2023/11/18(土)「余力ラップ2.0」予想

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

まえがき

こんにちは。
本日は重賞が土日で1つずつ!
動画作成が早めに終わって予想する時間に余裕が!笑
ブログもきちんと書けそうです。
撮影もですが、字幕も時間がかかるので重賞土日4つはハード!外注したい!笑

雨ですねー。
今回は自分の予想にプラスになりそうな雨じゃあないかなと今のところ感じています。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします!

馬場予想

東京芝はCコース替わりで、現在、稍重。これはさすがに良馬場まで乾くでしょう。
JRA画像では馬場の悪い部分もほぼカバーされていました。先週までは外枠有利で、これがどこまで変わるか。稍重にしてはクッション値が8.9とさほど下がっていないんですよね。内枠有利まで十分あり得ると考えていますが、ほぼフラットで見ておきます。

東京ダートは含水率が16.5%の不良馬場。
ここから乾いて重馬場くらいになるはず。丁度、分かりやすい含水率になってくれたなと思います。内枠差しが届きやすくなると予想します。1600mは外枠で取りますが、何なら1600mも内有利までありそう。

京都芝もCコース替わりで、現在、重馬場。
内の悪い部分はほぼカバー。直線だけがインが悪いような感じです。明日のチラホラと降るようなので、雨の影響は受けるでしょう。内は良いので、阪神のように後続の切れ味が削がれて先行有利に傾くと見ます。京都は水はけが良くても雨の影響をモロに受ける。もう覚えましたよ!

京都ダートは含水率が16%で不良馬場。先週の稍重の時はやや外枠有利でしたが、ここまで悪化したとなれば、1800~1900m、1400mまでは内枠有利で良さそう。1200mだけは外有利のバイアスが強いので内有利にはならないと考えています。
とはいえ、あまり高速化はしないことは覚えておきましょう。

福島芝は重馬場でクッション値が7.5まで下がりました。直線、斜め後ろからの追い風にもなるんですよね。中距離に関してはスタートも追い風の影響を受けるのでハイペースになって外差しがバンバン決まると見ます。これは完全に決め打つつもりですね。
1200mはメンバーを見つつ、ですが、外差しだろうと予想しています。

福島ダートは含水率12.7%で不良馬場!ここまで悪化すれば、さすがに内枠有利に傾きます。1150mも1700mも、ですね。またしても先行天国になりそう笑 速いラップ刻むからマクるのも厳しいでしょうし。内枠先行馬狙いで良いでしょう!

その分、日曜が悩まされそうなんだよなあ……。

余力ラップ基準

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

予想

ウマい馬券「自信あり」
福島12R 馬柱が汚れて強さがバレていない2頭から!

他、特別自信のあるレース
福島9R 高湯温泉特別 一番強い馬はこれだ!

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京都1R 牙城、崩せ

福島2R ラップによる能力比較と福島ダートの傾向から読み解く!

東京2R ラップから能力を読み解く!

京都2R ◎6.ハイウェイスター A評価 ○9.ロードフォアエース ▲10.クリノフィガロ ※立川サロンアネックス提供予想
外枠有利の京都ダートも、前日で不良馬場まで悪化していれば、内枠有利に傾くはずです。先週の稍重の時は中枠辺りが有利になっていました。
ハイウェイスターの新馬戦は、出遅れて砂被りを嫌がる競馬に。
L4は50.8秒で、1.3秒差ではありましたが、エンジン全開になるまでに時間がかかり、L1過ぎてからの伸び脚は勝ち馬と互角でした。
今回は叩き2戦目の上積みが期待できます。また、道悪でキックバックによるダメージも軽減されるでしょう。
できればスタートを決めて先行が理想。スタートがダメでもインで溜めていればチャンスはあるだろうと考えて本命とします。

しかしながら、ロードフォアエースとクリノフィガロは相当強い。
ロードフォアエースの前走はL4は50.2秒で、0.1秒差。先行押し切り寸前でした。
その3着がクリノフィガロで、こちらは勝ち馬と0.3秒差。
4着に9馬身差を付けていただけにこの2頭が強いのは明らか。
クリノフィガロはもう一戦使っていて、そのL4も50.1秒で、0.4秒差。ほぼ同じようなパフォーマンスで走っています。
ただ、ハイウェイスターの走破時計は1.55.8で、ロードフォアエースが1.55.1。クリノフィガロが1.54.8です。これなら上積み量の差で逆転は十分圏内だろうと考えました。

