2023/6/17(土) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。ロジックに添っていなければC評価になります。ロジックに添っていればB評価、中でも3着内が堅いと思えばA評価になります。

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2023年競馬王7月号に私の記事が掲載されました!

まえがき・馬場予想

こんにちは。
競馬王チャンネルは2/4的中で好調です!
メディアに出るということから「メディア映え」を気にするようになりました(笑)
先週の日曜はマチカゼに保険なんて掛けないで単勝1点!をアピールすべきでしたよ。
レース選択はおそらく人より上手い方だと思っています。こういう一日2R限定、という勝負は私にとって有利なはずです!
インスタ映えならぬメディア映えを狙いつつ、頑張っていきます!

馬場予想。
東京芝はDコース替わりで、クッション値が9.5と今開催で最も高くなっています。
このクッション値が上がった点は週中に2度芝刈りした影響なのでしょうか。少し気になりますが、外枠差し有利で良さそうです。
昨年・二年前はエプソムカップ週から内空け馬場になり、Dコース替わりになっても内空け馬場が継続しましたが、今年は内目を通ったマテンロウスカイが3着と頑張りました。他レースも基本的には内空けにはなっていませんでした。JRA画像では内は悪いので、外差し有利な馬場で良いのではないでしょうか。
東京ダートは含水率が11.6%と稍重になっていますが、金曜の間にかなり乾くはず。外枠先行有利が基本で、ペースに応じて差しも決まるフラットな馬場を予想しています。
風は15時過ぎから南風5メートル。横風ですし、強い時間が短いので気にしないことにします。

阪神芝はクッション値が9.8と高くなりました。こちらも芝刈りの影響かもしれません。
JRAの画像を見る限り、内は荒れているのですが、見た目で荒れていても伸びるのが今の阪神芝。もちろん、京都リニューアルによって緩い作りになっていて、外差しに傾く危険性がなくはないと思います。内枠先行有利で取りますが、当日、馬場を見られる方は必ず確認した方が良いと思います。
阪神ダートは含水率6.2%。もう少し乾いたとしてもフラットですね。いつも通り、外枠中心に。
阪神の風は微風なので気にする必要はありません。

注目は函館芝です。
クッション値が7.7まで上がりましたが、これはクッション値が公開されるようになってから過去最高の数値です。JRAの画面を見ても、内は荒れていないので、これでようやく内枠先行有利な馬場になるのではないでしょうか。
函館ダートは含水率が4.5%。函館は曇の時間帯が長かったり、夏でも涼しかったりするのでどこまで乾くか、でしょう。先週とは一転してタフな馬場になりそうです。展開によっては差しも決まるでしょう。1700mは枠がフラットになります。元々フラットなコースなのですが、先週は雨が降ったので内枠を狙ったという経緯です。1000mはとにかくテンの速い馬探し!
函館の風は北東から東北東の風が、開催中に5-8mと強め。これは向きが斜めなんですが、3.4コーナーは向かい風気味でしょうか。後続が押し上げにくく、さらに前有利になるかもしれませんが、前の馬を風よけに使えればあまり関係なさそう。判断が難しいので、迷ったら馬格ある馬を選ぶ程度で良いのではないでしょうか。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします!

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る※距離が伸びれば伸びるほど評価できる58.2秒以内・1600m以上に限る。※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
24.1秒以内
※東京コースを除く
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内・1700m以上・新馬、未勝利・に限る・東京ダート2100mを除く

函館1R
11クリノリアルレディ
函館3R
6ケイティベガ(芝)
函館4R
3リコッチ
函館9R 下北半島特別
2ランフリーバンクス
函館11R STV杯
5ワックスフラワー
函館12R
4スマートサニー
東京2R
10マイショウチャン
16ゴルトレオパルト
東京3R
7ガールズレジェンド
14コスモチプリア
東京4R
1メモリーグラス
東京7R
3アスキステソーロ
5プレサージオ
東京9R
4ハチメンロッピ
東京10R
3ミスヨコハマ
東京12R
15ヴァナルガンド
阪神2R
6ジュンフカリ
阪神6R
10ハッピーアズラリー(芝)
阪神7R
1レッドヒルシューズ
4ランスオブサウンド
阪神8R
7エリンアキレウス
13アルムエアフォルク
阪神12R
1ボナンザ
12ゼットカレン

