レース傾向から。
後続が早く仕掛けてきてラスト４ハロン戦になりやすい。このタフなレースをこなせる適性が必要。
また、開催４日目に繰り上げられた2016年以降、内枠有利が顕著。土曜の馬場を見ても、差しはそこそこ決まるが、内差しも来ていた。まだ内の馬場は良いだろう。
逃げるのはリリックドラマか。ウインイクシード、マイネルファンロン辺りも先行したいクチであり、そこそこ流れてのロンスパ勝負になると読む。
◎ 6 デンコウアンジュ
○ 9 ステイフーリッシュ
▲ 2 リリックドラマ
△ 1 フローレスマジック
× 5 レッドローゼス
× 8 マイネルファンロン
× 10 クレッシェンドラヴ
注 3 ルミナスウォリアー
注 12 ミッキースワロー
◎デンコウアンジュ
福島巧者のこの馬を狙いたい。
昨年のキャピタルステークスから馬が良くなっている。上がりを見れば一目瞭然で、安定して上がり上位の脚を使えるように進化している。休み明けの前走も勝ち馬とコンマ1秒差で上がりは最速。デキに不安はないだろう。
枠も内目の良いところを引けた。
あとは勝った福島牝馬ステークスとは違って多頭数になるので、上手くさばいて来られれば。
○ステイフーリッシュ
この馬は能力高いから分かりにくいが、ステイゴールド産駒らしく消耗戦向きだと見ている。
休み明けは不安材料だが、京都新聞杯で勝っているし、一週前・二週前追い切りでも好時計マークしており、問題ないはず。
自力はこのメンバーの中では上位。
不安は鞍上の中谷。札幌記念はもう少し積極的な競馬をしてもらいたかった。
今回は積極的な騎乗を期待。
▲リリックドラマ
追い切り時計は悪いが、元々動かない馬。
勝ったレースのラップを見る限り、福島は向きそう。
そして魅力が内枠と52キロのハンデ。
ここを活かしての逃げ切りまであるかと思い、単穴の評価。
△フローレスマジック
近走成績は悪いが、前走は挟まれてスタート遅れただけ。
他二戦も瞬発戦になり、この馬向きの展開にならなかった。
その前の福島、中山で勝ち馬と差のない競馬をしているように、ここは向くだろう。
枠も最内枠でロスなく運べるし、53キロのハンデ。
ここ二戦は調教を強化していると関係者の談。
この舞台なら馬が応えてくれるはず。
×レッドローゼス
福島で勝っているが、ここ二戦が案外な内容。
勝った当時から斤量2キロ増。
追い切りは馬なりで前走よりも好時計を出してきているので、復調なるか。
評価としてはここまで。
×マイネルファンロン
この馬も福島は向くだろう。毎日王冠は向くはずもなかった。
一回使って上向きならチャンスあり。
×クレッシェンドラヴ
今年、福島二戦で共に二着。スピード指数も高い。
前走は直線で追えなくなる不利がありながらも五着。
能力は認める。が、最終追い切りの動きが悪い。手応えも併せた馬に劣勢で、凡走もあり得ると見てここまで評価を下げた。
注ルミナスウォリアー
昨年も一回使っての福島記念で五着。
内枠を引けた。終わった馬かもしれないが、まだ見限るには早い。
押さえとして。
注ミッキースワロー
元々追い切り大した動かない馬だが、前走が抜群の動きだった。
今回は追い切り時計も映像での動きも良くない。
58.5キロも背負わされるので、正直切りたいところだが、能力は間違いなくトップ。人気が割れてオッズも付くので押さえておこうと思う。
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