11/20　好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。

おはようございます。
本日は割とすんなり本命が決まったレースが多いです。

馬場状態。
福島は含水率が低くて先週までとは違います。
先週は前残り傾向が強かったですが、今週は差しが決まりやすいと判断しています。
東京・阪神も良馬場で含水率が低め。基本、前有利と判断したいところです。

購入予定レース
福島6R　1勝クラス　ダート1700ｍ
福島9R　1勝クラス　ダート1150ｍ
福島12R　西郷特別　ダート1150ｍ
東京7R　2勝クラス　ダート1400ｍ
東京9R　晩秋ステークス　ダート2100ｍ
東京11R　東スポ杯2歳ステークス　芝1800ｍ
阪神9R　出石特別　ダート1800ｍ
阪神12R　2勝クラス　ダート1200ｍ

ダート1勝クラス以上で見送るレース
福島2R　1勝クラス　ダート1700ｍ
阪神7R　1勝クラス　ダート1800ｍ

では、本日もどうぞよろしくお願いします。

◎　11　キングリスティア

ここは逃げ・先行タイプの馬が揃いました。
マイネルタイムリー、メイショウクシナダ、キットサクラサク、スカイテラス、イグナーツ、シャルマンシェリー辺りが逃げ・先行でしょう。内、減量ジョッキーが3人乗っていますので、ハイペース濃厚と読みます。

本命はキングリスティア。
休み明けですが、この馬は休み明けからいきなり走っていますし、陣営も「脚の運びに窮屈さがなくなってフットワークが良化。久々でも期待できます」と口にしています。
スタートが悪い馬なので、中団から後方からの競馬になりそうです。今の福島なら届くはず。

過去走を振り返っていきます。
前走は内枠を利して好位から。勝ったレプンカムイは力が違いましたが、1勝クラスをすでに勝ち上がっている馬、1勝クラス上位馬相手に5着。指数は88。低レベルメンバーのため、このくらい走れれば足ります。

前々走はスローペースで前有利。
中京ダート1800ｍで不利な大外枠、出遅れがありながら最後はしぶとく差を詰めています。
長期休養明けの前々走は超スローペース。ここも出遅れて後方からになりながら4着まで差を詰めています。休み明けとしては上々の結果だと言えます。

この馬は昨年5月、京都で2着した時の指数が107と非常に高いです（集計からはぎりぎり外れている期間です）。京都ダート重馬場の高い指数は信頼ならないのですが、このレースは前有利の流れながら後方から上がりダントツ最速の脚で追い込んできていますから、1勝クラスでは力上位だと思います。新馬戦は芝ですが、非常に好時計でもありました。

差しの利く馬場だとは思うのですが、不安点は良馬場経験が少ないこと。
良馬場をこなせれば、堅実に追い込んでくると思います。

◎　4　アポロティアモ
○　13　ロードレイライン

ダート1800ｍ、2100ｍで堅実だったアポロティアモ。
ここ二走がイマイチですが、残り100ｍ近くまではよく粘っているので、着順ほど印象は悪くありません。
距離短縮に期待しての本命ですが、この馬は三走前、東京ダート1600ｍで指数95を出しています。ペースも速い中、先行出来ていたので、ここでもスピード負けはしないでしょう。
また、ここはブリンカー着用です。
実はブリンカー着用馬の回収率は低いのですが、ダートに限れば高くなります。
よく「ブリンカーが効きすぎた」という敗戦の弁を聞きますが、ダートは一本調子の競馬になっても前有利なので保つ、という理由が大きいのではないでしょうか。
スタミナは十分ですし、気分良く逃げ・先行出来れば。

逃げ・先行グルーピングで対抗はロードレイライン。
前走は指数90。前々走の1勝クラス勝ち上がりが105と高指数で、前走だけ見ればパフォーマンスを落としているのですが、未勝利時代は1600ｍ、1700ｍでも好走していますので、1200ｍベストでも1400ｍはこなせる部類でしょう。

他、逃げ、先行馬を中心に流す予定です。

◎　14　レゴリス

レゴリスは距離短縮したここ二走が好内容。
どちらも中山ダート1200ｍで、高速ダートだったので内有利でした。
前々走は外枠から差しに回りましたが、内枠から逃げたシャドウヘリテイジに粘られてしまいました。4着が1番枠のコングールテソーロ、5着が2番手から競馬を進めたグランドストローク。
3着のボイラーハウスも外目の枠から差してきましたが、この馬はその後、1勝クラス、2勝クラスを連勝した馬です。それだけの馬に外枠から先着したレゴリスは相当な器のはず。

