2023/2/25 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。

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まえがき

本日は元気で、観るドラマもなくなったので予想いたします。

馬場想定。
中山芝はクッション値が9.9。
中山は金曜夜に雨がかなり降っていると聞きました。稍重~重馬場でスタートするかもしれません。
問題は風速8mの北風です。最終直線が向かい風になる上に開幕週ですから前有利バイアスが強く働きそうです。
とにかく前に行ける馬で、かつ、内枠がベターでしょう。
馬格もあった方が風に負けないので良いと思います。

中山ダートは含水率4.2%。
雨の影響を受けて稍重にはなっていると思います。
昨年の向かい風強風の日を見る限り、基本は馬格ある先行馬から。
500キロあるのが望ましいです。
差して来られるパターンは、1200m・1800mは向正面追い風でハイペースになりやすいので、先行馬がバテて差し馬が浮上するバテ差しパターン。上級条件では特に先行馬のバテ差しパターンが決まりやすいと読みます。

阪神芝はクッション値が9.4。土曜は乾いてもう少し高くなるはずです。
こちらも風速7mの北風が吹くのですが、直線横風で、3.4角が追い風気味になる模様。
3.4角で押し上げていける差し馬優勢と見ます。
とにかく内を通った馬有利は変わりません。

阪神ダートは含水率7.2%で稍重。ギリギリ稍重という感じなので、土曜は乾いて良馬場になるはず。フラットなダートと見ます。阪神ダートは下り坂の3コーナーでペースアップすると止まりやすい傾向にあります。1800mが顕著と思いますが、風の影響で他コースでも3コーナーで速くなって差し馬が届くようになると見ます。馬格はあった方が良いでしょう。

小倉芝はギャンブル馬場になっていると思うのでやらないほうがベター。予想しません。

小倉ダートは含水率10.8%。土曜も時々雨予報なのでもしかすると重まで悪化するかもしれません。
ちなみにこちらも直線追い風5mです。土曜は全国的に北風が強い日なのでしょうか……。
道悪バイアスの方が強いと思いますので、こちらは内枠先行有利と見ます。小倉は道悪の時、特に内有利に変わりやすいです。

好走期待馬

小倉1R ◎3 メイショウメイプル B評価 穴14 ニシノシャイニング
メイショウメイプル新馬戦は直線無理せず。2戦目の上積み&距離延長で位置を取れると見て。ニシノシャイニングは指数が高いにもかかわらず人気なし。

阪神1R ◎8 タガノアレハンドラ A評価
牝馬限定戦の低レベル戦。前走は差しきれそうだったが、タフな馬場で失速。より軽いダートはホッコータルマエ産駒という点からも良い。

中山1R ◎7 キープスマイリング A評価 穴11 ブルーエンジェルス 穴16 エスジースパークル
新馬戦は内枠で揉まれながらしぶとく差を詰めたキープスマイリング。馬格も1番あるので堅軸とします。穴は芝路線から来た馬格ある二頭。

阪神2R ◎5 ローザ B評価
パッとしないダート馬が揃ったメンバー。芝から回ってきたローザに本命。新馬戦は出遅れに伸びない内を通って度外視。出遅れ率の高い藤岡康太騎手からスタートの上手い岩田望来騎手に乗り替わって、スピードを発揮できそう。馬格があるのも魅力。

中山2R ◎6 カイザーブリッツ A評価 穴3 イグニション
先行馬の多くが馬格のない馬。カイザーブリッツは馬格・先行力・指数に申し分なし。前走は先行しようとしたところで前が狭くなって位置を悪くした。馬格ある先行馬イグニションが穴。雨の影響で内からでも出していける。

小倉3R ◎3 エバニスタ B評価
道悪小倉ダート1000mは内枠でテンの速い馬から。エバニスタは番手になっても崩れない馬。外のナツイロノオトメの方が速いだけに番手で競馬ができるいのは強み。古川奈穂騎手も少しだけ技術面に改善が見られます。とはいえ、まだまだですが……。