計24頭とまずまず揃ってくれました。

好走期待馬

函館1R ◎2 マテンロウアネモス A評価 穴11 クリノリアルレディ
マテンロウアネモスの新馬戦はL2が「11.1-10.9」とかなり速くなりました。その中で上がり最速33.4秒は評価できます。前半が遅すぎるので余力ラップ基準外ですが、1600mでは強豪メンバー相手に0.7差の8着。
前走はテンの1Fが12.0秒とかなり速くなりましたが、馬なりで2番手に追走。ダッシュ力の高さも見せました。最後は逃げた馬と同じ脚色で捉えられませんでしたが、3.4.5着に差し馬が来ている中、よく粘りました。
今週から函館は内枠先行有利と見ているので、マテンロウアネモスを堅軸と見ます。

クリノリアルレディは格上挑戦で出走した1勝クラス3着が余力ラップ。未勝利戦なら通用の器ですが、前走も全く人気になりませんでした。
11番枠で、行く馬も揃ったので前走のような結果に終わりそうですが、2キロ減から3キロ減になるのはプラスでしょう。積極的に出していってくれれば。

東京1R ◎5 メダルラッシュ A評価 穴15 サンマルリアン
距離短縮のメダルラッシュから。かかり気味な馬なので1400m短縮は向くはずです。5走前からブリンカーを着用して先行力が出てきました。以前は1400mで負けてきましたが、指数が右肩上がりで力を付けてきています。

ダート路線から穴っぽい馬が見つからないのでサンマルリアン。
十分な先行力を持っているキズナ産駒。芝のレースを見ても1600mはやや長いと思うので、1400mに短縮してのダート替わりは良さそう。

函館2R ◎10 ケイアイメキラ B評価 穴7 デルマツリダシ
連闘のケイアイメキラは前走が初ブリンカー。デビュー前から去勢しているように、気性に難ありな馬ですが、前走はブリンカー効果があったように見受けられました。出遅れて馬群に入り、折り合いを欠きまくり、しかも差し決着になりましたが、6着は健闘したと言えるでしょう。新馬戦の3F目から5F目が「15.1-13.0-11.8」と超アップダウンのあるラップに。こういう負荷のかかるラップで3着、L4・51.4秒なら能力自体はあるはずです。今回は先行馬が少ないのでスタートを決めて逃げられる、と見ます。

デルマツリダシは新馬戦が2歳レコードの2着。L4が48.9秒で、逃げ切り勝ちのトレドとは1.0秒差ではありましたが、上がり差でいえば、0.1秒差だけ。この馬もかなり速いL4を刻んでいるはずです。すぐ勝てそうに感じますが、2戦目、いや、特に3戦目は折り合いを欠いての惨敗。そのせいか、1400mに短縮もしましたが、今度は追走で手一杯に。在厩調整になるのはプラスでしょう。1700mもプラスに働くはず。

前残りと見ましたが、ミスティックパワーはここでは能力1枚上でしょうか。マクってくれば普通に勝っておかしくない存在です。

阪神2R ◎6 ジュンフカリ A評価 穴1 ワイズメアリー 穴11 プリミシングギャル
内枠先行圧倒的有利なコースで、ジュンフカリは6番枠と好枠を引けました。新馬戦のL2が10.7-12.0という終い垂れている変わった余力ラップでしたが、これは稍重だったからでしょう。
2戦目は外枠を引いてずっと外を回されました。
3戦目は距離延長に先行馬ほぼ壊滅のレースだったので仕方ありません。
前走は人気3頭の競馬だろうなと感じていて、実際に3番人気までで決着。L4が45.9秒とL4基準クリア戦。0.2秒差のジュンフカリも該当します。能力の高さは間違いなく、スムーズなら勝ち負けでしょう。

穴にワイズメアリー。新馬戦はワンダイレクトが勝ち、0.7秒差でしたが、中京2000mでL5が58.8秒なら速め。前走はスタート後に内にヨレて他馬に大迷惑をかけました。そのまま後方からになったので致し方ない敗戦。これはハミ受けの悪さが原因だそうです。陣営は「ハミ受けの悪さはだいぶ解消。スムーズなら」と述べています。内枠から逃げられれば圏内でしょう。

