2023/7/15(土) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。ロジックに添っていなければC評価になります。ロジックに添っていればB評価、中でも3着内が堅いと思えばA評価になります。

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まえがき・馬場予想

こんにちは。
余力ラップ基準を更新しました。L1基準の僅差負けの定義、ダートのL2基準をまとめました。
以下の記事で余力ラップの考え方について書いてみました。今後はこの記事で余力ラップを知ってもらおうかと考えています。思うところがあれば内容更新していく予定です。
基準更新したダートL2基準がきちんと機能してくれるかどうか。TARGETで調べて率が良いのだから大きくズレはないはず。

「余力ラップ」とは? その理論の基盤と基準ラップ

土曜はまたもや2場が雨。
またかよと言いたくなるくらいに今年は雨が開催にぶつかること多い印象です。

馬場予想。
函館はかなりの雨量。23時からレーススタートまでに40ミリ以上もの雨が降る予報です。馬場自体は内がまだ良さげなんですが、雨で外差しが決まりやすくなるだろうと考えて予想します。あんまり降って差しが決まらない、ということも考えられるので当日きちんと確認することをオススメします。という訳で、函館芝は一応、外差しで取っておきます。
函館ダートは不良まで悪化しそうで、内枠先行有利と見ます。
開催中のほとんどの時間で向かい風5m/sほど。5m/sなら馬場優先で良さそうかなと思います。

福島は金曜に少し降って、その後は土曜朝3時から14時くらいまで1時間につき1ミリ程度降り続ける予報です。今開催、クッション値がやたらと高く、元の馬場はかなり良い造りなんだと思います。JRAの画像見てもまだ内が保ちそうではあるんですが、雨を加味して1800.2000mで外差し有利と見ます。1200mだけは内もまだカバーしておきたいところ。
福島ダートは金曜朝時点で含水率1.8%の乾ききったダート。その後に雨が降り、土曜にも雨が降るので、内枠有利に傾きそうですが、判断に苦しむところ。先週のように極端な外枠有利にはならないはず。取り敢えず、フラットと見ておいて、あとはレースによって判断します。
風は13-15時の間だけやや追い風5m/s。時間が半端なんですよね……斜めの追い風なので、あまり気にしなくても……な気はします。

中京芝は朝時点で重馬場&クッション値8.9。明日は回復して高速馬場になるはず。内枠先行有利で良さそう。
ダートは金曜朝の含水率が17.6%とかなり高め。土曜には乾いてフラットと見ます。
風も弱いので一番予想しやすそうですね。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.4秒以内
1600m以上は25.1秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

函館2R
1.イリュージョン
4.パラディ
8.ウィンクルティアラ
10.レディエンフェイス
函館3R
6.ヒルノピレネー
函館4R
1.テイエムヒショウ
4.ルージュミシェル
7.フィールザクラウン
14.ポルトドール
函館5R
2.チャイボーグ
函館6R
2.ジョーエスポワール
11.クリノクリスタル
函館7R
4.コルデアニル(ダート)
函館9R 湯浜特別
2.ネッケツシャチョウ
4.トゥーテイルズ(芝)
7.オセアフラッグ
8.メイクザビート
9.ナチュラルリバー
12.ゴルデールスカー(芝)
13.フクノブルジュ
函館10R かもめ島特別
4.エッセンチ
11.アルジーヌ
函館11R 函館2歳ステークス
5.ナスティウェザー(1000mは基準から除外していますが、L1がダート歴代最速ということで載せます)
福島2R
10.シズカノウミ
福島8R
5.エコロレジーナ
14.クリノリアルレディ
福島9R 南相馬特別
2.ダニーデン
福島10R 米沢特別
11.コパノパサディナ
福島12R
12.マジックタッチ
中京1R
3.タイセイタリスマン
中京7R
1.ダンテバローズ
5.ショーヘーフェイス
10.バックトゥザライト
中京8R
4.シュタールヴィント
中京9R 鞍ヶ池特別
2.コンクシェル
7.マイネルメモリー
9.ラスハンメル
中京10R 大府特別
2.メイショウポペット
5.ゼットリアン
9.フェルヴェンテ
中京11R 関ケ原ステークス
5.レッドラディエンス

ダートのL2基準更新で増えた面はありますが、それ抜きでも土曜は多めです。日曜も多くなっています。該当馬の多い日はしっかり勝ちたいですね。

好走期待馬

函館1R ◎6.ライフセービング A評価 穴2.サンディビーチ
ライフセービングの前走はAコース最終日。直線は荒れている最内を突いた分の負けだったように思います。レースのL3は11秒台で、自身上がり35.0秒ならこのメンバー上位。ビーチパトロール産駒で道悪もプラスになりそう。
サンディビーチの新馬戦はL3が12.2-11.7-11.6の加速ラップ。自身の上がりはレースラップと全く同じで、この馬は持続ラップか少しだけ減速のレースをしているように見えました。陣営も「跳びが大きいので1200は忙しかった」と述べています。こちらもビーチパトロール産駒。1800mでも問題ないと見ます。

