7/3　好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。

いよいよ福島と函館開幕ですね。
函館ダート1700ｍは新潟ダート1800ｍよりも前有利なコースですので、前残りを積極的に狙って買いたいところです。
福島ダート1700ｍは荒れる、で有名なコース。
1700ｍ全般に言えることですが、福島ダート1700ｍも起伏に富んでタフな部類に入るので、中山ダート1800ｍでの指数を当てにしたいところです。

では、3日の好走期待馬へ。

◎　8　ズールー

福島ダート1700ｍ、調べたところ、外枠優勢です。
少頭数、内を見ながらそうロスなく運べるズールーに期待します。
福島ダート1700ｍは未勝利戦で2戦して3着、1着と、苦手、ということはないでしょう。
長期休養明けの東京ダートでの指数が優秀です。
二走前からそれぞれ90.96。
休んで成長していると見て良いはず。
藤田菜七子騎手は継続騎乗の勝率が、乗り替わりの倍くらいあると騎手本で読みました。
継続騎乗のズールーは良いでしょう。
内に、軽ハンデを活かして先行したいようなタイプが集まり、極端な前有利は考えにくいです。
ある程度流れてくれれば、ズールーの決め手が活きると見て本命を打ちます。

◎　6　テンウォークライ

◎　10　サノノヒーロー

注　7　バンディエラ

滅多にやらない、としていたダブル本命とします。
先行出来るタイプで、妙味ある馬をチョイス。
テンウォークライとサノノヒーローは中山ダート1800ｍでの未勝利勝ちが、どちらも102と高指数。
古馬1勝クラスとは基準タイムが2秒ほど違うので、現級換算だと82程度になってしまいますが、中山ダート1800ｍでこれだけ出せれば、そこからの距離短縮分、斤量減があるので指数上積み可能なはず。

テンウォークライは勝ち上がってからさっぱりですが、前々走は距離短縮で出遅れ、前残りレースだったので度外視とします。
前走はハイペース先行、というのを考えても負けすぎですが、乗り難しい面もあるという話。
テンション上げずに調整してデキは良いと陣営が話しています。
中山ダート1800ｍの方が向くタイプと見れば、東京ダートは向かなかったとも考えられますし、全く人気ないでしょうから妙味は抜群。
先行さえ出来れば、能力は通用するはずです。

サノノヒーローは休み明けで、成長分を見込んでの本命です。
追い切り2本だけですが、中館厩舎は牧場できちんと乗り込んでくるからなのでしょうか、新馬や休み明けでも少ない本数で出てくることが多いです。
新馬はおそらくそれが原因で人気になりにくいのですが、穴をあけやすく、結果を出している厩舎です。
レース上手でここもしっかり先行してくれるでしょう。

安定感ではサノノヒーロー、妙味ならテンウォークライ、というダブル本命です。

最後に、バンディエラ。
長期休養明けの前走はスタート一息で後方から。
そのまま伸びずでしたが、指数は81とそこまで低くありません。ハイレベル戦で勝ち馬の指数が108もあるレースでした。
前走は中間の追い切りで最後止まるようなものがありましたが、今回は一回使って追い切り内容にも問題ありません。
昨年の東京ダート1600ｍの6着は指数95と高く、持っている能力はこのメンバーでも一番だと思います。
軸は怖いですが、押さえてはおきたい一頭です。

追記：小倉は雨が降り始めていますが、このオッズなら迷わず12テンザワールド本命です。

◎　12　テンザワールド

2　クリノフラッシュ

3　サンライズナイト

12　テンザワールド

もう少しオッズと天気、馬場を見て、最終決断を出したいレース。

先行馬は多いのですが、逃げ馬がクリノフラッシュだけというメンバー構成。
前有利、になるか正直、微妙な線に感じていますが、元来の能力を出せれば、と期待して指数最上位のクリノフラッシュが本命候補。
その高い指数を出したのが、小倉ダート1700ｍの桜島ステークス。
マルシュロレーヌの2着だったレースですが、これは恵まれすぎ、だったと言えます。
その前の薩摩ステークスはハイペースになって沈んでいます。
あんまり渋ると必然的にハイペースになりやすいですから、これは土曜の馬場も考えたいところです。
あと、ここ2戦の指数が低いです。
前走、前残りを狙って好走期待馬に挙げた馬なのですが、かなり恵まれた展開ながらも、最後止まって4着。指数は70しかありません。2.3着の大穴を拾っていただけに、色々と悔やんだ記憶が……。
その前走は休み明けでしたから、叩いて上積みあれば。

サンライズナイトは重馬場は得意としています。
マクっていけるタイプですし、小倉ダート1700ｍは合うと思います。
指数はここずっと80台後半で、最も高い指数が阪神ダート1400ｍの播磨ステークスの93という指数。
通用することはするのですが、あとひと押しが欲しい、という感じです。
枠ももう少し外なら良かったと思います。

安定感だけ取るならテンザワールドでしょう。
距離短縮で有利ですし、鞍上が福永騎手の継続騎乗。
毎回前目に付けられる馬で、指数も中京で92.91、と高いです。
追い切りも一週前でかなりの好時計をマークしています。
あとは人気面でどうなるか。

あと、人気のゴールドパラディンはあまり信頼を置きたくないですね。
さすがに3勝クラスでそう簡単に勝てるかと言えば……、疑問符が付きます。
もちろん、弱いメンバーなので勝っても不思議ないですし、危険な人気馬とは言いませんが、妙味を考えたら確実に別の馬から、という選択肢になります。

◎　5　ノーリス

勝ち上がった未勝利戦の指数が116と非常に高いノーリスの能力が断然と言えます。
現級換算しても105、2勝クラス換算しても98ですから、ここでは力が違いすぎます。
2走前の1勝クラスが99、これはスローの分、指数が出なかったとも言えるでしょう。
それだけの馬ですから、休み明けでも堅い、と見て前走はS評価を打ちましたが、出遅れ、ハイペースを早めに上がっていき、最後は止まって4着。指数90、という結果でした。

距離短縮も、出負けさえしなければ有利に働くはず。
とにかく心配は出負けだけ。
あとは騎手もですが、その分、人気妙味も出るでしょう。
頭濃厚と見てS評価にしても良いのですが、出負けは前走だけではない馬、鞍上も不安、となれば、Sは打てないなという感じ。
しかし、妙味は単勝にあると思いますので、単勝をオススメします。