プリミシングギャルはずっとスローでペースアップも遅くなりましたが、L1が11.4秒。0.1秒差なので11.5秒でしょうか。それでも全然速いと言えます(自分、L1基準の2.3着馬をチェック馬登録していないようですが、L1基準なだけに0.3秒差は僅差とは言えない気がします。ちょっと考えておきます)。
2戦目は不良馬場で差し馬台頭のレースでしたが、3着に粘ったのは評価できます。
3戦目の敗因は-12キロと大きく減ったことでしょう。陣営が馬体は戻ってきたと述べているので、改めて期待します。まともなら能力上位のはずです。

東京2R ◎10 マイショウチャン A評価 穴16 ゴルトレオパルト
ここは2頭が抜けていると思います。
マイショウチャンの前走は伸びが案外でしたが、勝ち時計が速くなりすぎたと陣営。確かにその通りで、マイショウチャンは自分の分は走っています。相手の距離短縮3頭がハマりすぎた印象です。
前々走はトロピカルタウンがL1を12.2秒でまとめたレースです。この馬と同じ上がりを使っているマイショウチャンは崩れないと見ます。今回は短縮馬で先行馬はいません。警戒すべきは初戦の馬か初ダートの馬でしょう。

ゴルトレオパルトは前走、マイショウチャンと0.0秒差。ここも大外枠で逃げられそうで、三浦皇成騎手1000勝到達なるか。

函館3R ◎9 ブーバー B評価 穴5 オコジュ
単なるテンの速さ比べとはいかなそうな難しい一戦。
ケイティベガやパルフュメの過去のダート戦は1000mに到達する前に他馬につかまっているので……。
パルフュメが減量なしでも1番速そうですが、逃げ切れるか微妙と見て、その外からマークできるブーバーに本命を打ちます。前々走はスタートで外の馬からぶつけられて位置を悪くしました。前走は逃げて0.2秒差。ラップも素晴らしく、「12.1-10.7-11.3-12.2-12.2-13.5」と、L1以外全て速いと言えます。1000m通過58.5秒も素晴らしい。パルフュメをマークすれば1000mなら崩れなそうです。
オコジュは「無理して追わずに控える形で」と陣営が述べています。揉まれて失速しそうな馬が多いので、差し枠は1つあるはずです。オコジュがしっかり差してくるだろうと見ます。

阪神3R ◎4 ウインウッドテール A評価 ○6 アウロス 穴10 シゲルミライ
前走本命を打ったウインウッドテールは好走で強さがバレましたが、離れた2番人気になるなら狙ってみても。アウロスは2戦目でL4を50.5秒を上がり最速。3着に10馬身付けました。ほぼ互角の力だと思われます。
おそらくこのメンバーだとスローからのロンスパ戦。そうなるとL4の速さが活きます。
シゲルミライが3番人気かと思いましたが、どうも4番人気になりそうなので穴推奨に。前に行ってある程度粘る力はあるので、この3頭で決まりそう。もしシゲルミライが飛んだ場合も、3.7.10辺りでしょうか。

東京4R ◎1 メモリーグラス A評価 穴4 ホクトブルース
メモリーグラスは余力ラップ該当馬で、前走の同条件は不良馬場もありましたが、11.3-11.8。3着には6馬身差を付けていました。上がり34.9秒も速く、最内枠も良いでしょう。前走通りなら。
ホクトブルースはまだキャリア一戦。初戦はスタートを出てまずまず先行していたのですが、テンの1Fが11.8秒とかなり速くなったので中団からに見えるだけです。陣営は「初戦は追い不足。調教の動きはいいし奥はある」と述べているので、大きな上積みを期待できるでしょう。できれば逃げてほしいですし、逃げられる速さもあるのですが、柴田善臣がきちんと出していってくれるか疑問。それでも好位から競馬を運べれば。

阪神6R ◎3 ハイクライテリア B評価 穴13 ドウフォルス
ここ、ケイアイアニラが上位人気っておかしくないですかね……。確かに手応え良くレース進めていて、L1で逆噴射。1400mなら、と思いますが、人気で買うタイプではないように思います。おそらくは一応押さえるかな程度です。

