4/3・4/4 好走期待馬 結果・回顧

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。
※ダート1勝クラス以上に限れば、本命の複勝率は約50%あります。印を複数打つ場合がありますが、太字までが好走期待馬と捉えてください。

まず、土日の成績を載せる。

次に好走期待馬のみの成績を載せる。

次、好走期待馬のダート戦だけの成績。

大事なのは好走期待馬の中でもダート。
複勝率こそ38.4%を確保したが、それでもラッキーだったと思う。

とにかく、展開通りの騎乗にならなかったこと、最後の直線で不可解な止まり方をしたこと、相手に人気馬が来てしまったこと、展開とは逆の展開になって軸は来たが相手が来る訳なかったこと、等が多すぎて「こんなに裏目引くことあるの!?」と呆れるくらいに思い通りにならなかった。

これは猛省である。
来週は資力面からレートを下げざるを得ない。
まだ3月の収支記事を上げていないが、ダート1勝クラス以上の勝率・複勝率に変化はそうないが、回収率が下がってきているのは気づいていた。
回顧が出来ていなかったので、どうして下がってきているのか、また、軸が来て相手が来ないパターンにはどういうものがあるのか、軸間違いにはどういうパターンがあるのか、きっちり調べ直す!

そして勝つ!
勝っては負けて、負けては勝って、と何か変化がなければ面白くもないだろう。
安定して勝ち続ける姿を見せたい訳ではない。
筆者の思い通りにいっていると前向きに捉えたい。

では、結果・回顧へ入るが、好走期待馬のところに書いたコメントをそのまま載せておくことにした。長くなるが、どういう思考をして買っていたのか分かりやすいだろう。

3日の結果・回顧
阪神5R 軸自信度A
3歳限定1勝クラスらしく、逃げ・先行で勝ち上がってきた馬が揃った。
それなら差し経験のある馬から行くのが賢明か。
軸は堅いと思うのだが、相手が難解すぎる。
ワイドは買わないで単複のみで勝負する予定。

◎ 9 ダッシュダクラウン 7着

アメリカンピースとテイエムマジックの指数が高いが、不良馬場だったため、馬場差計算の問題で高く出てしまっている可能性がある。明日は良馬場想定でもあり、この指数は信頼しないでおきたい。

良馬場ならダッシュダクラウン。
中京ダート1900mを三回使っているが、2走前は不良馬場の前残りで度外視可能。
2着した3走前が強く、3着馬以下を大差千切っている。
その時に勝ったゴールドハイアーは1勝クラス楽勝、オープンの伏竜ステークスでも3着と相当強い。
前走は後ろを7馬身千切って楽勝。
阪神ダート1800mの方が中京よりも遥かに差しが利く。
それならこの馬の単複で勝負したい。

結果・回顧

ペースは61.7秒と速く、差し馬向きの流れ。2.3.4着に差し馬だから、事実、そうだろう。
ダッシュダクラウンはズブさを見せて、4角では位置を下げた。
最後の伸び脚は一番で、完全に脚を余した形。
何故、こんなことになったのか?
ペースは関係ないだろう、後半かかって上がっていきやすかったはず。
netkeibaの掲示板は荒れていたが、そこで見る限り、原因は右回り、もしくは、砂被りが駄目な馬だった、そのどちらか、どちらもだろう。
最後はしっかり伸びているだけに、他が考えにくい。
しかし、これを予想出来るかどうかと言えば、現状、難しい。
砂被りの方はどこまで影響が出ているのか、自分ではおそらくレースを見ても判断がつかないし、予想の時間がかかりすぎる。
右回り左回りというファクターを全く無視しているので、こちらなら調べることが出来る。
回りで極端に成績を落とす馬がどのくらいいるのか、来週までの課題にする。

阪神7R 軸自信度B
逃げ馬不在のメンバー。
普通に考えて逃げるだろうコウイチだが、「前走はソラを使っていたし行かせない方がいいみたい」という陣営コメントが出ている。
その前走で本命を打ったが、完全に力を出し切っていない負け方で番手に控えるのが濃厚。
それなら代わりに逃げそうな馬を抜てき。

