日経賞2020 回顧 乱ペースで前の組壊滅。

ラップタイム
100m300m500m700m900m1100m1300m1500m1700m1900m2100m2300m2500m
6.918.129.842.755.31:08.51:21.21:33.21:44.51:56.32:08.72:20.42:32.9
6.911.211.712.912.613.212.712.011.311.812.411.712.5

※スマホからの場合、左右にスクロールして見ることが可能です。

レース回顧

予想はこちらから。

「先週の結果分析」のメンバーランクはC、タイムランクはDでした。

スタートは揃いました。
ラップなのですが、1000メートル換算に直すと前半1000メートルは61.9秒でした。
ここまでは良いのですが、途中でソウルスターリングが先頭に立つ辺りのラップが11.3秒と急加速でした。
上下動の激しいラップはスタミナ切れをもららします(一定のペースで走るのが効率が良い)ので、速くなって遅くなってを繰り返すラップに付き合った先行勢は壊滅でした。
後方待機組は馬群を詰めずに冷静だったなという印象です。

1着に○ミッキースワロー。
ノリが冷静にエスコート。
このラップなら後方待機策は大正解。
元々、能力は一番だと思っていたので、順当勝ちといったところでしょうか。
今後、G1で勝負になるかですね。
ロンスパ戦に強いので、宝塚記念なら面白いのではないでしょうか。馬場も悪くてもこなせる印象です。

2着にモズベッロ。
前走、日経新春杯がかなりスローになり、意外な瞬発戦になりました。
消耗戦になるだろうこのレースとは対照的なラップだったので、日経新春杯組は軽視したのですが、実力を付けていますね。
グレイトフルステークスで後方から僅差まで追い込んだ馬で、あの時、ロンスパ戦になっていました。適性はあったのでしょう。
あと、ミッキースワローに寄られたのは痛かったですね。
あれがなければ勝っていたかもしれません。
課題は高速馬場になった時でしょう。
高速馬場適性はあまりなさそうなので、そういうレースに出てくれば軽視したいところ。
次走は天皇賞・春でしょうか、高速馬場なら消しも検討です。

3着にスティッフェリオ。
一番驚きました。
オールカマーを超スローで逃げ切っている以外、近走で良いところがありませんでしたから。
ステイゴールド産駒らしく、消耗戦は得意なのでしょう。
早め進出しての3着粘り込みは相当評価して良いと思います。
一番強い競馬をしたのはこの馬。
気が早いですが、宝塚記念が馬場重くなるようなら注意したいですね。

4着サンアップルトン、5着アイスバブルは消耗戦タイプ。後方からバテ差し。このくらいはやれる馬たちでしょう。

6着エタリオウ。
この2勝目は何としてでも単勝で取りたいと思っているのですが、ここではなかったですね。
昨秋のレースを見る限り、やはり瞬発戦でこその馬なのだと確信しました。
天皇賞・春でスローを先行出来れば、ついに2勝目を挙げられるかもしれません。

10着◎サトノクロニクル。
4角ではもう手応えがありませんでした。
希望していた通り先行してくれましたが、ペースが向かなかったですね。
外枠が上位独占ということもあり、一枠一番も結果的に不利に働いたのでしょう。
次走、ペースが向くなら十分狙えると思います。

馬券は当然ハズレでした。

以上、日経賞2020のレース回顧でした。