
そこまで降らないでしょうが、天気予報サイトによって雨量が違います。必ず当日の天気も見て、ですね。
東京芝はBコースに替わって先週よりは時計が出ていますが、見識者たちが「持続力馬場」と言っていますし、私もそう思います。
土曜はリオンディーズ産駒が東京芝に3頭出て、2勝4着が1回です。
リオンディーズ産駒はダートも走るように、瞬発戦向きというよりも消耗戦向きのタイプ。
他、8Rはハーツクライ産駒のワンツー。
ルーラーシップ産駒が6頭出走して2着が2回。
一方、ディープインパクト産駒は3頭出走して2着1回、あとは着外です。
ロードカナロア産駒は4頭出走で3着1回が最高。
少なくとも、素軽いディープインパクト産駒向きの馬場ではない、と言って問題ないように思います。
東京のダートの方はフラットと考えて良さそうです。
阪神ダートはやや前有利。ペース次第でしょうか。
新潟はやや速めのダートですが、どういう理屈なのか、ペース問わず、新潟にしては差しが届きやすい。新潟はこれがあるんですよね、極端な前残りかと思えば、いきなり差しが届く馬場になったり、ということが。
9Rの1200ｍ戦は、圧倒的人気のディベルティールが楽逃げしているように見えましたが、急失速してブービー負け（アクシデントがあったのかもしれません）。私の単穴評価のミズリーナも2番手追走から惨敗でした。
7R1800ｍ戦も2.3.4.5着には後方からの馬が来ました。1000ｍ通過が62.3秒と遅かったので、通常なら前有利になるレースのはずです。
ダートなのでもちろん前有利ですが、後方脚質の馬もそれほど割り引く必要はないと見て予想します。
日曜はJRAダイレクトで購入予定。分けて購入すると手数料がかさむので、極力、まとめて購入する予定です。そのため、予想もなるべく前日に済ませておきます。
では日曜もよろしくお願いします。
購入予定レース
新潟3R
新潟6R
新潟9R
新潟12R
東京7R
東京10R 秋嶺ステークス
東京11R 天皇賞（秋）
東京12R
阪神6R
阪神10R オータムリーフステークス
阪神12R
ダートで見送るレースは未勝利・新馬の他、
阪神7R
◎ 9 マイネルエンカント
前走本命を打ったマイネルエンカント。
その前走は出遅れ。最後方からレースを進め、3.4角で位置を上げていきましたが、4角を一番外を回ってしまった時点で厳しい競馬に。それでも上がり3位の脚を使って6着まで差を詰めてはいます。当時の中山は前有利の馬場でしたから、まずまず良い競馬は出来たと言えるでしょう。
しかしながら、この馬は「トモが甘くて道中は後ろからになる」のがデフォルト。
前走指数83、前々走91。小倉ダート2400ｍでは94と、力自体は秘めているのですが、とにかく後方一手になってしまうため、8着入着まで、を繰り返しています。
何かきっかけがあれば1勝クラスを勝ち上がれる馬だとは思うのですが……。
状態自体はここ二戦の内容を見れば上がってきていると思います。
今回も正直厳しいと思っての軸自信度C評価ですが、期待したい点としては、ショウナンアーチー、パイプライナー、トーアシオン、ウォーターブレイクと逃げ馬が揃って前崩れになる可能性があること、これが一つ。
もう一点は今の新潟の馬場です。
新潟にしては比較的差しが決まりやすい馬場。
土曜7Rは、前半1000ｍ62.3秒のスローながら、2.3.4.5着には差し・追い込み馬が浮上してきています。1番人気のロスコフが好位から大きなロスなく競馬して6着に沈んでいます。
2R未勝利戦も、人気の逃げ・先行馬が4.5着に沈み、6番人気の差し馬が1着。
6Rの2500ｍ戦は道中後方に位置したイシュタルゲートが2着。
9Rの1200ｍ戦は、私の本命ベンチャーアウトが出遅れてしまい、終わったと思いましたが、2着まで追いこんできました。3着ワンダーヘイルネスも中団から競馬をした馬。圧倒的1番人気のディベルティールは34.7秒と遅めの楽逃げをしながら11着に沈んでいます。