ハイクライテリアは去勢&チークピーシーズ着用。新馬と2戦目は3番人気に推されていたほどの馬です。1200mの前走は砂を被るのを嫌ってコーナーで外に出していました。そのため、ここも砂を被らないように逃げるのではないでしょうか。
国分優作騎手は今年の逃げ率が低いですが、馬質もあるし、元々は先行して追えるタイプ。ダート>芝なのは相変わらずです。
1月19日が最後の調教なので、去勢しておそらく5ヶ月程度は経過。及第点です。
CWでは去勢前よりも明らかに時計が出ているので、ここは内枠でも一発に期待します。

ドウフォルスは前走でまさか逃げられるとは思いませんでした。指数97で十分、未勝利を勝てるレベルにあります。人気ですが、ちょっと印を逆にして穴推奨にします。

函館7R ◎1 シャイニースイフト A評価 穴9 ハイファイヴ
逃げはおそらく最内からシャイニースイフト。近走、恵まれてのレースが多数だと思いますが、ここも恵まれるでしょう。ここ2戦は上がり上位の脚を使えているのも良いですね。

ハイファイヴはやや外ですが、陣営は「減量騎手を起用して前で粘り込む競馬をしたいですね」と名言しています。これなら先行してくれるでしょう。
この馬、差し決着を先行してばかりなのですが、指数は高いものを持っています。3走前が98、4走前が102、5走前が93。3.4走前は不利な競馬で出しています。能力上位だと思いますが、ほどほどの人気になってくれて妙味あり。

阪神7R ◎1 レッドヒルシューズ A評価 穴4 ランスオブサウンド
余力ラップ該当馬2頭が内枠を引いてくれました。素直にこの2頭から。
レッドヒルシューズの方が先行力が高いので安心と見ました。前走はハイペースを先行してL1で失速しているので、短縮はばっちりハマりそうです。
新馬戦はコーナーで外を回り、直線では内の馬が外に大被害をもたらす不利がありながらギリギリ余力ラップ基準クリア。ファンタジーステークスも外目を回されるロスがありながら3着。
白菊賞はスローペースながら、L5が58.0秒、L4が45.9秒と、勝ち馬と同タイムで基準クリアです。エルフィンステークスは上位がユリーシャ以外余力ラップをクリアした馬。アネモネステークスは出遅れて先行できませんでした。自分の形でなかったし、まくり競馬にもなったので度外視にしても。今村聖奈騎手鞍上で50キロというのも良いでしょう。さすがに50キロにもなれば粘りが変わります。

ランスオブサウンドの新馬戦のL2は22.2秒。上がりから見てもレッドヒルシューズよりは切れそうな馬です。前走はハイペースをやや外目を通って先行。これは度外視でも良いでしょう。1400mでも先行できれば。

東京7R ◎3 アスキステソーロ B評価 穴5 プレサージオ
外枠有利だとは思うのですが、外枠に良い馬不在。内枠主導のスローになりそうなので、内枠の不利は軽減されるでしょう。
アスキステソーロは新馬戦が1000m通過69.2秒のドスローだったのですが、L2が22.8秒、L1が11.4秒とL1基準をなんと福島のタフな馬場でクリア。勝ったドットクルーは毎日杯3着と力がありますし、3着には3馬身半差を付けています。上位2頭は強かったと素直に評価。
長期休養明けですが、成長が伺えると新聞には書いてあって好印象。ここも先行してくれば。

プレサージオは折り合いを欠く馬で、陣営は今回も馬具など色々と工夫しているそうです。毎回、手応え詐欺のような競馬をしていますが、どこか噛み合えば。力はあると分かっているので。

函館8R ◎3 アカザ B評価
現級上位の実力を持っているアカザ。4歳を迎えて強くなっているように思います。
最内のアルムラトゥールの仕上げが微妙と聞いているので、すんなり内で我慢する競馬ができるのでは。良馬場なら多少前も止まってくれそう。揉まれる競馬も慣れていて、安心感を持てます。初の3キロ減起用にも期待します。
外のカマラードマリーは過去に1000mで惨敗しているのが多少不安ですが、外枠に流します。

