※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。
自著『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。
こんばんは。
土曜回顧時間かけすぎました。もう少しパパッとやっていきます!
馬場回顧は土曜のをコピペしました。
馬場回顧。
中山芝は金曜に100ミリ以上の雨が降ったというのに超高速馬場でした。
グリーンチャンネルだかで、芝が生い茂っているから乾くのが早い、と聞いて意外だなと思いました。芝が水分を吸収してくれるんでしょうかね。
土曜は外枠差しもよく来ていましたが、日曜は内枠先行有利に変わっていましたね。その原因は、日曜に馬場が乾いたこと&踏み固まったことだと思うので、土日で区別しておいた方が良いと思います。土日共に追い風が強かったのですが、土曜の方が気象庁で見る限り、やや強かった印象です。超高速馬場&直線の追い風の影響で余力ラップも多く出ていました。余力ラップが出にくい中山ということを考えれば、注目すべきレースも多かったと言えます。
中山ダートは雨の残った土曜が内枠有利に傾いていました。日曜は途中から良馬場になったので外有利寄りになっていたと捉えて良いかと思います。こちらも土日で区別した方が良さそう。
阪神芝も超高速馬場ですが、昨年秋のAコース同様に上がりが出ています。土日ともに、内枠外枠・先行差し、満遍なく来ていたように思います。速い上がりが出る馬場だと、速い上がりを使える差しの不利がなくなり、むしろ有利まであります。特にスローで馬群が凝縮して団子になると、ヨーイドンで差し馬有利になりやすい。通常は不利な外枠差しも来やすくなるので少し難しくはなります。
阪神ダートは含水率が低く、差しもよく来ていました。タフで時計もかかっていたので、前が止まりやすかったと思います。
中山1R ◎1.アクアファースト C評価 9着 穴10.カラフルメロディー 2着 △3.9.14.15
アクアファーストは逃げたいと言っていたから購入したものの、内から出して行って行ききれず、半端な位置になってしまいました。馬場が回復してきたことで内から出していく優位性がなくなったものだと思われます。先行力はあるので、1200mなら芝でもダートでもまた狙ってみたいですね。
ダート路線で一番強いと書いたカラフルメロディーは体も絞れて逃げましたが、大外枠の勝ち馬に上手くレースを運ばれました。佐藤翔馬騎手はこれが初勝利。もう軽視はできませんね。おめでとうございます。
阪神2R ◎7.ホーギー A評価 7着 穴3.コートリーバウ 1着 △5.6
余力ラップ戦(L2基準クリア)
ホーギーはスタート出遅れが大きく響きました。というのも、このレースは半マイルが49.4秒のドスローで、L2が22.4秒。全馬33秒台の上がりを使い、ホーギーは2位の上がりを使っています。新馬戦のレベルからして弱いことはないはずなので、次走、人気落ちで狙いたい馬です。
コートリーバウは人気でしたが、ハナを切れたのが全て。
一応、余力ラップ戦ですが、このペースでL2基準だけクリアではあまり評価できなそうです。
中山2R ◎2.フイノマジワリ 7着 ※S評価 穴1.コイヌール 1着 △5.6.7.9
S評価フイノマジワリは敗因がサッパリで気になっていましたが、競馬ブックに載っていました。「集中しきれていないためかハミを取ったり取らなかったり」という話。4コーナーで外から3着馬に被されたのも気性的にダメだったのかもしれません。騎手はワンターンの方が良いと述べています。東京替わりで再度狙ってみたいところ。
コイヌールはインで溜めて抜け出す競馬。2着馬がかなりの脚で追い込んできましたが、L1は11.5秒と速かったのでコイヌール自身の評価は高くてオッケーだと考えます。とはいえ、2着馬の脚はかなり鋭く、前残りをよく追い込みました。2戦目の一変で次走は勝ち負けでしょう。
