5月18~19日のラップ中心の回顧

まえがき

5/19のウマい馬券の自信あり、京都5Rの15.アタラヨの単勝一点にしたんですが、単勝が5.5倍、三連単1着合成オッズが6.00倍、馬単1着合成オッズが6.79倍。
オッズなんて大穴でなければ動かないだろーと思っていましたが、さすがに動いたなと感じました。

単勝の総売上が3404万1000円。
アタラヨの単勝が約494万円で5.5倍。
3番人気のリルトが約427万で6.3倍でした。
予想を購入いただいた方の全員が乗ってくれているとは思いませんが、数十万で十分に動く計算になります。
売れた数から考えてもオッズが動いたのはほぼ間違いないと思います。

レース毎の売上額なんて普段考えないじゃあないですか。さっき、売上というものを見てみました。
少ないレースで総売上が約2億円くらい。
アタラヨのレースで約3億6600万円。
土曜の東京メインのメイSで約19億円。平安Sで約38億円。オークスで約185億でした。オークスの次の最終レースは約22億。最終はやはり売れるんですねー。

オッズが動きにくい券種って何なんなんですかね。
人気薄ほど動きやすい・人気だと動きにくいけど、単純な売上だけでなくオッズとの兼ね合いがあるから、私の数学力では分からん……。
ワイドは売上がまずまず多い上に、基本的なオッズも低い・点数もまずまず多いから動きにくい印象を受けますが、合ってるかな。
いずれにしても、売上が多くてオッズに影響が出にくい後半が「自信あり」を出すベストだと考えて今後は出していくことにします。

重賞がとことん結果が出ないので昨日少し分析してみました。
本命は少し穴目にして、対抗に馬券内が堅そうな馬、という形が多くなっています。本命の馬券内率が低すぎる上にヒモ抜けがめっちゃ多い。

2年前の重賞本命は勝率11.8%・複勝率35.5%で単勝回収率136%・複勝回収率106%。
昨年は勝率12.3%、複勝率38.5%で単勝回収率64%・複勝率回収率90%。

複勝回収率90%あれば、馬連・ワイドでプラスにできる訳ですよ。

ところが今年は勝率14.0%、複勝率24.6%。
複勝率があまりにも低い……!
単勝回収率175%は良いのですが、複勝回収率74%もあまりに低い。
これではどうあがいてもワイドでプラスにできないであろう数字です。
4着6回に5着6回だから下振れと見るべきかはかんなり難しいところ……。
ちなみに連対率は21.1%で3着が2回のみ。
単勝・馬連の割合を増やすのは手だなと思います。
馬連だと少し流す点数増やせるというメリットがあります。

対抗は勝率5.5%で複勝率が34.5%。複勝回収率70%なんですが、連対率が25.5%で、3-11-5-3-3-30。
連対回収率というものがあれば、おそらくもっと高いので、今までの対抗馬から馬連で手広く流す、というのもあり。

いずれにしても、単勝と馬連をもう少し有効活用することで的中率を引き上げたいと考えています。
今のスタイルだとワイドが多くなり、点数を絞った結果、ヒモ抜けが多すぎる……!絶対に巻き返す……!

馬場回顧

・東京芝はBコース2週目。高速馬場で、余力ラップも多く出ていました。インは芝が剥げていましたが、内を通しても不利という訳ではなかったと思います。Cコース替わりのダービーは例年通り、内枠有利になりそうです。降水確率が高めなので、馬場状態には注目です。

・東京ダートは時計がかなり出ています。外枠先行馬がかなり有利でした。

・京都芝は土曜は超高速馬場。日曜は小雨が降り続いたことで、レースを重ねる毎に時計が掛かっていきました。京都芝は乾くのは早いですが、雨が降っている間は馬場悪化が早い印象です。

・京都ダートは余力ラップこそ平安Sのみですが、近い水準のラップは多く出ていました。平均的な時計の出方と見て良いでしょう。この開催は内枠有利が強く出ており、傾向には今後も注視。

・新潟芝はかなり時計が掛かっています。内回りは外枠差し馬有利ですが、外回りは内枠の馬も外に出せていてあまり不利ではないという印象。乗り方一つで結果が変わる印象で、ギャンブル要素がかなり強い。

・新潟ダートは先週まで時計が掛かっていましたが、今週は時計が出ていました。1200mはハイペースが目立ちました。若手騎手が多い影響だと思いますが、ペース読みが難しい印象です。