阪神8R ◎13 アルムエアフォルク B評価 穴7 エリンアキレウス
余力ラップ該当馬2頭ですが、2022年11月12日の福島ダート1700mの2.3着馬になります。少し特殊なL4ラップになりました。「11.6-12.2-12.6-13.2」と終いが著しく止まっているのです。
エリンアキレウスがマクったことで11.6秒を踏んでいるのですが、1000m通過は64.6秒と遅かったので、評価できるのは後方から追い込んできたアルムエアフォルクの方でしょう。
今回、内枠に3頭逃げ馬が並んだのでハイペースになって追い込み決まると見ます。

エリンアキレウスの方は評価微妙ですが、前走は指数100で、上がり37.2秒は勝ち馬と同じ。わらび賞は内有利のレースでずっと外を回されたので度外視できると思います。今回も控えるそうなので、アルムエアフォルクと共に追い込みハマれば。

人気馬のエルゲルージとプラ―ヴィは信頼して良さそうですが、モズアンタレスは疑いたいところ。50キロで人気になっているのかもしれませんが、前走はハイペースを上手く差したように思います。L4基準で良いものを持っている訳ではなく、やや過剰人気に見えます。

東京8R ◎6 フォーグッド A評価 穴5 ネイチャーシップ
フォーグッドよりナイトインロンドンの方が売れるか、拮抗しそう。
それなら断然フォーグッドに妙味を感じます。
フォーグッドの前走はL4基準をクリア。2走前はL5・L4・L3も・L2基準クリアです。
ナイトインロンドンに関しては、未勝利戦の時に、買える馬がいなくてどうしようと迷っていたほどです。ここ2戦とも、勝手に弱い他馬がバテて浮上してきただけにしか見えません。ナイトインロンドンを買うなら、昨年10月に2.24.7秒で走破しているネイチャーシップ。前走に関しては格上挑戦で、デムーロ騎手が乗って出遅れ。出遅れは毎回のことですが、度外視で良いでしょう。
現級上位の力はあるので、あとはナイトインロンドンを飛ばしてくれる馬がいないか探してみます。

函館9R 下北半島特別 ◎11 ハリウッドヒルズ B評価 穴4 ビップシュプリーム
逃げ馬不在で、外枠でもブリンカー着用・横山武史騎手騎乗のハリウッドヒルズが逃げると見ます。この馬、3走前の長期休養明けから強くなっていますね。
3走前は3F通過が45.2秒の超ハイペース。最内枠から先行しましたが、完全な差し・まくり決着だったので展開不利です。それで6着なら十分評価できます。指数も100。
前々走は外枠先行有利のレースで2番手ままでした。
前走はハイペースを追いかけて、5番手辺りにいたのが2番手まで進出。これは展開がかなり不利です。
ここはさらなる距離短縮で外から逃げて残してくれるはず。

ビップシュプリームは他に行く馬がいないので先行候補です。
前走はランフリーバンクスの追い込みを凌いだのは立派。スローで先行有利になりそうな今回はもっと差を広げるかもしれません。1勝クラス勝ちが出遅れて、最後は他馬を凌ぐ圧巻の末脚でした。1度勝っている条件をまた使える訳で、指数は4走前から98.93.97.95と安定して高水準。ここはチャンスありでしょう。

阪神9R 京橋特別 ◎8 ラリュエル ※S評価 穴1 プレシオーソ
ここはラリュエルが強い。
ローズステークスはかかり気味で、先行不利な流れで4着は高く評価できます。
前々走はL5が57.5秒というかなりハイレベルな後半ロンスパ逃げ切り。
チューリップ賞は外枠の不利、クイーンカップは内で狭くなる不利があり、まともならもっと上のクラスに行ける馬です。休み明け感はないという話なので順当に突破するでしょう。

相手は先行馬を買っておけば良さそうですが、穴でプレシオーソ。
元々はダート1800mで連勝した馬で、芝でも好走歴多数。2000mがどうかですが、阪神芝2000mはスローになるので距離延長馬がこなしやすい舞台。岩田望来騎手なら出していってくれそうで、恵まれれば。