◎ 5 クイーンカピオラニ 9着

ダートスタート初めてなので、スタートは不安だが、きちんと出てくれれば。
前々走は砂を被ってポジションを下げたので度外視で良い。
前走は好発で、逃げようと思えば逃げられただろうが、大外枠から内を見ながら3番手から。
残り200m地点まではまずまず粘っていた。
高い指数は持っていないが、距離短縮に期待出来る。

他、ピースプレイヤーは船橋での逃げ切りの指数が高く、1200mで先行出来れば一発あって不思議ない。
フサイチメルチャンは笠松での指数だけ見れば、1勝クラスでも通用する馬。
あとはオッズを見て。

結果・回顧

ペースは47.9秒でスロー。予想通りの前残りになった。
が、本命のクイーンカピオラニが懸念していたスタートミス。位置取りを悪くして伸びを欠いた。
逃げていたらどうだったか分からないが、逃げ馬グルーピングで取れていたレース。
軸馬選別に失敗があったか、それとも、初ダートスタートの馬は買ってはいけないのか、これも調べてみたい。

中山10R 葛飾特別 軸自信度C
ハンデ戦で難解。
逃げ・先行馬はまずまずだが、距離短縮のスポーカンテソーロが軽ハンデを活かして逃げたいという陣営の発言。
これでラフィンクロンヌの楽逃げはなくなりそう。
33.5秒くらいのハイペースになってくれれば、と期待を込めて差し馬から。

◎ 15 オルクリスト 9着

末堅実のオルクリスト。
0.3秒より負けているのは、未勝利を除けば前半34秒、35秒台のスローばかり。
33.7、33.8秒くらいで流れれば0.3秒差以内までは確実に追い込んでくる。
中山でのここ3走は、ペースが流れれば内枠を引き、スローになれば外枠を引き、というちぐはぐさ。
今回、外枠。
ハイペースになると読んでいるので、ここは馬券圏内突入と見る。

結果・回顧

逃げると思われていたスポーカンテソーロが、スタートでやや出負け、そこから押して逃げようとしていたが、内外から挟まれたのか、急ブレーキ。
それでもラフィンクロンヌに楽はさせまいとトウカイエトワールが絡みにいったが、前半33.9秒で、想定より遅い流れになった。ラフィンクロンヌは前走33.8秒で逃げて残っているので、これなら残れる。
2勝クラスなら遅くもないが、速くもない流れだろう。
中山ダート1200mだが、想像しているよりも外枠有利にならない印象がある。
というのも、スローだと外を回されるロスの方が大きくなるからだ。
このレースで追い込んできたのは、6番枠のノーベルプライズだった。4角外を回していたが。

外を回るロスというのは大きく、たとえば、ビッグレースだと昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ。
ペースは馬場を考えれば平均的な流れ。
メイケイエールが勝つかの手応えで最後止まったのは、4角で大外を回った分だろう。
事実、追い込んできたのは内を通ったサトノレイナスだし、ユーバーレーベンに関しても4角はメイケイエールより内にいた。

実は最近の中山ダート1200mはそう外枠有利でなくなってきているというのを本で目にしたことがあり、これに関しても調べてみる。

阪神11R コーラルステークス 軸自信度A
オープンでも弱いメンバー揃い。
ここは逃げ先行が少ないメンバーだが、前走、4ハロン45.0秒ですっ飛ばしたリアンヴェリテがいる。
他馬はおそらくこの馬を放っておくだろう。実際、前走は途中から放っておかれて逃げ残り。
ここもごく普通に前有利になると見る。

◎ 15 テーオーターゲット 3着 複勝160円

おそらく1番人気だが、安定感はこの馬。
リアンヴェリテは買うが、スタートの遅い逃げ馬で、前走は大外枠からの逃げ。
今回、真ん中枠からきちんと逃げられるかどうか。
リアンヴェリテの外はテーオーターゲット以外差し・追い込み馬という枠の並びからおそらく逃げられるとは思うが、もし逃げられなければより前有利になるはず。

外枠も良い。
前走は外枠からスムーズな競馬が出来て3着。
同舞台のオータムリーフステークスは中枠。
外枠の馬が前に行き、スローになり、前を交わせなかった。
外枠ならペースを見ながらレースが出来るはず。

