※中央での指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。
※地方での指数はnetkeibaのタイム指数を参考にしています。
◎ 7 ダイアナブライト
○ 4 サルサディオーネ
▲ 2 リネンファッション
△1 13 プリティーチャンス
△2 10 ウェルドーン
本命はダイアナブライト。
勝つ確率としてはサルサディオーネの逃げ切り濃厚と見ていますが、馬券内軸として本命を打ちます。
前走、レディスプレリュードでも本命を打ちましたが、結果としては大ハズレ。
自信を持って無印にしたレーヌブランシュに勝たれてしまいました。
その最大の要因としては、超スローの展開だったこと、に尽きるでしょう。
前半1000m通過が63.4秒。二番手追走のレーヌブランシュに36.3秒の上がりを使われては、後方の馬は万事休すです。松山騎手の好騎乗の結果だったと感じますので、ダイアナブライトが4着に敗退したことは不問に付したいと思います。
当時の見解を引用します。
本命は中央で古馬オープンまで上り詰めたダイアナブライト。
普通にこの馬が一番強いと思います。
3勝クラス勝ちの指数もオープンでやれるものでしたし、オープンの吾妻小富士ステークス・BSN賞の指数は自分の分だけ走っています。
三宮ステークスの惨敗は、中京ダート1800mで不利な大外枠。
ずっと外々を回った分の失速でしょうから度外視可能です。
これだけの馬が6番人気なのは美味しすぎます。
今の大井はやや前有利傾向なので、先行脚質なのも強みになるはず。
通過順だけ見ると先行馬に見えませんが、3勝クラス勝ちの時は前三頭が引っ張る超ハイペース。
他、道中のマクりがあって位置を悪くしているだけで、本質的には先行馬になります。
頭もきちんと買っておきたいところ。
引用以上。
予想の前提として、牝馬限定交流重賞は、基本的に(交流重賞の常連よりも)中央の古馬オープンまで上がれる牝馬の能力が高い、と見ていることがあります。
牝馬限定交流重賞の常連がしばしば人気になりますが、中央の古馬オープンまで上がれる牝馬が出走してくればあっさり負けます。マルシュロレーヌやファッショニスタは地力で古馬オープンまで上がった牝馬ですが、牝馬限定交流重賞に出てきて即通用しています。
ダイアナブライトも自力で古馬オープンまで上り詰めた馬。
船橋の1800mでサルサディオーネがいるレースなら、上がりもかかるでしょうから巻き返し必至です。
実際、同条件の日本テレビ盃を逃げ切ったサルサディオーネの上がりは40.0秒。
ダイアナブライトはそう速い上がりを使える馬ではないので条件好転と見ています。
また、今回から川崎に転入。
A2格付けでハンデ戦であることからか、元中央のオープン馬が53キロで出走出来ます。
鞍上も、菅原騎手から南関を知り尽くしている笹川翼騎手に乗り替わり。
ここはプラス材料しかないと思います。
今後、牝馬限定交流重賞の常連になるであろう馬。
人気にならないここで厚めに購入しておきたいと思います。
勝つ可能性というのなら、サルサディオーネが一番でしょう。
この馬は左回り巧者として有名。前走のJBCレディスクラシックは右回りの金沢なので度外視で良いと思います。
川崎、船橋の1600-1800mではほぼ崩れていない馬で、ここは同型不在。
ゴールデンヒーラー、デジマノハナ、リネンファッションは番手からの競馬でしょうからここはすんなりハナを取れるメンバー構成だと見ています。
あとは未知の斤量、56.5キロさえこなせれば。56キロはこなしているので、さほど問題にはならないかと思います。
単穴にリネンファッション。
前走は出遅れ、スタート後に挟まれる不利がありました。それで位置取りを悪くしての3着敗退だと見ていますから、距離延長ですんなり先行出来そうなここでは巻き返してくるでしょう。
この馬も自力で古馬オープンまで出世した馬で、牝馬限定交流重賞では崩れていません。
連下第一候補にプリティーチャンス。
この馬も自力で古馬オープンまで上がった馬ですね。
後方一手の馬ですが、内房ステークス、みやこステークスともに、展開が向いたといえども優秀な内容。指数も高いですから能力自体はごく普通に通用します。
問題は脚質でしょうか。内からサルサディオーネがすんなり行くであろう展開を考えるとあまり強調出来る脚質ではありません。
船橋競馬場は昨日は前有利のトラックバイアス。今日は雨が降ってどうか。
差しが決まる展開になればあっさり勝っても不思議ない器だと思います。
限りなく軽視したい連下にはウェルドーン。
ダート路線において3歳馬は、基本的にまだ未成熟で古馬に劣る場合が多い。
レディスプレリュード、ジャパンダートダービーはスローの決め手勝負になったため、上位に来られましたが、時計が求められると苦しいと思います。
勝った関東オークスは指数的には超凡戦。
鳳雛ステークスを楽勝したとはいえ、古馬に混じれば、2勝クラスを勝てるかどうか、という程度の時計的価値しかありません。ダートのこうした構造を知っていれば、強調出来る馬ではないと思います。
現3歳ダートでトップレベルにあるメイショウムラクモは、みやこステークスで古馬に混じって5着。これは個人的に大健闘だと思っていますが、3番人気だったということを考えれば期待を裏切っています。
JDD2着のゴッドセレクションはノド鳴りが判明したので度外視とはいえ、シリウスステークスで人気を裏切っての殿負け。
3歳限定のダート戦で好走した馬が古馬オープンに混じって人気を裏切るのは当然といえば当然の話。基本、前傾ラップで運ぶダートは時計が重要になりますが、レパードステークスの基準タイムは古馬2勝クラスと同程度。レパードステークスを快勝したとしても、古馬オープンで通用するには1秒以上時計を詰められる素養が必要になります。
詳しくは下の記事に書いてありますので、気になる方は目を通してみてください。
『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』11 夏競馬の三歳馬・古馬の比較などについてあれこれと。
あとは人気どころではエリザベスタワー。
初ダート。骨折明け。キングマン産駒は中央ダートで16回出走して馬券圏内0。地方では17回出走して4勝。この馬は芝で瞬発力を活かすタイプだと見ていますから馬券からは切りたいと思います。
来たら事故だと割り切るつもりです。
予想は以上。
競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
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