2023/11/12(日)「余力ラップ2.0」予想

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

まえがき

こんばんは!
何か忘れてるなと思ったらブログをアップしていませんでした!
しまったあ……。
ウマい馬券の時間が押していてやばい!切羽詰まっております!
ブログも頑張りますぞ!

では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

馬場予想

東京芝は傾向がどんどんと難しくなってきましたね……。
先週からやや先行有利傾向が強まっています。また、枠の有利・不利の判定が難しいところ。
おそらくは馬場の外目も荒れてきて伸びどころの差がなくなってきたのではないかと推測していますが、上がりはきちんと出ているんですよね……。
難解ですが、やや前、やや外、という意識を持って予想していきます。

東京ダートは含水率が土曜に下がるという意外な結果に!
それでも上がり差が出て差しが決まっていましたから、やはり今開催の東京ダートはかなり上がりが出るように出来ています。良馬場で含水率2%程度でも、上がりが出ていますからね。

京都芝は雨の影響が残って、超ハイペースになった9R以外は先行馬が有利に。日曜は完全に乾いているはずなので、差しも利くでしょう。枠はやや外だとは思います。ただ、あまり外だと間に合わなくなる可能性もありますね。

京都ダートは雨の影響で1800~1900mは内枠有利になるかと思ったんですが、外枠でしたね。10Rに関しては差せる馬が外枠に集まったという理由もあるはずです。掴みどころがないなあ……。日曜は乾くので、外枠有利で良いでしょう。

福島芝は土曜後半からだいぶ外枠有利になってきました。1200mは7Rはスローになって先行馬が残す可能性も。9Rの福島2歳ステークスは逃げ・先行馬ばかりなので差しが決まるでしょう。

福島ダートは圧倒的先行有利でしたが、雨が残った影響もあるでしょう。日曜は乾いて多少差しも利くはずです。

余力ラップ基準

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

予想

東京2R ◎8.パーセルペーパー A評価 ◯6.ウインマクシマム ▲12.トラジェクトワール △4.タルタロス ※立川サロンアネックス提供予想
ウマい馬券は終了!ブログに戻ってきたー!と嬉しいんですが、クッタクタです。
パーセルペーパーは新馬戦のL2が11.3-11.0の余力ラップ戦で、0.4秒差の3着と力を持っているはずです。
前走は楽に逃げましたが、またしてもL2が11.0-11.2の余力ラップ戦になって沈みました。このレースはL5が58.9秒、L4が46.3秒と持続力も求められたので、その部分ではやや足りないのかもしれません。
今回はメンバーレベルが下がっているはずですが、にもかかわらず、執筆現在42.2倍という超低評価。柴田大知騎手鞍上とはいえ、さすがに馬の力は高く、過小評価が著しいと考えて狙います。
ウインマクシマムは売れすぎですが、新馬戦のレベルは高かったのでしょう。3.4着馬が次走で勝ち上がり、5着馬が次走3着です。道悪なのでラップが分かりにくいのですが、L4の48.7秒は同日芝で最速。瞬発力で足りるのか未知数も、キレ者タイプが少ないので対抗とします。
トラジェクトワールは新馬戦が余力ラップ戦だったトーセンクライネ戦で、上がり最速タイをマーク。1F延長はこなせるはずで、これが勝つ可能性も。
タルタロスは新馬戦のL2が11.4-11.7ですが、重馬場だったことを考えれば十分に速い水準でしょう。良馬場でよりキレを活かせそうで。

京都3R ◎4.アタラヨ A評価 ◯9.エリカマルゲリータ ▲2.オフトレイル ※立川サロンアネックス提供予想
アタラヨの新馬戦は大注目のシックスペンス戦!L2が11.9-10.7は追い風があったとしても相当に速い水準です。素直に中山で上がり33.9秒というのもかなり速い数字。
レースっぷりも4コーナーで外を回って進出して勝つかという競馬でしたが、勝ったシックスペンスが内を突いた分の差で負けました。これは勝ってほしいと強く思える馬です。
エリカマルゲリータの新馬戦はソンシの2着。3F通過35.8秒でL2の22.5秒は参考ラップですが、L1が11.3秒で余力ラップ基準クリアです。素質馬ソンシに並ばれてからもしぶとく粘っていました。延長はこなせるはずなので、テンの速さを活かしてどこまで。
オフトレイルの新馬戦はL1が11.4秒で基準クリア。勝ち馬とはスムーズだったかどうかだけの差で、脚色は同じでした。陣営も位置の差だと述べています。もう少しスタートを決められれば。

福島3R
力ある馬が妙味ある人気で、買う条件も整った!

東京7R ◎3.シラキヌ A評価 ◯5.ミルトハンター

これはこの一点以外の選択肢が自分にはありません!
シラキヌは前走のパフォーマンスが衝撃的。1.10.2を良馬場で出すとは、2勝クラスはおろか、3勝クラスも勝てる水準です。休んで良化したのだとしか思えません。
ミルトハンターは完全に底値。世代限定の1勝クラス勝ちの時計から2勝クラスも勝てる存在ですが、外を回りすぎたり、前が止まらなかったり、色々と噛み合っていません。関東圏で相手も楽になります。差しの利くであろう東京ダートも良く、スローになる1300mも良いでしょう。
一点の馬連が44倍、ワイドが18倍も付くのですが、本当でしょうか……。
これは勝負する価値十分でしょう。

福島9R 福島2歳ステークス
余力ラップのロジック+展開で挑む!

東京9R 銀嶺ステークス
展開面と東京ダートの傾向から読み解く!

京都9R 黄菊賞 自信あり!
2歳戦は馬のプロフィールや未知の魅力に騙されてはいけない!

東京10R ユートピアステークス
展開の分かりやすい馬を本命に抜てき!

京都10R 室町ステークス
前走力を出せていない馬と、前走好走要因が明らかな馬から!

福島11R 福島記念
全頭解説あり。見解動画あり。後続の押し上げが利く馬群の隊列になるかがカギ。

京都11R エリザベス女王杯
全頭分析あり。見解動画あり。エリザベス女王杯の過去傾向に忠実に。

東京12R
余力ラップ戦での戦歴と東京芝の馬場を読み解く!

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