結果・回顧

これは完全に軸馬選定ミスだと思った。
結果論ではない。
リアンヴェリテの外はテーオーターゲット以外差し・追い込み馬という枠の並びからおそらく逃げられるとは思う」と書いている以上、ピンかパーの可能性の内、ピンの可能性が高まったリアンヴェリテを軸に据えるべきだった。
リアンヴェリテは元々、かなり能力を買っていた馬で、ハイペースになってもバテない、という有利な特性がある馬だと知っていた。2年前になるが、確か札幌ダート1700mで史上1番のハイペースだったはずのエルムステークスで、あわや馬券圏内というところまで残った時に「これは強い5着だ」と、以来、追っていたのだ。
1400mなら当然、もっと粘れるはずで、前走好走にもかかわらず二桁オッズなのか、と思って見ていた。強いと思っていたからこそ、二桁オッズになるのか、と感じていたのだ。
それならば、思考停止せずに軸を変えるべきだった。

馬券的にはテーオーターゲット3着で、バティスティーニは近走前に行けていたので押さえようか迷った馬。軸3着で、相手が1.4.5着なだけに、三連複は惜しかった。

冷静に考えればこここそ三連系では、と思い。中山6Rの複勝で割と浮いたので。
中山11R ダービー卿チャレンジトロフィー 軸自信度A
今週から中山芝はBコースを使用。
ごく普通に内枠先行有利になりそう。
ここは前の馬でグルーピング作戦。

◎ 16 ウインカーネリアン 競走除外

○ 13 トーラスジェミニ 6着

明日は中山・阪神共に天気は保つ予報。
最内のスマイルカナと人気を分け合いそうだが、強いのはウインカーネリアン。
スマイルカナはターコイズステークスの指数・走破時計が遅く、当時が54キロ。
斤量で指数を落としているだろうと思うので、今回55キロでは厚い印は打てない(前グルーピングなので相手には入れるが)。

ウインカーネリアンは距離短縮が大成功。
3勝クラスで101,105という指数をマーク。オープン換算なら5下がり、G3換算なら7下がるが、それでも高い。斤量面でかなり有利なので、大外枠もこなしてくれると見る。
三浦はスタートは上手い。
二走ともハイペースを逃げ・先行しながら出した指数が高い訳で、ハイペースになっても崩れることは考えにくい。消耗戦得意のスクリーンヒーロー産駒でもある。

トーラスジェミニも前走が相当強い。
指数は96。
急遽乗り替わりの原優介が46.1秒というかなりのペースで逃げたが、ボンセルヴィーソをクビ差凌いだ。これも距離短縮の影響だろう、スタミナ豊富で少々のハイペースでは止まらない。

セットで買いたい。
ボンセルヴィーソ、スマイルカナは当然押さえ。
マイスタイルも休み明けからいきなり走る場合が多いので。
アトミックフォースは流石に足らなそうだが、押さえるかどうかは当日判断したい。

結果・回顧

ウインカーネリアン除外でトーラスジェミニ本命に繰り上げ。
このレースに関しては特に後悔はない。
前の馬グルーピングは半分成功している。
トーラスジェミニは番手からでも競馬は出来ると思っていたので二番手も別に気にしていなかった。結果的に、逃げた方が良かったかもしれないが。
ペースが速すぎて差し馬二頭が上位になったが、前の組で相手が3.4.5着、軸が6着。
こういう予想を続けていれば、大きい配当は取れるなと思えたレース。

ウインカーネリアン除外で、トーラスジェミニを単純に繰り上げ。これは人気妙味ありすぎだろう。
阪神12R 軸自信度B
逃げ・先行馬が揃った。
ここまで揃ったなら普通に差し狙いでいきたい。

◎ 9 ロッキーサンダー 5着

○ 3 リトルクレバー 8着

▲ 4 クリノホノオ 4着

軸自信度はBだが、少ない差し馬に相手を絞れるので大きく勝負したいレース。
このレースだけ本命を変更する可能性がある。

ロッキーサンダーはいつでも勝ち上がれるようなレベルにある馬だったが、相手が強かったり、展開が向かなかったり、休み明けで凡走したりして、前走でようやく勝ち上がり。楽勝も当然。
末も堅実で、不安は休み明けだけ。

