2023/10/21~22(土・日) レース回顧

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。

自著『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

まえがき

こんにちは。
netkeibaのウマい馬券のデビューがいよいよ今週から!

少し私の昔話をさせてください。

私の高校・大学の友人に、彼こそが天才だと断言できる男性がいます。私の人生の中で、迷わずそう人に言える人は彼だけです。
一緒に合格しよう!と私が大学受験に誘ったのですが、私より悪い成績からいつの間にか逆転されてしまいました。私も成績を上げていたというのに、成長速度が段違い。麻雀はいつからか強くなりすぎて歯が立たず、ムカつくからやらなくなりました(笑)大学の時はスロットで数百万円を貯めて休学。約一年ほど海外を回っていました。
彼なら間違いなく競馬に勝てる!どう研究していくのか見てみたい!と思って誘ったのですが、興味がないのか何度誘っても断れれてしまいました。

彼がどうしてギャンブルに強いのか。
感情に全く流されない人間で、麻雀でもスロットでも降りたりやめたりする時の決断が素早く、後ろ髪を引かれるようなことが全くありません。顔にも全く出ません。この辺りの判断は、もはや人間ではない!と感じさせるほどでした。研究量も半端でありません。
彼ならきっと、競馬をしても勝てることでしょう。

こういうと超人のように聞こえるかもしれませんが、私生活では誰も気にしないようなことを気にして延々と悩んだり、かなりの変人。
10年前くらいに会った時、部屋の窓全面にダンボールを張って光が入らないようにしていました(笑)健康を害するぞと言っても何も気にしていませんでした。
スロットでチームを組んでいたそうですが、仲間から「お前には付いていけない」と言われて解散したそうです。自分が出来るから他人にも同じ水準を要求するかなり気難しい人間で、私も距離を置くことになりました。来年1月、大規模な高校の同窓会が開催されるのですが、来るのかなあ……。

彼を見てきたことで、自分にはギャンブルの才能がないと痛感させられた訳ですが、勝つ人間を間近で見られたことは貴重な財産だと思っています。
勝つための努力面も集中力も判断力も、どれを取っても敵う気がしませんが、彼を見ていなければ、すぐに井の中の蛙になっていたかもしれません。
やっぱり他の人気予想家さんと自分を比べたくもなりますが、自分通りやっていくために私が見るべきは彼の背中かもしれません。他のどんな予想家さんよりも、私の中では彼こそが最強です。
自分通りにやっていくよう、戒めとして書かせていただきました。

ブログもnetkeibaも、どうぞよろしくお願いいたします。

先週日曜成績は本命馬が全く来ないという……。

特にB評価の5頭が全滅。ウマい馬券を意識してここ数週間予想してきましたが、やはりA評価を打てるレースを中心に予想を出していくのが良さそうです。

土日合わせての傾向回顧。
新潟芝は難解で、内の方が悪いのは確かでしょうが、かといって外も良くありません。枠順は少しだけ外枠有利ですが、内枠もそう差がないところが厄介です。脚質もまんべんなく来ています。
新潟ダートは含水率が高くなると内有利になりやすいのですが、土曜は外優勢に。単に外枠の馬のテンが速かったり、能力が高かったりが理由だと思います。日曜は内寄りにはなっていました。
東京芝は外枠の差し馬が有利でした。次週からBコース替わりなのでもう少し内枠も来るかもしれません。
東京ダートも外枠有利。内枠差しはほとんど来ていませんね。
京都芝はやや外枠有利。内回りもフラットになっていますね。1200mはよほどのことがない限り、内枠有利で良いと思いますが、日曜9Rは16番枠のティニアが4着。京都はAコース継続なので、外枠有利が強くなってくるはずです。
京都ダートも外枠有利。内枠から来ているのは人気馬が多数でした。

個別レースの予想&回顧

10/21(土)

京都1R
堅いだろうと思って予想しませんでした。
内回り1400m戦。
1着タイキヴァンクールは終始外を回しての勝利で、ラスト2Fが11.6-11.7ならまずまず。
4着レディーズナイトは出遅れましたが、リカバリーして伸びてきました。新馬戦が超好時計のダノンマッキンリー戦で、この馬は8着でも時計的に悪くありませんでした。同じ時計で走って4着なので、人気を考えれば美味しかったかもしれません。
3着ナムライリスも前走通りの指数で走っています。
低レベル戦ではあったでしょう。