中京1R ◎3.タイセイタリスマン A評価 穴6.アスクワンタイム
タイセイタリスマンの新馬戦はL2が11.4-11.1の加速ラップ。超スローで逃げましたが、キレ負けしたかなという印象です。最後は隣の馬と衝突して騎手が後傾姿勢になる形に。あれで下がってしまったと考えれば、もう少し着差は少なくできたはずです。内枠も良いので、今度もスタートを決めて先行すれば圏内と見ます。
アスクワンタイムの新馬戦はL2が11.3-11.6。逃げ切ったクリノハレルヤと上がり最速タイ。重馬場で時計がかかっていたことを考えれば全く悪くありません。出遅れた分の0.6秒差と離されてしまったと思います。2戦目でスタートを決めてくれれば。

函館2R ◎1.イリュージョン B評価 穴10.レディエンフェイス ▲8.ウィンクルティアラ △4.パラディ ※立川サロンアネックス無料予想

函館ダート1700mは枠順フラットと言われていますが、低速馬場だと外枠有利、高速馬場だと内枠有利に傾きます。土曜はかなりの雨量が予想されるので内枠有利でしょう。先行馬が多いメンバー構成ですが、先行馬に強い馬が固まり、差し馬に弱い馬が固まりました。強い先行馬が残す競馬になると予想します。
印を打った4頭が余力ラップに該当。全て先行馬ですが、おそらくはこの4頭で最低2着内を占める可能性が高いと考えています。3着内独占も十分にあり得ます。最も高いスピード指数を持っているパラディが1番人気だと思われますが、この馬はテンの速度が微妙で押して押して出していくタイプです。内のイリュージョンは二の脚が速いタイプで、外のウィンクルティアラ、レディエンフェイスも速い馬。さらに大幅延長のマルヨクレハも先行してきそうなコメントを出しています。内外が速くて位置を悪く危険性も十分にあるでしょう。人気面からもパラディはあまり信頼したくない馬です。

イリュージョンのテンと二の脚が速く、最内枠と枠にも恵まれました。番手からでも競馬ができる強みもあります。前走は3F通過が35.9秒と速めで、その後がかなり緩むラップになりました。こういうジグザグラップは先行馬に不利。今回は逃げ先行馬多めでジグザグにはなりそうもありません。2走前はペースが遅すぎてL3が14.0-12.5-12.0と加速していく変則的なラップ。止まってはおらず、単なるキレ負けだと言えます。もう少し一貫して流れてくれた方が良いはずで、改めて期待します。

レディエンフェイスは新馬戦が東京ダート1600mで、L2が25.0秒で基準クリア。スローだというのに差し決着になりましたが、これは単に先行馬が弱すぎただけでしょう。2戦目の方が評価できる内容で、L4が50.5秒で0.6秒差3着。不良のダートで外を回ったからか、4コーナーで離されるところがありました。ですが、そこからしぶとく伸びて3着を確保したのはなかなか味のある競馬。前走は抜群の手応えで抜け出して、勝つかと思いましたが、L1で13.2秒と失速して交わされました。ペースが速い中での2着確保はむしろ立派だったと見ます。テンも速いので評価します。

大外のパールシェルは枠も怪しく、能力的にも微妙だと思っています。ルメール騎手で人気になると思いますが、思い切って軽視します。

中京2R ◎1.ウィンウッドテール B評価 穴3.リボンピーチ 穴16.ピュアグルーヴ
牝馬限定戦。怪しいなと思う人気馬が多い印象です。オシゲは終いきっちり伸びてくる馬ですが、位置が取れないので飛ぶ可能性も十分あるかと思います。
本命はウィンウッドテール。2走前に本命を打って良い競馬をしてくれました。前走も本命を打ちましたが、内枠で少し位置を悪くしてしまった印象です。中京での最内枠はプラスになるので、もう少し位置を取って2走前の分だけ走れれば。
リボンピーチは前走、穴推奨にしましたが、あまり内枠の利を活かせない競馬になりました。陣営によれば不良馬場も良くなかったという話。2走前は1.2着が余力ラップ該当馬で、3着も安定して強い馬。L4を51秒くらいで走れており、それだけ走れればここで上位です。
ピュアグルーヴの前走は1400mが明らかに短かったというレースに。2走前はL2がかなり速くなったレースで、1.2着が余力ラップ該当馬。このメンバーなら。大外枠のロスを上手く防げれば。

福島2R ◎5.サンマルリアン B評価 穴10.シズカノウミ 穴13.クレイプマートル △3.8.9
福島のダートが明日にどうなっているのかが不透明。金曜朝の含水率が1.8%とかなり低く、雨でどこまで湿るかが鍵でしょう。含水率が高くなると内枠有利に傾きますが、土曜は稍重程度でしょうか。枠フラットとして考えることにしました。先行タイプが多めですが、中でも内枠勢、2~5辺りが速いはずで、内枠主導の隊列になりそうです。ここも差し馬らしい差し馬不在で、先行力と差せる脚を兼ね備えている馬を狙うのがベター。

まず、余力ラップ該当馬はシズカノウミのみ。前走のL4が50秒ジャストです。延長で位置も取れましたし、終いもしっかり伸びてきました。これを評価軸と見て良さそうです。

