2023/6/18(日) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。ロジックに添っていなければC評価になります。ロジックに添っていればB評価、中でも3着内が堅いと思えばA評価になります。

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まえがき・馬場予想

こんばんは!
土曜は競馬王チャンネル予想が不発……。回収率もですが、的中率を重視している理論だけに、2レースとも外れると本当に悔しいですね。あと、立川サロンで予想大会が始まったのですが、こちらも2レース不発……。
爆発しますよ、シゲルバクハツ!!!!!
土曜は本命成績も悪かったので何とかして巻き返します。本命馬の出遅れが多かった……。

馬場予想。
東京芝はDコースになって一気に高速化!クッション値が一気に上がったから予測できなくはないにしても、例年と違う傾向では読めませんよ……。
上がり上位でない先行馬が馬券に絡んでいるので、内枠先行有利で良いと思います。ペースに応じて内枠差し、ですね。
東京ダートは土曜の含水率が6.8%。やや高めだったので差しも来ていましたね。日曜は更に乾くので外枠先行有利で良いでしょう。
風はやや強めの南風で、基本的に横風なので気にしません。

阪神芝の内枠有利は継続ですね。先週日曜の終盤にかなり荒れたように感じたので少し心配していました。展開に応じて差し、です。
阪神ダートは外枠先行有利。日曜はもう少し乾くので更に顕著になるかもしれません。
阪神もやや強めの横風。気にしません。

函館芝は予想通り、高速化して内枠先行有利が強まりました。馬場予想が外れるとブログ予想も全滅になりかねないので安心しました。
函館ダートは枠はまんべんなく来ていました。1000mで最内枠が二度逃げ切っていますが、別に内から先行しやすいという訳ではないと思います。展開次第で差しもきちんと決まりますね。
あとすみません、函館は直線追い風で差し有利傾向が多少強まると思います。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします!

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る※距離が伸びれば伸びるほど評価できる58.2秒以内・1600m以上に限る。※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
24.1秒以内
※東京コースを除く
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内・1700m以上・新馬、未勝利・に限る・東京ダート2100mを除く

函館2R
シエロエスティーボ
函館3R
ディアドコス
函館6R
アンタッチャブル
函館7R
ツインビスケッツ
ヘニータイフーン
函館8R
クファシル
東京7R
セーヌドゥレーヴ
トラマンダーレ
マイネルモーント
ロードプレイヤー
東京8R
ホロニックパス
東京9R
キングズレイン
東京11R ユニコーンステークス
ジャスパーバローズ
ペリエール
サンライズジーク
ニシノカシミヤ
東京12R
エナジーチャイム
サトノヴィレ
スプレモフレイバー
阪神1R
ファイアネイド
阪神6R
ダイメイセブン
阪神7R
マイネルメモリー
阪神8R
カネフラ
ドナウパール
マイネルカーライル

好走期待馬

函館1R ◎10 イリュージョン B評価 穴3 プリュネルウィンク
土曜の函館ダート1700mは短縮有利。短縮でなくても、1700mで好走経験のある馬ばかりでした。
1Rからかなり難解なレースで、穴狙いしたくなりますが、冷静になります。L4・51秒くらい使える馬なら勝負になるようなメンバーと判断しました。
イリュージョンの前走のL4は49.8秒。0.9秒差負けで、逃げ馬との上がり差から推測するに、50秒台半ばではあったはず。上位2頭はすでに勝ち上がっています。
前々走はスペシャリストの前傾ラップの逃げだったのでL4はかかりましたが、イリュージョンが止まってるのは残り100m付近。これは平坦・短縮替わりプラスになるはずです。
新馬戦は最後まで脚を使い、L4は51秒台ではあったはず。
鞍上の横山和生騎手は昨年の北海道でまくり競馬をしまくって好走させていました。
ここも外まくりが見られるかもしれません。

