2023/10/22（日）「余力ラップ2.0」予想

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する！」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

こんばんは！
土曜は良かったですね。
下が本命・穴成績ですが、穴は相手3頭までの時は3頭まで穴扱いにしています。4頭以上の時は○▲までを穴扱いにしています。本命は4着が4回も！その辺が喜べない理由かもしれません。

3歳未勝利がなくなってからイマイチ復調しきれていない印象で、我慢を強いられています。購入額もかなり抑えています。
3歳と古馬の混合戦になった時に「不調になるかも……」と心配していましたが、想定外のところで不振に陥っています。
レース数絞ったのは、個人的に良いことかなって感じています。
今開催で有力馬が多数デビューしてきているはずで、有用なレースも増えていくはず。地道に頑張っていくしかありません！

本日もどうぞよろしくお願いいたします！

新潟芝は内回り・外回り共に、内が残すんですよね。外から伸びてきそうな馬が差せそうで差せません。
全体的に荒れてどこを通しても大差ないのか、向かい風で差せないから内を通した先行馬が残すのか、どちらかが理由でしょう。
いずれにしても明日も直線の向かい風が強く、雨の影響も残るので、内もカバーしつつ。土曜7Rは1頭のみ推奨しましたが、あまり勝負するところではないでしょう。若手騎手が多くてペースが読みにくいことも理由です。
新潟ダートは外枠がよく来ていましたが、外が来る理由は特にないと思います。外枠の馬が強い・テンが速いことが理由でしょう。
新潟6Rで、1番枠の未勝利馬が3着に残したのが、雨の新潟ダートの姿だと考えています。引き続き、内枠優勢に見ます。

東京芝は馬場のインも荒れているので外枠優勢で良いでしょう。
東京ダートは外枠天国と言えるレベルです。タフで外枠から先行できる馬がベター。2100ｍだけは上がり性能重視です。

京都芝は外回りは外枠有利。内回りも想定より外枠が走っていました。内回りもフラット気味で予想しますが、1200ｍだけは内枠先行有利と見ます。
京都ダートはやはり基本的に先行有利が強いですね、ハイペースになってもなかなか止まりません。こちらも外枠有利がかなり強めです。

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳（芝）

2.3歳（ダート）

余力ラップ2歳馬

新潟1R
9.ゲンヨウサイ
新潟2R
8.サクソンジェンヌ
東京2R
5.ヴァルドルチャ
7.オーヴァーザトップ
東京6R
8.ピンクヴェノム
京都8R
1.ナスティウェザー

余力ラップ3歳馬

新潟3R
2.ダイメイセブン
5.ジャックパール
7.ベルシャンソン
新潟6R
1.ゴッドセンド
10.ファイアネイド
新潟7R
7.レジェンドシップ
9.プロヴァーブ
新潟9R　柏崎特別
2.シルヴァーデューク
10.レッドバレンティア
11.ナイトキャッスル
14.サトノヴィレ
新潟12R
4.エコロレジーナ
東京7R
6.オーサムデアラー
10.ピックアップライン
新潟8R
6.マーゴットレーヴ
10.オリビアジュテーム
東京9R　山中湖特別
2.アンリーロード
4.メインクーン
5.アップトゥミー
7.ミヤビ
東京10R　甲斐路ステークス
16.チャンスザローゼス
東京11R　ブラジルカップ
11.エクロジャイト
東京12R
1.ギョウネン
7.トリプルループ
京都6R
7.スズカダブル
8.メイショウコギク
11.クファシル
13.エマヌエーレ
15.ビヨンドザファザー
京都7R
1.ガウラ
2.エンプレスペイ
京都9R　壬生特別
1.グランテスト
京都10R　三年坂ステークス
5.テーオーグランビル
10.ダルエスサラーム
12.ショウナンアレクサ
13.ソーダズリング
京都11R　菊花賞
16頭該当。余力ラップに該当していないのは13.ナイトインロンドン

余力ラップ4歳馬

新潟3R
12.チョッピー
新潟8R
3.セイウンガレオン
4.トリグラフ
6.チャールストン
新潟10R　妙高特別
4.フィーカ
14.タカラマドンナ
新潟11R　新潟牝馬ステークス
5.カヨウネンカ
6.モカフラワー
11.ビジン
13.エピプランセス
東京7R
3.パンテレリア
5.シャンダス
8.ダノンアーリー
12.イエヴァンポルッカ
東京8R
4.レッツリブオン
東京9R　山中湖特別
9.ショショローザ
東京10R　甲斐路ステークス
7.ブラックシールド
11.タガノフィナーレ
東京11R　ブラジルカップ
3.ヘラルドバローズ
6.トウセツ
15.ロードヴァレンチ
東京12R
3.ララエフォール
4.サイモンソーラン
13.サトミノマロン
京都6R
6.スウィートスカー
12.ゴールドローズ
京都7R
3.タガノカンデラ
7.ヴァンルーラー
13.メイショウホマレ
16.ラニカイ
京都10R　三年坂ステークス
1.スーサンアッシャー
6.ベルクレスタ
京都12R　桂川ステークス
5.クレスコジョケツ
10.フォーチュンテラー
14.グットディール