今の新潟は高速ダート。もしかすると、渋ると差しが決まりやすくなる東京ダートのように、速い上がりが活きる馬場になっているのかもしれません。
日曜も高速ダートに変わりはないでしょうから、差し馬場に一縷の望みを託します。
あとは、一度使っている新潟ダート1800ｍの内容がそれほど悪くなかったこと。
いつも通り後方からでしたが、3着とは0.4秒差まで詰めてきています。
今回はその当時よりも弱いメンバー。勝ちまでは期待しません。3着内に期待して本命にします。
◎ 1 キクノロージズ
よく私は「高速ダートだと外を回すロスが多くて内有利になる」と口にしています。
これは立川優馬氏のTwitterで学んだことですが、本当なのかちょっと調べてみました。
これを見る限り、ある程度確かですね。
良馬場では1枠と8枠の勝率がダブルスコア近くになりますが、良馬場以外だとその差が大きく縮まります。とはいえ、外枠有利傾向が薄れるだけで、まだ外有利のようです。条件別等、集計方法を変えれば、もう少し違った結果になるかもしれません。
土曜の3R未勝利戦は3着に道中内で我慢していたナムラビバが食い込んでいます。
9Rで3着のワンダーヘイルネスも1番枠で我慢、直線外目に出しての食い込みですから、良馬場でも今の高速ダートなら道中内を通った馬が有利に働く傾向が強いと思われます。
ここも最内枠のキクノロージズに期待したいと思います。
指数はこの馬の6走前、新潟ダート1200ｍで出した98がメンバートップタイになります。
その後、1年以上の休養がありました。
休み明け初戦は+24キロ、見せ場なく惨敗でしたが、前走は道中内、直線も内を突いて3着。1度叩いて-6キロ、確実に良化していますし、前走の馬場差も今週と同じくらいでした。その前走の指数が93で、メンバー上位。
馬群に入っても全く問題ない馬ですし、道中ずっと内を通れる最内枠はここで有利に働くと判断します。更に体重が絞れてもう少し行きっぷりが改善してくれればなお良いでしょう。
ここは先行馬がこぞって外枠に入りました。
相手は外枠先行組を中心に買いたいと思います。
◎ 16 セカンドエフォート
阪神ダート1400ｍは外枠圧倒的有利なコースです。
好走率も回収率も外枠が断然優秀です。これは1200ｍも同様です。
その理由ですが、芝スタートを長く走れるというのももちろんですが、3.4角でスピードに乗せて上がっていきやすい、という理由もあるでしょう。
これは土曜新潟9Rに出走したベンチャーアウトの前走を見ていてよく感じました。
逃げならともかく、内の2.3列目になると、スピードに乗せたいところでスムーズに上がっていけません。その間に外から他馬が上がっていきますから、かなりの不利になるかと思います。
で、大外枠のセカンドエフォート。
この馬は阪神ダート1400ｍを18戦連続で使うという徹底したローテーション。前走は中京ダート1400ｍを使いましたが、「右回りの方がスムーズ」という話です。また、内枠でも好走していますが、外枠の方が比較的着順が良い。
阪神ダート1400ｍでの指数も、概ね93-96に収まっており、ここまで安定した指数をマークする馬も珍しいと言えます。
ここは何より近走よりもメンバーレベルが落ちます。
この馬が何度もマークしている96という指数が、メンバー中2位。
ちなみに、1位はエイシンギアアップの三走前、中京での未勝利戦になります。
展開はおそらくダイメイイースターの逃げ。
セカンドエフォートは追走力がないため、追走しやすい遅めの流れの方が上がりだけで差してきやすい。ずっと勝ちきれていない馬ですが、ここは勝ちまであると見ています。
警戒すべきは前の組。
ですが、前の組に強力メンバーが少ない。