穴にルージュミシェル。
2走前はL4が49.9秒のハイレベル戦でしたが、逃げたディアサクセサーが7馬身千切ったもの。とはいえ、1.2秒差ならこの馬はL4を51.0秒辺りで走っている訳で、通用するレベルにはあるはずです。
前走は砂を被っての惨敗。今回は外枠で砂を被らなくて済みそうですが、内に先行馬がいるので前に行くとなるとかなり外を回されそうなんですよね。それは不安ですが、差す競馬に活路を求めても面白そう。

当初はプリュネルウィンクと迷ったのですが、これは前走、最内枠で揉まれて競馬にならなかったと陣営が述べています。この枠で外に先行馬多数となれば、またもや馬群に入る羽目になりそうで評価を下げました。

阪神1R ◎13 ファイアネイド A評価 穴16 ファアリーハイ
ファイアネイドは新馬戦のL1が12.3秒。自身は12.2秒くらいは使っていて余力ラップ該当。すぐ勝ち上がれそうなものなのですが、その後は川田騎手が乗り続けて全て折り合いを欠いています(砂被りを嫌がっている面もありそうです)。今回、ノリが乗るのは、この折り合い面をどうにかしてほしいという要望だと思われます。外枠なら砂を被る危険性は低く、ノリなら折り合いも付けてくれるでしょう。いつもより後ろからになりそうですが、終いの伸びが変わると見ます。

フェアリーハイは砂被りが駄目なタイプですね。全く駄目になる訳ではありませんが、位置を悪くしやすいです。3走前、ダート1400mを使った時は、内でどん詰まり。完全に踏み遅れていました。前々走は、3コーナーから4コーナーで砂を被ったからなのか、左回りが駄目なのか、位置を悪くしました。外枠からスムーズな競馬ができれば面白そうです。

函館2R ◎11 ケイアイクビラ A評価 穴7 フリントロック 穴10 ルリイロ
ケイアイクビラの前走は外枠に入って進路もずっと外。内回りの1400mではかなりロスがありましたが、0.2秒差と崩れませんでした。前々走はレッドテンペストが強すぎたので上々の2着です。

穴に2頭。
フリントロックの前走は内枠不利。馬場の悪い内目をずっと通って、サンポーニャ(京都芝1200mで1.08.5、指数101をマークした馬)を追い詰めました。4着に下したスマートメイプルは次走で勝ち上がっています。新潟だったからといって軽視は禁物。

ルリイロの2走前は、ライクアフラワーとケイアイクビラに0.8秒差。このレースは多少物足りなかったのですが、メンバーは強力でした。4.5着がすでに勝ち上がり、6着は1200mで2度2着があった馬。
3走前は馬場差不能で指数が出ていませんが、勝ち馬カンチェンジュンガは1勝クラスも突破。3.4着馬が勝ち上がっています。

ライクアフラワーと、余力ラップ該当のシエロエスティーボは強いのですが、先行できるのはケイアイクビラと穴の2頭。穴のどちらかが馬券に絡むと期待します。

阪神2R ◎11 ワカタツフェイス B評価 穴2 フクノカトレア
馬場予想のところに書きませんでしたが、阪神芝は時計が出やすくなった分、自然とハイペースになって差しが決まる、という傾向なのではないでしょうか。比較的、上がり差が大きく出ていて、どうもそのような気がします。
プロスペリダードがテンの速さで逃げると思いますが、今回は阪神の急坂が待ち受けています。評価はしますが、多少疑いました。
逃げ先行馬なら短縮の方が良い馬場だろうと見てワカタツフェイスに本命を打ちます。前走は余力ラップ該当馬の2頭、セーヌドゥレーヴとテンクウハットに挟まれる形の2着。3着に2馬身を付けていて能力は高いです。1400mでも追走負けするような馬ではないので、あとはインをきちんと確保できるかどうか。
フクノカトレアは前走出遅れて、インをロスなく立ち回ってきましたが、最後は凄まじい脚。プロスペリダードとは0.2秒差でした。本来はもっと追走できる馬なので、プロスペリダードが急坂を苦にしてくれれば、差しきれるでしょう。