阪神3R ◎12 ヴェッキオカズマ B評価
ヴェッキオカズマはスタート上手くて先行できる馬のはずなのに、ここ二走全く行く競馬をさせていません。押せば先行できるはずです。陣営のコメントが分かりませんが、先行すれば一変あるでしょう。前走の指数83ですが、1位はフライングブレードの92と低レベル。執筆時点で53倍なら狙ってみます。

中山3R ◎16 ナスノカンゲツ A評価
ダートはいかにも走りそうな馬格と血統のナスノカンゲツ。芝でもハイレベル戦上位ですぐ勝ち上がれるだろう馬ですが、敢えてダートに回ってきたこと、横山武史騎手を起用してきたことから勝負気配が漂っています。

阪神4R ◎3 チュウワモーニング B評価
内枠先行有利のコースで外枠の馬ばかりが人気に。この時期の未勝利戦はメンバーが弱くて、長期休み明けの素質馬があっさり勝ち上がることが多々あります。新馬戦3番人気・ルメール騎手騎乗だった8ヶ月ぶりのチュウワモーニング。新馬戦は大逃げありで難しいレースになりましたが、内で伸びきれず。競馬を覚えての2戦目。内枠からポンと出てそのままを期待。キズナ産駒で瞬発力よりも持続力を要求される内回りは向きそう。他、初出走馬など内枠を中心に購入すれば大きい配当が取れそうに感じます。

中山4R ◎5 カサブランカキッド A評価
カサブランカキッドの新馬戦は中山ダート1200mで加速ラップ。3ハロン34.8秒と新馬戦にしては流れた中で、です。カサブランカキッドも持続ラップくらいでは走っているはず。まだ余力ある負けとみて本命にします。

阪神5R ◎2 ミルトハンター A評価 △6.9.15 ✕1.3.4.5.13.16
ミルトハンターの勝ち上がり戦はラスト1ハロン12秒前後で余力ある勝ち方。前走は前が詰まって再加速に時間がかかりました。スムーズなら勝っていただろうと思わせる最後の脚でした。

中山5R ◎1 セイウンシリウス A評価
セイウンシリウスの新馬戦はナヴォーナが素晴らしい末脚で勝利したレース。モノの違いを見せつけられましたが、セイウンシリウスの踏んだラップも悪い数字にならないはずです。内がグリーンベルトのようになっている久しぶりのAコースと強い向かい風でかなり内枠先行有利になっているはず。外の人気馬が飛べば、かなり美味しい配当が取れそうです。

阪神6R ◎10 ミスカイウラニ A評価
少頭数の牝馬限定戦でスロー濃厚。前有利というよりも、3コーナーの追い風に乗って上がっていける末脚切れる馬から狙ってみたいところ。ミスカイウラニはここ2戦、指数は低くとも素晴らしい末脚。スローで馬群凝縮すると思うので、マクリもできるなど融通の利く外枠から。

中山7R ◎2 モリーダーリン A評価
新馬戦で走らない国枝厩舎は2戦目以降から。2戦目は、今後重賞でもやれるであろうグランベルナデットの2着。差し馬向きの流れで2着は立派です。前走は前で粘っていたところ、他馬との接触でズルっと下がっていきました。接触がなくても勝ち負けは厳しそうでしたが、もう少し粘れたはずです。外からでも先行できる速力、馬格もあって土曜の強風、内枠先行有利の馬場にも合致します。

小倉7R ◎4 デームフォーチュン A評価 穴2 トラストベル
湿った小倉ダートなら内枠から。本命は二頭で迷いました。
デームフォーチュンは連闘ですが、前走出負け、指数93はトラストベルの91より上、にもかかわらず、トラストベルが上の人気になるのならデームフォーチュンから。デームフォーチュンは出遅れてすぐに内を確保しましたが、位置を悪くした分の負けです。前の馬が垂れる流れだったのも向きました。
基本、出遅れる馬ではなくなっているので、今度はまともに出てトラストベルよりも前を取れそうです。
外枠の馬が主張して速くなりそうですが、デームフォーチュンの前走が流れたことも評価ポイントです。トラストベルは高知で狭い間隔でのレースになれています。二頭中心の馬連を組み立てると良さそうです。

