みやこステークス2020　レース回顧

タイムランク：C
メンバーランク：D
勝ち馬指数：102
馬場差：-0.6

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1000m通過が60.5秒。
クラスを考えれば平均ペースだったと思うが、ラスト2ハロン目12.0からラスト1ハロン13.2と、1.2秒も失速している。
見かけのペース以上にタフなレースになった模様。
先行した実力馬、ベストタッチダウン、エアアルマス、ワイドファラオは失速。
豊富なスタミナを持つクリンチャー向きのレースになったと言えるだろう。予想の方にも書いたが、クリンチャーは「（前走）不良馬場の京都で4着と馬券外になったことからも、馬券圏内を外していないタフな阪神・中山向きだろう」というタイプ。
レース上がり37.4秒は、阪神ダート1800mではややかかった方だと言えるが、それでも通常ならここまで前の組が止まるような上がりではない。
結果的には、阪神ダート2000mで行われた仁川ステークスの1、2着が逆転した格好。
その仁川ステークス、クリンチャーはポジションを取れず、直線でも詰まるところがあり、スムーズでなかった。ヒストリーメイカーと着順が入れ替わったのは順当な結果だと言える。
ヒストリーメイカーはここ4戦、1800mよりも長い距離を使っており、そのスタミナを活かしての2着。
3着のエイコーンも前走は1900mのシリウスステークス。
5着マグナレガーロも1900mを中心に使っていた馬。
スタミナ必須のレースになったことはしっかりと押さえておきたい。
4着エアアルマスは1800m自体はこなしていたが、その二度とも渋った軽い馬場。短いところでも勝っていてスタミナ面の心配があったが、今回を見る限り、ベストではないが、それなりのスタミナは兼ね備えている印象。
6着テーオーエナジーは追い切り時計も良く、騎手コメントでも「具合が戻ってきた」という話。
8着スワーヴアラミスは本来の状態になかったか。
9着ワイドファラオは前走に続いて早々の脱落。距離・斤量もあるだろうが、状態面も良くない可能性がある。
不利な展開になった前の組の巻き返しには注意したい。

予想の方は、前の組に有利な展開になると組み立てたので、非常に恥ずかしい結果になってしまった。