前走は有利とも言える内枠でした。ここはスローペースで、先に抜け出した2着のフェスティヴノンノを内から追い詰めてハナ差3着でしたから上々の結果だと言えます。
勝ったニシノライトニングはコーナーをロスなく回ってきましたし、スローペースだったので末切れるこの馬向きの展開になったのでしょう。

レゴリスは今回、有利な外枠に入りましたし、普通に回ってくれば勝ち負けだと思います。
逃げ・先行馬少ないので、タフな福島でも前有利になるはずです。

◎　2　ダノングロワール

ダノングロワールについてはしばしば語っていますが、昨年の九十九里特別が非常に優秀な内容での勝利。スタミナが要求されたレースで、2着ウインキートス、3着エフェクトオン、その後ろは8馬身も離れました。その後、芝ではスローペースで展開不向きが大半です。

ダートに回ってきましたが、前走を除けば脚を余しているようなレースだったので距離延長は向くでしょう。
前走は速すぎた上がりが敗因でしょうか、5着ならそう負けていません。
ここは良馬場。この馬の豊富なスタミナが活きる舞台だと思います。

他、先行馬中心に購入したいところです。

◎　8　ワンダーシエンプロ
○　5　レッドエランドール

1勝クラスを指数97、現級換算89で勝ったワンダーシエンプロ。
2勝クラスに上がってからは苦戦続きですが、敗因明確なレースがほとんど。

前走は好位追走していましたが、ソプラドールのマクりが入って先行馬ほぼ総崩れのレースに。これは度外視で良いでしょう。
前々走の札幌は、常々言っているようにタフな馬場でした。これも先行馬に苦しいレースになったので度外視可能。

4走前が休み明けで+26キロ。3走前は絞れてきましたが、一気に16キロも減ってしまいました。どちらも状態に不安があったのだと思います。

4走前は昇級初戦で2番人気に推された器の馬。
人気落ちのここは狙い目だと思います。

レッドエランドールが順当に対抗。
ここ3走は逃げて、96.96.97と安定した指数をマークしています。
ここでも崩れる可能性は低いでしょう。

◎　1　イクイノックス

東京芝はCコース替わりで内が復活すると見ています。ちなみに東スポ杯2歳ステークスは内枠が好成績。
世代限定戦の中距離はスローペース濃厚。
内枠・差し、が有利だと見ています。

新馬戦が圧巻だったイクノイックス。
当時3着のサークルオブライフはアルテミスステークスを快勝しました。
4着だったサトノヘリオスは川田の騎乗ミスがありました。この馬は次走の未勝利戦をレコード勝ちするほど強い馬ですが、イクノイックスはそれらを相手にしなかったのでここでは素質が一枚二枚上でしょう。
他に強力メンバーはいません。
二歳戦なのでS評価は打ちませんが、ほぼ勝てると見ています。

◎　15　ゲンパチマイティー

逃げ馬が揃った一戦。
タフな福島ということで、ここは好位から差しに回れる馬を抜擢。
距離短縮のゲンパチマイティーが本命です。
長期休養明けですが、牧浦厩舎は新馬戦も回収率が高いですし、休み明けも好成績です。
2勝クラスではダート1600ｍで91の指数があり、距離短縮分を加味すればここでも上位のはず。
1勝クラスはハイペースを先行して押し切っていますし、力負けはしないはず。
有利な外枠を引けました。行く馬を行かせて、この馬は外から堅実に差し込んでくると見ています。

◎　13　ヴァガボンド

1勝クラスを同コースで102の指数で逃げ切ったヴァガボンド。現級換算96は、このメンバーでもトップタイになります。
前走はスローペースで逃げましたが、大外アーマーバローズにピッタリマークされて苦しくなってしまいました。
前々走の新潟戦はハイペースの逃げで失速。交わされてから失速しましたが、それまではしぶとく粘っていました。
ここはこの馬より外の馬の能力が一枚落ちます。
ヴァガボンドが順当に逃げるか、好位に付ければそう止まらないはず。
勝つかは分かりませんが、軸に最適ということでA評価の本命にします。

競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
スキしてくれると励みになって書く気になりますので、内容が良いと思ったら是非、お願いします。

『「永遠の初心者を脱する！」ための競馬思考』