東京2R ◎8 ベアエクセレント B評価 穴14 タイセイキューティ
ベアエクセレントの前走はブリンカー効果が出たという話。前走は内枠から押して出していきましたが、今回の枠なら無理せずに出していけそうで。

タイセイキューティはダンカーク産駒のダート替わり。新馬戦の出遅れはひどかったですが、2戦目はだいぶましです。2戦目のテンの1Fが12.4秒と速くなりました。これなら外枠から先行できるのでは。一応、馬体も見てみましたが、ダート向きとは思えない……のですが、牝馬限定戦の未勝利戦なら他馬も似たようなものでした。

函館3R ◎12 ディアドコス B評価 穴9 タムロショウリュー
連闘組の2頭から。先週の函館ダートは道悪で、内をロスなく回った方が有利でした。この2頭は外枠からずっと外を回った分、バテたのでしょう。
前走はかなり速いメンバーが揃いましたが、今週はだいぶましになりました。
能力上位馬の2頭が、前走の大敗だけでかなりの人気落ち。これは狙ってみる価値は大きいと見ます。

阪神3R ◎5 タイセイマイティ B評価 穴12 セザンワールド
ここは低レベルでL4を51秒くらい走れれば通用しそうなメンバー構成。
タイセイマイティは前走、ブリンカー着用に期待して本命を打ちましたが、3コーナー下りでナムラマイケルがマクって並んできたために苦しくなりました。人間でも言われますが、下りで速度アップすると負荷が大きくなります。阪神ダートの第3コーナーで突っ込むと止まると私は教わりました(L4部分が第3コーナーで、このレースでは12.6秒でしたが、2番手でまくられたタイセイマイティは負荷が大きかったということ)。
その分の失速だと思います。レースラップもL2が13.0-13.8と失速しています。
今回は前走よりも楽に行けそうなメンバー。改めて期待します。

タイセイマイティの前走で3着に突っ込んできたのがセザンワールド。今回はチークピーシーズ着用に、鮫島良太騎手から国分優作騎手への乗り替わり。鮫島良太騎手に比べれば鞍上強化だと思うので、こちらも期待します。

東京3R ◎4 ソブリンルーラー A評価 穴6 ランドオブサンド
大注目なのがソブリンルーラー。
前走の上がり36.1秒は大差勝ちのコルサファターレに1.1秒差、上がり3位の馬に1.9秒差を突けるという破格の数字。
おそらく、鞍上が勝負にならないだろうと考えて思い切り溜めたのではないでしょうか。
L2が12.5-12.5の持続ラップの中、最後差を詰めているのだから明らかに脚を余しています。
通用する力があると分かった以上は乗り方を変えてくると思いますし、実際にもっと前に行ける馬です。
後ろすぎた前走ですら、2着だったラッキーコインに0.5秒差。今度は勝負になる位置に付けて馬券内濃厚と見ます。

ランドオブサンドは前走が初戦でしたが、トーセンサウダージの勝ったハイレベル戦で0.9秒差、上がり2位なら十分に高く評価できます。勝ったトーセンサウダージは次走、1勝クラスで凄まじい脚で追い込みましたし、2着コレクテイニアは次走順当に勝ち上がり。今回はブリンカー着用。ルメール騎手なら上手く乗ってくれるでしょう。

函館4R ◎2 ホウオウプレシャス A評価 穴8 ニシノシャイニング
例年、北海道滞在で一変してくる馬がいて、ホウオウプレシャスはそれに該当しているのだと思われます。前走の1.44.4という時計も99という指数も、L4の50.8秒という数字も優秀です。重馬場から良馬場に替わりますが、滞在が向いたと見ているだけに馬場状態はさほど問題にしないと見ます。
疑うなら初ダートで3着だったシホノインプルソの方でしょうか、こちらはホウオウプレシャスと違って馬格がありません。