東京1R ◎4.セイウンマカロン B評価 3着 ○12.エリカポラリス 4着 ▲11.エチャケナ 2着 △2.5.6.8.10
3着セイウンマカロンは、芝の新馬戦が余力ラップ戦で不利あっての敗戦。力確かなんですが、今回も逃げられませんでした。出していけるかどうかも騎手の技術の一つです。川田騎手やクリスチャン・デムーロ騎手はこの能力が凄く高いです。乗り替わりならすぐ勝てるでしょう。
2着エチャケナは完全に抜け出したところから失速。あの急失速を見る限り、1600mは少し長いのではないでしょうか。
大外の1着イリディセントを切る理由は特になかったので、この1着抜けは予想としては痛かったですね……。
1.40.7は凡戦でしょう。

新潟2R ◎8.ブレードサクセス A評価 1着 ○11.イッツナッシング 4着 ▲7.サンカルミア 3着
イッツナッシングはテンの速度的に出していけるだろうと思っていましたが、全然行けませんでした。特にペースが速かった訳ではないのですが、内枠の芝からの馬が速かったと見るべきでしょうか。内をタイトに回っての4着ならまずまずですが、先行力を買っての対抗でした。4着は致し方ありません。
1着ブレードサクセスは力通り。スムーズに加速した2着キングオブフジが交わしそうでしたが、内からひと伸び。2着キングオブフジの方は一変と見て良さそう。
3着サンカルミアは今回はスタートを決めて、戦前の発言通り、出してはいけました。キングオブフジに被されたのが痛く、最後まで伸びているので上位とはそう差のない競馬はできました。
今後、東京デビューの強い馬がダートに回ってくるはずなので、ここの組は相手次第でしょうか。低レベルだったとは思います。

京都2R
ラスト2Fが11.4-11.6で、1着インザモーメントと2着ボイラーメーカーはそれなりに評価しても。ボイラーメーカーはインを上手く回って立ち回りの上手さは見せました。インザモーメントは外スムーズ。
強い競馬をしているのはインザモーメントと見ます。

東京2R
1着サミアドは絶好のスタート。スローとはいえ、手応え余裕での逃げ切りで、ラスト2Fは12.0-12.6。時計も大幅短縮で、上がりも36.9秒と優秀。この馬は評価しても。

新潟3R ◎13.ギルティプレジャー B評価 4着 ○14.チカッパ 1着 △2.4
ギルティプレシャーは3着に粘りそうでしたが、最後に交わされて4着。それなりにダート適性は見せました。
チカッパは強かったですね。前走好時計だったので力通り。

東京3R ◎9.スミレファースト A評価 4着 ○8.アウェイキング 3着 ▲7.コスモマチュアー 9着 △10.セイウンティーダ 6着

余力ラップ戦 L1・11.3秒

スピリットガイドが勝つの!?というレースでしたが、ドスローとはいえパフォーマンスを上げていますね。ラスト1Fが11.3秒で基準クリア。
2着シアブリスは新馬戦のラスト2Fが12.0-11.9。そんなに強くはないだろうと思っていましたが、上積みもあったのでしょう。
3着アウェイキングはダノンマッキンリー戦の時計を評価しましたが、ドスローで切れませんでした。
4着スミレファーストはL2・11.0秒区間で離されましたが、最後は他馬の止まったところで伸びています。今秋の中山開催は追い風の影響が強く、加速ラップが多くなったので、いくらか補正は必要かもしれません。

京都4R
前が残るレースになりましたが、新馬戦としてはペースが流れていました。
L1・12.3秒と失速したところでただ1頭差してきたケーブパールはL1で11秒台前半を使っています。この馬は高く評価します。

東京4R
ラタフォレストは良馬場で1.38.3というのはかなり速い時計。終い流してL1・12.6秒なら高く評価しなければならないでしょう。口向きの悪さが目立ちましたが、矯正できればなお良いと思います。
2着メイショウソムリエは、ラタフォレストが追うのを止めてから鋭く差を詰めていました。ここまでは評価。

