6月8~9日のラップ中心の回顧

まえがき

先週のウマい馬券は本当に申し訳ありませんでした。
土日ボウズはワイド万馬券を取った翌週、1月27~28日以来でした。
想定した展開にならなかったという側面が大きかった印象です。
たとえば、日曜の函館10Rはシゲルショウグンがハイペースで逃げて圧勝するという強すぎる競馬をしたが故に、付いていったクリノグローリー、タロントゥーズが潰れたという印象です。
他、日曜東京1Rのノルディアは追走できないのも想定した上で買っているから良いんですが、日曜函館1Rのカントゥータは出負けしたとはいえ、後ろ過ぎて……。
あと、先週から古馬の力を少し低く見すぎているかなと感じました。というよりも、今年の3歳馬がイマイチなのかな?昨年がどうだったかしっかり覚えていませんが、3歳と古馬の組み合わせ馬券が妙味あるかもしれません。

馬場回顧

東京芝はまだ時計は出ていますが、さすがに少しは時計が掛かってきたなという印象。インがどんどんと荒れてきて、外枠有利になっているなと思います。来週はDコース替わり。どこまで悪い部分がカバーされているか注目。

東京ダートは今開催はずっと時計が出ています。乾いたことで外枠先行有利に戻りましたね。

京都芝は外枠有利。3鞍あった内枠先行有利の1200mで外差しが来ている以上は外差しがだいぶ来まると考えて良いでしょう。京都も来週からDコース替わり。

京都ダートは先行有利がかなり強い!土曜は少し時計が掛かっていて、雨の影響を受けた日曜は水準級に戻った印象。

函館芝は時計が出すぎない水準。洋芝狙いで使ってきた陣営にとっては理想的なのではないでしょうか。日曜は雨の影響を受けていたと思います。土曜1Rで1.07.9。メインの1.08.6より速いという好時計でしたが、1Rを勝ったナムラローズマリーは2勝クラスは突破できるであろう馬です。日曜1Rのベアゴーゴーの1.08.4と函館スプリントSの勝ち時計が1.08.4と全く同じ。ベアゴーゴーは勝ち上がるのが遅すぎた印象で、これも2勝クラスは突破できると思います。函館スプリントSは雨の影響も受けたと思います。

函館ダートは時計が出ています。1000mが4鞍ありましたが、全て58秒台の決着。1000mが逃げ・先行馬圧倒的有利なのはほぼずっと。1700mも先行有利が強めでした。

注目レース

東京芝の注目レース

・6月8(土)東京4R 3歳未勝利 芝1800m

2歳新馬は土日ともにハイレベル。特に日曜のクロワデュノールは超大物の可能性があります。
注目レースにはL2が11.2-11.1の加速&余力ラップだったこのレース。
1着アドマイヤマツリは1勝クラスでも。2.3着も未勝利は勝ち上がれるはず。
4着コスモブリランテは2F目でマクり、その後も緩めのペースで逃げて恵まれました。
特注は5着リュウノタブーク。2戦目でニシノティアモと同じ上がりを使っていたことでチェックしていました。今回は後方からで展開不利。上がり最速タイの脚を使って力は示しました。休んで馬体も増えて良くなっていたと思います。直線の最後はモタれ気味だったので、まともに追えれば。追走力に欠けるので、差しの届く展開がベター。

東京ダートの注目レース

・6月8日(土)東京2R 3歳未勝利 ダート1400m

牝馬限定の未勝利。3F通過36.1秒と遅かったですが、L2は11.9-12.4と速い水準でまとめました。
5着メイザーキックは前走、L2を12.1-12.2の余力ラップ戦で0.1秒差2着だった馬。これに先着した馬たちは評価してオッケー。あとは上がり最速でまとめたネムレスクイーンまで評価。

京都芝の注目レース

・6月8日(土)京都6R 3歳未勝利 芝2400m

3F通過が34.2秒で中盤緩んで、L1は11.4秒の余力ラップ。
差し馬有利のラップで、先行して押し切ったシャイニングソードは強い競馬。2着テイクザクラウンは出遅れて後方から。早めに位置を押し上げて、長く良い脚を使っています。初めて上がり最速を使えました。勝ち上がりも近いか。

京都ダートの注目レース

・6月8日(土)京都2R 3歳未勝利 ダート1200m

3F通過35.5秒と平均的に流れて、L2が12.1-12.5なら水準以上。
勝ち馬はダート2戦目でパフォーマンスを上げてきました。上でも。終いの脚色が勝ち馬と互角だった2着馬も評価。3着馬も2戦目で順当にパフォーマンスを上げてきました。4.5着馬も36秒台の上がりを使っており、ここまでは評価します。

函館芝の注目レース

・6月9日(日)函館9R 遊楽部特別 芝1800m

L2の11.3-11.3は優秀。
勝ったエラトーは順当か。サクソンウォリアー産駒で洋芝は合っていそうです。
2着エイシンジェンマは函館で勝利を挙げた馬。函館・札幌では洋芝巧者も穴パターンの一つ。引き続き注目。3着ラヴスコール、7着パルクリチュードは道中で外を回しており、ロスが響いた印象です。

函館ダートの注目レース

・6月8日(土)函館12R 3歳以上1勝クラス ダート1700m

L4が49.9秒の余力ラップ。
勝ったコパノアントニオは芝1400mから距離延長。ダートでは新馬戦以外全てハイペースで位置を取れませんでした。ハイペースになりやすい世代限定1勝クラス→混合戦になり、位置を取りやすくなるのは穴パターン。思い切り該当しましたね。
2着メジャーデビューは減量も良かったのでしょうが、1700mでやれるとは思いませんでした。次走も軽視はできません。3着エクリプスルバンは1勝クラスなら上位。

重賞

・函館スプリントS

雨の影響を受けたとはいえ、1Rの2歳未勝利と同タイムの1.08.4はさすがに遅かったかと思います。
それでも勝ったサトノレーヴは完勝。位置を取りつつ、速い上がりも使えるのでそう崩れることはないでしょう。馬場も問いません。G1でもやれるのでは。
2着ウイングレイテストはかなり外を回されました。雨の影響で外不利は多少軽減されたかもしれませんが、それでも不利は間違いなく、59キロを背負って強い2着でした。3着ビッグシーザーは内の方に潜り込んで外枠の不利はほぼ防げました。手前がなかなか替わらなかったという話で、エンジンが掛かるのが遅れてしまいました。力は示しました。

・エプソムC

セルバーグが大外枠からハナへ。テンの遅い逃げ馬で、外枠だったからこそリカバリーできました。3着と0.1秒差だから逃げればしぶといですね。
レーベンスティールはようやく力を出せました。現4歳最強馬だと書きました。1.44.7で2着に2馬身差。G1でも期待できる馬です。
2着ニシノスーベニアはタフなレースになったことや、インが荒れて外枠も良かったと思いますが、3着に2馬身を付けたのだから素直に評価。上がりの掛かる馬場・展開の方が良いでしょう。
3着シルトホルンはこのくらいはやれる馬。
グランドスラムアスクは後方から上がり最速。追い込む競馬なら近い内に穴をあけてきそう。

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