リトルクレバーは京都での1勝クラス(アメリカンシードの2着)の指数118と破格。
取消は目の裂傷で軽症だったらしいので問題なさそう。
小倉は向かなかったのか、休み明けの影響か、阪神なら差しは利きやすい。
今まで川田で高い指数を出していたので、団野騎手騎乗が不安。

クリノホノオは高い指数は全くないが、スローだった前走、ドスハーツに次ぐ上がりで4着。
指数を求められてどうか。流れても末脚鈍らなければ。

結果・回顧

このレースに関しては騎乗にやや不満。
ペースに関しては平均か、やや速いかな程度。
ロッキーサンダーは勝ち上がった前走同様、早めマクリを仕掛けたのだが、それが響いて直線では止まってしまった。
クリノホノオがじっとしていて4着に追い込んできているだけに、もう少し溜めて欲しかった。
それでもこのレース、走破時計が速く、ロッキーサンダーは走破時計を詰めている。
不満を言うのは結果論かもしれないが、もう少し溜めていてくれればなという印象。

ただし、このレース、おそらく高い指数が出るはずで、この組の上位は次走も期待出来る。
ロッキーサンダーでもまずまずの指数が出るはずで、早めマクリが響いたと考えれば次走当然期待。クリノホノオはペースが上がって時計勝負になっても対応出来た。追い込み一手だが、ペース次第で注目。

追加。
中山12R 軸自信度C
逃げ・先行馬まずまず揃ったが、ハナにこだわるのは大外を引いたネバーランドくらいではないか。
前走は33.6秒と速いペースで逃げてまずまず粘った。
この馬が今回は最内から大外枠に変わる。

◎ 16 ネバーランド 14着

逃げる形がベスト、と陣営が言っているので、ここも逃げにこだわるだろう。
前走指数が92。
これでもここなら通用するレベルにあるが、枠順と展開利で指数は上積み出来ると見る。
1勝クラスなら中山ダート1200mは前有利で。
相手にも前の組でグルーピングする。

結果・回顧

このレースも騎乗に不満あり。
陣営が逃げる形がベストと言っていると書いたが、外枠から内を見ながら4番手追走。
逃げようと思えば逃げられたと思う。
何が不満かといえば、このレース、前半34.7秒とペースがかなり遅かったのだ。
また、これも外枠が響いたというのか、4角外を通って直線やや膨れ気味でかなりのロスに見えた。
走破時計も速かったが、にしてもネバーランドは自分の分の時計も走っておらず、次走、巻き返しに期待。

追加。
4日の結果・回顧
中山6R 軸自信度C
3歳1勝クラスにしてはメンバーレベルが低く、逃げて勝ってきた馬の割合も低いレース。
ロードエクレールがここは逃げたいだろう。
外からプライムデイが続くか。
平均的には流れると見て、あとは地力勝負。

◎ 9 トーセンダニエル 15着

○ 5 シンヨモギネス 14着

トーセンダニエルの地力を信じたい。
昨年10月の中山戦が超ハイレベル。
勝ったのはメイショウムラクモで、2着がこの馬、3着はピースマッチング。
1.3着はすでに1勝クラスを勝ち上がっているのも納得のレベルで、メイショウムラクモの指数は119。トーセンダニエル114、ピースマッチング110。
東京で2度敗戦。
前走は中山替わりで順当に勝ち上がり。
指数は89と低いのだが、ペースの割には前の組が不利だったようで、2.3.4着に差し馬台頭。5.6.7着に前の組だったのだが、5.7着が次走すぐに勝ち上がっている。
差してきた2.3.4着馬は勝ち上がれていないのを考えれば、先行して勝ち切ったのは評価可能だろう。
指数だけなら抜けているのだが、休み明けのせいなのか、勝ち上がり時計が平凡だからか、全然人気にならない模様。
陣営も動きが物足りないと言っているが、打点の高さを信じて本命を打つ。
大きな不安は騎手と休み明け。