京都5R

余力ラップ戦 L1・11.4秒

1着ブルーアイドガールも2着のオフトレイルもコーナーでかなり外を回しての好走。1.2着馬は評価。

東京5R

余力ラップ戦 L2・22.5秒 L1・11.3秒

アフィリオンが余力ラップでの逃げ切り勝ち。時計も上々で、これは上でも。
2着フォスターボンドはこの差せないレースで33.3秒の上がりを使って追い詰めていました。次走、人気すると思いますが、これは高く評価できます。

新潟6R ◎8.スペンサーバローズ A評価 7着 ○10.アルムエアフォルク 2 ▲5.ツインビスケッツ 11着 △11.オーバーザドリーム 6着
若手騎手限定戦で乱ペースになると予想しましたが、結局は前有利に。
差してきた2着アルムエアフォルクはやはり力量上位ですね。
スペンサーバローズはコーナーでかなり外を回されました。強さバレているのかあという人気でしたが、これは明確な敗因ありでの負け。最後まで伸びていたので次走も狙えます。
ツインビスケッツもかなり外を回されての負け。コーナリングが下手すぎました。これは騎手にも問題ありなので乗り替われば強気で狙いたいのですが……。

京都6R
このレース、2着バトゥーキだけが余力ラップ該当で、人気するかと思っていたら6番人気!内枠不利とはいえ、ここまで人気薄なら狙っても良かったかもしれません。この馬は次走も注目。

東京6R
前半遅い1400mなので余力ラップ基準外ですが、L2が22.4秒なら高く評価しても。
アトリウムチャペルはL1部で差しているので実質的に余力ラップ基準クリア。
上がり上位の3着馬までは注目。

新潟7R ◎13.テンノメッセージ B評価 2着
2着テンノメッセージは前走が謎の大敗でしたが、さすがのノーザンファーム産。立て直しての巻き返し。ずっと1400mの方が良いと思っている馬で、1600mはやや長いですね。
1着ミッキーチャレンジはずっと内を回っての勝利。買いにくいですねえ……。

京都7R ◎3.トラストエムシー A評価 3着 ○1.チュウワダンス 4着
低レベルな一戦で、余力ラップのトラストエムシーはきっちり巻き返して3着。
ハイランドリンクスの大逃げでしたが、1000m通過60.7秒はオーバーペースという訳ではなく上手く逃げられました。
チュウワダンスは3歳時よりもパフォーマンスを落としていますね。昔のイメージでいると危ないかもしれません。

東京7R

余力ラップ戦 L4・49.7秒 L2・24.5秒

牝馬限定戦でしたが、ハイレベル戦。
5着ビターゼノビアが抜けていると思ったので予想出しませんでしたが、内枠で砂を被って思い切り飛んでくれましたね。
1着ジューンポンポンは古馬になってから余力ラップを出している通り、成長してきていた馬。にしても、上がりダントツだったので評価します。
2着ファミリークレストは内に入れて上手く競馬を運びました。
3着ニシノパプルブリリは元々余力ラップ該当で力ある馬。距離短縮でパフォーマンスアップは想定通り。

新潟8R ◎3.ラブミーモナコ B評価 8着 ○6.エランティス 1着 ▲10.スマイルアップ 3着 △4.オーロラアーク 10着

余力ラップ戦 L1・12.1秒

8着ラブミーモナコは行く気を見せず控える競馬に戦法を変えてきました。それなりに走ってはいますが……。控える競馬をするようなら買い控えようと思います。
エランティスは逃げて加速ラップでの勝利。時計も優秀で、これは上でも。
ヤマカツパトリシアは好発から控えて、ロスの少ない競馬ができました。好タイムでの2着で今後もノーマークにはできなくなりました。

京都8R ◎5.ビナホイアン B評価 7着 ○6.リュクスドレフォン 2着 ▲8.レッツゴーローズ 3着 △1.ロードトラスト 1着

余力ラップ戦 L4・50.0秒

1着ロードトラストは勝負所で手応えが微妙になる面がありましたが、逃げてそういう面を解消させるという川田騎手のファインプレー。未勝利勝ちのラップからして強いのは明らかでした。上でも。
ビナホイアンは出そうとしていましたが、位置を取れず。にしても惨敗で、次は積極的には買えないですね。

