2023/1/6(土)「余力ラップ2.0」予想

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

まえがき

こんばんは!
今年は少し競馬までの時間が開きましたね!
132人来た同窓会を楽しめました。

競馬ライフ楽しみましょう。
能登半島地震はショックというか、人が苦しんでいるのかなと想像すると自分までメンタルがやられてくるので、あまり考えないようにしています。
あまり社会貢献できていなかった人生だから、せめて寄付でも……と考えています。
どこに寄付すべきなんでしょうかね、寄付したら駄目なところなどよく聞きますが……。

ではどうぞよろしくお願いいたします。

馬場予想

中山芝はCコース替わりでイン復活でしょう。クッション値も10.1までアップしました。
例年以上の高速馬場と予想して、馬場適性も重視します。
基本は内枠先行馬から。

中山ダートは含水率が2.3%。
1月開催になるとかなりタフになっているはず。
未勝利は差せない馬が多いので、差せる馬がいれば差しは決まりそう。
上級条件は差し決まるでしょう!
1200mが難しそう、時計の出方がどうでしょうかね。

京都芝は温存されていたAコースの開放で、内枠天国になるだろうと予想しています。
この開催でバッチリ取っておきたいところです。

京都ダートは含水率が5.7%。
あまり乾いている訳ではありませんね。
外枠有利の京都ダートで良いでしょう。

余力ラップ基準

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

予想

京都1R ◎14.アメリカンチーフ A評価 ○9.メイショウアラセツ ※立川サロンアネックス提供予想

アメリカンチーフの前走はタフすぎて完全な差し馬場になっていた中京ダート。
13秒台のラップが続く中、L2が12.8-12.8だったのは一定の評価を与えられます。
勝ったタイセイアディクトは余力ラップ戦だった新馬戦で上がり2位を使った力のある馬で、3着のメイショウトムは次走勝ち上がりました。
このメンバーなら押しきれそうです。

メイショウアラセツの新馬戦はL4が49.7秒の余力ラップ戦。逃げ切ったメッエフアパラが引き上げたラップですが、メイショウアラセツの上がり37.4秒は優秀。このメンバー内でも最速です。
金曜のゲート練習もおしなべて遅く、2戦目でどこまで変われるかがカギですが、使って良くなるマジェスティックウォリアー産駒。陣営は「体が締まり動きに切れが出てきました。追い切りも良かったので変わり身を」と前向きです。

京都2R 1900mへの延長で良さが出てくるはずで!

中山2R 前走のラップ面と、枠順好転で狙う!

京都3R ◎12.ランランガール A評価 ○2.ハッピーダンス
ランランガールの新馬戦はL2が12.1-12.4と止まっていない水準。
これで差されたのは勝ち馬が一枚上手でした。余力十分でペースアップや時計短縮にも対応可能でしょう。

ハッピーダンスの前走・福島ダート1150mは如何にも距離が足りなかったという内容に。L1が12.2秒と全く止まっていない中、差を詰めたのは優秀です。
前々走はL2が12.4-12.5とこれまたほぼ止まっていません。終いはやや離されましたが、距離延長はこなせる水準だと判断。ペースアップに対応できるかがカギですが、この低人気なら買いと見ます。

京都5R 前走の不利を狙い撃つ……!

中山5R ◎7.ウイントレメンデス A評価 ○10.ウォータースケイプ ※立川サロンアネックス提供予想

中山はCコース替わりで内枠先行有利が強く出るはず。
ウイントレメンデスは前々走のL2が11.0-11.2の余力ラップで、L4も46.3秒と水準以上でした。勝ったポッドテオはひいらぎ賞でも2着に好走しました。
前走は人気を裏切る3着でしたが、1~4着馬まで全てが余力ラップ戦で0.3秒差以内の僅差負けだった馬です。単に相手が悪かっただけ。
ここも先行できる力はあるので、勝ち負けできるでしょう。

ウォータースケイプの新馬戦はL2が10.9-11.2の余力ラップ戦でタイム差なしの2着。
新馬戦のテンがかなり遅かっただけに先行できるかがカギですが、好発を切り、行きっぷり良く2番手に控えたのでペースアップには対応できるでしょう。