穴推奨にニシノシャイニング。
当初はサトノウェーブを評価しようと思っていたのですが、前走で0.1秒差先着されたユイノオトコヤマが函館で2連続で人気を裏切っています。サトノウェーブの前走はタロントゥーズという馬が8馬身差圧勝で、2.3着も好時計でしたが、もしかすると評価されすぎているのでは?と頭をよぎりました。
ニシノシャイニングは切れ味の求められる東京では全く上がりを使えないのですが、1700mで安定しています。
2走前は、余力ラップ該当馬のタイガースパークと0.2秒差。L4が51.2秒でしたが、ニシノシャイニング自体は50秒台に入っているはず。
3走前はL4が48.7秒とかなり速くなりました。ニシノシャイニングも50秒前後は使っているはずで、ここでは上位の存在です。

阪神4R ◎9 ボタニカルガーデン B評価 穴2 テイエムルンバ 穴6 タノムデホンマ
外枠で、最も末脚安定しているボタニカルガーデンの軸が無難かなと思います。
内枠の短縮マンティコアの能力が一番高そうですが、揉まれてしまいそうな枠の並びで……。

テイエムルンバは前走、1.2.4番枠だけで買ったら、3番枠のこの馬が逃げたというまさかの逃げでしたが、新馬戦は好発で、行かせようとすれば行けたと思うので警戒はできたように思います。回顧不足でした。重馬場だったというのもありますが、5F目が11.6秒と加速しているのは立派。終いは13.0秒と失速していますが、陣営は「(連闘なのに)疲れどころか更に上向いた」と強気。逃げてしまえば内枠の不利はなくなります。出遅れたのは2戦目だけなのでまともに出る率の方が高そうです。

タノムデホンマは1000mで終いさほど止まっていないことから、1200mでもやれると見て印を打ってきた馬です。良馬場の内枠、不良馬場の外枠、と不利な枠で3着好走。上がりもまずまず使えるので、先行勢が止まるなら台頭しても。

東京4R ◎8 マルメラーダ B評価 ○9 オメガキャプテン 穴4 マジカルガール
東京は馬場が超高速化して、内枠先行で取ります。
上位3頭の印順に関しては難しいのですが、前走短縮で勝つ寸前だったマルメラーダ。ハルオーブに0.2秒差付けている点も評価しました。
オメガキャプテンは2走前がハルオーブと0.0秒差。当時は内不利だったので評価できます。前走も自分の分だけ走っています。
マジカルガールは一生懸命走りすぎるということで馬具を工夫するとのこと。前走の時計は優秀ですし、当時は外差し馬場だったことを考えれば逃げての好走は評価できます。

函館6R ◎1 プラニスフェリオ A評価 穴8 アンタッチャブル
プラニスフェリオの前走は内枠不利。ずっと馬場の悪い内目を通りながら、最後はラバタンシンを追い詰めました。2走前は先行不利で、差し馬が1-3着独占。その1-3着馬は全て勝ち上がっています。
内有利傾向がだいぶ強くなった函館で最内枠は有利。鞍上の鮫島克駿騎手もインにこだわる騎手なのでロスなく乗ってくれるでしょう。

アンタッチャブルは新馬戦がドスローながらも余力ラップ該当。その後もスローペースを先行すれば速い上がりを使って残っています。3走前は出遅れから、外に出して3番手確保するというレースでしたが、中京芝2200mという差しの決まりやすいコースでは控えても良かったように思います。ダートは度外視。前走は阪神芝2200mらしくハイペースになって展開不利。
今回、どういう競馬をするか分かりませんが、なるべくなら出していくことを希望します。そしてその確率も高いでしょう。プラニスフェリオとの先行決着に期待。