サンマルリアンの前走はシズカノウミと0.1秒差。この馬は位置を取りつつ、最後もしっかり伸びてきましたが、シズカノウミの末脚にわずかに屈しました。芝のマイル戦で5着しているので、その観点からも1700mは問題なさそう。5番枠は内の速い馬たちのすぐ外の枠で、それらに付いていける好枠になるだろうと予想します。また、サンマルリアンは先行力と差せる脚を兼ね備えているという点に合致。前走は休み明けで-10キロ&ダート替わり。ダートを走るには増えていた方が良いので、条件としては良くありませんでした。休み明け2戦目の上積みがある、というコメントが出ているので、馬体も戻してきているだろうと予想します。状態がアップしてくるとなれば、シズカノウミとの0.1秒差は逆転できるはずです。

クレイプマートルは2走前が余力ラップ戦で、上がりは勝ち馬の35.7秒に次ぐ36.2秒。出遅れて位置を悪くした上に、直線は内で狭くなって追い出しが遅れました。前残りの中、差し馬で最先着は評価できます。前走も前残り&余力ラップ戦。上がり36.5秒で4着なら悲観する内容ではありません。同じような位置にいて3着だったフクチャンビーナスは未勝利では上位の存在です。こちらも芝のマイル戦で4着しているので1700mに延長するのも問題なさそう。外枠が不利な枠になっていなければ、上位の存在として評価できます。

他には先行力もあり、スピード指数も高いものを持っている8.ロゴナンバーワン。初ダートで人気している3.カフェクリア。ダート初戦は出遅れもあって惨敗したものの、距離を伸ばして持ち味が出てくるマジェスティックウォリアー産駒の9.ルレーブアマゾンまで。

函館3R ◎14.ライクアフラワー B評価 穴11.ゴコウサス 穴6.ヒルノピレネー
今の時期の未勝利としてはかなり強い馬が揃ったように思います。かなり難解に感じるメンバーで、オッズ次第では手広く買っても良いように思います。
余力ラップ該当は6.ヒルノピレネーですが、圧倒的に外枠勢が速く、内枠の馬は被されて不利になりそうな枠順です。なお、8.10.15.16辺りがテンの速い馬になります。
函館は馬場悪化によりダート並みに時計が遅くなりそうで、ダートで好走してきたヒルノピレネーの芝戻りはプラスだろうと見ます。芝でも元々、上位の上がりを使えていた馬。ダートでハイペースを先行させてきての短縮で、これは芝戻りがハマりそう。とにかく6番枠が不安。スムーズなら。
本命はライクアフラワー。前走は出遅れて1番大外を回すというロスの多い競馬になりましたが、前もなかなか止まらない中で4着まで差してきました。前々走は大きく出遅れて後方のまま。勝負に参加しておらず、鞍上も全く追っていなかったので度外視で構いません。その前の小倉3戦はいずれもタフな馬場で2着。上がりのかかる馬場は向くはずで、ここは巻き返せます。
穴の2頭目にゴコウサス。3走前の京都では外目を回されながらも2着と頑張りました。前々走で人気に推されたのも当然の内容でしたが、函館では2戦とも伸びあぐねています。陣営は「前走は肩の出が悪かった。治療を行って良化」と述べています。治療が必要な肩の悪さというのは自分には分かりませんが、回復しているようなら改めて狙ってみたいと思います。デビュー2戦目が馬場差不能の極悪馬場でしたが、2着と健闘しています。外枠から差せる馬として、ライクアフラワーと共に評価すべき1頭だと考えました。

中京3R ◎15.デアデルマーレ A評価 穴11.マラマ
デアデルマーレは前走指数104で、未勝利はすぐ勝てるレベルにあります。その前走は3F通過34.2秒、4F通過46.2秒のハイペースに。一旦は完全に抜け出しましたが、距離短縮の差し馬のローズバルサムの末脚に屈しました。今回、芝路線からの馬以外に速い脚を使える馬は不在で、先行押し切りが濃厚と見ます。
続いて、4戦連続本命を打っているサブエガについて語らせてください。4走前は出遅れて最後方からに。上位も止まらないハイレベル戦だったので度外視で構いません。3走前は重馬場の中京で内を通した馬が上位独占した中、サブエガは外々を回っての4着。その分、差せそうで差せないレースになったのでしょう。もちろん、L1が12.5秒と止まってくれなかったこともあります。前々走はハイペースの逃げで最後の最後で失速の4着。残っただろうと思っていたのに止まってしまって落胆した記憶があります。前走は逃げた反省を活かして控える競馬をしましたが、今度は伸びあぐねる競馬で3着。
競馬っぷりを見ているとどうも1200mでも終い止まり気味。デルマソトガケの勝った1800m戦で3着しているだけに1400mで距離が長いことはないように思いますが、3走前は重馬場での4着。もう少し乾くだろう馬場ではまた伸びあぐねる危険性を考慮して評価を少し落とします。馬場が悪いままなら評価しても。
差せる馬はいない、と考えて穴推奨はマラマ。陣営が「使いながら適性距離は短くなってきている印象」と述べています。1800mではテン・二の脚ともに速く、前走は楽にハナを奪いました。2走前は押している馬に抵抗しなかっただけです。ダート転向の2戦目は余力ラップ該当馬に挟まれた着順の2着でした(3着のノボリクレバーはその後に強くなっているのでこの時点では弱かったのかもしれません)。前走は前半3.4Fが速く、そこからはずっと13秒台を刻む逃げに。差し決着の中、粘った方ではありますが、止まり方を見ていると短い距離に適性がありそうです。
ここは先行してしまえば通用しそうなメンバーなので、デアデルマーレとマラマを評価して、あとはサブエガを馬場次第で軽視。他、芝路線の馬などに流そうと思います。