阪神3R ◎7.クリノオリオン A評価 6着 穴1.キタノマディソン 3着 △6
ドレフォン産駒のダート替わりということでクリノオリオンを狙いましたが、絶好の展開だったにもかかわらず、伸びを欠いて6着。ダートが合わなかった可能性が高いと考えます。
今の時期の2歳ダート未勝利は難しいというか、ちょっと感覚が掴めていません。勝ったアンデスビエントの新馬戦はL4が52.4秒。これが3歳未勝利なら勝つ力はないんですよ。2歳馬はまだダートで力が備わっていないからこれが1.5倍で勝てるのだと思います。3歳未勝利よりもかなり甘く見ていく必要がありますね。感覚が完全にずれています。
2着のオーシンスキャットはマジェスティックウォリアー産駒のダート替わり。
キタノマディソンは3着まで。1400mとは違って追走できましたが、かなり離された3着でした。体力がまだないのか、ダート短距離だとそれなりに2歳馬も走れる印象ですが、中距離が3歳馬よりだいぶ劣る、という感じでしょうか。
中山4R ◎2.キョウエイカンフ A評価 2着 穴5.カイザーブリッツ 8着 穴16.マジックタッチ 7着 穴6.タイセイロージー 10着
キョウエイカンフは不良馬場の未勝利では後方からスルスル上がっていって自分から勝ちに行く競馬で完勝。2着が2勝を挙げているコパノエルパソで高く評価。世代限定戦も重馬場で外を回って6着と、さすがに今の1勝クラスでは上。勝ってくれれば単勝を取れたのですが、2着で相手抜けで外れ。無念でした。
マジックタッチは初ブリンカー。カイザーブリッツは外目3番手。これは内からバンドールロゼが出していったことで、外を通って脚を使わされてしまったのだと思います。勝ち馬と0.8秒差で、展開次第では巻き返せるはず。
タイセイロージーはスタートイマイチ。船橋での内容からもっとやれるはず。前走減ったマイナス10キロが増えていなかったですが、元々中央で走っていた時よりも減っています。増えてくれば変わってきそうですが……。
阪神6R ◎7.マイネルフォーコン A評価 3着 穴9.メイショウアジロ 10着 穴11.アイファーリンクス 1着 △8.12
3F通過35.4秒ならマイネルフォーコンに押し切ってほしかったですが、タフな馬場で終い13.3秒と失速してしまった分でしょう。もう少し軽い馬場なら未勝利勝ちの時のように押しきれそう。
メイショウアジロは久しぶりに先行できましたが、止まってしまいました。タフな馬場と休み明けの分の可能性が高いと思います。また楽に先行できそうな相手なら。
休み明けのアイファーリンクスは元々、阪神ではそう崩れていない馬でした。じっくり乗り込んで良い状態に仕上がったとのことでの勝利。
中山6R ◎9.フラッパールック A評価 1着 穴5.ヒラリーステップ 9着 穴1.ニシノパプルブリリ 7着 △2.4.6.7.8
余力ラップ戦(L4・L2基準クリア)
フラッパールックは未勝利勝ち以降の内容が破格でした。このメンバーならそりゃあ勝つだろうという結果でした。上でも通用します。
ヒラリーステップはタイムオーバー。何かあったとしか思えないので度外視。
そう差のないと思っていたニシノパプルブリリは6着に6馬身も付けられました。中山がダメかもしれません。
阪神7R ◎12.ディープリボーン A評価 2着 穴11.アオイイーグル 1着 穴8.モズタンジロウ 9着 △4.5.7.9.10
印上位3頭の馬連ボックスと考えていたので良い結果でした。
モズタンジロウに関しては長期休養明けが響いたと思うので、叩いての次走注目。
アオイイーグルは出脚が鈍かったですが、まずまず流れて差しもしっかり届く展開でした。完勝で、L1を12.9秒とこの馬場で12秒台でまとめたのも良いでしょう。上でやれるはず。