阪神6R ◎9 ダイメイセブン B評価 穴2 メイショウジェンマ 穴3 マテンロウイーグル 穴14 ブルーアーカイブ
ダイメイセブンは休みを挾んだ2走前のL4が49.9秒とハイレベル戦。0.5秒差以内だった6着までを評価しています。
3.6着馬がすでに勝ち上がり、2着馬は3着を3連続、5着馬は次走を使っていません。
前走は東京ダート2100mで距離も長かったと思うので度外視とします。
休みを挾んでから強くなったと考えれば、素直にこの馬が浮上します。
問題は行く馬が他にもいるという点ですが、この馬は二の脚が速く、他馬よりもすぐ先に出るのでここも楽にハナを奪えるでしょう。他の逃げ馬は二の脚が速くありません。逃げてどこまで粘れるか。

穴に3頭。L4を50秒ちょっとで走れるのがメイショウジェンマとマテンロウイーグル。メイショウジェンマはある程度位置を取れますが、マテンロウイーグルの方は出遅れていつも後方から。ダイメイセブンはそうスローには落とさないと思うので、差し馬も届きそうです。
他には初ブリンカーのブルーアーカイブ。ある程度の先行力はありますが、能力自体が微妙に映り、ブリンカーで集中してどこまで頑張れるか。

東京6R ◎15 サイタブラウン A評価 穴10 トウカイフィエロ
サイタブラウンはずっと馬場も展開も枠も問わずに頑張っています。
特に近3走からは相対的に速い上がりも使えるようになってきました。再度の外枠でもう一押しです。
トウカイフィエロは骨折明け初戦の内容に進展が見られませんでしたが、叩いて順当に良化しているという話。不安はデムーロ騎手の出遅れです。3走前出遅れで、前走はスタート後に挟まれる不利。その点が心配ですが、クリノアルバトロスくらいしか他に良い馬が見当たらないし、オッズにも差がないのでトウカイフィエロにします。

阪神7R ◎10 マイネルメモリー A評価 穴8 オーシャントライブ 穴11 ダノンフロイデ
ここは逃げ先行馬が揃いました。土曜が馬場の良さから自然とハイペースになったことを考えれば、ここもペースは流れるはずです。
逃げ先行馬が内枠の大半になったので、10番枠からでも内に潜り込んで競馬ができるはずです。マイネルメモリーはワイドアラジンの勝った昨年の10/9の未勝利戦がL2・22.4秒で余力ラップです。
決め手不足で勝ちきれない典型的なタイプですが、こういう馬はレース上がりがかかった時こそ勝機です。ハイペースになって上がりがかかってくれれば。
こぶし賞はL5が58.4秒と基準クリアに惜しいレース。2400mのゆきやなぎ賞はL5が58.2秒とL5基準をクリアしたレースです。この2戦でそう負けていないことからも実力上位は確か。前走は外を回された分の負けでしょう。

穴にオーシャントライブ。
アーリントンカップは外枠から最内に潜り込んでロスこそなくしましたが、重馬場では切れ味が削がれてしまいました。
こぶし賞ではマイネルメモリーに先着しています。展開次第でしょうか。

もう1頭の穴にダノンフロイデ。3歳馬人気によって過小評価されている古馬です。
前走は高速馬場の京都だったとはいえ、L5・L4基準をクリアしての0.2秒差2着。実力確かなので、これも内に潜り込めれば。

東京7R ◎13 ロードプレイヤー C評価
内枠先行有利とは思いますが、先行馬は揃ったので差しが決まる確率も低くはありません。ただ、ロードプレイヤーは致命的な外枠。それでも個人的に百日草特別のパフォーマンスをかなり高く評価している馬で、こんなところでモタモタしてもらっていては困ります。単勝のみ買う予定です。
他に余力ラップ該当馬は、6マイネルモーント、14セーヌドゥレーヴ、15トラマンダーレになります。この4頭だけで買うのもありかと思います。根拠に欠けているのでC評価です。