東京3R ◎8.ラインアルファ A評価 ○2.エチャケナ ▲3.アムンラー △1.ニシノアヤカゼ ※立川サロンアネックス提供予想
ラインアルファは砂被りがダメという話ですが、新馬戦で出遅れながら36.8秒の上がりを使っている通り、力はある馬です。この新馬戦のL1は12.3秒で、終いはその水準で走っています。
2戦目も特に悪い内容ではなく、超ハイペースの中、6番手を追走。強い馬との差は縮まらず、広がらずでしたが、残り300mで失速。
3戦目は先行したものの、急坂で失速。4戦目は出遅れ。画面からはみ出ていましたが、坂で伸びを欠いているような形に。
おそらく急坂を苦にするタイプなので、東京のダラダラ坂や上がり差の出る道悪は向くのではないでしょうか。3走前と同じくらい出れば、先行できて砂を被らずに済みます。新馬戦での脚が強烈だったことや、メンバーレベルが落ちることでどうにかなりそう。

エチャケナの前走は最後に急失速して勝利を逃しました。その内容から距離短縮は完全に向くはず。
アムンラーは前走、最内枠から良い脚を使って追い込みました。これも道悪で更に末脚に磨きがかかりそう。
ニシノアヤカゼは初ダートですが、ロゴタイプ産駒なだけに走ってきそう。最内枠は有利で。

福島7R トラックバイアスを味方に、素質馬が巻き返す!

東京7R ◎7.ルーラーリッチ A評価 △3.4.6.8.10.11

自信はあるんですが、2番手以下についてどう書けば良いのか考えさせられたのでブログにて勝負レースとします。
ルーラーリッチの前走は休み明けでしたが、敗戦後、騎手が「調教に乗せてもらって少し足りない感じだったので、先生と相談をして今日は大事に競馬をしようと」と述べていました。いやいや、戦前からやる気がなかったんかい!と。後方から4着確保でしたが、上積みはある模様です。
陣営が「軽い馬場にならなければ」と述べていますが、東京の道悪ではよく走っています。道悪では差しが利きやすくなるのが東京ダート。
差しの上手い菅原明良騎手に乗り替わりは超鞍上強化でしょう。これはやる気満々だと判断しました。
少頭数の2100mなら追走も楽になるはずで、メンバー上位の上がり性能で馬券内に飛んでくるはずです。

相手の能力比較が難解。
初ダートのフロムナウオンは母がダート馬で、父モーリス。馬格も530キロと走ってきそうですが、やってみなければ分からないとは思います。
特に能力比較しなくても、2番手以下は差がないということで6頭に流しても配当が確保できます。それでオッケー。
執筆現在、5.4倍ですが、これはさすがに単複だけ売れたパターンで、10倍近くは付くだろうと考えています。

福島8R ◎11.ライブリームーラン B評価 穴12.ニシノコウダイ 穴8.ヴェールクレール
ライブリームーランは舐められすぎ。前走はL2が11.1-11.5の余力ラップでの勝利です。外枠差しが利くとはいえ、先行馬が少ないので、外枠先行が良さそう。
該当のライブリームーランは芝1200mがこれが3戦目。
全然足りる馬でしょう。

ニシノコウダイも外から先行できる馬で。
ヴェールクレールの前走はまだ内の良かった福島。とはいえ、ハイペースを先行して最後は差を詰めています。ここは楽に外から先行できそうで。
内のサンスレッドやシルバーダイヤを行かせて、その外目を先行できれば最高の展開です。

東京10R ◎8.メンアットワーク A評価
メンアットワークは未勝利勝ちのL1が11.9秒という凄まじい強さを見せた馬で、2勝クラスですら余力十分に勝利しました。オープン入りするのは時間の問題かと思っていましたが、どうも3勝クラスに入ってから追走面だったり詰めの甘さだったりが出るように。崩れてはいないのですが……。
今回は鞍上が以前から「長い距離を試してみては?」と進言があってここに向かったそう。元々、芝では2000mでもパフォーマンスを落としていなかった馬です。ダートは勝手が違うとはいえ、2100mで追走面の甘さが補えて良いのではないでしょうか。
相手が難解で、差し馬を優先したいですが、先行馬も少なくて……という印象。
ここはメンアットワークの単複で勝負します。

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