重まで悪化した京都競馬場の芝のトラックバイアスは完全に外。
おそらく、通常のレース映像を見ているとどれだけの外有利かが分かりにくいと思う。
なので、パトロールビデオの画像を添付したい。
下の画像は、京都9レース紫菊賞のゴール前。
二週続けての雨で、内の馬場は完全に死んでいる。

ここまで来るとレース上がりも相当かかっていそうだが、意外にもそうかかっていない。
土曜の芝のレース上がりと、絶好調だった福永の着順を載せておく。
2R 37.2秒 福永 一着
3R 37.5秒 福永 一着
5R 35.6秒 福永 九着
8R 35.6秒 福永 一着
9R 35.2秒 福永 一着
10R 35.2秒 福永 二着
12R 35.9秒 福永 一着
スローペースが多かったのもあるが、それでも重馬場という感じはしない。
明日にはもっと回復するだろう。そのため、重馬場巧者中心に狙う作戦は危険のように思う。少なくとも、桜花賞の重馬場とは全く違う。
外有利のトラックバイアスに関しては変わらないはず。
あとはペース。
基本、秋華賞は三コーナーの坂を除けば平坦なので、牝馬限定戦でもラップタイムが緩まず、スローになりにくい。逃げ馬不在のメンバーでも、何かが積極的に飛ばしていくのではないか。
フラワーカップでハイペースを先行して押し切ったアブレイズが外から行くか。
外枠を引いた馬の外差しが決まる流れになると読む。
◎ 13 デアリングタクト
△ 1 ミヤマザクラ
△ 5 ウインマイティー
△ 8 ソフトフルート
△ 9 サンクテュエール
△ 10 クラヴァシュドール
△ 11 フィオリキアリ
△ 12 マジックキャッスル
△ 14 オーマイダーリン
△ 15 ミスニューヨーク
△ 16 パラスアテナ
△ 17 ウインマリリン
△ 18 アブレイズ
◎デアリングタクト
説明不要だろう。
エルフィンステークスを凄まじいタイム指数で勝った時点で、筆者の桜花賞本命はほぼ決まっていた。そのレースレベルを裏付けるかのように、スマートリアンやエーポス、ウインマイティーらが活躍。
桜花賞は道悪で前有利だっただろうが、そんなのもお構いなしに後方一気を決めた。
オークスはスローで位置取りが危なかったが、それでもねじ伏せるという……。
この馬の能力がこの世代の牝馬で一番なのは疑いようがない。
トラックバイアス有利の外枠を引き、すでにこなしている重い馬場にもなる。
おそらくはペースも流れるだろう。
不安材料はポジションが後方になりすぎることだが、それ以外に見当たらない。
おそらく、差しも利く流れになるので、唯一の不安材料すらもあまり不安にならない。
3冠は濃厚だと見る。
他はもう外枠は全部買うことにした。
内枠に怖い存在が少しいるのでそれを含めて購入。
馬券はデアリングタクトから三連複一頭軸流し、三連単一着流し。全て100円購入で19800円になるが、そのくらい購入する価値はあるだろう。
荒れるのを願う。
△ミヤマザクラ
展開のところにわざわざ福永を書いたのは、この馬が最内枠だから。
土曜の芝の成績を見る限り、完全に馬場も展開も読み切っている。
最内枠から上手く外に出せれば、一発の可能性はあるはず。
桜花賞は勝負所でずるずるとポジションを悪くしながら五着。個人的にはあのレースを評価している。重い馬場は血統からも向くだろうと思うので、内枠でも押さえておきたい。
△ウインマイティー
紫苑ステークスは出遅れ。後方待機で万事休すかと思いきや、上がり最速で0.3秒差まで詰めてきた。オークスは評価出来るような内容ではなかったが、あんな競馬が出来るのならチャンスありと見る。馬場も向く。
外枠勢は外枠という理由で買うので、コメントは残さない。
トラックバイアスというのは、馬の能力を簡単に凌駕してしまう破壊力のある予想ファクターだと思っている。利用出来る時は最大限に利用した方が良い。オッズにそこまで反映されないため、オッズ妙味が出やすいという利点もある。
もしかすると「外枠だけで?」と思っている人もいるかもしれないが、トラックバイアスの破壊力を知っているつもりなので、その点、ご了承願いたい。
他。
リアアメリア。
中内田厩舎は前哨戦から仕上げてくるので、上積みに疑問。
それと、ローズステークスのレベルにも疑問符が付く。
まず、超スローで時計的な価値がない。加えて、上がり3ハロン戦という、ディープインパクト産駒得意の流れになった。それを上手く先行出来たのだからあれくらいやれて当然だろう。
今回、再び先行出来るとは限らないし、先行してしまっては持ち味が活きないのでは。
内枠を引いたこともあり、バッサリ切りたい。
マルターズディオサ。
ラップの適性が幅広いレース巧者なのは認めるが、好走時はトラックバイアスを味方にしてきた感がある。阪神JFは極端な前残り馬場、チューリップ賞はレシステンシアが緩めて、その後ろの組に展開が向くような流れ。紫苑ステークスはスローを先行出来た。
今回、枠的にトラックバイアスを味方に付けるのが難しそう。
思い切って切る。
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