東京8R

余力ラップ戦 L2・24.1秒

コパノパサディナはさすがに能力上位でした。前走は1150mで後方からになっただけです。
2着アラカザームはこのラップで差してくるとは驚きました。もう5歳ですが、+18キロが良かったのかもしれません。
3着タリエシンは先行できるとは……。7番人気は妙味十分だったので、このオッズなら狙っても良かったかもしれません。
期待していたドラゴンゴクウは出遅れ。上がり最速タイは使っていて力はあります。小金井特別5着の内容からして1400mでも先行有利の流れを先行できればやれる力はあるでしょう。

京都9R 北國新聞杯 ◎13.ホウオウカブキ A評価 9着 ○16.イーサンバーニング 1着 ▲3.ツウカイリアル 5着 △1.ダンツエスプリ 12着
これはハイペース想定だったので、素直にイーサンバーニングに本命を打つべきでした。
感覚が少しズレているなと感じさせてくれるレースでした。
サンライズゴラッソに印を回さなかったのもミス。しくじりましたね。
レースはハイペースの外差し決着で、特に深く考える必要もありませんでした。

東京9R アイビーステークス ◎3.レガレイラ ※S評価 3着 ○2.レディントン 4着 ▲6.ホウオウプロサンゲ 2着

余力ラップ戦 L5・57.7秒 L4・45.1秒 L2・21.9秒 L1・11.0秒

ダノンエアズロックは危険視していたのですが、これは理論の敗北……。申し訳なかったです。ラップ的にはほぼ完璧で、これならG1級と言わざるを得ません。
ホウオウプロサンゲも逃げて持続力の高さを見せました。
レガレイラも悪い競馬は全くしていません。強い3着です。

東京10R 神無月ステークス
これはオーロイプラータがどういう競馬をするか見たかったレース。
今までバテ差し競馬だったので東京ダート2100mは向くのかどうか、がカギだと思っていましたが、L2が12.3-12.4を差し切り。ペースも速かったですが、もう疑う必要はなさそう。時計も良く、オープンでも差しが決まるレースになるかどうか

京都11R オータムリーフステークス
京都ダート1400mは34.6秒通過でもなかなか前が止まりません。
サンライズフレイムはダントツの上がりで差し切り。さすがに強すぎます。

東京11R 富士ステークス ◎4.ソーヴァリアント A評価 3着 ○10.キラーアビリティ 12着 ▲5.ジャスティンスカイ 10着

余力ラップ戦 L5・57.4秒

ダノンタッチダウンのノリはラップの概念を破壊するような逃げ(笑)中緩み区間で11.2-11.5は速すぎます。さすがに差し競馬になりましたが、1.31.4はかなり速い時計です。
ナミュールはここでは能力最上位と見ていたのでワイド押さえておきました。この時計で走れるならマイルチャンピオンシップでも。
ソーヴァリアントはマイルが向くと書きましたが、さすがにこのハイペースは想定していませんでした。十分立派な3着で、スローになりやすいマイルチャンピオンシップでも買える馬。

新潟12R ◎3.デアデルマーレ A評価 4着 ○1.トーアスカーレット 10着
外枠から出せていけたというよりも、内枠勢のスタートが悪かったですね。
4着デアデルマーレもスタート悪く、内で揉まれてクビを上げていました。前にも残られる流れで致し方ない4着。外でスムーズがベストですね。
トーアスカーレットは大きく出遅れ。上がりは使ってはいますが、厳しいペースになりましたね。

京都12R ◎13.ボナンザ A評価 2着 ○12.フェズカズマ 4着
34.5秒通過で前が残るとは。ステラフィオーレは好時計です。
ボナンザも良い競馬をしています。
フェズカズマは最後、3着に上がれそうでしたが、失速。これはハイペースを追走した分でしょう。良い競馬はしているので引き続き。