福島3R ◎10.インテンスシチー A評価 穴15.トウロウノオノ
インテンスシチーは前走のL4が50.7秒でしたが、上がり2位に0.6秒もの差を付ける破格の末脚。3着でしたが、1.2.4.5着馬までが余力ラップ該当。前々走はL4が48.9秒のハイレベル戦。インテンスシチーはまずまず位置を取りましたが、L2が12.3-12.2でまとめられてはさすがに届きません。とにかく破格の末脚を持っていて、届かないようなところから届いてしまう馬です。ペースが遅くなる1700mの方が向くはずです。ある程度の位置からマクれれば、トウロウノオノと一騎打ちになるでしょう。いや、並ぶ間もなく差し切るかもしれません。
トウロウノオノは使って成長してきています。前走・前々走のL4がそれぞれ、51.3秒、50.3秒。2着だった前走は、1.3着馬が余力ラップ該当。前々走は3.4着馬が余力ラップ該当。かなり弱い馬の多いレースなので、トウロウノオノはこれでナンバー2の実力を持ってします。
色々と意見も耳にしましたが、おそらくは外枠有利だろうとのこと。フラットではなく、やや外枠で取ってみます。
競馬ファンは上手いなと思うのが、混戦にはなっていますが、きちんと力量上位のトウロウノオノとインテンスシチーが上位人気であること。混戦になっている分、配当は付いてくれるはずです。

福島4R ◎7.フィールザクラウン A評価 穴14.ポルトドール
函館ダートが内有利なのは間違いないと思いますが、フィールザクラウンは内枠の馬が前に行くか、後ろから行くか両極端なので、すんなりラチ沿いに潜り込めるのではないでしょうか。丹内騎手が内マクりのような競馬をしてくれるかと心配でしたが、前走でそういう競馬をしていて、安心しました。
テイエムヒショウが他馬からプレッシャーをかけられて苦しくなったところをフィールザクラウンが内から差し切るという展開が理想です。
テイエムヒショウに関してですが、テンの速度はナンバー1だと思います。2走前の内容がまずまず優秀で、L4は50.9秒でしたが、L2が24.9秒で基準をクリア。とはいえ、やはりダートもL4基準の方が優秀です。ここは逃げ先行馬が多いので、やはりテイエムヒショウはプレッシャーをかけられて沈むようにしか思えません。
余談ですが、しっかりしたL2基準を取り入れたことでより細かくラップを見るようになってきました。『ラップの教科書』(笑)を書けるくらいに知識を付けたいと思っています(笑)
プレッシャーをかける馬の中で1番強いのがポルトドール。2走前のL4は48.7秒!逃げて0.3秒差負けなので49.0秒で走破していたと思われます。
土曜函館はかなりの高速ダートが予想されますから、重馬場でこれだけ速いL4を出していたことは素直に評価します。問題は外枠で位置がどうなるか。あまり控えても欲しくないですし、あまり外を回ってほしくはないですが、3.4番手辺りからなら早めのマクリも炸裂しそうです。
あとは手広く流して、テイエムヒショウが飛ぶことを願います。

中京4R ◎1.デッドリー B評価 穴2.ハートフルアース
余力ラップ該当馬がいなくて予想が難解です。
逃げ先行馬が多め。土曜の中京は超高速馬場が予想されます。超高速馬場は後続の追走が自然に楽になる分、差せる脚を持っている馬が有利です。しかし、なかなか差せる脚を持っている馬が不在で……。
悩みに悩んだ末に、人気のデッドリーに本命を打ちました。
新馬戦はタスティエーラ戦でしたが、このレースは1000m通過が61.3秒と、新馬戦特有の超スローではない中で、L4を45.9秒とクリアしました。デッドリーは0.8秒差負けで、L4に0.8秒加えてみると、46.7秒。デッドリーが勝ったとしても、水準レベルにはある新馬だったと言えるでしょう。それなら今の未勝利なら……と思います。1.2.3.5.6.7着までが勝ち上がっているので、4着のデッドリーは信頼できる、と判断いたしました。
前走は上位7頭が1-7着までを占めて、8番人気以下&8着以下の馬と能力差のあったレースです。中緩みが大きかったことから差し有利だったと考えれば、2番手追走のデッドリーは不利だった可能性があります。なお、同タイムだったサンライズプルートは1600mに短縮して1勝クラスでも3着している実力馬。サンライズプロートと同タイムで走れる馬がいるかといえば、???、なので、デッドリーは強いだろうと予想します。行かせる馬を行かせての好位からになりそうですが、ラチ沿いで脚を温存できる好枠。最後は弾けてくれるのではないでしょうか。
ハートフルアースの前走は、外枠で勝負どころでは外をマクっていくという中京でNGの騎乗方法でした。重馬場でもあったので度外視にしても。
2走前の京都は2着とはいえ、相手が弱すぎたのですが、それでも最後方から上がり最速で追い込んだ点は評価できます。前残りだったからという理由もありますが、稍重の京都は上がり差が出なくなり、先行有利が顕著になるからです。この時の36.8秒の上がりが自身最速というのは心もとないのですが、今回はブリンカー着用。行きっぷりは良くなりそうです。また、内で脚を溜められる2番枠を引けました。ダートを使ってきていた馬だけに上がり面がやはり不安ですが、ブリンカー効果に期待して穴推奨とさせていただきます。
(このレース、印が二転三転して本当に迷いました。結果が伴ってくれれば最高です)