シンヨモギネスは黒竹賞の6着が指数101と高い。
ただ、このレースはスタートを決めたが、他のレースでは軒並み出遅れ。
前走は4角で外に膨れるような不利があった。
陣営コメントでは「落馬した馬を気にして追い出しが遅れてしまった」とのこと。
出遅れても脚は使える馬で、巻き返しは可能なはず。

結果・回顧

結果は殿とブービー。
トーセンダニエルが中身出来ていないというのは、陣営も言っていたが、これがブラフかどうか見極めるのは難しいところがある。が、もとから動かない馬にしても、中間、併せ馬で4回の遅れなら不安視すべきだったか。打点が高い馬の取り扱いがちょっと難しい。指数の高さに惹かれてしまうのだ。
シンヨモギネスは多少ましなスタートだったが、挟まれるような形になって後方から。前に行ければ良いのだが、多頭数で後方からは厳しいか、4着だった時は少頭数だった。

3歳1勝クラスにしてはメンバーレベルが低く、逃げて勝ってきた馬の割合も低いレース。
ロードエクレールがここは逃げたいだろう。外からプライムデイが続くか。平均的には流れると見て、あとは地力勝負
」と書いた通りの展開になった。
それなら素直に前の組をセレクトすべきだったが、打点の高い馬に注目して散々やられているような気がする。一回の打点の高さを信頼すれば穴も取れるのでちょっと難しいところではある。ここ、Twitterの方で詳しく書いたが、トーセンダニエルの騎手も相当不安視していたので、一回浮かんだ発想を切り替える思考の柔軟さがほしいところ。
ミエミエの逃げならそれを信じても良かった。ロードエクレールは新潟の未勝利を高い指数で逃げ切っていた。しかも今見たらかなりのハイペースを。

阪神6R 軸自信度B
ニシノトランザムが行きたいだろう。
ヤンヤノカッサイは同厩舎なので変な絡みはないはず。あとはトゥプエデスの出方次第だが、前有利になると読む。
ニシノトランザムの前走はシンゼンデレヤにマクられて道中ポジションを悪くした。
シンゼンデレヤは毎回のようにマクってくる馬だが、今回のメンバーにマクってきそうな馬はいない。

◎ 5 ヤンヤノカッサイ 11着

○ 4 ニシノトランザム 9着

ヤンヤノカッサイのスタミナは相当なものだろう。
前走はラスト1ハロン14.2秒もかかるタフなレース。二番手からレースを勧めたこの馬にはキツイ流れだったはず。
それでいてワンダーラジャ、グッドリドゥンスらのクラス上位の馬にハナ、ハナ差の3着。
ダートも長距離になると指数はあてにならないが、このレースは81と低く出たのも納得。
前々走の小倉2400mでは102と高い指数をマークしており、バテるようなことはなさそう。
3走前は転入初戦で度外視出来る。
距離短縮を活かして先行して粘り込む。

ニシノトランザムは前述の通り、前走がマクられて厳しい展開に。
それでも止めずに走りきっていたのは好評価。
前々走はグッドリドゥンスに先着。
新人の松本大輝はあまり巧くないように見えるので、逃げる展開になってきちんとペースを作れるか、そこが不安。

結果・回顧

ヤンヤノカッサイのレースはもう無茶苦茶。
スタートで行けなかったのが全てだが、馬のリズムを欠いてまでリカバリーするのに必死だった。しかし、この本命に関しては自分が悪いかもしれない。
中央再転入初戦の阪神ダート2000mでもスタートの行きっぷりが悪かったのだ。
で、今、転入前最後の芝のレースを見てみたら、ここでも行きっぷり悪く、外に出して無理やりハナを奪うというレースだった……。
初のダートスタートで行き脚がつかないことは多いにしても、芝スタートで行き脚が付かない、という例は少ないので、気にしていなかった。
前に行く馬を本命にする場合は、手抜きせずに必ずスタートだけでもレースを見返すべき。それすら怠っていた。勝とうと思っているのにこの手抜き具合では甘すぎると実感した。