阪神7R ◎2 プレイリードリーム B評価
阪神芝2400mはスローになりやすいコース。2200mと2600mは流れるコースです。プレイリードリームの買いどころは2600mか2200mとは思うのですが、少頭数で馬群凝縮、追い風の勢いに乗って上がっていけば差してこられるのではないでしょうか。
阪神3.4コーナー追い風の予想経験がないので、ここは差しも不利にならないと決めて予想しました。
プレイリードリーム自体は現級上位の馬。勝たれたら後悔も残ります。
他は先行馬を買っておけば良いでしょう。

中山7R ◎7 オメガギネス A評価 穴9 アレクサ 穴11 ピッチパーフェクト
新馬戦は時計こそ遅かったのですが、オメガギネスのレースっぷりは圧巻。ラスト1ハロン12.9秒と一応加速ラップだったのですが、残り100mで先頭に立つと一瞬にして3馬身突き放しました。この手の勝ち方・ラップならまだまだ余力あると思いますので、時計は大幅に短縮できるはず。2.3着馬が次走好走している点も強調材料です。
どういうペースになるか分かりにくいため、動きやすいであろうやや外目の枠は良さそう。2戦目の上積みにも期待して本命にします。
穴はハイレベルだった黒竹賞組から。サノノエスポは指数100での4着でしたが、馬格がないため風がどうか。アレクサはペースに応じて競馬できて馬格もあります。遅くなって先行できれば。ピッチパーフェクトはマクる競馬も経験あり。遅ければマクっていける枠でもあり、馬格もあります。それぞれ黒竹賞の指数は94.95なので、1勝クラスでも上の能力はあるはず。

阪神8R ◎5 アメリカンピース C評価
逃げ馬候補がアメリカンピースしかいません。
アメリカンピースは道悪でしか走らないという変わったダート馬です。
昨年10月にせん馬として出走してきました。去勢後6ヶ月ほどで体調が整うと言われています。いつ去勢したか分かりませんが、レース数ヶ月前に去勢していたと考えれば、もう6ヶ月は経っているのではないでしょうか。
去勢して初戦はブリンカーを外してきましたが、次走は再着用。1700mを速いペースで飛ばしましたが、1400mも走る前に垂れてしまいました。しかし前走はタフなダート。今回は軽めのダートにはなること、去勢して6ヶ月は経っているだろうこと、前走のペースから考えて距離短縮でも単騎逃げ濃厚なこと、と条件が揃っているため、思いきって本命にします。
地方からの再転入馬は通用するかどうか、指数がかなり微妙なところです。
ツヴァイシュテルネは地方在籍期間が短くてその間に大きな成長を遂げたとは考えにくいです。指数面もやや足りません。1番再転入馬で人気になっていますが、要らないと思います。
ツウカイアペックスは門別と大井で揉まれて強くなっているはず。ここ二走の指数面はやや足りないものですが、圧勝なだけに通用するかと思います。あとは距離でしょうか。テーオートルネードは切って問題なさそうです。

中山8R ◎15 ローズピリオド A評価 穴14 ブルベアカイリ
ローズピリオドの前走は指数102。ダートでは走らないスクリーンヒーロー産駒なので、ダート色の薄れる道悪の方が良いのかもしれません。
今回も道悪で、直線向かい風という先行馬有利の条件が整いました。ビッグレッドファームがわざわざ戸崎騎手を乗せてきたことからも仕上がり面も良いのだと想像します。
穴のブルベアカイリは脆い先行馬ですが、先行有利の条件の時には好走できています。今回は向かい風、道悪と先行有利の条件がありますから、あとはペースでしょう。

