8/14　好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。

※私事で恐縮ですが、15（日）は引っ越しをするため、好走期待馬のコーナーを休ませていただく予定です。

土曜は小倉、新潟が雨でかなり馬場が渋りそうです。
小倉ダートはおそらくですが、超高速馬場になって外を回すロスが大きく響くのではないでしょうか。内枠先行有利と見て予想しました。
新潟は元から前有利ですが、より顕著になると見て予想しました。

また、土曜は基本、単勝縛りで勝負したいと思います（もしかすると穴馬だけ複勝を買うかもしれません）。
私の好走期待馬本命の単勝回収率は110％程度あるのですが、複勝回収率の方は90％少ししかありません。そのため、複勝を買うのは割に合わないなと感じていたのですが、複勝を買わないと一週間で1つも当たらないリスクがあり、渋々購入していました。
もう少し金にシビアになっていきたいと思います。
あればあると湯水の如く使ってしまうのは本当にギャンブル依存症ですので、改善していこうと思っている次第であります。

よろしくお願いします。

◎　11　エコロファルコン

前走対抗にしたエコロファルコンですが、ラップ的にもさほど厳しくない逃げを打ちながらも、最後は止まってしまいました。
復帰戦の東京未勝利で1勝クラス換算102と高い数値を出していたので意外な敗戦でしたが、前走は勝ち馬の指数が103、エコロファルコンで96とハイレベル戦でしたので、それなりに走ったといえるかもしれません。
今回は前走破れたケイアイシェルビーとの一騎打ちになりそうなメンバー構成です。
札幌ダート1700ｍは外枠不利ですが、この馬なら楽に先手を取れるのではないでしょうか。
番手からでも構いません。
エコロファルコンの評価を上げる理由は特にないのですが、ケイアイシェルビーの方に評価を下げる要素があります。
ケイアイシェルビーは前走、外枠から中団待機。外を回って上がっていき、3.4角の時点で2番手に付けました。
今回、4枠5番で、枠の並び的にも外をするする上がっていくのが難しくなるのではないでしょうか。
内と外に速い馬が構えています。
また、陣営が「砂を被らず運べれば」と口にしていますが、この並びだと砂を被ること必至ではないでしょうか。
そういう理由でケイアイシェルビーの評価を下げた分、エコロファルコンに勝機があると見ました。
人気的にも前走の着順が反映されて2番人気になるかもしれません。
オッズ的にもこちら、という訳でエコロファルコン本命です。

◎　3　メイショウフンジン

きちんと内枠からハナを奪うか、揉まれない場所に付けられるか、という条件が付きますが、メイショウフンジンを本命。
単勝しか買わないのでそれで良いのです。
前走は揉まれ弱さを露呈して惨敗。
前々走、3走前が早めの流れを先行して粘るという強い内容でした。バテても不思議ない流れでしたが、指数はそれぞれ94.96と高く、このメンバーでも上位に位置します。
前に行く馬は他、中枠から外枠なので、内枠を利して上手く競馬を運べれば勝機十分でしょう。
あと、父ホッコータルマエは意外にも速い馬場を得意としているようで、産駒の道悪成績や東京ダート1600ｍの成績が優秀です。雨も味方に出来るでしょう。この馬自身も道悪で勝ち上がっています。
不安点は追い切りです。
栗東坂路で一杯に追って、終い14.2秒というのは完全に止まっているレベルで、到底推せるものではありません。
が、この馬は元から追い切りでさっぱり動かないタイプで、前走時もラスト1ハロン14.0秒とかかっています。
前々走がラスト1ハロン13.0秒、新馬戦の時がラスト1ハロン13.5秒です。
今までで一番悪いですが、実戦向きだということで不問に付したいと思います。

◎　12　レイニーデイ

レイニーデイにS評価を与えます。
ここはメンバーが弱すぎると思います。
行く馬も少ないので楽に先手が取れそうですし、そうなればそのまま逃げ切り濃厚でしょう。
中9週の休み明けになりますが、追い切りはむしろ以前よりも好時計を連発しており、この時期ですから成長分も見込めます。
未勝利勝ちは2歳レコード、JBC2歳優駿の3着も優秀な時計だったと思います。
勝ったのは道営三冠のラッキードリームですし、2着トランセンデンスは羽田盃の勝ち馬です。
休み明けを挟んでの東京での2戦はハイペースで先行不利な流れの中、よく粘った方だと思います。
いずれもハイレベル戦で、この馬でも指数はそれぞれ99.97と優秀です。
このメンバーにこれだけの指数を安定して出せる馬は皆無なので、頭濃厚と見ます。
陣営の話によると「気難しくてガーッと行ってしまう」という話ですので、暴走のような逃げにさえならなければ。杞憂に終わるかとは思います。

