9/12 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。

土曜も的中0と非常に調子が悪いです。
おそらく、ちょっとひねって穴っぽいところを狙っているのが仇になっているのだと思います。
レースをよく見るようにしているのは良いのですが、単純に指数で見ただけで取れる場合も多々あり、バランスが難しいなと感じます。

日曜はA評価が多いので流石に的中0はないと思います。
0だったら……、泣きます(笑)

明日は中山・中京ともに良馬場で行われそうですね。

では9/12の好走期待馬へ。

9/12の好走期待馬
中京4R
先行馬少なく前有利。一騎打ちか。

◎ 7 エナジーロッソ
○ 10 ロコポルティ

ホッコータルマエ産駒らしくスピード感溢れるエナジーロッソ。
前走の敗因は距離でしょう。意外にホッコータルマエ産駒は距離保たないなと、以前本命にしたライヴクラッカーを見て思いました。ライヴクラッカーは胴づまりで短距離体型だとグリーンチャンネルで言われていました。
エナジーロッソは1200mに戻れば巻き返すでしょう。
3着だった阪神1200m戦では、この馬を除く1-5着馬が全て1勝クラスを勝ち上がっています。
その前の2着だった中京戦も1-4着馬がすでに勝ち上がり。
6着の中山でも3着馬を除いて勝ち上がっています(2着エンテレケイアは浦和移籍で勝ち上がり。南関の重賞でも頑張っています)。
破ってきた馬も勝ち上がりが多くて明らかに現級上位。このクラスにいる馬ではありません。
当時から混合戦替わりで1キロ減りますし、強敵不在のここは勝ちたいところでしょう。

ロコポルティが相手筆頭。
前走はハイペース逃げで沈んだだけですし、残り200mまでは頑張っていました。
前々走はエナジーロッソが3着で、ロコポルティが6着。二頭の着差は0.6秒ありますが、位置を取れなかった分もあるでしょう。まともならもう少し差は詰まると思います。

現級換算で99の指数を持つエナジーロッソ頭固定。
95のロコポルティを2.3着付けの三連単で買おうかなと思います。
最大指数ならロコポルティより上がいますが、位置を取れない馬ばかり。
行く馬少なく、行った行ったになると予想します。

中山4R
速い馬は不在。外枠先行有利と読む。

◎ 16 マブストーク

前走も本命に挙げたマブストーク。
当時書いたことを引用します。

1200mを使っていた時は全て出遅れにもかかわらず、指数は優秀です。
ここ二走はきっちりスタートを決めていますから、これは治ったものと見て良いでしょう。
また、その二戦はペースが流れたため、スタートを決めたのが災いしたような格好になってしまいました。
スタートを決められる今なら、元々1200mを使っていた時よりも指数の上積みが期待出来ます。
1200mにしては行く馬も少なめなので、スタートを決めて勝負になる位置に付けられれば。

以上。
スタートは前走きちんと決めてくれて3着。指数99と優秀なレースでした。
評価されて然るべき前走なのに、まだ疑われているのか、どうやら1番人気にはならない模様。
リンカーンテソーロ、キミワテルが人気でしょうか。確かに一度先着されていますが、当時はマブストークが出遅れていましたし、ここは大外枠、まともに出てくれそうですから逆転可能でしょう。
その二頭が強敵。
前走で先着したビービーグエルも安定感があります。
他、先行勢は押さえておきたいところです。

中京6R
低レベルの混戦模様。ここは大穴狙い。

◎ 6 メイショウフクイク

おそらく最低人気か、それに近くなりそうなメイショウフクイク。
指数で拾うと、2020/5/9の新潟ダート1200mの93が、このメンバーでも高いものになります。
行き脚付かず、差し決まりにくい新潟で上がり3位の脚で差を詰めていました。
1700m、1800mは指数を見ても長そうで、1200mだと届きにくいので1400m辺りがベストでしょう。
スタート安定しないところがありますが、前走を見る限り、1400mでもまともに出さえすれば中団やや前辺りが取れるのではないかと感じます。ここは行く馬も少ないですし、3キロ減起用です。
中京は未勝利勝ちの舞台。しぶとく脚を使って差し切りましたし、新潟でも最後までしっかり脚を使っていたので長い直線が向くタイプのように思います。
長期休養明けから叩き3走目、距離短縮、狙うならここでしょう。

