※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。
※ダート1勝クラス以上に限れば、本命の複勝率は約50%あります。印を複数打つ場合がありますが、太字までが好走期待馬と捉えてください。
3/16の黒船賞は的中したが、3/17のダイオライト記念はポイント目当てもあり、大きく張って外すという失態。ポイント目当てで購入してもろくな目に遭わない。
地方での成績は回収率100%目指す上で除外(交流重賞はともかく、他のレースはほとんど分からないでやっているため)という自分ルールがあるのだが、収支は付けているのでいつか公表したいと思っている。
先週日曜の結果・回顧で「来週は競馬精神力をどうにかして戻ってきたいと思う」と書いたが、今回、ちょっとした武器を手に入れた。
常々、スピード指数だけでなく、上がりの指数も欲しいなと思っていたのだが、スマート出馬表の上がりポイントというものがかなり精度が高いと振り返ってみて分かった。
高いスピード指数を持っていなくても高い上がりポイントを持っている馬は押さえておいた方が良い(前残り狙いの場合はその限りではない)。
今までも参考程度にTargetに印を付けていたのだが、ほとんど利用していなかった。
軸は現状で問題ないと思うので、上がりポイントは相手選びに利用出来る。スピード指数上位だけで決まるパターンはそう多くないのだ。
あとは当たり前かもしれないが、難解でオッズ妙味もないレースで大きく張らず、安くても堅実に的中出来そうなところで大きく張った方が良い。特に少頭数はレースの醍醐味も馬券の妙味もなく、少額で済ませる場合が多いのだ。
先週から「オッズを見て軸を変えることがある」と書いてそうしたが、軸一頭確定にしておいたレースで想定外の1番人気が続いた。
馬三郎の予想オッズを参考にしているが、当てにならないことが多いので、極力、軸候補は多めに挙げておきたいと思う。
また、オッズで軸を変えるということは自信がない証拠なので、軸自信度は全てCになる。軸を変えても変えなくても、軸自信度は変わらない。
なお、引き続き太字までが好走期待馬で、軸を変える場合は滅多なことがない限り、その中から変える予定。
予想不足で外すようなことにならないよう、昨日しっかり事前予想しておいた。
明日は雨がちょっと降るようだが、予想に影響が出るレベルまでには至らないはず。
では20日の好走期待馬へ。
◎ 6 ジンフラッシュ
○ 11 フラッフィクラウド
▲ 13 コスモオリ
ジンフラッシュの前走は指数94。このメンバーの中山ダート1800mでは3位の指数。
その前走はやや速めの流れを早めに進出して最後は止まったというレース。
その時の3着がハディアだが、状態が悪そうなので順当に逆転可能だろう。
人気妙味も考えて本命。
フラッフィクラウドは東京向きのタイプだと思うが、このメンバーなら通用しそう。
しかし人気に見合わないオッズになりそうで、対抗。
コスモオリはペースが速くても遅くても堅実には走る。
この弱いメンバーなら崩れないだろう。
ただし、勝ち切るような決め手がない。
◎ 6 ファイアランス
3勝クラスにしては低レベルで、ファイアランスの前走の指数が中山ダートでは最も優秀。
その前走はスローのマイペースで逃げられたというのもあるが、0.9秒差を付ける圧勝。
ここ、逃げ・先行馬自体は多いのだが、逃げそうなのはキャノンバローズ、キャンディスイートで、ファイアランスよりも内を引いた。大外ホッコーアカツキも前走控えて結果を出したので逃げにこだわらないだろう。揉まれずに行ければここでも崩れないと見る。
◎ 9 タウゼントシェーン
○ 11 ルース
▲ 4 オレンジフィズ
タウゼントシェーンの新馬戦は相当な好内容。
時計のかかる馬場だったが、それにしてはラスト2ハロン11.5-11.8と前が全く止まっていないレース。これを中団から大外を回して差し切ったのだから、評価されて当然。
次走、サフラン賞もサトノレイナスに次ぐ2番人気に推された。
そのサフラン賞は伸びそうなところで前が壁になるロス。
結果的にこのレースはハイレベルレースだったし、5着でも悲観する内容ではなかった。
前走度外視。立て直したここで買いたい。
そのサフラン賞3着のルースも好走期待馬。
ヤマカツエースの下で、中山は向くタイプだろう。
前走は時計も指数もまずまず優秀。
例年、大した時計を必要とされないレースなので前有利の展開になれば。
オレンジフィズは福島の新馬戦が強い逃げ切り勝ち。
中山向きのタイプだろうと思うので、これも狙ってみたい。
追い切りも動いている。
◎ 16 ディサーニング
○ 8 ナイスプリンセス
▲ 7 コルニリア
△ 11 オレノマニラ
前走、長期休養明けでいきなり好走したディサーニングが3キロ減。
これは当然人気するだろうが、新人ジョッキー騎乗でどういう人気になるのか読めないところがある。中山での指数はこの馬の前走がメンバートップタイ。
ナイスプリンセスはスタートが完全に安定したのが好走につながっている。