東京12R ◎8.エメリヨン A評価 4着 ○7.ハリケーンリッジ 3着 ▲5.ランプシー 5着

余力ラップ戦 L2・22.7秒

グランドカリナンは距離不安視していましたが、余力ラップでの勝利。大逃げの番手も良かったと思います。
エゾダイモンは驚きました。33.8秒の上がりに対応してくるとは……。前走はハイレベル戦だったので、力を付けているのでしょう。
エメリヨンは人気ないと思っていたのですが、5番人気とバレていました。差のない4着で力は出しています。
差のなかった上位5頭までは評価して良いレース。
シルバースペードは甘いところがあるので、1勝クラスを勝つのは簡単ではないと見ています。

10/22(日)

新潟1R ◎9.ゲンヨウサイ A評価 3着 ○2.カエルム 1着
1着カエルムはまたしてもスタートひと息でしたが、促して位置を取りました。前走内容からも完勝。
3着ゲンヨウサイは逃げて良い競馬をしていますが、どうもL1部で甘くなります。1600mに短縮してきた方が良いかもしれません。
2着ロードアフェットは前走レコード戦で5着。離されてはいましたが、上がりは3位だったのできちんと走っています。
新馬戦優秀だったマグナレガリアは全く伸びず。新馬戦のパフォーマンスからもう少し走れると思うので、次走人気落ちれば。

東京1R ◎16.リュウノハイル A評価 10着 ○12.ラオラシオン 6着 ▲8.ライトニングゼウス 11着 △14.ホワイトビーチ 5着
リュウノハイルは直線でモタれてまともに追えていませんね。力あると思いますが、ちょっと難しい馬なのかもしれません。
ホワイトビーチとラオラシオンは前走着順が入れ替わっただけ。やや重から良馬場替わりとはいえ時計面で落としていますが、不利もなかったのでこの程度かもしれませんね。
ライトニングゼウスはダート向きという話で狙ったのですが、完全にぱったり。現状、距離短縮以外ではダートで買う要素は少なそう。

京都1R
L4が50.2秒と水準以上のレース。ダート替わりの1.2着馬と、ダート2戦目のクリノフィガロは4着以下に9馬身差。すぐ勝てるレベルにあります。

新潟2R ◎8.サクソンジェンヌ A評価 5着 ○9.ポエットリー 1着
サクソンジェンヌは陣営が荒れた洋芝がダメだったと述べていました。今回も重馬場が響いての負けでしょう。高速馬場で見直せます。
ポエットリーは進路がなかなか開かず、内目に突っ込みましたが完勝。やはりダノンマッキンリー戦は評価できる一戦です。

東京2R ◎7.オーヴァーザトップ A評価 8着 ○5.ヴァルドルチャ 5着 ▲6.エコロライジン 2着

余力ラップ戦 L2・11.4秒 L1・11.3秒

オーヴァーザトップは楽な逃げに見えて、実際に楽なラップでしたが、L1で苦しくなりました。とはいえ、L1が11.3秒で最後は内で窮屈になって追えていません。着差ほど負けてはおらず、次走も注目。
ヴァルドルチァは過剰人気。前走余力ラップだったとはいえ、1倍台はないですね……。このレースもハイレベルになった中でそれなりには走っています。
エコロライジンは新馬戦が余力ラップ戦で上がり13.3秒は地味に4位でした。このくらいは走れます。
ドリーミングアップは前走が好内容の上がり最速でした。ちょっと盲点になってしまいました。こういう盲点が命取りになるので、ウマい馬券ではより集中して見ていかねばです。

京都2R
ヒルノドゴールはL1が12.4秒。タフな馬場だったことを考えると余力ラップ相当と考えて良いでしょう。こいつは強い。

新潟3R ◎5.ジャックパール B評価 7着 ○1.ヴォーグマチネ 5着 ▲12.チョッピー 3着 △7.ベルシャンソン 2着
ジャックパールは出遅れてすぐに外から被される競馬。砂を被ってか、位置取りをずるずる悪くしながらも最後は伸びています。これは次走大注目。前走パフォーマンスがかなり高いというのに、今回も人気になりませんでした。人気落ちほぼ確実でしょう。
ヴォーグマチネは伸びてきています。ほぼ最後方まで下がって苦しかったと思うので、次走も注目。
チョッピーはかなり強い競馬をしています。内をタイトに回った方が有利な馬場で、外々をマクり気味に進出。最後は止まりましたが、広々と走れるコースならすぐ勝てそう。
ベルシャンソンは先行不利のレースでよく伸びてきています。