あと、阪神ダート2000mもダートでは長距離になり、指数が当てになりにくいため、自分がどういう成績を残しているのか見返す必要がある。
中山ダート2400mは無理にやる必要はなさそうだが、阪神ダート2000mはどうなのか。

阪神7R 軸自信度C
一番悩まされたレース。
普通に考えればショウナンナデシコが強いのだが、最内枠。この馬、二の脚は速いのだが、ダートスタートだと出が非常に出が悪い。すぐ隣のヴィネットがスタート良くて二の脚も速い逃げ馬なので、下手するとポジションを悪くしそうで軸には出来なかった。
だからといって他に強く推せる馬もいなくて……。

◎ 15 ワンダーエカルテ 4着

溜めれば末堅実なワンダーエカルテの追い込みが炸裂すると読む。
逃げ馬はともかく、ここは先行馬が揃って前がかりになれば、ハマるのではないか。
ずっと牡馬相手でも崩れていないし、昨年3月4着の指数92がこのメンバーでも上位。
ラブスピールとソプラドールの出た3歳限定1勝クラスの指数がやたら高く、強い馬も揃っているが、この二頭、それ以来、そう高い指数を出していない。成長力の問題なのか、単に指数が高く出たのか、相手なりというのか……。

ルコントブルーも迷った馬。
中山で未勝利圧勝、高い指数であることから阪神ダート1800mなら問題なくこなせそうだが、休み明けでもあり、東京からの距離延長は人気を考えると買いにくくて。
ペイシャノリッジはルメール人気するだろう。

ワンダーエカルテは2走前、3走前で位置を取っているが、伸びず。
前走でやはり溜めた方が良いと分かっただろう。上がり最速を使って、どこまで届くか、という問題だと見る。
ちなみに自信はない。

結果・回顧

完全に心が折れたレース。
ここまで不運が続くか……と思わされた。
直線だけ見れば、この馬が2着に来る勢いだったとすぐ分かると思う。
ところが、内にモタれたのか、急失速して3着馬すら交わせず4着に……。
これは馬の癖の問題だろう。
さすがにここまでは読めない。
差しグルーピングで大正解で、1.3.5着馬を相手に購入。4着が軸。
2着馬が単勝万馬券の差し馬。
1勝クラスでは1400mを使っていた馬で、園田の1870mで勝ち上がり。
その時計は平凡。これは果たして押さえられるのかどうか。常識的には押さえられないが、差し馬というだけで押さえておけるか、そもそも戦績から差し馬なのか、という問題があり、難しい。

追加
中山8R 軸自信度C
1勝クラスでも低レベルなメンバー。
これなら芝からの組が楽に勝ってもおかしくないと思うのだが、芝路線の馬からは未知すぎて買えない。
芝からのロッソモラーレ、ギベルティ、共に逃げ・先行馬で、砂を被りたくないはず。
他にも前走初ダートのビバヴィットーリオもいて、速くなりそう。
ダートで末脚を使える馬をセレクト。

◎ 5 ジンフラッシュ 3着 複勝320円

○ 4 ヒロキング 10着

本当にメンバーレベルが低く、中山ダート1800mでの過去1年半の指数はジンフラッシュの94が最高。これが前々走で、4歳馬なので成長していると見て本命。
前走でも本命を打ったが、直線入り口で5着馬によって外に膨れる不利あり。
にしても伸びなかったが、陣営によれば「前走は久々もあるが、ペースが速くハミを取らなかった」とのこと。久々はあるだろうが、ペースが速かったということはなかろう。1000m通過だけ見れば前々走とほぼ同じ。休み明けのせいだと見る。
一回叩いて変わってくるはず。

ヒロキングもペース次第では突っ込んでくる可能性あり。
芝からの馬はともかく、ダート路線の馬がとにかく弱い。

結果・回顧

まさかまさかの前半1000m65.2秒の超スローに。
展開予想も外れ、前も止まらなくて「また4着か……」と思ったところで、なんとか3着まで浮上してくれた。
ジンフラッシュは地力だけで来てくれた。
2着アミュリオンはマクっていった分、上位に。複勝とワイドを取れてプラスに。
不運あれば幸運もあり。
ビバヴィットーリオは前走の東京戦がフェブラリーステークス前日で内有利の馬場だったのと、距離延長で不安視したが、これは正解だったのだろう。
芝路線の馬は人気を背負って惨敗。
東京ダートならともかく、中山ダートだとタフすぎてなかなか厳しいところもあるだろう。今回、超スローで、単に適性がなかっただけだろうが。