これの前走が中山でのトップタイで、ここも崩れないだろう。
前走好走でどのくらいの人気になるか。
コルニリアは1勝クラス勝ちがハイペース逃げ切りでここでも通用する指数。
他馬との兼ね合いか。
オレノマニラは前走、自分の分だけは走ってナイスプリンセスと同タイム。
これも差はない。
◎ 7 ノーブルプルート
○ 5 エクスチェンジ
元々、ダートで高い指数を持っているノーブルプルート。
近走は芝でも指数を落としているように、トップスピードは衰えているかもしれないが、ダートなら大丈夫なはず。昨年4度ダートを使っているが、その時だけ走れば十分足りてしまうメンバー。
エクスチェンジは近走冴えないが、現級2着があり、その指数が99と高い。
まともに走りさえすれば足りるので……。
◎ 4 マイネルイリャルギ
注 5 プロ―ス
注 6 ミストラルウインド
マイネルイリャルギは安定して中山ダート1800mで高い指数。
前走はデムーロで2着、未勝利はレーンで勝っており、馬を動かせるような騎手が良いのだろう。
ここはチャンス。対抗は順当にリンガスウォリアー。
プロ―スは昨年6月の東京戦の指数が高い。
前走、謎に2000mを使って惨敗だが、距離短縮となる今回はちょっとだけ面白い。
ミストラルウインドは昨年12月の中山戦の指数が高く、展開ハマれば突っ込んできて不思議ない。
◎ 8 ファルヴォーレ
シンザン記念は1.3着こそ逃げ馬、2番手の馬で決着したが、ペース的には前の組には厳しい流れ。
前走度外視でファルヴォーレは買える。
◎ 10 サンティーニ
○ 8 メイショウヨソユキ
▲ 12 ダッチマン
サンティーニは前走馬場が応えたという話。良馬場なら。
前々走はハイペースの1700m戦で競馬もしづらかっただろう。
3走前はアメリカンシードが勝って前の組が一掃されたレースでの惨敗なので度外視。
その前の中京での2戦は指数高い2着で、安定感ならこの馬を取りたいが、あとは人気。
メイショウヨソユキはマイペースの逃げに持ち込んだ前走の指数優秀で、昇級でも通用するが、展開がどうなるか……。前の組が揃っても前の組から買うのがベターだとは思うのだが……。
ダッチマンは三走前の新潟戦で覚醒した感あり。東京戦も優秀な指数。前走はスローで指数は大したことないが、ポジション取れるようなら。
◎ 1 ジャスパーゴールド
1勝クラスでは90くらいの指数を持っている馬しかいないが、この馬の未勝利は107と、1勝クラス換算しても高い。
前走が相当なハイペースで逃げての5着なので度外視は可能。
不安と期待どちらもあるのが鞍上。
新人の松本騎手は出遅れがやたら多く、阪神ダート1800mの内枠で出遅れたら終わりだろう。
が、まともに出て3キロ減を活かせば、スルスル逃げ切って不思議ない能力の持ち主。
◎ 10 カズオルヴァル
○ 11 カイルアコナ
▲ 2 アマービレ
1200mでもやや長そうなカズオルヴァルだが、ここは3キロ減で、新人の中でも信頼度の高そうな小沢騎手。
前走はブリンカー着用できちんと逃げることが出来た。ペースが速すぎて脱落したが、それでも勝ち馬と0.5秒差。指数91なら悪くない。ただし、人気になっては妙味がないのでオッズを見て判断。
カイルアコナはダートを使い始めて、95、99、98、という高い水準で指数が安定。ここも崩れなさそうだが、前を捉えきれていないのが二度続いているので。
アマービレ、前走はスローペースで中途半端な位置取りに。
前々走はスローペースで逃げて0.3秒差。指数は足りないが、展開は向くだろうと思うので。
◎ 2 ジロー
前走、指数を一気に上積みしたジロー。
4歳馬で、この手のパターンは信頼度が高い。
少頭数でスロー濃厚だが、上がりもしっかり使える馬なので、崩れる危険性は極めて低いはず。
ヒミノブルーが長期休養明けから案外なレース続き。前々走はジローの前走で4着と馬券圏外。
前走は弱いメンバーで3着にこそ来たが、前を交わせず、後ろから差される、という情けない内容なので。
◎ 5 ヴァリアメンテ
新馬戦が超スローでラスト3ハロン11.3-11.2-11.7と全く前が止まっていない流れの中、一頭後方から追い込んで突き抜けた。超スローにもかかわらず、指数は100と優秀。
前走は重馬場でレース上がり37.6秒もかかる消耗戦。
しっかり伸びたが、クビ差差しそこねた。
堅実で、ここでも崩れはしないはず。
◎ 10 デンコウリジエール
○ 7 プリモダルク
▲ シャイニーブランコ
距離短縮のデンコウリジエールは前走、1200m通過が1.11.0で、丁度残り200mまで先頭だった。これは1200mの勝ちタイムを超える。
芝スタートなのもあるが、これだけのスピードがあれば距離短縮は優位に働いて当然。
プリモダルクは前走、本命を打ったが、休み明けで仕上がっていなかった模様。
ハイペースでもバテないし、未勝利戦のタイムでもこのクラスを勝ち上がれるレベルにある馬。仕上がっていれば。
シャイニーブランコはこのクラスで堅実さを増してきている。
差し決着と読めばこの馬が優位になる。
以上。
購入馬券は購入したらここの貼り付ける。