他馬についても少し。
指数最上位はメディシスの前走、東京ダート1300mでのもので、現級換算95です。
1勝クラスの短距離で95が最高指数というのはかなりの低レベルメンバー。
そのメディシスは東京ダート1300mの指数なので信頼なりません。
ずっとこの条件を使っているダイヤレイジングの最高が94。安定株ではありますが、位置取りも安定しませんし、なんだかんだずっと勝てていない馬です。
ついでヒロノクイーンの前走が93。メイショウフクイクとタイですね。前々走は同条件で勝ち上がりですが、外枠でしたし、今回の最内枠は諸刃の剣となりそう。
ラグラスドシエルの前走が小倉ダート1700mで92ですが、行き脚ない馬で後方一手です。距離短縮が向くタイプではないでしょう。
ルーアンの3走前が92、2走前の同条件が90。先行力ある馬なので普通に買うならこれかなという印象。しかし、90前後で安定してしまっている馬で、取り立てて魅力ある訳ではありません。
ハートウォーミングの前走が92。ただし、同条件の前々走が不良馬場で指数81の凡戦。
エールソヴールの前々走が91。前走が83。二度とも出遅れていますので、信頼に欠けます。
3歳馬スズノナデシコは前々走が現級換算87。長期休養明けさえクリア出来れば1番強そうですが、不透明。

このような微妙なメンバーですから、それならいっそ大穴狙い、ということにしました。

中山6R
牝馬限定戦でスロー濃厚。未勝利馬ユキヤコンコンが人気になるという低レベル戦、力量も拮抗。

◎ 10 ティケイプルメリア

ティケイプルメリアの前走は酷い騎乗になってしまいました。
3角で下がってきた馬を上手く交わしきれずに不利あり。
直線も内空かず、外に進路を切り替えるロスあり。
進路確保してからは伸びているので、これは脚を余していたと思います。
それでいて指数92はメンバートップ。
3走前も93で走っており、能力は一番でしょう。
前々走は内枠から逃げの手に出て失速しただけで、外枠、スローになりやすい牝馬限定戦で同様のことはないでしょう。
前走見る限り中山でも問題なさそうです。中山ダート1800mでの指数は86。
ヤンチャプリヒメの90、カイトレッドの87に次ぐ指数になります。
普通に回ってくれば勝ち負けでしょう。

ヤンチャプリヒメは1200~1800mまでこなせる稀有な馬ですが、レースっぷりを見る限り、1800mはやはり長いですね。中山ダート1800mで4着した時はラスト12.4-13.0-13.9と完全に失速しています。指数は90ですが、相手いるレースとなると厳しそうです。それに近走、スローもありますが、指数を落としていてピークアウトしている危険性が高い。
ツウカイヴィータは1200mで見たい、と以前に書きました。中山ダート1800mはタフなのでどこまで粘れるか。
ユキヤコンコン、最高の指数が未勝利で86、現級換算76しかないのですが、これで来ちゃうんでしょうかね。上がりしっかりしているので相手なりに走れそうですが……。

中京7R
少頭数でスロー濃厚か。前有利と読む。

◎ 1 テイエムマグマ

指数最上位はリヴェットの前々走94と低レベルなメンバー構成。
リヴェットは前走、前々走と最内を上手く突いて伸びてきましたから、これ以上はないと見ます。鞍上強化は魅力ではあるのですが。
テイエムマグマはここ二走、ペースが流れた中での逃げ・先行粘り込みなので評価出来るでしょう。前走88、前々走92。
前走は高倉騎手が出ムチを入れていましたから、逃げが良いと判断しているのでしょう。ここも最内枠で逃げの手に出るのが濃厚と見ます。
3走前の中京は大外枠で行けず。4角でも首を上げるようなちょっとした不利がありました。
すんなり逃げられれば。