ディープリボーンは完全に馬群に沈むと思っていましたが、能力はやはり高くよくぞ2着に残しました。骨折休み明けで次走も注目ですが、勝負どころで手応えが悪くなるのは休み前から同じですね。加速に手こずるタイプなので展開には注意。
中山7R ◎2.ハーエクセレンシー A評価 3着 穴4.ブルーウィン 10着 穴8.サルヴァトーレ 9着 △3.5.7.9.10.13
余力ラップ戦(L5基準クリア)
ハーエクセレンシーの本命は正解でした。最内を突いて詰まりながらも3着。0.2秒差。勝つ力はあります。ブルーウィンはスタートが悪くて位置が悪くなりました。伸びずバテずで、先行できればもっとやれるはず。マイルに短縮したのは良いと思います。
サルヴァトーレは先行して案外。休み明けで中身が伴っていなかったかもしれないという話。
そういえば、2年前に秋競馬の結果が悪く、今とは違うだろうと思いましたが、秋競馬から始動する馬が案外で結果が悪くなったはずだったので、休み明けはちょっと注意しておきたいと思います。
阪神8R ◎1.ルカン A評価 1着 穴2.ケイデンシーマーク 2着 穴3.ヘクトパスカル 3着
ルカンは怖がりな面があるということなので、逃げたのは正解。ノリが逃げてくれると思いました。結構流れましたが逃げ切りで、時計的に上でもやれるはず。
掲示板が1.2.3.5.4番枠だったので特に言うこともなし。ケイデンシーマークはそれなりに走っています。ヘクトパスカルは1400mなら崩れませんが、今回、出が遅かったですね。インの4番手なので不利はなかったですが、切れる馬でないので勝ち味は遅いタイプでしょう。
中山8R ◎10.イルディヴィーノ B評価 8着 穴3.バンブーグローブ 1着 穴5.アステロイドメア 3着 △2.8
去勢初戦のインディヴィーノに本命を打ちましたが、道中は良い感じ。4コーナーを回ったところで後退しましたが、L4が50.1秒。L2も12.4-12.4と速くなったところで置いていかれた感じ。後半かかるレースならやれそうですし、次走は去勢して2戦目になるので上積みもありそう。
バンブーグローブは新馬戦で骨っぽい馬たちに勝利。東京ダート1600mの指数が102と強い馬でした。ここは実力通りでしょうか。アステロイドメアは東京で一旦抜け出して勝つ寸前の競馬をしていました。1800mでもやれる馬。上がりが速くなったのも良かったかもしれません。次走も走ってくるはず。
阪神9R 能勢特別 ◎8.ポケットシンデレラ B評価 8着 穴5.ロマンシングブルー 5着 穴1.アグラシアド 3着
余力ラップ戦(L5・L4基準クリア)
ポケットシンデレラは狙いすぎましたね。1000m通過61.4秒ならそう楽ではなく、4コーナー回って失速。先行策に活路を求めているのは良いと思うので、どこかで楽ができれば穴をあけても。
アグラシアドは余力ラップ該当馬で上がり最速の3着。このコースは差せないので、また違うところで。
ロマンシングブルーは先行狙いでしたが、スタートが悪く位置を取れず。上がり3位とまずまず走ってはいるので先行できれば。
中山9R 白井特別 ◎3.ジュンブルースカイ B評価 8着 穴1.メタルスピード 3着 穴2.エープラス 2着 △4.8.9.10
余力ラップ戦(L5・L4基準クリア)
ジュンブルースカイは5番人気はないだろうと飛びついたのですが、出遅れてしまいました。上がり最速と脚は使っています。前残りになったのでまたどこかで来る馬。
エープラスは前走、2200mでしたが34.0秒とテンが速かったので内枠から上手く出せました。
メタルスピードは強い割に余力ラップの経験がなく、速い上がりが使えないのでしょう。スロー前残りと上がりが使えない分の3着でしょうか。
阪神10R オークランドサラブレッドレーシングトロフィー ◎8.ラインガルーダ A評価 5着 10.レッドラマンシュ 6着 穴9.テーオーステルス 2着