東京9R 三浦特別 ◎16 ジャングルキング B評価 穴13 ベアグッジョブ
ジャングルキングは1勝クラスを1.22.8という好時計で圧勝した馬。昇級戦も圧倒的人気に推されましたが、内枠で砂を被ったことが原因か、ところどころ、手応えが悪くなる場面が目立ちました。もしそうなら今回の大外枠は勝った時と同枠で、絶好です。
前走はブリンカーを着用してのダート替わり。今度は「馬群で包まれて却って集中できました」と陣営が述べている通り、しっかり伸びての5着。1200mはやや忙しい印象です。
今回は勝った時のルメール騎手が鞍上。
勝った時とは馬場の乾きが違いますが、馬場の乾きよりも揉まれたことが敗因だと思われます。1勝クラスで4着の時は大外枠でいくらなんでも外を回されすぎました。

ベアグッジョブは前走、スローペースを先行できた面もありますが、3着に7馬身差なら評価できます。今回もスローを先行できそうなメンバーなので。また、前走はデキが下降気味での勝利だから驚いたと陣営が述べています。ここ3走、上がり上位を使えるようになって成長しているのかもしれません。

函館10R 奥尻特別 ◎2 ゴールドシーン A評価 穴7 ラウルピドゥ
ゴールドシーンの前走はL5が58.3秒、L4が46.4秒と、余力ラップに順する時計で逃げ切り勝ち。これは強く、人気でも。

ラウルピドゥも人気の模様ですが、一応、穴推奨で。
前走は不利もなく伸びを欠いたように見えるので不安はありますが、2ターン競馬の方が良いのかもしれません。
前々走は外を通らされて不利でしたが、好タイムでした。
3走前は直線で前が壁になり、進路を切り替えるロス。
4走前は出遅れましたが、両隣から挟まれる不利もありました。
現級上位の存在だと思うので、普通に回ってくれば圏内と見ます。

阪神10R 垂水ステークス ◎4 パラレルヴィジョン A評価 ○6 トゥデイイズザデイ 穴7 クロミナンス
パラレルヴィジョンは前走、まさかの3着でしたが、ラップを見るとL3が最速になっていて、そこから失速するラップに。2番手に付けたのが不利だったのでしょう。
先行力も上がりも安定しており、内枠を引けた今回は堅軸のはず。

トゥデイイズザデイは前走位置取り不利。前々走はさすがに届かないだろうというところからの差し切りで、上がり2位に0.7秒差も付けています。3勝クラスでも上位で、この枠なら内に潜り込めそう。

クロミナンスは1年ぶりになりますが、仕上がりは上々とのこと。1年ぶりということで人気が落ちているなら狙ってみても。ロードカナロア産駒は長持ちするので6歳でもやれるでしょう。

東京10R 相模湖特別 ◎6 シャドウフューリー B評価 穴9 コズミックフロスト
13頭立てで逃げ馬不在となれば、ペースは遅くなりそう。なるべく前目につけられて、かつ、速い上がりを使えるタイプから。
シャドウフューリーの前走の超好時計は距離短縮が思い切りハマったものと見ます。安定した先行力と上がりを持っているので、崩れる危険性は低そう。

デュガも出遅れ癖がどうにかなっていれば良さそうですが、穴推奨にはコズミックフロスト。コズミックフロストの前走は最内枠が仇になり、一列後ろになったように映りました。レフトゥバーズの上がり32.7秒が凄すぎるだけで、この馬の33.2秒の上がりも優秀です。3走前は超ハイペースを外枠からややロスありながら好時計の3着。あのペースで位置を取れるなら先行力も安定していると言えます。

函館11R STV杯 ◎4 ワックスフラワー A評価 穴7 ショウナンアメリア
ワックスフラワーは前々走がスローペースになり、余力ラップでの勝利。前走は多少疑いましたが、超ハイペースを先行して3着。実力は本物でした。前走よりも内前有利になると見ているので、今度こそ。1キロ軽くなるのもプラス。

ショウナンアメリアも同レースで4着。これも超ハイペースの先行枠に入れて良いでしょう。今回は馬具を色々と工夫してくるという話。こちらも1キロ減るのがプラスです。

阪神11R  米子ステークス ◎9 グレイイングリーン B評価 穴3 ラセット
ここはノルカソルカ、ラインベック、アナゴサン、ウイングレイテスト、シャイニーロック、セルバーグと逃げ馬が揃ってペースは流れそう。
グレイイングリーンは外枠ですが、この並びならすんなり内に潜り込めそう。
ここ2走は前有利で、切れ味を削がれる馬場でもありました。見る限り、今ではマイルは問題なさそう。
阪急杯の1.20.1は優秀で、力を付けている可能性も。