阪神9R すみれステークス ◎3 シャザーン A評価

実力と人気はおおよそ比例していると思います。
シャザーンは新馬戦で上がり32.5秒。このレースで32秒台を出した馬は6頭いて、全てが勝ち上がっています。未勝利戦は超スローだったとはいえ、重馬場の中京でラスト2ハロン11.4-11.4はかなり速いと言えます。上がり3ハロンも2位に0.4秒差付けています。ラスト5ハロンのロンスパ戦でしっかり最後まで余力を持って差し切ったのはさすがに強いです。不安は川田騎手でないというところくらいでしょうか。

中山9R 水仙賞 ◎4 インスタキング C評価

評価できる馬がおらず、なかなかに難しいレースです。
ハイレベル戦だった百日草特別で0.8秒差のインスタキング。同タイムだったシーズンリッチが共同通信杯で6着0.5秒差だったので、その比較面から本命にします。次走ゆりかもめ賞は、例年よりかなりハイレベルになりました。1.1秒差では評価できませんが、それでも指数95。高い指数は要らなそうなレースになると思うので横山武史騎手鞍上で積極策を取れば粘れると見ます。

阪神10R 伊丹ステークス ◎12 ゼウスバイオ B評価 穴11 ロッキーサンダー

ハイペース濃厚。荒れそうなメンバーです。ロッキーサンダーは放牧明けは走らない傾向が強いので穴にします。
速い上がりを使える馬の中からゼウスバイオ。
前走はステイブルアスク、カラフルキューブよりも上がり3ハロンが速くなっています。かなり外を上がっていったのが最後に応えたようですが、タフなダートで36.7秒は立派。ハイペースで差してくる筆頭候補と見ます。

中山10R 富里特別 ◎1 ボーンディスウェイ A評価 穴9 マイネルダグラス
行く馬が少ないので、最内ボーンディスウェイを素直に本命にします。
1800mは初角までの距離が非常に短いので内枠がかなり有利です。
出していけば、あとは止まらない条件が揃っています。
ヒットザシーン対抗で、穴で先行力あるマイネルダグラス。この3頭だけで買って、他が来たら諦めるくらいで良いと思います。

阪神10R 仁川ステークス ◎13 ロードレガリス A評価
阪神2000mは逃げ馬の回収率が低いというダートでは珍しいコース。
ハイペースになりやすい条件が揃っているのですが、ここは先行馬の少ないメンバー構成。しかし、下り坂の3コーナー追い風でペースアップすると最後に止まるので、差し馬有利と見ます。
ずっと不利な展開に泣かされてきているロードレガリスはこのコースでこそ。他、ゴールドハイアーやメイショウユズルハなど速い上がりを使える馬に流すのがベターと見ます。

中山11R 幕張ステークス ◎1 クロスマジェスティ A評価
ここはクロスマジェスティ以外にありません。ここ二走は外枠もあって位置を悪くしましたが、今回は絶好の最内枠。ここ二走より良い位置を取れるのは確実。あとは上手くさばいてこられれば。

阪神12R ◎2 アルムシュタット A評価 穴4 テリーヌ
先行馬が極めて少なく、内枠先行の2.3で問題なさそう。アルムシュタットの方が前走時計から強いと思います。1番人気でも素直に本命。穴で狙えるかどうか微妙ですが、テリーヌは展開恵まれればチャンスあると見ます。阪神芝1400mでは2度続けて外枠でしたが、今回は内枠。通用する指数も持っています。

中山12R ◎6 アイヴォリードレス C評価 穴9 メルテッドハニー
逃げ先行馬勢ぞろいで、牝馬限定戦としては異色すぎるレースに。内差しが決まりそうですが、内枠には良い差し馬がいなくて超難解。
比較的控えてくれる馬探しになります。アイヴォリードレスは前走出遅れでしたが、控えて脚を使えたので比較的差しに回りやすいはず。
もともと控えていて脚を使えるのはメルテッドハニーくらいです。指数90前後をうろうろとしていていますが、強力な馬が数頭飛べばチャンスあるでしょう。

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