函館5R ◎2.チャイボーグ A評価 穴7.ヨシノクラウン
少頭数ですが、雨量が凄いので溜めて差してこられる馬を優先します。
チャイボーグは速いレース上がりになるレースでは3位までの脚しか使えていませんが、上がりのかかるレースでは比較的、最速上がりを使えています。典型的な決め手不足タイプで、道悪で上がりがかかってこそ浮上してくるタイプと見ます。過去の重・不良はいずれも前有利の結果になっての敗退。とはいえ、重馬場の方では上がり最速をきっちりと使えています。前走は上がり最速でしたが、最後の伸び脚は一番で脚を余す形になってしまいました。再び吉田隼人騎手なので同じミスはしないはずです。また、前走の指数が96で過去最高値。滞在競馬や洋芝が合う可能性が高いと見ます。前走は帰厩してから日が浅かったそうで、今回は馬体に張りが出てきたと陣営が述べています。それなら勝ち負けでしょう。このまま最終的に4番人気で落ち着いてくれそうなので、妙味ありと見ます。
ヨシノクラウンはここ2戦のレースを見る限り、かなりコーナリングが上手い馬です。スパイラルカーブで膨れることなく、スピードも落とさず器用に曲がっています。函館向きなのは確かでしょう。また、父サトノクラウンも土曜の馬場を考えればプラス。現役時代の印象通り、上がりのかかるレースで強い馬を出しています。2走前の指数は100で、未勝利では上位の力を持っています。こちらは吉田隼人騎手から佐々木大輔騎手に乗り替わり。ここはチャンス大でしょう。

函館6R ◎2.ジョーエスポワール A評価 穴11.クリノクリスタル
ジョーエスポワールは前走がデビュー戦でしたが、L4を49.9秒でまとめて余力ラップに該当。2戦目の上積みを考えれば勝ち負けでしょう。
クリノクリスタルはここ2走、外マクリ気味の競馬でともに好走。後半がしっかりしているだけに不利な脚質でも崩れないでしょう。

函館7R ◎11.マイネルジャッカル B評価 穴.4コルデアニル 穴10.ラウルピドゥ 
上がりのかかるレースで最速上がりをマークしているようなタイプを評価します。マイネルジャッカルはここ4戦不発ですが、前有利のレースになって後方のままになったか、マクって止まるかの競馬になっています。外差し有利になりそうな今回は改めて。休み明けですが、横山武史騎手鞍上なら仕上げてきているのではないでしょうか。追い切り評価も悪くありません。
ラウルピドゥも上がりのかかるレースでこその馬。鞍上の進言があって距離延長してきているという話です。引き続き吉田隼人騎手で、進言したからには結果を出したいはずです。
コルデアニルは前走、不良馬場のダート2400mで勝利。大雨が予想される函館芝2600mのラップだと、前走の後半5Fのラップを見せたとしたら、信じる人が多いのではないでしょうか。後半は不良馬場の芝並のラップを刻んだコルデアニルは改めて。前々走よりも時計がかかると予想されるので、浮上してきてくれると願っています。

中京7R ◎1.ダンテバローズ A評価 穴5.ショーヘーフェイス
行く馬はいますが、少頭数でそう速くはならないと見ます。
ダンテバローズは最内枠を引けました。どこまで乾いているか分かりませんが、どうであれ内枠先行は有利。2走前のL4が49.4秒で余力ラップ該当のダンテバローズ。距離延長&ブリンカー効果での連続好走なのでここも当然評価しなければなりません。ここ2戦は勝ち馬がどちらもレース以前からの余力ラップ該当馬で相手も悪すぎました。ここ2走ほど強い馬は、アオイイーグル、ショーヘーフェイスかな?とそこまで高く評価して良いのか迷う2頭。ロスなく乗って勝ち負けの競馬はしてくれるはず。
アオイイーグルは前走でバリアントバイオに先着しているのが強く、好時計でもあります。追い込み脚質がどうでしょうか。
ショーヘーフェイスは3走前、中京ダート1800mでL4・48.7秒のハイレベル戦を2着。L2もかなり速く、3着ロングウッドを除く7着までが勝ち上がっています。これがまずハイレベル戦で、前走もL4が50.2秒、L1が12.3秒。ショーヘーフェイス自体はL1を12.0秒前後で走っていたはず。これなら時計短縮は可能で、中団やや前から堅実に差してくる馬です。
ユニコーンステークスのメイショウモズは短縮が向くかと思ったから評価しただけで、1800mに戻れば、特に抜けた馬ではありません。
ダンテバローズとショーヘーフェイスから狙います。