函館8R ◎3 ナリタローゼ A評価 穴1 ラピカズマ
ナリタローゼの前走は高松宮記念同日で、さすがに馬場の巧拙が問われた模様。
その前の3走は安定して高い指数で走っています。
先行力があって内枠。ずっと上位人気だったのに、3歳馬が出てきて人気急落。
ここは3歳馬がかなり微妙ではないでしょうか。
アシャカタカはここも逃げられそうで通用しそうですが、クファシルは気性に難があり、2戦続けての凡走。前走はかなり外を回されたので擁護はできますが、それでも殿負けは……。もう少し復活の兆しが見えてから狙いたいと思います。スクルプトーリスも前走が超ハイペースで見限れませんが、ある程度の力は出せたと思います。
というわけで内枠の古馬勢を狙うに至りました。

穴推奨にラピカズマ。
新聞では「少し体に余裕がある」と弱気発言ですが、ノーザンファーム産なので追い切り本数が少なくてもすでに仕上がっているのでは?と疑いたくなります。実力さえ出せれば上位だと思うので、有利な最内枠で。

東京8R ◎11 スノーホルンロード B評価 ○15 ホロニックパス 穴1 ドウダンミッチー
ホロニックパスはさすがに強いとは思いますが、逆張りもありだと思っています。新馬戦のL2が「11.6-12.5」でしたが、スノーホルンロードの前走は「11.6-12.1」。もちろん、スノーホルンロードの方は稍重で、ホロニックパスは当時より成長していること確実です。
しかし、スノーホルンロードが前走のようなラップを刻んで逃げられるなら、捉える側もかなり苦しいというのが事実。スノーホルンロードは良馬場ではパフォーマンスが落ちているので前走のようなラップを刻めるのか不透明ですが、それでも逆転の目を少しだけ買っておいた方が面白そうです。

ホロニックパスに関しては1200mの前走が圧巻すぎました。1200mならまだまだ上に行けますが、その分、1400mでのパフォーマンスがどうなるか気になります。

ドウダンミッチーの前走もかなり強く、L2は「12.0-12.5」。これももう少し速いラップを刻めればスノーホルンロードを苦しめられるはずです。

函館9R 八雲特別 ◎ タケトンボ B評価 穴5 イヴィステラ
ここはさほど能力差がなく、展開次第で結果は変わってきそうなメンバー構成です。
タケトンボの前走はやたらペースが速くなり、差し決着を誘発。タケトンボは外枠だったのもあり、位置を取れず惨敗。これは度外視で構いません。
2走前は逃げ馬不利のハイペースでの負け。0.7秒差ならさほど負けてはいません。
3走前はスタートこそやや出遅れたものの、内枠先行で展開にも恵まれたレース。セブンサミットとサンライズエースは2勝クラスでも普通に通用する馬なので力負けと見て良さそうですが、1.46.9はまずまずの好時計。
4走前は先行不利のレースを逃げて2着です。
不利な展開ながらもまずまずやれていますし、ここは相手関係も楽になります。
内枠先行馬が恵まれそうなメンバーで、インにこだわる鮫島克駿騎手。内を通して残してくれるはずです。

イヴィステラの前走は外枠先行に恵まれて、見せ場も十分作りましたが、最後の最後に失速。馬場差不能のタフな馬場だったからでしょうか。それでも0.4秒差ならさほど負けていません。
前々走は馬場の悪い内に突っ込んでの5着で評価できます。
3走前はかなり引っかかったのもありますが、内で進路を探している間に終わってしまったという感じで、あまりまともに追えていなかったように見えます。
決め手が微妙ですが、1勝クラスでは負けて0.6秒までで、全て僅差だと言えます。
今回は5番枠から先行できそうなので、残れても不思議はありません。

阪神9R 皆生特別 ◎6 ロンズデーライト A評価 穴2 メイショウカイト 穴4 ブリュットミレジメ
ロンズデーライトはずっと脚元に不安があったのでしょうか。前走が大変身で驚きました。L5が57.6秒、L4が45.7秒で、1.33.1の勝ち時計なら1勝クラスにいる馬ではありません。ドウデュースの兄が本格化したと見て良さそうです。ここも逃げ濃厚で、下手にハイペースにならなければ粘れるでしょう。どうやら最終的には3番人気になりそうなので、これは単勝をしっかり買っておきたいと思います。