サーストンカイドーはちょっと面白いかなと思っています。
ダート走らないで有名なエピファネイア産駒ですが、ミスプロやストームキャットの血が母系に入っていれば走る率が高い模様。
ハイレベルの青葉賞6着馬です。
長期休養明けですが、豊富に乗り込んで松山騎手を配してきました。
脚元に不安があるのでしょう、坂路追いきりだけで、ここでダートを使ってきたのも脚元を考慮してのものだと思いますが、ダートをこなせる下地ある血統ですし、能力だけで勝っても驚けません。しかし人気するようでは買いにくいなと思い、本命はやめました。買うなら馬連やワイドなどで。

中京8R
牝馬限定戦の少頭数でスロー濃厚。実力馬人気落ちで狙い目。

◎ 7 ランスオブアース

前走がさっぱりのランスオブアース。
レースを見てもよく分かりませんでした。
小倉ダート1700m、しかも重馬場で連勝してきている馬なので向かない、ということはなさそうですが、本質的には地方交流重賞で好走しているようにタフなコース向きなのではないでしょうか。
中山ダート1800mの伏竜ステークスはハイレベル戦で、現級換算82の指数ですが、超豪華メンバーでした。10着でしたが、クビ差9着のサヴァはユニコーンステークス2着です。8着レディバグも2勝クラス勝ち。
兵庫チャンピオンシップで先着したロードエクレールは次走2勝クラス勝ちですし、ゴッドセレクションと0.6秒差の競馬が出来る馬がここにいるでしょうか。
泉谷騎手に手戻りですし、タフな中京ダート1800mは向くタイプでしょう。

指数最上位はアドマイヤビーナスで91。86-91程度で安定している馬で、軸ならこれかなという感じですが、斤量面でも優遇されて舞台も向くはずのランスオブアースなら逆転可能と見ます。

中山9R
オンザラインの指数ダントツ。距離短縮、中山替わりで勝ちきれると見る。

◎ 2 オンザライン
注 5 テンウォークライ

前走の東京ダート2100mはスローペース。ペース補正ありで指数89ですが、上がりが速くて勝ちきれなかったものと見ます。
前々走の東京ダート2100mがしっかり流れて力を問われるレースになりました。
ローズボウルが断然人気のレースでしたが、ペースが流れたため、待機策を取ったダノンブレットが勝利。オンザラインは道中5番手付近から競馬してローズボウルと0.1秒差。指数98。4着には5馬身差を付けていますから、能力の高さは疑いようもないと思います。

中山ダート1800mなら速い上がりは要求されませんし、好位さえ取れれば勝てると思います。

注、にテンウォークライ。
ここ二走本命で贔屓目入っていますが、前走は馬具を工夫した効果が出ての4着という話です。原因がはっきりしているのならここでも崩れることは考えにくいですし、前走はちょっと位置取りが悪すぎました。元来、先行策を取れる馬なので、1800mに距離延長でしっかり位置を取れれば。

いくらなんでも当たらなすぎで、理由がサッパリ分からない。何か問題があるようにも感じるが……。
中京10R 浜松ステークス
有力先行馬が外枠に。相対的に内枠有利になると読む。

◎ 1 ミスズグランドオー

ミスズグランドオーはちょっと指数が足らないかなとは思ったのですが、他の先行馬はもっと足りませんし、最内枠を引いたからには行ってどこまで粘れるかの競馬でしょう。
有力先行馬が外枠に集まりましたから、内から先手取りやすいと思います。
元から内有利の中京ダート1200mですが、相対的にも有利になったと見られるでしょう。
指数が足らないとは言っても、1勝クラス勝ちが非常に優秀。
クインズレモンに一旦前に出られましたが、差し返しての勝利ですから指数上積みは可能と見て良いでしょう。3歳馬でもあります。

中山9Rでようやくダートの連敗脱却。安心しました。一つ当てるのがここまで難しいとは……。
当たったので追加しました。
中京11R セントウルステークス
内有利でも岩田騎手が手の内に入れたクリノガウディー。

