京都牝馬ステークス2020 回顧 スローで前有利に。

ラップタイム
200m400m600m800m1000m1200m1400m
12.524.336.048.459.91:11.31:23.2
12.511.811.712.411.511.411.9

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レース回顧

予想はこちらから。

「先週の結果分析」のメンバーランクはC。馬場差は設定不能でした。

スタートはドナウデルタ、アルーシャ、ビーチサンバが出遅れ。
逃げたのは来週引退する四位騎手のメイショウショウブでした。
四位騎手が逃げたことで忖度でもあったのでしょうか、3ハロン36.0秒、4ハロン48.4秒のスローでした。
メイショウショウブはスローでの好走歴はありますが、あまりにも遅くてこの馬の渋とさを活かせなかった印象です。
レース上がりは34.8秒。今の京都の馬場を考えれば、かなり速いと思います。展開予想では消耗戦になると踏んだので、馬券はハズレでした。

1着に△サウンドキアラ。
京都は本当に得意ですね。
1400メートルの重い馬場ということで展開が向かないと思いましたが、今回はスローの瞬発戦で展開が向いたと思います。
なので、重賞連勝でも過信禁物でしょう。
しかし、消耗戦になったヴィクトリアマイルでも7着とそこそこ好走しているので、適性の幅が広いのかもしれません。

2着に△プールヴィル。
近走を見る限り、完全に短距離馬でしょう。マイルだと少し長いのだと思います。
とにかく先行すれば消耗戦でも瞬発戦でもしぶとい馬ですね。今回はスローが味方しましたが、そうでないレースでも侮れません。

3着にメイショウグロッケ。
スローを先行出来たこと、直線上手く馬場の良いところに進路を取れたことが好走要因だと思います。
ターコイズステークス5着馬にしては人気がなさすぎたようにも思います。
今後も人気にならなそうなキャラなので、穴をあけそうな気配がします。

4着に○アマルフィコースト。
この馬の能力を考えれば、ちょっと物足りない印象です。
もう少し前にいれば3着はあったように思います。
しかし、近走崩れていることが多いため、状態があまり良くないのかもしれません。
それでも追いきりはいつも動く馬なので、上位の印を打つにはちょっと考えなければならないなという印象です。

5着に△ビーチサンバ。
この世代の牝馬は強いなと改めて実感しました。
出遅れて前有利の流れの中、直線は外に出しての5着。
これは評価して良いと思います。
今後、ヴィクトリアマイル辺りでも通用する馬でしょう。

7着に◎シゲルピンクダイヤ。
ゲートは出たけど向こう正面からささってしまったと和田騎手の談話です。
直線でも進路がなく、ロスがありました。
位置取りも悪く、今回に関しては参考外で良いでしょう。
こちらもビーチサンバ同様、今後も期待して良い馬だと思います。

以上、京都牝馬ステークスのレース回顧でした。