ラセットは安定して上がり33秒台を使えます。今回の内枠は有利で、これまでさほど負けていないにもかかわらず人気薄。今回はハマりそうです。

東京11R スレイプニルステークス ◎1 アーテルアストリア A評価 穴 12 テンカハル
高い上がり性能の求められるコース。アーテルアストリアは上がり性能だけなら他に負けていません。前走は比較的位置を取れたのが裏目だったかもしれません。後方待機の2頭にやられてしまいました。53キロから55キロに増えますが、前走で勝ったディクテオンは3キロ増なので相対的に有利。
最内枠というのも労せずある程度の位置を取れそうで。
エンプレス杯のような地方競馬場は向かないと思うので、広い東京でもう一度。
謎に人気になりません。

上位人気は総じて評価して良いと思います。
穴推奨にテンカハル。前走はようやく勝ちましたが、抜け出してから甘くなる面を見せているように映りました。初ダートの時も勝てそうで交わせませんでした。前々走も同様です。気を抜く面があるのかもしれませんが、それなら相手なりに走るだろうと考えます。

函館12R ◎4 スマートサニー A評価 穴1 トラストベル
ここ、スマートサニー以外の3歳馬はどれも実力に疑問があります。
スマートサニーの前走はまくられて苦しくなりながら、まくってきたディアサクセサーを再度交わすかという勢い。新馬戦のL4が、かなりタフな馬場で50.0秒と優秀。2走前はオーバーペースになりました。ここは逃げて崩れないでしょう。

3歳馬が微妙というのが人気に反映されているように思います。
サパテアールは評価できるし、トラストベルも同様。
トラストベルは再転入初戦のL4、48.9秒を上がり最速で差してきた点を評価します。

阪神12R ◎16 タイセイランナー A評価 穴12 ゼットカレン
ここはハイペースになって差し馬台頭しそう。穴狙いのチャンスと見ます。
タイセイランナーの前走は1400mで度外視とします。
前々走は、ロスなく回った方が良い道悪の阪神ダート1200mで、大外枠から無駄にずっと外を回りました。これも度外視で良いでしょう。
3走前が優秀です。L1が12.8秒と、世代限定1勝クラスらしく、強い先行馬が止まらないレースになりましたが、タイセイランナーは上がり最速の36.5秒で4着。L1もかなり速いはずです。指数も97と1勝クラス通用の能力を見せました。
4走前はよく分かりませんが、未勝利勝ちも自身のL1は12秒台だったはず。ここは差し届くと見ます。

ゼットカレンは前々走が優秀で、L2が11.5-12.1。これを上がり最速で差し切ったメイショウピースが連勝するのも納得です。4着のアンジュールも勝ち上がっています。2着馬のクリーデンスも、次使えば勝機ありでしょう。
これだけ速かっただけに、次走の勝ち上がり戦ではL1が13.1秒もかかったのに不満ですが、おそらくはテンにかなり押して出していったことも影響したはずです。勝ち時計も優秀ですし、まずまずと見ます。
もう少し控える競馬をしてくれれば安心できるのですが、控えるかどうかも、控えて脚を使えるかどうか未知数。その点で穴推奨に留めました。

東京12R ◎15 ヴァナルガンド S評価 穴11 ベネロングポイント
ヴァナルガンドは新馬戦がL1・12.1秒で余力ラップ。逃げて0.2秒差なので、自身も12.3秒は使っています。その後は順当に高い指数で安定して走っています。前々走は内枠で出遅れたのが響きましたが、それでも4着まで盛り返しました。パープルナイトが最内枠に入った以上、ここはほぼ勝てると見ます。

古馬ということで評価を落としているのがベネロングポイント。ここ2走の指数は96.93と高値で安定しています。未勝利勝ちの時はL1が12.3秒と余力ラップにも該当。安定した先行力があるので、良馬場想定で差しにくくなるのもプラスです。

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