エイシンギアアップの能力が高いでしょうが、長期の休み明け。中尾秀正厩舎は休み明けが良くありません。
あとはダイメイイースターでしょうか、前走指数94で上位の馬だと思います。
◎ 8 エコロファルコン
おそらくギャリエノワールが1番人気になりそうです。現級上位の力は持っていると思いますが、ここはもっと上の実力馬がいます。エコロファルコンがそれです。
ギャリエノワールの前走は前半3ハロン34.4秒、4ハロンが47.0秒、稍重を考慮すればちょっと速いかなくらいでしょう。また、稍重で差し馬場になっていたにせよ、サンキューレターに交わされて指数は93。未勝利戦は圧勝でも指数は103止まり。現級換算すれば大したことないので、過剰人気だと思います。
今回は内枠から中枠に変わるのでレースはしやすいでしょうが、相手までの評価に留めたいと思います。
もう一頭の人気馬オブデュモンドは最内枠。
これでは前走同様に逃げるしかないのではないでしょうか。「溜めれば脚を使う」と陣営が述べていますが、未勝利戦4着時のレースを見ると砂被りを嫌がっているように映りました。戦法が限られてしまうのは間違いないと思います。
前走はかなりメンバーが揃った1勝クラスでした。逃げて3ハロン34.6秒、4ハロン46.7秒。速いですね。失速は仕方ないとは思いますが、2番手に付けたエコロファルコンが4着で指数101でした。オブデュモンドは97。この馬は未勝利勝ちが現級換算で100あります。強いのですが、最内枠は前走同様に危険、と判斷します。
ここ二走本命を打っているエコロファルコン堅軸と判斷します。
函館・札幌は多少距離が長かった。特に札幌はタフなダートだったので、前の組に厳しいレースになりました。
スピード感溢れる産駒を輩出するホッコータルマエ産駒で、実績からも東京ダート1600ｍがベストでしょう。
未勝利2着時の指数が現級換算で102、前走が101ですので、1勝クラスは楽に突破出来る実力を備えています。また、土曜に前走3着だったフィナールショコラが快勝しました。指数面からも相手関係からもエコロファルコンの実力に疑いなし、と言えます。
先手はおそらく最内のオブデュモンド。
2.3番手にエコロファルコンとギャリエノワールでしょう。
もしオブデュモンドが控えたら危険かなと思いますね。
3強で決まる確率は案外高くないように感じます。
穴っぽいところではジョイナイト。
前走はチークピーシズが効いて、着順はともかく追走が楽になったという話です。
昨年に95と高い指数を持っていますし、渋って差し馬場になるか、ハイペースで差しが決まるようなら。
クールマニワは前走上がり最速。
セイウンロミオ、1800ｍよりも1600ｍ向きに映ります。
大外スズノイナズマ距離短縮。
ネオヒューズ、前走及第点。ネオブレイブの下で、東京替わりは良さそう。
ボマイェ、初ダートですが、大型馬、母系がアメリカ血統なのでダートは合いそう。
◎ 2 シゲルメダリスト
注 1 オーホンブリック
個人的にこのレースで興味があるのは、前走新潟ダート1800ｍを1200ｍ通過1.11.3で暴走したコスモノアゼットです。
オールダートでこの時計ですから、1200ｍで芝スタートということを考えれば、楽勝しても不思議ありません。
中京ダート1400ｍ4着の時の指数も、現級換算で93あり、短距離向きの馬なのは間違いないでしょう。
とはいえ、あくまでレースですから、通過タイムが速くてもレースですんなり逃げられるかは別の話です。相手までにしたいと思います。
ここは新潟6Rと同じ発想から、内枠のシゲルメダリストを抜擢。
未勝利勝ちの指数が現級換算で90、昇級戦では95と、現級で通用の能力はあります。のか、
3走前は1400ｍで度外視。
前々走は長期休養明け。これも度外視です。
前走が指数85とまずまずで、一度叩いて上積みがあるのでしょう。