阪神8R 軸自信度A
確固たる逃げ馬不在で、ペースは遅くなりそう。
サンライズラポールは距離短縮が成功したパターン。
前走、前々走共に失速しても不思議ないペースを先行してバテなかったのだから、楽なペースなら当然上位。

◎ 10 サンライズラポール 2着 複勝150円

前走の指数が98と優秀。
1勝クラスも100と高く、2着を0.5秒離したのだから余裕があったのだろう。
普通に先行すれば馬券圏内だろう。

結果・回顧

ここからのダートは全て3着内だったが、勝ちきれなかった……。
サンライズラポールが後方待機になった時点で、終わったと思ったが、結果的には差し決着で2着に来てくれた。前でグルーピングしていたので、相手は全く来ず。
これもラッキーな2着。
しかし、ダートの稍重で前半46.8秒なら前壊滅の流れではないように思うのだが、悪い芝を初めに走る分、タフになるのだろう。ちょっとここも調べてみる必要がある。

ワンダーエカルテ、内にササッたのか、2着ある手応えで4着だったのは精神的ショックがでかすぎる……追加で。
阪神11R 大阪杯 軸自信度C
3強は当然強いが、この序列が自分の中では付けることが出来ない。
明日は幸いにして雨予報で、荒れる要素が少しは出てきた。
妙味を考えて穴狙いをする。

◎ 9 クレッシェンドラヴ 11着

有馬記念でも穴で買っていたクレッシェンドラヴ。
いっときの差し一手を脱却して先行馬になってきた。陣営も「7歳にして馬が変わってきた」とのコメント。
ジャパンカップのような高速馬場は惨敗して当然。
有馬記念は4角で手応えが悪くなってポジションを悪くしたが、そこからジリジリ盛り返して悪くないレースだった。上位は離れていたが、4着とは0.3秒差しかない。
内回り2000mがベストなのは戦歴から明らか。
また4角で置いていかれるかもしれないが、そこをなんとか雨の分でカバー出来れば。
阪神2000mはどういう理屈なのか分からないが、指数がやたらと低く出やすい。
昨年の鳴尾記念は勝ち馬の指数が73しかなく、4着に引退レースのサイモンラムセスが突っ込んで来られたのも納得だった。
馬場差と基準タイムでの測定方法では、物理的に高い指数を出すのは不可能、という場合がある(たとえば開幕週の小倉で馬場差-2.0秒などになると物理的に1.57.0を出しても指数が高くならない)が、そういう訳でもなさそう。
それはともかく、時計勝負にならなければチャンスはある。
乗り慣れたウチパクに手が戻るのも好材料。
コース的にはスローからのロンスパ戦になりやすい。
今日の馬場見ても前やや有利だと思うので、いっそ逃げてくれれば面白いのだが……。
3強のポカを望んでの好走期待馬推奨。

結果・回顧

雨の影響なのだろう、9R、10Rと前の組が頑張っていたので、多くの騎手が前有利と見たのだろう、クレッシェンドラヴは出ムチをくれてまで前に行こうとしていた。
結果、馬場を考えればかなりのハイペース。
前は止まるなと思って見ていたのだが、まさかのレイパパレ逃げ切り。
これは化け物だろう。
レイパパレの刻んだラップは、ラスト1ハロンの13.1以外は良馬場だと聞いても不思議ないラップ。L2は11.6秒まで加速しており、これは次元が違った。
当然、モズベッロ向きの流れといえるのだが、それを逃げ切ったのだから化け物としか言いようがない。
一体、化け物が何頭出てくるのかと思わせられる最近の競馬だが、十分、化け物と呼べるレベルにある。
宝塚記念でクロノジェネシスとタフな馬場での対決を見てみたい。
タフな馬場になれば馬連一点で勝負したいと思わせられる結果。
次走、馬場の恩恵だとフロック視する人がいてそう人気にならないのなら、良馬場でも断然単勝を買いたい。