◎　14　ダノングロワール

ここは行く馬が揃ったので、差し馬から狙ってみたいところです。
その中からどの馬をチョイスするか迷ったのですが、ダート二戦目のダノングロワールに本命を打ちました。
前走は中山ダート1800ｍで不利な最内枠。砂をモロに被っていましたが、上がり2位の脚を使って追い込んできました。
今回は札幌ダート1700ｍで不利な大外枠になりますが、砂を被りにくい分だけ前走よりもパフォーマンスを上げてくると判断しました。
元々、芝で期待していた馬でした。
九十九里特別の時計が非常に優秀で、この時の2着がウインキートス、3着がエフェクトオン、その後ろは8馬身も離しました。エフェクトオンはオープン入りしましたし、ウインキートスは目黒記念を勝ちました。
前走、ダートでこの馬の名前を見た時は正直がっかりしたのですが、名伯楽の国枝調教師のことですから、勝算ありと踏んでいるのでしょう。その判断を信じたいと思います。
元々スタミナは豊富なので、多少ロスある競馬をしても大味な競馬をした方が持ち味が活きると思います。
ここは3勝クラスで上位の馬が不在のメンバーです。
前走でクビ差のホウオウトゥルースが人気になるくらいのメンバーですから、枠替わりで逆転は可能でしょう。あと、ホウオウトゥルースは渋ったダートの方が得意なのですが、明日の札幌は良馬場濃厚、前走での対戦時は稍重だったのも、逆転出来るだろうという理由です。
あとは他、何頭を倒せるか。

ウインドジャマーはこのメンバーなら昇級でも通用しそうですが、東京で指数を上げて、中山で下げる馬です。札幌が向くとは言えないでしょう。
ハヤブサナンデクンの前走は速めのペースの逃げで、2着以下が後方待機勢でした。かなり評価出来る勝利なのですが、ここは逃げ・先行タイプが揃ったのですんなり逃げられるか不透明です。
ペイシャキュウは前々走、格上挑戦で3着でしたが、指数が低くて通用しただけで、特別評価出来る内容ではありません。前走は勝負所で手応えが悪くなり、位置を下げる競馬。最後は追い上げましたが、あれを見ては強調出来ない、というのが本音です。前走は函館だったから、とも言えますが、指数も平凡。他のレースでも指数で抜けている訳でもなく、人気を考えれば他から行きたいという感想です。

他、穴っぽいところで怖い馬多数。
ライジングドラゴンは得意の札幌に替わってパフォーマンスを上げてくる可能性が高いと思います。
サンライズナイトは4走前の小倉、直線で前が詰まる不利。あれがなければ勝ちまであったかもしれません。前走は位置を取りに行ったのが裏目に出たのでしょう。
エクレアスパークルも末堅実。
単勝以外を買うなら、ハヤブサナンデクンと穴っぽいところへのワイドでしょうか。

◎　2　スマートセラヴィー

小倉は内枠先行狙いです。
スマートセラヴィーがそれに合致。
前走時は陣営が本調子には一息、と口にしていましたが、速いペースで差し決着の中、2.3番手追走のエルデュクラージュやロードアクシスに抜かせませんでした。
指数は85と平凡ですが、これなら一叩きで上昇、鞍上も川田騎手にスイッチ、小倉ダート1700ｍの重馬場で3勝クラスを勝ち上がっている、という点からパフォーマンスを上げてくるはずです。

プロキオンステークス時と似たような馬場になりそうですが、そこで勝ったメイショウカズサは今回58キロ、外枠替わり、人気にもなる、と考えれば、スマートセラヴィーの方が妙味十分でしょう。
メイショウカズサの前走指数は99と高いのですが、スマートセラヴィーも1700ｍで95の指数を持っており、斤量差を考えればそう差はないと思います。
差がないのなら人気のない方から、がセオリーでしょう。

◎　8　クロフネミッション

牝馬限定戦で低レベルメンバー。
逃げ馬も少なく、クロフネミッションが先行さえしてしまえばそのまま押し切ってしまいそうです。
指数はシャーレが1番高いのですが、東京でのものです。
1800ｍでは高い指数を持っていません。
クロフネミッションの前走は4角で狭くなって位置を下げる不利がありました。
直線はしっかり伸びていますし、不利があって指数88ならこのメンバーでも最上位の評価を与えられます。
休み明けですが、中間は馬なり調教のみ。
すでに馬が出来ているのではないでしょうか。
3歳で斤量も減りますし、成長分も加味すれば勝ってくれるだろうという見通しを立てています。

以上。

競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
スキしてくれると励みになって書く気になりますので、内容が良いと思ったら是非、お願いします。

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