福島7R ◎16.トロピカルライト A評価 穴14.ローマンシアター
トロピカルライトは安定感抜群。前走は出遅れ。他馬よりも外をマクリ上がっていくロスの多い競馬ながらも僅差3着。脚を余すような形にもなり、陣営も「2000mは忙しかった」と述べています。2600mで改めて。
ローマンシアターの前走は東京芝1800m。他馬が避けるような馬場の悪い内を突いてショートカットこそできましたが、やはり最後は止まっての7着。とはいえ、レースレベルは水準以上で、0.6秒差なら悪くありません。芝の中距離で0.6差できるなら十分評価できるくらいに弱いメンバー揃い。ドゥラメンテ産駒ならタフなレースをこなせそうです。
ホウオウアルマンも穴推奨に入れていたのですが、陣営が「動きが小さくなっている。本来の走りではなく、右回りにも少し不安がある」と超弱気です。ずっと東京を使っており、好タイムのレースもあったので期待したいのですが、陣営の弱気を信じて穴推奨からは消しました。個人的な馬券では押さえる可能性があります。

函館8R 14.キャニオリング A評価 穴5.メイショウソウゲツ
内枠主導隊列になるのはほぼ確実で、これら先行勢がこぞって外に出していくと外枠が不利になりそうではありますが……。そうはならないと見て予想しました。
キャニオリングは前走出遅れ。L2が11.3-11.6と速くなっては後ろにいたキャニオリングは間に合いません。昨年前半は中距離を使っていましたが、函館では2000mから1200mへの大幅短縮。そのレースが丁度、馬場差不能のタフなレースでした。そのレースは前残りになりましたが、キャニオリングは後方からただ一頭追い込んできました。最後もまだ脚があるような感じで、勿体ない敗戦でした。この時に0.2秒先着されたのがメイショウソウゲツです。
メイショウソウゲツの前走は阪神芝1400mでしたが、外枠からずっと外を回って先行。しかも33.9秒のハイペースになりました。並の馬ならハイペース&外を回ることで大敗しても不思議ないレースでしたが、5着と粘ったのは評価できます。2走前はロンズデーライトが素晴らしいラップで逃げ切り。2番手から0.5秒差の5着なら、1600mという点を踏まえればむしろ評価が上がるレースでした。かなりの道悪になるそうなので、スタミナ面で優位に立てるのはプラス材料。先行して押し切っても。

中京8R ◎4.シュタールヴィント B評価 穴8.トーアライデン
シュタールヴィントは京都2歳ステークスで馬券内確保だろうというところから4着。この印象が強く残っています。もう一度見直してみましたが、シュタールヴィントが急失速したというよりは、後ろの馬が伸びてきたというのが正しい見方だと感じました。阪神芝2000mにしてはハイペースだったので、致し方ありません。余力ラップラップ該当馬多数の中で4着に粘ったことを評価します。
前走は前を交わせず、後ろから差される競馬になってしまいましたが、今回は使っての上積みが十分だそう。使って良くなる矢作厩舎の馬なので事実でしょう。元々、2戦目が余力ラップ該当。それを考えれば2000mはこなせると思いますし、決め手も上位です。3歳の強い相手と戦ってきた馬。1勝クラスならいつ突破できても。
トーアライデンは能力確かでも決め手に欠ける面が大きく、スローにしては駄目なタイプ。前走はさすがに速すぎましたが、それでも4着に粘りました。少頭数でも行く馬は多めなので後続に脚を使わせる競馬をしたいところです。

福島8R ◎5.エコロレジーナ B評価 穴14.クリノリアルレディ
7時40分に執筆していますが、丁度、馬場の更新がありました。福島芝はなんと良馬場!雨がほとんど降らなかったのでしょう。このあともまだ降る予報ですが、せいぜい稍重でしょう。
余力ラップ該当がエコロレジーナとクリノリアルレディの2頭のみ。素直に信頼したいと思います。
エコロレジーナの前走は3F目に11.0秒を踏み、そこから減速していくラップになりました。これではさすがにきつく、差し決着に。度外視で構いません。前走を除けば、芝では全て4着で、スタート悪くて出遅れても終いに伸びてきます。ここはなるべくきちんと出てもらって、逃げ切りを期待します。それができるレベルの馬だと思っています。
クリノリアルレディの方は相変わらず舐められたオッズです。格上挑戦で3着した時が余力ラップ該当なのですが、スローペースだったということで恵まれたと思われているのでしょう。その次走の未勝利戦は原因不明の大敗でしたが、次走でしっかり巻き返してきました。1勝クラスでも通用する時計で、ハナ2着だったランドオブラヴは次走で勝ち上がり。外枠の不安は大きいですが、前走のテン1Fの速度ナンバー1なので、少なくとも位置を悪くすることはないでしょう。