新潟1R　◎9.ゲンヨウサイ　A評価　○2.カエルム
おそらくは一点でなければ、配当が取れません。
土曜の新潟芝は差しにくい傾向にありましたが、ゲンヨウサイもカエルムも先行できる脚を持っています。

ゲンヨウサイは新馬戦のラスト2Fが22.3秒。0.3秒差で、上がりも最速と余力ラップ基準をクリア。前走は新馬戦で下したフナデに逆転を許しましたが、差しの利く馬場で先行した分だと考えています。好走した新潟コースですし、このメンバーなら崩れる危険性はかなり低いでしょう。

カエルムの新馬戦は、ラスト5Fが58.7秒と水準以上のレベルにあります。前走は強い馬に先着を許しただけ。スタートの悪い馬ですが、二の脚でリカバリーができる馬で、こちらも勝ち負けでしょう。

東京1R　◎16.リュウノハイル　A評価　○12.ラオラシオン　▲8.ライトニングゼウス　△14.ホワイトビーチ
リュウノハイルの新馬戦は、ラスト4Fが49.7秒、ラスト2Fが11.9-12.4で余力ラップ基準クリア。良馬場のダートでこのラップを刻めた上位馬は高い能力を秘めているはずです。リュウノハイルは1.6秒離されたものの、出遅れて、そこから出していくと引っかかってしまいました。
今回は有利な大外枠で、2戦目の上積みにも期待できるはずです。継続騎乗でもあり、前走より酷い競馬にはならないと見て本命とします。

ラオラシオンは前走、好時計で走破しています。終いもしっかり伸びていました。好枠を引けた今回も堅実に走ってくれるでしょう。

ライトニングゼウスは陣営が元々ダート向きだと思っていたそうです。500キロとメンバー1の馬格を誇っています。前走は芝で逃げる速力を見せました。ここも逃げられる可能性があり、単穴とします。

ホワイトビーチの前走はオーバーペース。先行して失速こそしていますが、もう少しゆっくり運べれば。

新潟2R　◎8.サクソンジェンヌ　A評価　○9.ポエットリー
サクソンジェンヌの新馬戦は、ラスト2Fが11.2-11.3で余力ラップ基準クリア。前走は1番人気に推されましたが、失速してしまいました。陣営は荒れた洋芝が合わなかったと述べていますが、ラスト1Fでの失速っぷりから距離も影響したと考えています。マイルへの短縮なら簡単には止まらないでしょう。

ポエットリーの新馬戦は1.21.4という走破時計が優秀。出走馬は次走、11頭中9頭までが掲示板に乗っていて、ハイレベル戦だったと見て良いでしょう。ラスト1Fで12.1秒と失速していますが、この馬は伸びて11秒台半ばで走っています。これなら延長もこなせるはずです。

東京2R　◎7.オーヴァーザトップ　A評価　○5.ヴァルドルチャ　▲6.エコロライジン
オーヴァーザトップの新馬戦はラスト2Fが11.9-10.7で上がり最速と、余力ラップ基準をクリア。追い風があったとはいえ、10.7秒はかなり優秀です。前走は勝ったオーサムストロークの勝ち時計1.34.7が優秀すぎました。スタート後に出して掛かったことも伸びを欠いた要因でしょう。東京ならゆったりと運べるはずで、ここも勝ち負けになるはず。

ヴァルドルチャはルメール騎手の進言での距離短縮。前走のラスト2Fは11.4-11.3で余力ラップ基準をクリア。相手も強力だったので、こちらも勝ち負けになると見ます。

単穴にエコロライジン。新馬戦のラスト2Fは11.2-11.4で余力ラップ基準をクリア。0.6秒差でしたが、この馬もよく伸びていました。前走も良い感じに進出していきましたが、ラスト1Fで失速。陣営は距離に敗因を求めていますが、その通りの内容で、マイル戻りならやれるはずです。