注目レース

東京芝の注目レース

・5月19日(日) 東京8R 調布特別 芝1800m

L5が11.9-11.7-11.5-11.3-11.2とどんどんと加速していくラップ。
プッシュオンは上でも即通用。ウインオーディンは折り合いを欠くタイプなのでこのくらいの距離が良さそう。
3着ヤマニンガラッシアは長期休養明けと障害帰りで不当に人気を落としていた印象。次走もあまり人気になりそうもないですが、東京・中山問わずやれそうです。ラファドゥラまで評価。
後手を踏んだアヴニールドブリエは参考外。

東京ダートの注目レース

・5月18日(土) 東京6R 3歳1勝クラス ダート1600m

L2の11.6-11.7はかなり速い。
アッシュルバニパルはモノが違います。
2着アスクデビューモアはすぐ控えて後方から。上がり35.7秒と良い脚を使いました。前走も好メンバー相手に勝った馬ですが、マイルも合っているのでしょう。
3着ピコニは中央転入。雲取賞でも注目していた馬です。中央でもやれますね。
4着フイノマジワリは足りないと判断していましたが、大幅に時計短縮しました。1勝クラスで通用の力を示しました。

京都芝の注目レース

・5月18日(土) 京都9R メルボルントロフィー 芝1600m

1勝クラスで1.32.9は馬場差込みでも優秀でしょう。
5着馬まで評価。

京都ダートの注目レース

・5月18日(土) 京都3R 3歳未勝利 ダート1800m

L2が12.7-12.5の加速ラップ。
勝ったマテンロウブラボーは追い切り抜群に動く馬で、テーオーパスワード戦で1番人気3着だった馬。気性面が難しいので、逃げた岩田望来騎手の好判断。上でもやれますが、気性面が怪しいのでピンかパーか。
2着ティンティンデオは一回使って一変。
6着テトラードはここでも勝負になると思っていた馬。上がり最速と力は示しました。ここまで評価。

新潟芝の注目レース

・5月19日(日) 新潟6R 3歳未勝利 芝1800m

この週の新潟は後半に11秒台を踏むのですら困難なくらいに時計が掛かっていました。
L3を全て11秒台でまとめた本レースは優秀。
出遅れて差し切った勝ち馬と、逃げて残した2着馬を評価。

新潟ダートの注目レース

・5月19日(日) 新潟7R 4歳以上1勝クラス ダート1200m

1勝クラスで1.11.2は優秀。同日2勝クラスのシラキヌが1.11.1での勝利でした。
勝ったトーセンニックは元の力を出しているだけ。前走時からブリンカー着用で復調気配が伺えていました。
2着モネは元々脚は使えていた馬。出遅れたりで力が出せていなかっただけ。
3着オリビアジュテームはまさか逃げられるとは思いませんでした。未勝利時代から評価していた馬。この競馬ができるなら次も期待が膨らみます。

重賞

・平安S

3F通過35.6秒、1000m通過61.3秒なら差しも届くペース。
ミトノオーはスタートも二の脚も速く、メイショウフンジンに絡ませないで逃げられました。マーチS後にスマートファルコンをたとえに出しましたが、もう本物だと確信しました。この初速なら他馬に絡まれることも少ないので、自分の分だけ走ればどこでも勝ち負けできるレベルになっているのでは。松山弘平騎手とのコンビでは浦和記念も良いペースで逃げており、手も合っている印象です。
ハピは先行差し自在。3歳時に危惧していた馬格も付いて、こちらも今後、安定して走れるはず。
メイショウフンジンはとにかくしぶとい。
ハギノアレグリアスはあえて控えたような形。勝負どころでスムーズに上がっていけない面はありましたが、近走を見る限りでは衰えがありそう。グロリアムンディは勝ちに行って返り討ちにあったという印象。ヴィクティファルスもあっけない惨敗で、世代交代を強く感じるレースになりました。

・オークス

勝ち時計は2.24.0で、L2は11.5-11.4。昨年のリバティアイランドが2.23.1で、L2が11.6-11.5でした。昨年は一強でしたが、今年は全体的なレベルが高かったという印象です。
残り200m地点ではステレンボッシュが先頭。終い11.5秒でまとめた計算で止まってはいません。力は示しました。
残り200m地点での1馬身差を逆転したチェルヴィニアはまだ余力十分。桜花賞はやはりローテが響いたものでしょう。現世代最強だと思います。
ライトバックとスウィープフィートは戦前に折り合い面を危惧していましたが、何とか我慢はできていたかなという印象。本質的にはどちらもマイラーだと思います。
クイーンズウォークはオークス向きだと陣営が述べていた馬。桜花賞が物足りないと感じていましたが、力がありますね。ランスオブクイーンは2000mの前走のL2が11.2-11.2。G1では厳しいというジャッジを下しましたが、想像以上に強かったです。秋は面白そうです。
コガネノソラはちょっと分かりません。