富士ステークス2020 予想 瞬発力必須。

展開

金曜現在、雨が降っているが、夜には止むので良馬場想定で予想する。
例年の傾向だと、後傾ラップになりやすい。
超スローにもならないが、G1、例えば今年の安田記念のような前傾ラップになることも稀。
基本、前半溜めての切れ味勝負と見て良いだろう。
スマイルカナがここも逃げるだろうが、速いペースで逃げる馬なので、切れ味勝負とはいえ、ミドルペースに近くはなりそう。
メンバーを見る限り、切れ味を武器にする馬が少ない印象。
それならば、切れ味ある馬を本命に据えたい。

◎ 5 ヴァンドギャルド
○ 7 スマイルカナ
▲ 9 ケイアイノーテック
△ 4 サトノアーサー
△ 8 シーズンズギフト
△ 10 ペルシアンナイト
✕ 3 モズダディー
✕ 6 レイエンダ

見解

◎ヴァンドギャルド
マイラーズカップで32.7秒という極限に近い上がりを出したヴァンドギャルドを本命に推する。
そのマイラーズカップ、出遅れに加え、超スローの流れで万事休すかと思われたが、大外から凄まじい末脚で飛んできた。あのレースを見る限り、切れ味だけならこのメンバーで抜けている。
東京のマイル戦では二度凡走しているが、東京新聞杯は大きく出遅れながら、0.2秒差まで差を詰めた。
安田記念は4角でごちゃついたのか、ポジションを下げてしまうロスがあった。加えて、後方待機勢で決着したので、前に行き過ぎた感もある。
出遅れは今回も大きな不安要素だが、もし出遅れてもこの少頭数ならリカバリーしやすいし、さばきやすいだろう。
何より今回のメンバーを見渡して欲しい。
衰えた末脚で何とか頑張っている感の強いサトノアーサー、自力の切れ味というよりも、前がバテたところを差してくるケイアイノーテック、いつ走るか不可解なレイエンダ、そもそも指数で劣るタイセイビジョン、ここで必要とされる切れ味ではトップクラスに劣る連中ばかり。
それならヴァンドギャルド本命で良いだろう。
重賞でなかなか結果の出ない岩田望来から福永に戻るのも好材料。

本命党宣言を出してから追い切りはあまり参考にしないようにしているのだが、それでも参考にしている調教派の予想家が「主観的に見て動きが良い」という。
4歳秋、成長分も見込めるだろう。
休み明けは走らないと有名な藤原英厩舎でも、この馬は以前から休み明けで結果を出しているので問題ないと判断する。
キレを活かして頭まで突き抜ける可能性は高いと見て本命に。

○スマイルカナ
ここ二走を見る限り、古馬相手に十分通用するレベルの馬にある。
その指数もなかなかのもの。
今回はここ二走よりも展開の鍵を握れる可能性が高いので、よりパフォーマンスを上げてきても全く不思議ではない。

対抗。

▲ケイアイノーテック
指数だけならこの馬がメンバー中一番優秀。
掲示板付近が多いのは偶然ではないだろう。
キレキレの末脚がある訳ではないので、ハイペースになって前がバテてもらわなければ届かない、ということなのだと思う。
勝ったマイルカップの2着が消耗戦タイプのギベオンであることからも、そういう展開の助けが必要なのだろう。
今回、少頭数でポジションを取りやすいこと、切れ味勝負の馬に大した馬がいないこと、を考えれば、ようやくの一発があるのではないか。
ずっと優秀な指数を出してきているだけに、いつ好走しても不思議はない。

一発あると見て単穴。

△サトノアーサー
この馬の勝ち味の遅さも、ケイアイノーテックと理由は多少似ていて、若い時の瞬発力をすでに失っているのだろう(ケイアイノーテック同様、上級の切れ味がないという意味で似ている)。切れ味が武器のディープインパクト産駒にはよくあることで、基本、復活もしないので過度の期待は禁物。
前走は出遅れがハマったと見るべき。
金曜に一雨降ったのは好材料だろう。
強くは推せないが、消せもしない。連下評価。

△シーズンズギフト
ニュージーランドトロフィーの指数だけ走れば好走可能だろう。
マイルカップに出ていても、その脚質からおそらくは好走出来たはず。
出している指数から、マイルがおそらくはベスト。
問題は東京コース。陣営は魅力だと言っているが、中山・福島で好走してきた馬で、どう転ぶか未知数。
そのため、連下評価まで。

△ペルシアンナイト
キャラクターはもう分かりきっている。
休み明け✕ 京都◎
前走、マイラーが好走しやすい札幌記念の二着は、宝塚記念からのローテーションということで間隔を詰めたことが幸いしたのだろう。
前回中7週で、今回は中8週。休み明け✕はクリアしていると見たい。

東京コースも悪くはないので、連下なら十分あり得るだろう。

✕モズダディー
印を回すか迷ったが、東京1600mは紅葉ステークスの二着が高い指数。
2勝クラスの勝ち上がりも東京マイル。
コース適性と確実に逃げか番手に付けられるようなメンバー構成からも、残っても不思議はない。

押さえまで。

✕レイエンダ
ヴァンドギャルドのところで「いつ走るか不可解」と記載したが、基本、多少渋った馬場の方が良いのだろう。昨年の富士ステークスも、勝ったエプソムカップも稍重だった。
その点、金曜の雨が多少は残るだろうことは好材料。

押さえておきたい。

他。
三歳牡馬勢は全て切った。
ラウダシオン。
マイルカップはスローの前残りの凡戦だろう。マイルカップを使った馬の次走はほぼ壊滅的。この馬はファルコンステークスの指数が最も優秀であることからも、ベストは1400だと思う。追い切りや馬体重から万全ではなかったレシステンシアをただ交わしただけだという評価を下したい。消し。
タイセイビジョン。
この馬もマイルカップ組で、それ以前に指数の裏付けがない。また、追い切り時計を見ても、一流の短距離馬とは言い難いような時計の出方。全体時計も平凡だし、ラストもかかりすぎている。古馬に混じっての重賞では、よほど成長していないと厳しいと判断する。
ワーケア。
ルメールが以前、もっと距離があった方が良いと述べている。それでマイル。この時点で疑問がある(騎手の進言が当てにならないものだとしても)のに加えて、前走、得意だと思われるロンスパ戦で惨敗。現状、古馬相手では足らない馬なのではないかと感じる。マイルでもマイルでなくても、基本、瞬発力勝負は苦手な馬だろう。本質は消耗戦タイプだと思うので、マイルが向いたとしても、このレースは向かないと見る。消し。

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