京都3R ◎4.サウンドノバ B評価 5着
サウンドノヴァは61.1秒通過で良い逃げでしたが、最後の最後に苦しくなって5着。今後も逃げてどこまでの競馬をしていきそう。恵まれやすいと思うので今後も注目。

京都4R
指数104でタイムランクB。L1を12.6秒で逃げ切ったミライテーラーは高く評価。
上がり36秒台の4着馬まで注目。

新潟5R
L1が12.5秒と、ダントツの上がりで勝ったカーマンラインだけは高く評価。

東京5R

余力ラップ戦 L2・22.5秒 L1・11.3秒

余力ラップ戦。上がり最速で差し切ったトロピカルティーは高く評価します。
こういうレースで注目しておくべきは、出遅れや追走力難で上がり上位だった馬。
7着アデランテは出遅れ。最後は良い脚で差してきているので、この手のタイプは次走注目。

東京6R

余力ラップ戦 L1・10.8秒

600m通過37.6秒の超スローでしたが、L2が10.8-10.8。これを逃げて持ったままでマークしたルージュスエルテはやばい。
同じ上がりで差してきたレトロタイプは未勝利馬。未勝利に回ってくれば人気でしょうが、注目です。

京都6R ◎16.エレガントギフト A評価 9着 ○15.ビヨンドザヴァレー 1着 ▲12.ゴールドローズ 5着 △6.7.8.13
スローペースになりやすいコースですが、3F通過33.4秒の超ハイペースに。
これでは前は残れないので先行して負けた組は度外視。
エレガントギフトは未勝利馬ですが、力は1勝クラスでも上。ペースや時計もあってか、伸びは欠きましたが、マイルの方が良いので引き続き注目。
ビヨンドザヴァレーはハイペースを先行しての勝利で高く評価。

東京7R ◎12.イエヴァンポルッカ A評価 7着 ○10.ピックアップライン 3着 ▲9.ホワイトクロウ 2着 △3.5.6.8

余力ラップ戦 L4・49.7秒 L2・24.6秒

ピックアップラインが3番人気になるとは思ってもみませんでした。本当に今はオッズが読めないですね……。スローペース先行で3着なら及第点。
イエヴァンポルッカはスムーズに追い出せませんでした。追い出しを待つロスがあったので、評価を下げる必要はありません。
ホワイトクロウはスムーズに外に出して追い出せました。この競馬ができればそう崩れないでしょう。

京都7R

余力ラップ戦 L2・24.6秒

不利なはずの1番枠からガウラが連勝。前走が余力ラップ戦でしたが、想像以上に強くなっていますね。時計的に上でも通用する水準にあります。

新潟8R ◎2.ブライトファントム A評価 4着 ○5.パープルナイト 3着

余力ラップ戦 L4・49.0秒 L2・23.8秒 L1・12.0秒

超スローとはいえ、L2が相当速くなりました。ファンジオは力通りの勝利。タマモヴェナトルは想像以上に強かったです。パープルナイトは力抜けていると考えていましたが、これでは差せません。3着なら評価は据え置き。
ブライトファントムは妙味ありと判断していましたが、後半が速くなりすぎた点が敗因でしょう。悪い競馬はしておらず、1勝クラスなら今後もやっていけます。

東京8R ◎12.ルミナスフラックス B評価 7着 ○10.オリビアジュテーム 8着 ▲13.マーブルマカロン 1着 △11.サヨノフィールド 3着

余力ラップ戦 L2・23.9秒 L1・12.1秒

これは時計も1.24.3と良く、ハイレベル戦。
ルミナスフラックスはタフなダートの1400mならやれると考えていましたが、実際にパフォーマンスは上げています。後半速くなりすぎましたね。もう少しスタート安定してくれると良いのですが……。今回もやや出遅れていました。
オリビアジュテームは少し力んでいました。ハイレベル戦での失速で、上位全て余力ラップを出したことのある馬でした。相手弱化なら。

