200m | 400m | 600m | 800m | 1000m | 1200m | 1400m | 1600m | 1800m | 2000m |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12.6 | 23.7 | 36.5 | 48.2 | 1:00.2 | 1:12.0 | 1:23.7 | 1:35.4 | 1:46.8 | 1:59.5 |
12.6 | 11.1 | 12.8 | 11.7 | 12.0 | 11.8 | 11.7 | 11.7 | 11.4 | 12.7 |
タイムランク:E
メンバーランク:C
勝ち馬指数:89
馬場差:-1.0
トラックバイアス:内・
※タイムランク、メンバーランク、馬場差等は、グリーンチャンネルの「先週の結果分析」における数値を利用しています。
※トラックバイアスはスマート出馬表を利用しています。「コース取り」と「位置取り」から判定されているものです。
コース取り:超外(有利)・外(有利)・超内(有利)・内(有利)
位置取り:超差(有利)・差(有利)・超前(有利)・前(有利)
※特に偏りがなかった場合は空白。
2021/1/2執筆
AコースのホープフルステークスからCコースに替わる中山金杯は内枠有利になりやすく、2020年もそうなった。
後半1000mからのロンスパにもなりやすいコースで、このレースも綺麗にそのようなラップになった。必要なのはギアチェンジ能力よりも、スピードの持続力。
勝ったトリオンフは、前走のチャレンジカップが61.2-57.9という後傾ロンスパ戦で2着。
長期休養前、レコード勝ちの小倉記念で60.0-56.9という天皇賞(秋)ばりのラップで楽勝。
ここへの適性は抜群にあった。
ラップに造詣が深まった今なら軽視しなかったはず。
枠順も中枠で悪くなく、スマート出馬表でのテンのスピードも速いので、先行もほぼ確実だった。
2着ウインイクシードは大きく崩れないが、決め手もない。
その後、2020年福島記念で、今までトラックバイアス等の不利も大きかったので本命にしたが、トラックバイアスが向いても5着。こういう決め手がはっきりとない馬は、中山や福島でもメンバーに恵まれる等がない限り、本命にしてはいけないなと学んだ。
3着テリトーリアル
今になって振り返ると、11番人気は謎なくらいだが、オープンでのスピード指数の低さ、前走チャレンジカップでの惨敗がその要因だったのだろう。
有利な最内枠、テンのスピード等からポジションはまずまず取れそうだったし、馬場重く消耗戦になったカシオペアステークスを勝利しており、適性自体はあった。
トラックバイアスに恵まれたとはいえ、オクトーバーステークスを上がり最速で勝っていることからもウインイクシードよりは決め手があるタイプ。
2021年も出走予定。
2020年はスピード指数が低くても通用する低レベル戦になったのと、先述した枠順の優位もあって3着。前走、不可解な惨敗をしているのも2020年と同様。悪い要素が重ならなければ、押さえてはおきたい一頭か。
4着に対抗のノーブルマーズ
この馬もウインイクシード同様、適性は向いても決め手に欠くので、掲示板の山を築くようなタイプ。
2020年はその点に騙されてきたが、2021年はこういうタイプに注意する。
5着マイネルハニーは道中、内から2頭目をロスなく回ってきた競馬。
その後の福島記念を見る限り、終わった馬ではないだろうが、そもそも能力という点で一枚劣るのだろう。毎回、単勝万馬券くらいの人気にしかならないので、どこか展開が向けば大穴をあけても不思議はなさそうだが……。
10着に本命のギベオン。
外目を回るロスがあったにせよ、止まり方を見る限り、今では2000mはやや長いのだと思われる。
その後も2000mを続けて使っているが、好走したのは超スローの金鯱賞のみ。あれは不利がなければ着順はもう少し上だったと思う。
元々、ディープインパクト産駒の消耗戦向き先行馬と見ていて、キレで勝負する馬よりも劣化の少ないタイプだと思っている。
ただし、先行力のない先行馬。
不利が多くて負けていることや、厩舎や実績もあって毎回そこそこ人気するのだろうが、そもそも先行力のない時点で不利を受けやすいタイプなのだろう。
こういう馬にも2021年は騙されないようにしたい。
距離短縮、タフなレース条件が揃った時に狙ってみたい馬。
11着に単穴のカデナ。
この馬もキレというより、タフさで勝負するタイプのディープインパクト産駒。
中山2000m自体は向くだろうが、上がり最速の脚を使っても全く届かないような展開、馬場になってしまっては万事休す。
15着に連下のタニノフランケル。
萎んだフランケル産駒、に今ではなってしまった。
こうなると復調は難しいフランケル産駒。
こういう傾向がはっきりとしている種牡馬はしっかり押さえておきたい。
切れ味勝負タイプのディープインパクト産駒も、復調は難しい。サトノダイヤモンド、マカヒキ、もうこの枠に入れてしまうがワグネリアン……。この手のタイプも、タフな馬場になれば衰えた切れ味も誤魔化せるが、基本、過剰人気になりやすいので、やはり手は出にくい。
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