新潟3R　◎5.ジャックパール　B評価　○1.ヴォーグマチネ　▲12.チョッピー　△7.ベルシャンソン
ジャックパールは距離を延ばした前走のラップが優秀。良馬場ダートで6F目に11.8秒とかなり速いラップを刻んでの逃げで、ラスト4Fは49.7秒。4着以下を4馬身突き放しています。ここは先行タイプが揃った点が心配ですが、速いのがこの馬の内の2.3で、揉まれずには運べそう。前走の力を出せれば。

ヴォーグマチネは前走、自分で動いた地点からペースアップ。外目を回された分もあり、失速しても仕方ない競馬でした。前々走はまずまずの時計で走破。内をタイトに回ってこられる最内枠で。

チョッピーは芝での余力ラップ該当馬ですが、初ダートの前走が上がり最速。余力ラップに近い水準で走破しています。前走はペースが流れた分もあって最後方からになりましたが、本来はもう少し追走できる馬。3キロ減でもう少し追走できれば。

ベルシャンソンは前走が余力ラップ。現級通用の能力は示しました。

京都3R　◎4.サウンドノバ　B評価
サウンドノバは新馬戦がハイレベルだったマーゴットソラーレ戦。その後の2戦も差のない競馬をしています。前走はダートで度外視。ここは改めて期待できます。

新潟6R　◎1.ゴッドセンド　A評価　○3.エスジーエパークル　▲4.プラティクラール
ゴッドセンドは世代限定戦では先行できず、力も発揮できませんでしたが、混合戦になってからは安定。3走前は良馬場ダートでラスト2Fを11.9-12.3でまとめており、この一戦を高く評価しています。前走に関しては出遅れ。そこからハイペースをリカバリーする厳しいレースでしたが、それでも崩れてはいません。能力最上位でしょう。揉まれても問題なかった前走は収穫。高速ダートで内をタイトに回ってこられる最内枠は良いと見て本命にします。この馬は抜けていると考えているので、単勝は買っておきたいと思います。

力ある馬が外枠だったり差し脚質だったりなので、前走圧勝の3番枠エスジーエパークルに対抗を打ちます。

プラティクラールは金沢での3走前の指数が優秀。ここ2戦は圧勝で中央再転入。新馬戦を見てもテンの速力はありそう。中央再転入でいきなりやれても。

京都6R　◎16.エレガントギフト　A評価　○15.ビヨンドザヴァレー　▲12.ゴールドローズ　△6.7.8.13
エレガントギフトの前走のラスト4Fは、11.6-10.9-10.9-11.8と、10秒台を2度も踏む高速ラップに。今秋の阪神Aコースは上がりがかなり出やすかったとはいえ、素直にハイレベル戦だったと評価しています。走破時計も優秀。距離短縮の効果はあったと言えるでしょう。今の京都外回り芝は外枠有利。1600ｍは道中で上り坂を通過するスローになりやすいコース形態で追走面も補完できます。まだ未勝利馬ですが、現級でも上位の力はあると考えて本命を打ちます。

相手も強力なメンバーが揃いましたが、外枠勢を上位に見ます。
ビヨンドザファザーの前走は、ハイペースを2番手追走してかなり粘った2着。3着にシランケドが後方から突っ込んでくる流れでした。
デビューから3戦は全て余力ラップ戦と、強い相手に好走してきています。1800ｍのここ2戦が伸びひと息。マイルなら33秒台の速い上がりを使えるので、ここは狙い目でしょう。

ゴールドローズはスタートひと息の馬ですが、スローになりやすいコース形態ならさほど置いていかれないはず。ずっと上位の上がりを使えている馬で、京都では3走前に3着。こちらも距離が延びると末が鈍るのでマイルがベターでしょう。

他、余力ラップ該当馬が外を引いたここはそれらに流します。

新潟7R　◎16.グラヴィテ　B評価　○7.レジェンドシップ
グラヴィテの前走は、1000ｍ通過58.9秒でさすがにオーバーペース。新潟芝の中でも比較的時計のかかる開催を得意としています。土曜の新潟は強風の影響か、差しが利きにくいレースが多くなりました。大外枠からハナか番手は奪えそうなここは狙い目と見ます。

レジェンドシップは新馬戦が余力ラップで、1800ｍでした。その点からも1800ｍに短縮は悪くないでしょう。前走の敗因不明という話ですが、未勝利の内容からは1勝クラスでも上位の馬。立て直した効果で改めて。