メイショウカイトとブリュットミレジメは前走同じ1400mを使ったのですが、どちらも上がり32秒台。これなら距離延長はこなせると見ます。どちらも出遅れの心配が拭えませんが、延長でペースが緩めばこれまでよりも位置を取れそうなので。

東京9R 町田特別 ◎8 キングズレイン C評価
百日草特別の1.2着馬は高く評価しているので、無条件でキングズレインを本命といたします。根拠に欠けるのでこれもC評価とします。

函館10R 檜山特別 ◎11 スマートセプター A評価 穴13 リアルシング
スマートセプターは連闘ですが、前走は差し有利の流れの中で2着。今回、強い馬も出てきますが、前走内容を素直に評価します。逃げ切りが難しかった昨年の札幌ダートの良馬場を逃げ切ったのも高いポイントです。

リアルシングは北海道滞在巧者で、北海道では無類の強さを誇ります。10回走って、馬券外に飛んだのは内でどん詰まりだった1戦のみ!その1戦も詰まらなければ馬券内濃厚でした。稀にこういう滞在巧者がいるので、狙っておいて損はないでしょう。北海道では自分から動けるタイプなので崩れにくい馬です。

阪神10R 灘ステークス ◎12 セブンスレター A評価
ここは穴推奨を挙げると変にこだわりそうなので本命だけにします。
セブンスレターの前走・昇級戦は完全な差し決着に。0.6秒差の8着なら頑張っています。2勝クラス勝ちはスローからのロンスパ戦で先行不利の流れでしたが、先行して見事押し切りました。ここはおそらくゴールドブリーズが最内から逃げて、セブンスレターが2番手と隊列がすぐに決まってスローになりそう。スローからのロンスパ戦に対応できると分かっているのは有利でしょう。

東京10R 多摩川ステークス ◎10 セッタレダスト A評価 穴1 エターナルタイム
セッタレダストは展開関係なく、逃げればとにかく強い馬。他に逃げ馬がいないので単騎逃げ濃厚でしょう。今の超高速馬場なら先行して止まらないと見ます。

エターナルタイムを穴というのはおかしいですが、2番手評価という意味です(笑)内枠で先行して速い上がりを使えるのはこの馬くらい。1400mが初でハイペース経験も少ない点は不安ですが、スタートセンスが良く、二の脚も速いので問題にしないと見ます。前走は道悪が影響したとのこと。

函館11R UHB杯 ◎5 ブルースピリット A評価 穴10 イルクオーレ
ブルースピリットの前走・アクアマリンステークスは、超ハイペースながらイルクオーレが3着に残ったレースですが、ブルースピリットの方は外枠で内から4頭目を回されたのが大きく響きました。あれだけ外を回ってイルクオーレと0.3秒差なら逆転可能と見ます。
前々走も超ハイペースを先行。全くロスなく乗りましたが、これは勝ったマッドクール、2着のエイシンスポッターが強すぎました。
3走前はロスなく乗って0.1秒差。
4走前の1400mは外枠の不利が響きました。
明らかに1200mへの距離短縮が成功しているパターンなのに、案外バレていないのは美味しいと思っています。今回は逃げにこだわる馬がいないので展開に恵まれるでしょう。

穴にイルクオーレ。
このメンバーなら中枠から先手を取りそうです。
函館では3勝クラスを不利なレース展開の中、2着と好走。未勝利勝ちの舞台でもあり、信頼できます。

阪神11R マーメイドステークス ◎3 ヒヅルジョウ B評価 穴1 シンシアウィッシュ ○11 ビジン ▲2 シャーレイポピー △4.8 危険な人気馬9 ストーリア

