東海ステークス 全頭分析

アイファーイチオー
三走前、BSN賞は好時計で勝利も、新潟の馬場・53キロのハンデが効いたか。
二走前、太秦ステークスは外枠・超ハイペースも影響して先行できず惨敗。
前走、浦和記念は単騎逃げが叶うものの、早々に脱落。
新潟の指数だけ走れば圏内も、インティ、スマハマのいる別定G2では少々荷が重いか。

アングライフェン
三走前、シリウスステークスは中団から上がり最速で2着。
二走前、みやこステークスも中団から上位三頭に離されはしたものの4着確保。
前走、名古屋グランプリは外を周りながらもしぶとく2着確保。
この馬はとにかく指数が安定している。3着なら。

インティ
三走前、帝王賞は前には厳しい展開になった。
二走前、みやこステークスも同様。
前走、チャンピオンズカップの指数はG1の中でもかなり優秀。
今回も平均かやや速いくらいのペースで逃げ・先行できれば、粘れる可能性は高いだろう。

エアアルマス
三走前、エニフステークスは砂を被ってズルズル下がりながらも差し切り勝ち。時計的には平凡も、内容考えれば強い。
二走前、太秦ステークスは超ハイペースを先行しながら押し切る強い内容。
前走、武蔵野ステークスは砂を被って戦意喪失。参考外で良い。
とにかく砂を被らないことが大事なので枠次第だろう。指数的にはG1レベルのものは出していないが、太秦ステークスの内容からもG1クラスの指数を出しても不思議はない。

キングズガード
三走前、シリウスステークスが後方から追い込んで5着。G3クラスの指数。
二走前、みやこステークスが超ハイペースを後方から追い込んで2着。これがG1級の指数。
前走、チャンピオンズカップは相当レベルが高くて5着のこの馬でも優にG1級の指数を叩き出している。
9歳でも衰え知らずで、ここも展開次第になるだろう。京都ダート1800はペースが速くなりやすいので要注意。

コスモカナディアン
三走前、ブラジルカップは道中速くなるところがあり、先行したこの馬にはやや厳しかったか。
二走前、福島民友カップはやや出負け気味。中団から差を詰める。7着だが、0.4秒差でそれほど負けた訳ではない。
前走、ポルックスステークスは遅い流れ。中団から一瞬見せ場ありも、6着。遅かったので指数的には平凡。
元々、アングライフェンとどっこいどっこいの馬だと思っていたが、ここ三走は指数を落としている。それでもブラジルカップ以外は差のない競馬をしており、アングライフェン同様に3着なら可能性ありか。

コマビショウ
三走前、2勝クラスは速い流れを後方から差し切り。圧勝で、2勝クラスならば好時計の部類。
二走前、平城京ステークスは平均的な流れを後方から差し切り。指数は平凡。
前走、ベテルギウスステークスは緩い流れ。負けすぎな感は否めないが、指数的にオープンの壁にもぶつかっているだろう。
オープンの壁にぶつかっている印象。ここは展開向かなければ厳しいだろう。展開向いて3着なら。

スマハマ
三走前、名鉄杯はレコード勝ちも、かなり時計の出る馬場だった。指数的にはG3級。
二走前、みやこステークスは超ハイペースになったので参考外。
前走、ベテルギウスステークスは緩い流れで逃げるも、最後捉えられて2着。ペースが緩すぎたか。
長期休養明けだった昨年の東海ステークスから指数の上積みはない。ここもあって2、3着までだろう。

ヒストリーメイカー
前走は超ハイペースになり、差しが決まった。
指数的に見どころはない。前走も超ハイペースの割には指数が低く、ここでは厳しいだろう。

ヒロブレイブ
近走短距離を使って凡走続きだが、昨年のアルデバランステークスの指数はG3級。G3級の指数を出しているのは軒並み中距離なので、穴なら。

ビルジキール
二走前の花園ステークス、及び、レパードステークスは超ハイペースを先行したので参考外でいい。
前走は差しに回って快勝。
猪苗代特別、安達太良ステークスの指数がオープンクラスに近いものではある。まだ明け4歳ということを考えれば通用してもおかしくはない。また、雨が降った方が良さそう。

マイネルクラース
近走は凡走続きも、灘ステークスではG3クラスの指数で圧勝。あの競馬ができるようならここでもノーチャンスではないだろう。

メイショウウタゲ
長期休養明け三走目。
競走中止と1.9秒差の惨敗。ベテルギウスステークスの方は超スローを後方待機だったので評価自体があまり意味をなさないように思う。追い切りを見たい。また、乗り難しい馬だと聞くので初騎乗の鞍上もどうか。

モズアトラクション
三走前、エルムステークスは超ハイペースを差し切り。展開が向いた。
二走前、シリウスステークスは謎のダートでの追い切りで状態面もイマイチだったのかもしれない。
前走のチャンピオンズカップは惨敗ではあるが、G1級の指数で走っている。
とにかく前走の指数が優秀。京都なら差し決まる可能性あり。要注意。

ロードアルペジオ
近走見どころなし。
準オープン勝ちも、ベテルギウスステークスの勝利も指数的には全くの平凡。ここは厳しいだろう。

ヴェンジェンス
三走前、太秦ステークスは勝ったエアアルマスが強すぎた。
二走前、みやこステークスは超ハイペースをG1級の指数で差し切り勝ち。
前走、チャンピオンズカップは7着も、指数自体は優にG1級のもの。
チャンピオンズカップは惨敗組も優秀な指数で入っており、7着のこの馬は超優秀。みやこステークスも超優秀。おそらくスローになっても、短距離で先行してきた馬なので対応可能だろう。2着候補。