それでも前走は道中の行きっぷりが悪かったですから、叩き三戦目で行きっぷりも改善すれば圏内でしょう。内を上手くさばいてくることを期待します。
指数トップのスマートルミエールは、高い指数をマークしている時は二度とも不良馬場です。ディープインパクト産駒なので軽い馬場向きなのでしょう。高速ダートの新潟ですが、ちょっと疑ってかかりたいと思います。
面白いのがオーホンブリックの大幅距離短縮。
実は距離短縮は短縮の幅が大きい程、回収率が良くなります。
この馬は阪神ダート2000mを前半3ハロン34.8秒で通過していますから、スピード負けの危険性は少ないはず。一発あっても驚けません。
◎ 13 アヴァンティスト
バテないが切れもしないアヴァンティストは距離短縮。
1400ｍベストの馬だと思います。
秋色ステークスのレースラップが優秀で、ラスト12.1-11.9-11.9、と全く止まっていません。
3番手からの競馬で指数99。現級換算92ですので、このメンバーなら十分に通用します。
前走は4角でバテた馬が壁になって仕掛けがワンテンポ遅れてしまいました。まともなら2着はあったレースです。
超高速の特殊馬場だったプロキオンステークスは差して5着ですから上々の結果。
アハルテケステークスが優秀です。46.6秒のハイペースを先行。逃げたメイショウウズマサが4着ですが、この馬は強い。ほぼ差し決着の中、5着だったのはハイペース適性持ち、豊富なスタミナ持ち、の証拠だと思います。
切れないので好位で運びたいという話です。
砂を被りたくないエアアルマス、逃げ馬トップウイナーがいるのでまずまず流れるでしょう。
ハンデも恵まれました。外の好位を取れれば、しぶとさを発揮してくれると思います。
◎ 4 ジョディーズマロン
○ シゲルホサヤク
1勝クラス勝ちの指数103、5着時が105と高いジョディーズマロンの能力が一枚上だと思います。
指数的には現級で102を持っているアッティーヴォが1位ですが、これは1200ｍでのもの。参考になりません。これを除けば、ジョディーズマロンの指数がダントツです。
レースの通過順を見て、追走力に疑問を持ちましたが、レースを見てみると問題なさそうです。スタートは上手いですし、位置を取りに行っていないだけでレースの流れには乗れています。以前、阪神ダート1400ｍを使った時は出遅れていました。
指数的にはダントツですので、あとは枠順でしょうか。
エンジンがかかるのが遅いように映りますので、外に出してスムーズな競馬をしてもらいたいと思います。位置を取れた前走で惨敗したのはエンジンのかかりが遅かったから、だと映りました。外目に先行馬が集まりましたので、外に出すのはそう難儀ではなさそうです。
やや少頭数ですが、アマービレ、エイシンバッカス、スカリーワグがいて平均的には流れるでしょう。あとは外に出して届くかどうかだけ。
シゲルホサヤクは前走対抗にした馬ですが、想像以上に強いレースをしました。
実力馬のワンダーイチョウに1馬身1/4付けていますから実力は本物でしょう。
ここも外枠を引けましたので、好位を取って伸びるかどうか。低レベル戦なので昇級戦でも格負けはしないように思います。
◎ 2 エピックアン
完全に寝坊してしまいました……。
ハズレてたので良いですが……。
馬券だけアップします。
◎ 9 グランアレグリア
△ 1 コントレイル
△ 4 ポタジェ
△ 5 エフフォーリア
◎ 11 フラーレン
◎ 7 フクウン
寝坊したため、見解は省略させていただきます。
東京10.11.12Rは雨の様子を見てからアップしたいと思います。
競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
スキしてくれると励みになって書く気になりますので、内容が良いと思ったら是非、お願いします。