◎ 14 クリノガウディー

クリノガウディーについては、昔、「この馬自身がゆったり行ければ確実に伸びてくる」と書いたことがありますが、この馬はとにかく引っ掛かります。
昨年のセントウルステークスは森祐太郎騎手が控えて折り合いを付けましたが、後方待機策で差し切るような脚はありません。
岩田康誠騎手は前付けして折り合うという息ピッタリな競馬が出来ています。
調べてみたところ、岩田騎手はこの馬の調教にも口を出しているようで、夢はクリノガウディーでG1を勝つことだそうです。相当入れ込んでいるようですので、ここも当然期待。
時計も優秀で、前々走が1.07.1。前走は1400mでレコードでしたが、1200m通過が1.07.2で、この時点でほぼ先頭に立っていました。1分7秒前後で走れる能力を持っていると見るべきで、中京をこの時計で走られては並の馬では太刀打ち出来ないのでは。
1200mベストと見ているレシステンシアがまともな競馬をしてもどうか、と感じてはいるくらいなので、8倍以上付くなら間違いなく買いだと思います。
外目の枠順ですが、他の能力馬も外目を引いている分、さほど不利には働かないでしょう。
前走57.5キロから56キロに減るのも良い。
安定感のない成績が今のオッズなのかもしれませんが、岩田騎手で覚醒しているのだから不安なしです。

追加。
中山11R 京成杯オータムハンデ
ハイペース濃厚。グレナディアガーズは56キロで斤量面の恩恵なしで妙味低い。

◎ 10 カラテ
○ 2 カテドラル

カラテに関してはG1級の能力を持っていると思います。
東京マイルも阪神マイルも微妙とは思うので勝てなそうですが、中山1600mにG1があれば勝てるのでは、と思っている程。
実際、3勝クラス勝ちの1.32.9は馬場差を考えればG1級の時計です。
安田記念は状態面に不安があったので度外視。
前走は良い競馬をしましたが、内でロータスランドに残られてしまいました。
それでも軽量のソングラインにはしっかり先着しましたし、能力の高さは見せてくれたと思います。
枠なりに出て普通に回ってくれば結果は付いてくるのでは。

カテドラルは安田記念で枠を考えて本命にした馬ですが、本当に強くなりました。
若いときは距離が原因で負けていたと思っていたので、前走で1800mをこなせたのは地力強化の証拠でしょう。ハーツクライ産駒らしく5歳にして本格化したと見たいです。
ダービー卿チャレンジトロフィーの時計も優秀ですし、直線の進路はともかく、差すなら内枠からが良さそうなのでじっくり脚を溜めれば弾けるはず。

人気のグレナディアガーズですが、1番人気で積極的には買いたくないなという印象。
マイルカップはハイペース先行でよく粘ったと思いますが、元々ハイペースに適性のある馬です。切れるタイプでは全くないので、崩れなくとも古馬相手に勝ちきれるかどうか……。紐までにしたいところ。

馬券は二頭のみで勝負します。

中山12R
プロバーティオのスピード能力が一枚上。

◎ 4 プロバーティオ
△ 13 ピナクルズ

1600mでも高い水準の指数をマークしているプロバーティオが一枚上手でしょう。
1200mでも33.8秒で逃げて2勝クラス換算96の指数、楽勝でしたからまだまだ上を目指せる馬です。
このメンバーなら特に難しいことは考えなくても良さそうです。
休み明けがどうか、という点くらいでしょう。

ピナクルズは中山戻りで狙っていました。
1200mの方が断然良い馬ですので、東京での敗戦は度外視。これで人気も落ちるでしょうし、このメンバーで外枠なら普通にやれて良い馬です。現級でも93くらいの指数をマーク出来る能力を持っています。
休み明けで追いきり評価も微妙ですが、いつも追いきりは目立たないタイプ。人気薄ですし目をつぶります。

大きく勝ちたい!ため、勝負!!!!

以上。

競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
スキしてくれると励みになって書く気になりますので、内容が良いと思ったら是非、お願いします。

『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』

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