丁度、サロンの観戦会だったのですが、何かオッズ妙味ばっか考えてる馬推奨が多くて恥ずかしかったですwラインガルーダは単騎逃げでしたが、2番手の馬が引っかかっていました。こういう時の逃げは負荷が大きいと聞きました。その分でしょうか。
短縮のテーオーステルスは+12キロ。良くなって帰ってきたと騎手は述べていますが、競馬ブックでは少し太めだったとのこと。どっちでしょうか。外枠からスムーズだったと思いますが、勝ち馬の決め手に屈しました。勝ち馬は控えて良くなっていますね、35秒台を2戦連続でマーク。
レッドラマンシュは休み明けの分という話。やはり夏競馬使わずに秋初戦の馬は危うい気がします。来週も注意したいところ。
中山10R セプテンバーステークス ◎3.ファロロジー C評価 1着 穴7.フォラブリューテ 9着 穴8.シュアーヴアリア 9着
余力ラップ戦(L1基準クリア)
L1で加速して11.4秒。ファロロジーはブリンカー再着用で位置をとりつつ、速い上がりを使うという予想通りの競馬をしてくれました。2着ブッシュガーデンは押さえようか迷ったんですよね……。もったいなかった。
フォラブリューテとシュアーヴアリアは位置が深すぎました。余力ラップ戦で深い位置からの差しは苦しかったですね。展開向けば来られる2頭だと思います。
阪神11R セントウルステークス ◎7.エイシンスポッター B評価 7着 穴1.ロンドンプラン 5着 ▲6.8 △4.5
テイエムスパーダは逃げるとも思えなかったし、4F目で10.9秒と楽ではなかったはず。逃げればしぶといタイプなのでしょう。冨田騎手が連勝中で騎手の勢いもあったように思います。
エイシンスポッターはいつも通り後方から。32.5秒で届かないのだから万事休す。
ロンドンプランは出遅れなければ位置を取れるだろうと思ってはいましたが、位置を取った分、切れませんでした。古馬オープンでも通用すると分かったのは収穫です。
中山11R 京成杯オータムハンデ ◎9.ラインベック A評価 8着 穴4.メイショウシンタケ 4着 穴5.インダストリア 7着 穴3.ミスニューヨーク 3着 △1.2.10.11
余力ラップ戦(L5・L4基準クリア)
ラインベックはよく分からない敗戦。ペースは流れたと思いますが、ここまで伸びないとは……。外目を回された分でしょうか。去勢してから安定しているので、今回は見逃しても。
メイショウシンタケは前走が外枠不利だったと見ていましたが、やはり決め手は上位。
ミスニューヨークは内の4番手とまさかの良い位置を取れました。
阪神12R ◎3.ナイトアクアリウム A評価 1着 穴11.ルパルテール 6着 穴12.ワンダーアマルフィ 4着
スローペース。ナイトアクアリウムは前走も手応え悪く位置を悪くしましたが、ここは相手に恵まれました。この競馬では上では厳しいかもしれません。
ルパルテールはL1で失速。1200mの方が良いかもしれません。
ワンダーアマルフィはスローだったので早めに上がっていって見せ場は作りましたが4着まで。超ハイペースか、こういうスローでなければ追走力のなさを補えないので好走レンジが狭い馬だと思います。
中山12R ◎2.タリエシン A評価 4着 穴6.アイスマン 5着 穴7.フレーゲル 13着 ▲10 △4.5.9.14
33.8秒のハイペースではありましたが、オメガシンフォニーはL1を12.5秒での勝利。普通に強かったです。2着レヴールは短縮がハマった形でしょうか。キュートヘスティアもインの3番手で楽だったように思います。
良馬場になったので内枠勢はやや苦戦しました。
アイスマンは休み明けで若干太めだったという話。内から伸びて4着は評価して良いでしょう。
タリエシンはスタートがイマイチ。中山連勝時はもう少し流れに乗れていたのですが、近走が位置を取れていなかったので、中山巧者だと評価しすぎたかもしれません。
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