函館9R 湯浜特別 ◎2.ネッケツシャチョウ B評価 穴1.ベイビールビオ 穴12.ゴルデールスカー 穴13.フクノブルジュ
ここは案外、オッズが歪んでいる印象で、穴を狙えそうなメンバー構成。ペースはしっかり流れると読みます。
ネッケツシャチョウは不良馬場だった前走が素晴らしい内容。不良馬場とはいえ、上がり36.9秒は立派です。L1は12秒台前半のはずで、そこから考えればまだまだ時計短縮可能です。
ベイビールビオの前走の上がりは36.0秒!出遅れて離れた最後方になりましたが、内をスルスルと上がっていく器用な競馬。今回は最内枠で、前走同様の競馬ができそうです。
ゴルデールスカーの未勝利戦はこの馬だけ破格の末脚。上がり3Fは次点に1.2秒も付けていてL3基準クリア。中山ダート1800mはタフさが求められるコースで合わなかったかもしれません。前走に関しては先行有利の京都の馬場にやれれてしまった印象です。一個下の着順のスマートアンバーが1勝クラスで強い馬相手に4着と健闘しました。ゴルデールスカーは1700mの方が合いそうで、なるべくロスを少なくしながらマクってこられれば。
フクノブルジュの前走はL1を自身12.2秒くらいで走っているはず。ネッケツシャチョウと同じ考え方で時計短縮はもっと可能。外からなるべくロスのない競馬ができれば。

中京9R 鞍ヶ池特別 ◎2.コンクシェル A評価 穴6.アルナージェイン △7.9
アルナージェインが断然人気ですが、余力ラップには該当せず。前傾ラップで強い競馬をする馬です。
余力ラップのコンクシェルから狙います。
2走前、シルトホルン戦はL5が57.3秒、L4が45.2秒、L2が22.3秒、L1が11.3秒。全ての基準をクリアしています。2着のコンクシェルは勝ち馬シルトホルンより上がりが0.1秒遅いだけなので、コンクシェルももちろん、余力ラップ基準を大幅にクリアしています。ここまで大きくクリアできるレースもなかなかないのですが、あまり評価がされていないようです。シルトホルンもラジオNIKKEI賞は最終的に4番人気でしたが、直前に一気に売れたようで、20倍以上は元々付いていました。
アルナージェインの阪神マイルでの1.32.9という時計も破格ですが、余力ラップでないために決め手には欠くはずです。コンクシェルが勝って、アルナージェインは2.3着と見るのが良さそうです。
ほかも余力ラップ該当の2頭で良いでしょう。

福島9R 南相馬特別 ◎2.ダニーデン A評価 穴6.テラフォーミング
少頭数ながら行く馬が多く、差せる馬の方が良さそう。
余力ラップに該当のダニーデンに素直に本命を打ちます。ガストリックの2着の新馬戦が0.3秒差で余力ラップ該当ですが、逃げて0.3秒差なので切れ味はそうないタイプの余力ラップ該当馬でしょう。その意味では福島はプラスになるはずです。
穴にテラフォーミング。前走は逃げて1.59.9。函館1勝クラスで2分を切ってくるのは優秀です。元々は控えて結果を出していた馬なので、積極的な津村騎手ではありますが、控えて差す競馬に回ることを期待しています。

函館10R かもめ島特別 ◎11.アルジーヌ A評価 穴12.カヨウネンカ
1800mですが、雨なのと逃げ馬多めなので外枠差し有利と見ます。
アルジーヌは前走、白梅賞の内容を評価して本命を打ちました。きっちりと控える競馬で実力馬ミヤビを封じ込めました。2勝クラスで止まるような馬ではありません。引き続き本命を打ちます。
タフな馬場ならゴールドシップ産駒のカヨウネンカ。速い上がりも使える馬ですが、時計がかかるレースの方が他が苦労する分、プラスでしょう。マクって上がって来られるはずです。
昨年は話題になっていたシンティレーションですが、ここ3戦、特別評価できるラップは出していません。過剰人気と思うので、馬連なら消して、三連系なら押さえ、までにしたいと思います。

中京10R ◎9.フェルヴェンテ B評価 穴8.グーデンドラーク
余力ラップは2.メイショウポペット、5.ゼットリアン、9.フェルヴェンテの3頭。中枠が速いはずで、グーデンドラークは積極的な競馬をしたいはず。その外のフェルヴェンテが一番安心して見ていられそうだと判断しました。鳳雛ステークスはかなりタフな京都ダートだったので、L4の50.4秒、L2の24.5秒、L1の12.2秒、いずれも速いはずです。上位は位置取りの差だったかなという印象なので、今回、ゼットリアンが被されるようであれば逆転は可能と見ます。グーデンドラークの1勝クラスは重馬場だったとはいえ、L4の49.0秒、L2の24.0秒、L1の12.6秒、いずれも優秀です。ここ2走は差し決着なってしまっているので、先行有利になれば巻き返せると見ます。