京都8R なでしこ賞 ◎1.ナスティウェザー A評価 1着 ○5.メイショウホウレン 6着
ナスティウェザーは新馬戦のL1が歴代最速だったので、やはり力確かですね。前走は仕掛け遅れの2着で、今回は完勝。
メイショウホウレンは完全に失速。3F通過34.6秒で止まっていては世代限定戦で厳しいかもしれません。1200mなら変わってくるはず。

京都9R 壬生特別 ◎8.ハクサンパイオニア B評価 12着 ○6.ミルトクレイモー 1着 ▲1.グランテスト 2着 △3.4
ハクサンパイオニアはブリンカー外しでしたが、チークピーシズ着用だったんですね。内のダテボレアスが主張しましたが、すんなり外の番手。3.4F目が11.0秒と速く、3F通過33.9秒という以上に先行負荷が高かったはずで、今回は度外視しても。
グランテストは出遅れましたが、ハイペースで力量差が出る結果に。L1が11.5秒と止まっていないので、上でも通用するでしょう。
ミルトクレイモーはインに入れてロスのない競馬。良い競馬をしています。

京都10R 三年坂ステークス ◎6.ベルクレスタ A評価 9着 ○12.ショウナンアレクサ 3着 ▲13.ソーダズリング 1着

余力ラップ戦 L5・57.5秒 L4・45.0秒 L2・22.1秒 L1・11.1秒

スローとはいえ、ほぼ完璧なラップ。ソーダズリングはL1で10秒台を踏んでいるはずで、これは相当強いですね。マイルチャンピオンシップに出てもやれそうで、出走するかどうか分かりませんが出てきてもノーマークにはできません。
2着モズゴールドバレルも強い競馬。3着ショウナンアレクサはさすがにこの速い上がりでは対応に苦しんだと思いますが、3着なら頑張っていると言えます。
ベルクレスタは内に入れるしかないレースになりました。馬場の悪いインを通して上がりは使っているので、スムーズなら巻き返す力はあります。

新潟11R 新潟牝馬ステークス ◎6.モカフラワー A評価 12着 ○8.ホウオウイクセル 5着 ▲9.フェアエールング 8着 △3.5
スローでしたが、L5から11.8秒とペースアップ。先行不利でした。モカフラワーは先行してしまった分、伸びきれず。差して良さが出てきていたので、度外視しても。
勝ったメモリーレゾンは前走で本命を打った馬ですが、内枠で軽視してしまいました。
馬場を考えれば、後半かなり速い持続戦になったので、ロスなく回ってこられた1.2.3番枠が有利になったのでしょう。

東京11R ブラジルカップ

余力ラップ戦 L4・49.5秒

完全な差し決着で、これを先行して残したロードヴァレンチはお見事!
ここはテンカハルとダノンラスター以外の選択肢がなく、人気なので見送りましたが、すんなり好走しましたね。余力ラップとはいっても古馬オープンなら普通に出るので、レベルは高くもなく低くもなく、でしょう。

京都11R 菊花賞 ◎10.マイネルラウレア A評価 7着 ○11.サトノグランツ 10着 ▲14.ソールオリエンス 3着 △6.7.8.15.17
ドゥレッツァは出していってハナに立つ競馬。力んでいるように映りましたが、これで控えて差してくるとは衝撃的。逃げて差すとはまさにこのことという競馬。本物です。
サトノグランツは位置を悪くしたのが致命的。
マイネルラウレアは空いたインを突いてゴルシワープか!?という競馬。最内から伸びてはいました。
リビアングラスは見せ場十分。△でしたが、一言コメント残した甲斐はありました。
ソールオリエンスは外々を回される競馬に。能力は高いんですがねえ……。

京都12R 桂川ステークス

余力ラップ戦 L2・24.0秒 L1・11.9秒

ペースセッティングはL1で11.9秒での勝利。強すぎました。オープンでも通用します。ここまで強いとは、やはり初ダートは分かりません。陣営ですら分からないのですから、一予想家が読むのはやっぱり苦しい。切れよりも持続力に長けたタイプというのはダート向きだろうとは読めますがねえ……。

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