東京7R　◎12.イエヴァンポルッカ　A評価　○10.ピックアップライン　▲9.ホワイトクロウ　△3.5.6.8
イエヴァンポルッカの前走はハミを噛んだ分だけ伸びきれなかったという話です。連闘策になりますが、長く休んでの叩き2戦目になるので上積み面を考慮。外枠有利のバイアスが強い馬場で12番枠もプラスです。2.3走前だけ走れば勝負になる馬なので改めて期待します。

ピックアップラインは飛ばして逃げるタイプ。1700.1800ｍだとギリギリそうですが、1600ｍは未勝利での2戦が好内容。3走前の4着の時は余力ラップで0.1秒差に粘っています。このレースの上位は全て勝ち上がり。前々走も好時計の2着で、共に自分の分を走っています。オーバーペースにならないか心配ですが、マイペースの逃げか番手なら。

ホワイトクロウはほぼ崩れず走ってくる馬で、指数面でも上位。ピックアップラインが飛ばして止まるようならこちらが浮上すると見て。

他は余力ラップ該当に流しますが、穴で面白そうなのが5.シャンダス。園田で苦戦してきたのは意外でしたが、未勝利のラップからは1勝クラスでも通用する馬です。

新潟8R　◎2.ブライトファントム　A評価　○5.パープルナイト
ブライトファントムは飛ばすタイプの馬で、負けてきたのはほとんどがオーバーペース。くすのき賞をオーバーペースで2着に粘った内容が強い。前走は控える形になりましたが、それなりには走っています。延長馬が走りやすい新潟で前残りに期待します。

パープルナイトは現級で能力ダントツでしょう。鞍上は不安ですが、西村太一騎手でずっと崩れていません。ブライトファントムとの行った行ったに期待します。

東京8R　◎12.ルミナスフラックス　B評価　○10.オリビアジュテーム　▲13.マーブルマカロン　△11.サヨノフィールド
ルミナスフラックスは6走前の金沢戦の指数が優秀ということでマークしてきた馬。5走前は、転厩＆休み明け＆去勢という条件が揃っていましたが、思い切って本命に。前残りになりましたが、上がり3位の脚を使って見せ場は十分ありました。ここ3戦の1700ｍはやや距離が長かったと思いますが、前走は途中で動いて見せ場がありました。金沢で高い指数をマークしたことからもタフな馬場向きと考えています。乾いた東京ダート1400ｍの外枠は一番合いそうな舞台。元々、寒椿賞での8着からして現級通用の素質は見せていました。再度期待してみます。

オリビアジュテームは未勝利戦を余力ラップで圧勝。前走は引っかかっての先行になりました。今回はパシュファイヤー着用で挑むので、巻き返しがあっても。

マーブルマカロンは前走で1400ｍをこなしました。前走通りなら。
サヨノフィールドは前走、余力ラップ戦で4着。ずっと自分の分だけ走っており、ここも自分の分だけ走れれば。

京都8R　なでしこ賞　◎1.ナスティウェザー　A評価　○5.メイショウホウレン
ナスティウェザーの新馬戦のラスト1F10.9秒はダートで歴代最速の記録。前走は1400ｍをこなしたことや控える競馬に対応できたことなど収穫大でした。前走、勝ち馬とはスムーズかどうだったかの差で、惜しい競馬。ここも堅実に走ってくるはず。

メイショウホウレンの新馬戦はラスト2Fが11.8-12.1。不良馬場とはいえ、逃げて持ったままの大楽勝。これなら1400ｍは全く問題にしなそうです。他の1400ｍを使っている馬はラスト1Fで失速しているので、それならメイショウホウレンに期待します。

新潟9R　柏崎特別　◎10.レッドバレンティア　A評価　○9.ウインエーデル　▲14.サトノヴィレ　△11.ナイトキャッスル
レッドバレンティアは先行力のある馬ですが、前走は躓き。完全に終わったかと思いましたが、よく追い込んできました。骨っぽい馬相手に健闘しており、ここなら上位でしょう。この人気落ちは狙い目。

ウインエーデルも先行力を評価。
前走はラスト4Fが45.8秒で余力ラップ基準をクリアと力を示しました。

サトノヴィレは能力最上位だと思っていますが、なかなか差し届きません。新潟芝は外から差してきた馬が届きそうで届かない競馬が多く、能力は評価しても単穴まで。

ナイトキャッスルは萩ステークスが余力ラップ戦で、0.3秒差。前走はダートでしたが、芝スタートで600ｍ通過34.1秒のハイペースを演出。このテンの速度があれば、ここも位置を悪くはしないでしょう。