福島10R ◎7.ペイシャカレン B評価 穴16. エコロアイ
コパノパサディナを推奨しても面白くないだろうということで、もちろん評価はしますが推奨は別の馬から。ここはおそらくペイシャカレンが1番速いはず。1勝クラス勝ちは1.07.9と速い時計で勝ち上がりました。1000mを使っていた馬なので、できるだけ高速ダートになった方が終いも失速しにくいはず。福島は雨が降ってくれているので、今回も引き続き粘れると見ます。
ペイシャカレンが行けなければ、エコロアイでしょう。逃げ馬同士なので同居する可能性は低くなるので買い方に注意ですが、こちらも前走だけ走れれば通用するレベルにあります。

函館11R 函館2歳ステークス ◎13.ベルパッション B評価 穴5.ナスティウェザー
ベルパッションの新馬戦はスタートで出遅れも、二の脚が速くて隊列にすぐ追いつきました。終いしっかり伸びての差し切りで、こういう差して勝った馬は函館2歳ステークスで有力です。しかもL2が11.7-11.6と加速ラップになりました。ベルパッション自身はL1基準をクリアしていると思われます。これなら余力ありということで、時計面の心配も不要です。
穴でナスティウェザー。一発あると思っています。ダートでL1が10.9秒というのは、なんと歴代最速!!!!!通常、L2で踏むラップのはずで、いや、L2でも踏めないラップなので、距離延長は全く問題ありません。上がり3Fの34.7秒は芝1000m以上。もちろん、1200m以上でもあります。雨で時計がかかるのもプラスに働きそう。内枠は不安ですが、人気薄なので思い切った競馬をしてくれると期待しています。

中京11R 関ケ原ステークス ◎6.サウンドウォリアー A評価 穴3.シンシアウィッシュ
サウンドウォリアーの前走はかなり先行馬が揃ってハイペースになるかと思いきや、案外落ち着いたレースに。ですが、これはL5が57.9秒、L4が46.0秒と持続力の求められるレースになりました。外目を回ってタイム差なしのサウンドウォリアーの内容はかなり評価できます。
3走前は32.8秒という自己最速の上がりをマーク。これは5歳にして力を付けているのだと思います。前に馬を置いた方が良いらしいので、2走前は度外視にしても。
シンシアウィッシュの前走マーメイドステークスは鬼のようなハイペースに。この馬の位置でも苦しかったはずですが、しっかり伸びて見せ場を造りました。かなり強い内容で、3勝クラスで先行策なら通用するでしょう。

福島11R バーデンバーデンカップ ◎9.タイセイブリリオ A評価 穴1.デュガ
タイセイブリリオはここ3戦、かなりのハイペースを逃げて残しており、時計・指数的に3勝クラスになっても上位の存在。このメンバーでは能力ナンバー1だと思われます。前走で時計のかかる芝もこなしていますし、福島でハイペースになってもこの馬だけは残せるはずです。
相手はハイペースの差し馬狙いということでデュガ。
長期休養明けの前走は好時計での差し切り勝ち。4走前は大外枠。最後方に下げて内に潜り込みましたが、4コーナーでは大外に。ちょっと膨れ気味になりました。0.4秒差はむしろ強い内容。内でロスなく立ち回れば、今度は差して来られると見ます。

函館12R ◎5.サンスレッド A評価 穴7.アイファーベア
サンスレッドは出も二の脚も速く、初ダートスタートでも足抜きの良い不良馬場なら出していけるはず。出しさえすれば、残せる力はあると見ます。
アイファーベアにとっては今回、相手が弱化。その分、混戦にはなっていますが、抜けた馬が減った分、浮上してくるでしょう。函館に来てから3走全て指数は87。これで足りてしまうようなメンバー。逃げられなくてもしぶとさを見せていて今回こそ馬券内を狙いたいところ。

中京12R ◎2.ストリンジェンド A評価 穴14.スマイルバック
ストリンジェンドは世代限定戦のハイペースばかり使わざるを得ない状況だったので、近走は全て展開不利と見て良いと思います。今回は休んでの混合戦になり、内枠を引けたのでこの馬のスピードを活かせるはずです。今回のメンバーなら比較的楽に逃げか先行できると見て。
スマイルバックは外枠になりましたが、テンの速度が安定して速いのでここでもロスなく運べるかと思います。外枠を引いたのでロスのないよう内にこだわるレースをしてくれそう。坂井瑠星騎手はそういうタイプの騎手なので、外枠で人気の甘くなったここで狙ってみます。

福島12R ◎12.マジックタッチ A評価 穴2.サンフィニティ
余力ラップ該当はマジックタッチ。
マジックタッチの前走はかなり速いペースで逃げて、余力ラップ該当リラックスと最内枠で恵まれたセキテイオーに交わされましたが、3着は死守。ここも逃げられると思います。外枠に比較的強い馬が入っていますが、雨で内枠有利になっているはずです。逃げて残せるはず。
穴にサンフィニティ。
福島ダート1150mは3回走って2回3着。内枠からある程度の位置を取れるかと思いますが、内枠はロスなく回れて恵まれやすいところ。以前も最内枠で3着に来ています。2番枠の今回も当時と同じように走れると見ます。

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