中山6R ◎12.キガサ A評価 ○1.クロスザルビコン ▲16.サプライズビュー
キガサの前走は2500mでL4が50.0秒の余力ラップ。
上がり2位での5着は好内容です。
2走前も2500mでL4が50.2秒と速くなった中、上がりは使っての1.0秒差なら悪くない内容です。
元々、浦和や大井の2000mで頑張っている通り、長丁場が合うのでしょう。
着順から力がバレていない内に狙います。

クロスザルビコンはキガサの前走で2着と力は十分。長丁場ではほとんど崩れていません。内枠でも問題ないのでここも期待します。

サプライズビューは昨年の冬場までは頑張っていたのですが……。
もう少し位置さえ取れれば、という形なので、大外枠から出していければ。

京都7R ◎10.サンライズパスカル A評価 ○11.ネッケツシャチョウ ▲7.ダンテバローズ △5.セレクティオ
骨っぽいメンバーの集まった一戦。
サンライズパスカルは前走が初の余力ラップで0.1秒差。なかなか強力な馬が揃った中での2着で、テンも速いのでここは逃げてどこまで粘れるかでしょう。
ネッケツシャチョウは前走のL4が49.6秒の余力ラップでぶっ千切られたものの、1.2着が強すぎただけで4着には4馬身差を付けています。
ダンテバローズは3.4走前がそれぞれ、ミスティックロア、オーサムリザルトという強い馬に負けただけで1勝クラス上位。
セレクティオはかつて未勝利戦でS評価に応えて勝ってくれた馬。1勝クラスでも通用の器なのは確か。前走は右に張る面がキツかったという話。今回、右回りとブリンカー着用で。

京都8R ◎15.スカーレットジンク A評価 ○12.ベンダバリラビア ▲8.テンメジャーガール △16.ディアサクセサー
ここはハイペース必至。
スカーレットジンクの前走は3F通過34.4秒のハイペースでL3が12.5-12.2-12.4。差してきた馬と前で粘った馬が強いだけで、この馬自身も終いまでよく伸びています。陣営はロスなく乗りたいと述べていますが、前走は外枠からロスありで好走。問題ないでしょう。4走前の4着は上位がかなり強力でした。すでに現級上位の力はあるので。

ベンダバリラビアは差して堅実。ここも差し競馬で崩れないでしょう。

テンメジャーガールは昔、ダートを使っていた時のラップ面から通用しても。

ディアサクセサーはここは自然と控える形になるはず。福島ダート1700mは加速ラップで逃げ切った馬です。揉まれない形なら控えて差して来られると見ます。

穴狙い!
中山8R 前走内容に評価が追いついていない……!

京都9R ◎1.サトノルフィアン A評価 ○9.コパノパサディナ
サトノルフィアンの前走は3F通過33.6秒の超ハイペースで終わったと思いましたが、よくぞ早め先頭から残しました。勝ち馬のエンペラーワケアが強すぎただけで、高く評価できる2着です。
テンの速度は上位のものがあります。4走前のハイレベル戦・甲州街道Sでは揉まれても問題ありませんでした。
このコースは内外フラット。内が空くから以外に考えられませんが、他距離は外枠有利なんですよね……。

コパノパサディナのここ2戦はスローから後半で芝並みのラップを踏むレースに。そんなに負けてはいません。もう少し速い流れで見たいと感じていたところです。

中山10R ◎7.ボーモンド A評価 ○3.ポッドテオ ▲1.キャプテンシー
ボーモンドは2戦とも余力ラップ戦。
ここは外枠勢の方が速く、ソニックラインがスタートを決めれば行けそうですしカズゴルティスも前走2000mながら速い。ボーモンドもラップで見ればテンはそう速くないですが、レースっぷりからテンは実質的に速く位置は悪くしないでしょう。

ポッドテオの前走・ひいらぎ賞はL2が11.4-11.6で中山としては速い水準。余力ラップ該当馬が集まったハイレベル戦だったはずで、シックスペンスの2着なら崩れないはず。

キャプテンシーの前走はL5・L4基準までクリアしての逃げ切りで流石に強い。内枠で被されそうなのが不安ですが、好位から運べれば。切れないタイプだと思いますが、持続力確かで連には。

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自信あり!
京都12R 完全に訳アリの敗戦で、巻き返せる力は十分にある……!

穴狙い!
中山12R この低評価は黙って狙うのみ……!

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