京都9R　壬生特別　◎8.ハクサンパイオニア　B評価　○6.ミルトクレイモー　▲1.グランテスト　△3.4
京都芝1200ｍは内枠先行有利のコース。内も荒れてきていますが、ここは先行馬から。
ハクサンパイオニアは芝に戻した前走が好内容。馬場を考えれば、1.08.2という時計も優秀です。ブリンカーを外してきましたが、元々、ブリンカーがなくても先行力ある馬です。外枠勢よりは先手を主張しやすいはずで、もう一度。

ミルトクレイモーは位置を取りつつ、速い上がりを使える馬。小豆島特別は好時計でした。ここも上位の存在です。

グランテストはここ2走、出遅れているのが不安ですが、それでも差のない競馬をしてきています。最内枠は恵まれるはず。

先行力ある3.4までカバーします。

新潟10R　妙高特別　◎4.フィーカ　A評価　○1.カンザシ
フィーカは前走の時計が優秀。大幅に時計を短縮しており、ここも通用。53キロも恵まれました。

カンザシは内差しを狙える枠で。

京都10R　三年坂ステークス　◎6.ベルクレスタ　A評価　○12.ショウナンアレクサ　▲13.ソーダズリング
ベルクレスタは2勝クラス圧勝の内容が衝撃的。ラスト4Fは12.0-10.5-10.8-11.4で、44.7秒。なかなか出せるラップではありません。前々走は重馬場、前走は内有利の展開になったのが敗因。ここも突破できる馬だと思っています。モレイラマジックに期待。

ショウナンアレクサは完全に覚醒。前走はハイペースの中、最後まで伸びていて交わせなかったもの。外から上手く差して来られるはずです。

ソーダズリングはエルトンバローズを破った未勝利勝ちが驚きのパフォーマンス。ラスト1Fが11.4秒で余力ラップです。ハイレベルのフローラステークスも2着で、前走は超ハイペースを先行しましたが、先行馬最先着。マイルでも先行できる馬で、ここは大きく崩れないでしょう。

新潟11R　新潟牝馬ステークス　◎6.モカフラワー　A評価　○8.ホウオウイクセル　▲9.フェアエールング　△3.5
新潟内回り芝2200ｍは差しの決まりやすいコース。ここは外枠の差し馬を優勢に見ます。

モカフラワーは距離を延ばして本領発揮してきました。2勝クラス勝ちは完全な差し決着になりましたが、手応え抜群の早めマクりで押し切りました。ハイペースながら、ラスト3Fは12.6-12.1-11.9と加速ラップに。最後も余裕の手応えで、本格化したと感じさせる内容。
昇級戦は内にいて外からマクられていき、位置を悪くしました。
前走は内枠先行有利のレースで、外マクりの利かない馬場。加速ラップのなか、最後まで伸びてきた内容は評価できます。
今回は得意の道悪で、外マクりも利く馬場です。ここは絶好の狙い目と見て本命とします。もう少し外枠がベストでしたが、6番枠なら外目からマクるのもそう苦ではない枠でしょう。

ホウオウイクセルは昨年の2着馬。前走のような超高速馬場は不向き。前々走の福島牝馬ステークスは8着ですが、0.4秒差と差のない競馬はしています。今年も後方から外目を押し上げていけるでしょう。

フェアエールングは福島での新馬戦を評価していました。悪いインコースを通して楽勝。タフな馬場は得意なタイプでしょう。札幌では早めのペースを好位差しで連勝。ここも好位から差す競馬ができそうで、52キロなら通用するでしょう。

昨年の覇者ホウオウエミーズ、外マクりの競馬で伸びてくるであろうカヨウネンカまで。

京都11R　菊花賞　◎10.マイネルラウレア　A評価　○11.サトノグランツ　▲14.ソールオリエンス　△6.7.8.15.17
マイネルラウレアの京都新聞杯は内に閉じ込められて動けず。進路が開いてからの伸び脚はサトノグランツを凌いでおり、京都は本質的に得意でしょう。ゴールドシップ産駒も京都が得意。神戸新聞杯は0.6秒差負けで大きく負けた訳ではありません。叩き2戦目の上積みも期待できます。大駆けがあるならと考えて本命を打ちます。

サトノグランツは他馬が失速してくるところでひと伸びしてきます。前走もラスト1Fで12.0秒に失速した地点でぐいっとひと伸び。いかにも長距離向きという感じの馬で、サトノダイヤモンド産駒も京都を得意としています。

ソールオリエンスは能力最上位。他、6.7.8.15.17まで。リビアングラスは2勝クラスの逃げ切りが強く、京都新聞杯でも逃げてしぶとさを見せました。逃げて一発はありえても。