雨の影響はかなりありそうな気配。ちょっと狙ってみたい。
夢見て追加。
中山12R 軸自信度B
逃げはレオアルティメットだろう。ヴォートルエローもエダテルで行くかもしれない。
アルーフクライの出方が鍵。
早めにマクっていくタイプで、この馬が出ると前が崩れることが割と多い。
ここも差し優勢だと読む。

◎ 8 ペルセウスシチー 2着 複勝170円

前走は強かった。
先週に1勝クラスを勝ったアンセットヴァウが指数ダントツで楽勝かと思っていたが、先行したペルセウスシチーが最後は突き放す内容。ラスト1ハロン12.4秒と全く止まっていない。
びっくりなパフォーマンス。
2走前、3走前は休み明けで度外視してこの馬を買いたい。
タフな中京での指数は中山でも通用する。
ポジションは自在でどんな競馬も出来るし、上がりをきちんと使える分、カフェスペランツァより上だと見る。

前が一掃されると見て相手は差し馬で。

結果・回顧

アルーフクライが早めの競馬で、たしかに前の組は馬券圏外に飛んだが、だからといって差し馬が来たという訳でもなく。
62.2秒なら割と流れた方だと思ったが……。
ペルセウスシチーはポジションを取った分だろう、カフェスペランツァが控えた分、あちらに分があったか。中山での結果がないからこその3番人気だったと思うので、勝って欲しかったが……。1-3-2番人気のガチガチ決着。
確かに上位強いので無理に差し馬に行く必要はなかったか。
思考停止の脚質グルーピングもいいが、もう少し能力差も見て単複だけで勝負、というのもありかもしれない。

追加。逆転を狙う駄目な奴……
阪神12R 鳴門ステークス 軸自信度A
逃げ馬不在で前有利だと見る。
高い指数を持っている馬はいるが、ほとんどが1200mで出した指数で全く信頼出来ない。
唯一、サダムスキャットが同条件で高い指数を持っている。

◎ 9 サダムスキャット 3着 複勝130円

前走はハイペースで指数94、前々走はスローペースで指数92。
ポジションも取れる馬で、崩れそうにはない。実際、安定感抜群。
ここも楽に先行出来そうで、軸は良いだろう。
単複は買うが、相手に前の組、距離短縮の組を中心に穴狙い。

これも差し決着に。
46.3秒なら速いので、前が止まって不思議ないが、やはり芝スタートだとタフな芝の部分でスタミナを消耗するのだろうか。ちょっとこれは要検証。
サダムスキャットは2番手追走ながらも粘ってくれた。
相手に差し馬飛んできて手が出ず。
1頭だけは前で残る、というパターンも考えてみたい。
ただし、このレースは前で決まると思ったのでその必要はなかったと思う。

複勝1.1倍を買う意味はあるのかと思うが……。取り敢えず買ってみる。

◎全頭均等買いの場合
単勝 購入1500円 配当0円 的中0/15 的中率0% 回収率0%
複勝 購入1500円 配当930円 的中5/15 的中率33.3% 回収率62.0%

単勝を全く取れなかったのは痛いが、かなりの不運、下振れがありながらダートに限れば複勝率38.6%複勝回収率71.5%とそこまで酷くはない。最後の方で何とか盛り返してくれた。あと、ワンダーエカルテの4着は当たったも同然なのでそれを含めれば全く悪くない。
ともかく、今週はかなりの下振れだと思うので、これでどう買えば大負けを防げるかも計算した方が良い。
とにかく、資金枯渇気味なので来週は購入資金を押さえざるを得ない。
当たるのを見越して普通に買うのもありだが、前半で資金切れして後半買えないのでは身も蓋もない。

累計軸自信度別成績
S[0.2.0.0]
A[10.5.4.16]
B[8.6.1.20]
C[4.4.4.22]

今週はAだけなら、0.1.2.2、で悪くなかった。
日曜はとにかく難解だと思っていたので、また来週、気を取り直して、ではなく、研究して頑張ろうと思う。

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