正直、多少贔屓目が入っての本命です。
ヒヅルジョウの欠点はスタートが遅いこと。これによって他馬に被されればその時点で終わる訳ですが、50キロならダッシュ力も付くだろうと見て本命にします。
前走はペースアップが速くて先行馬に厳しいペース。陣営は「叩いた今回は最後の息の保ちも違ってくるはず」と述べています。内に速い馬が入ったのは幸い。被される危険性は減りました。1勝クラスを札幌記念と1.0秒差で逃げ切った馬で、能力は確かです。あとは上手く先行できるかどうかだけ。

他、先行馬を高く評価しましたが、危険な人気馬のストーリアについて。この馬はマクっていくタイプですが、このコースでまくると外を回されてロスが大きくなります。という訳なので、このコースは合わないと見ています。

東京11R ユニコーンステークス ◎13 ブライアンセンス A評価 穴15 メイショウモズ ○7 サンライズジーク ▲3 ペリエール △2.6.8.9
基本的にこのレースは距離延長の逃げ馬が出てきてハイペース濃厚。今年もそうなるでしょう。距離延長馬は不利で、差し脚のしっかりしている馬がベターです。
今年は堅軸とも言える存在が出てきてくれました。ブライアンセンスは現時点でも3勝クラスは勝てるレベルにあります。かつてゴールデンバローズという馬が同様に3勝クラスを勝てる水準にありながら飛んだこともありますが、あちらは海外帰りでした。
外枠を引けて、これは飛びようもない気がしますあ。
穴は短縮馬から。メイショウモズ。正直、どこまで通用するか分かりませんが、大外枠。距離短縮はハマる時はとことんハマるのでその可能性も視野に入れて。
サンライズジークは園田は合いません。東京ダート1600mを好時計で勝っていて順当に評価。
ペリエールは内枠を引いたのがどうか。たとえ外枠でもブライアンセンスには勝てないように思います。
あとは短縮馬とヒヤシンスステークス4着のグレートサンドシーまで。

函館12R ◎4 ホウオウエンジェル B評価 穴 9ヴェールクレール
逃げ・先行馬が揃ってまずまず流れると見ます。
ホウオウエンジェルは連闘ですが、前走は超ハイペース。内を突いたら進路がなくてほとんど追えていません。手応え自体はあったと思うので、改めて期待します。

ヴェールクレールはダートで惨敗する時まで遡っても最大で負けて0.5秒差。1400mもこなせるタイプなので、ハイペース競馬は持ってこいでしょう。能力の高い馬の中では相対的に内を引けたのも有利。堅実に差を詰めてくると見ます。

阪神12R ◎13 ニホンピロハーバー B評価 穴16 タイセイドリーマー
ダート2勝クラスになると3歳馬も厳しくなってくるのですが、ここは古馬が弱くて3歳馬が能力上位ではありますね。ただ、逃げ先行タイプが揃ったので差し馬勢から。
ニホンピロハーバーは現級でも安定して速い上がりを使えています。ハイペースになれば浮上してくるはず。

タイセイドリーマーは前走久しぶりのダートですが、及第点の上がりは使えました。函館ダートの1勝クラスでは3位の上がりを使っています。前走だけ走って展開が向いてくれれば自然と浮上してくると見ます。

東京12R ◎4 サトノヴィレ A評価 穴2 エナジーチャイム
余力ラップ該当のサトノヴィレは1勝クラスでは時計面で抜けています。ここにいる馬ではないと思うので、内枠を引けた今回はそろそろ。三浦皇成騎手の1000勝はいつになるのでしょうか!?
エナジーチャイムは新潟の新馬が余力ラップ。人気に推された京王杯2歳ステークスは堅いと思っていたのですが、出遅れて大敗。それでも上がり最速を使って能力の高さは見せました。フェアリーステークスは外を回されての大敗。前走は惨敗でしたが、逃げられたことだけを評価しておけば良いでしょう。短距離向きなので1400mで先行できれば変わってくるはずです。

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