ホープフルステークス2019 回顧 コントレイルの将来が楽しみ。

ラップ・タイム
200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m
12.624.136.548.71:00.91:13.01:25.01:37.01:48.92:01.4
12.611.512.412.212.212.112.012.011.912.5

※スマホからの場合、左右にスクロールして見ることが可能です。

レース回顧

予想はこちらから。

まず、馬場なのですが、今日はかなり上がりがかかるようになっていました。
このレースも上がりが36.4秒という消耗戦になりました。
ペースは平均でしょう。持久力勝負。

スタートは対抗のディアセオリー、オーソリティ、ラグビーボーイが良くありませんでした。
問題はその後。
複数ぶつかる馬がいて、ワーケア、クリノブレーヴ、オーソリティがポジションを悪くしてしまいました。ワーケア、オーソリティは不運でした。

他はパトロールビデオを見る限り、目立つ不利はなかった印象です。

1着本命コントレイル。
多少かかるような素振りも見せましたが、結果的には全く危なげなく楽勝でした。ロスもなかったです。
前走で叩き出した時計は凄まじかったので、やはり只者ではなかったですね。
今日は時計がかかっていたので、2.01.4という勝ち時計でもそこそこ高い指数が出るのではないでしょうか。
あとは陣営が危惧しているように距離ですね。
これはディープインパクト産駒牡馬の一番の大物になる可能性も見えてきました。

2着ヴェルトライゼンデ。
こちらもロスなく運べたのが良かったですね。
ジョッキーによると、直線に入る前は勝てるかと思ったそうです。
また、距離が伸びて良さが出るとも発言
しています。
ワールドエース、ワールドプレミアの下。
ワールドプレミアよりは器用さがあるので、クラシックでも期待できるでしょう。

3着ワーケア。
スタート後のアクシデントに、四角でも外々を回すロスがあった分、離された印象です。
勝ち馬はともかく、2着馬とは不利がなければ好勝負になったのではないでしょうか。
力は示したと思います。

4着ラインベック。
3コーナーからもたついた、バテてはいないという岩田騎手のコメント。
先行して力は示したでしょう。
アパパネ産駒は上が案外晩成に出ているので、今後に期待です。

5着オーソリティ。
先行したい馬だったのでポジションを取れなかったのは痛かったでしょう。不完全燃焼という池添騎手のコメントです。

6着以下の馬には3馬身付けているので力はあると思います。
まともに先行できれば、着順が上がった可能性は高いと見ます。

対抗のディアセオリーは8着。
スタートの出遅れでポジションを取れなかったのはありますが、それでもここでは力負けでしょう。
それでも6着とは差がないので、今後、賞金を稼げればクラシックに乗ってきてもおかしくない馬だと思います。

コントレイルの未来に期待を抱かせるホープフルステークスでした。