2023/6/25(日) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。ロジックに添っていなければC評価になります。ロジックに添っていればB評価、中でも3着内が堅いと思えばA評価になります。

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『「永遠の初心者を脱する」ための競馬思考 第1巻』
2023年競馬王7月号に私の記事が掲載されました!

まえがき・馬場予想

こんばんは。
競馬王チャンネルの予想、東京12Rでレース回収率678.9%達成!先週は的中がなく、東京1Rも外れただけに喜びもひとしおです。
ただし、本命馬成績がいまいちでした。その分、穴推奨が良かったのですが。
本命が出遅れたり、上手く乗ってくれなかったり、不可解な敗戦をしたりと、ストレスの溜まる敗戦が多かったです。
函館芝は外差し有利になるかと思いきや、そうなりませんでした。
修正して日曜は巻き返します!

東京芝はクッション値が0.1上がりました。案外外枠が来ていましたが、引き続き内枠有利で良いでしょう。1600mは外枠有利なのでフラットで見ます。
東京ダートは想像以上に乾きました。外枠先行有利と見て良さそうです。
風は無視して良い水準。

阪神芝は土曜にクッション値が回復。やや外目も怖くはなってきましたが、最後まで内枠有利で取ります。先行馬の活躍が目立っていましたね。
阪神ダートは良馬場に回復するはずなので全て外枠有利で良いと思います。
こちらも風は無視して良い水準。

函館芝が難解です。土曜は向かい風ではあったのですが、4mほどと気にするレベルではありませんでした。メインがスローペースだったことから、騎手心理的に飛ばすと止まる、と考えているのではないでしょうか。総じてスローペースでしたね。日曜がどうなるか分かりにくいので、勝負は避けた方が良いと思います。とはいえ、私は予想するので内枠先行有利で取ります。外に出すと伸びないような印象も受けましたね。なるべく無難な枠や脚質を選択するかもしれません。
函館ダートは最終レースで重馬場。乾きは遅いはずなので稍重でしょう。一応、内枠有利で取りますが、土曜は不良・重でも外枠が来ていたのであまり気にしなくても良いかもしれません。元々、1700mは枠順フラットです。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る※距離が伸びれば伸びるほど評価できる58.2秒以内・1600m以上に限る。※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
24.1秒以内
※東京コースを除く
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内・1700m以上・新馬、未勝利・に限る・東京ダート2100mを除く

函館2R
7 パラディ
函館4R
10 バロックダンス
函館6R
3 フクノブルジュ
10 バブルアップハート
函館7R
6 スティーロポリス
函館8R
14 サンテックス
函館10R HTB杯
7 ワックスフラワー
東京1R
4 ブライトアゲイン
東京2R
16 ラウロスカイ(芝)
東京6R
13 マンダリンボレロ
東京7R
5 セイウンパシュート
8 ブレイディヴェーグ
10 レシプロシティ
東京8R
15 エドノトップラン(東京2100mでL4・50.0秒以内)
東京9R 八ヶ岳特別
3 マラキナイア
東京11R パラダイスステークス
5 オールパルフェ
東京12R
6 ドライブアローカス
7 イニッツィオ
阪神3R
5 ミヤジシャルマン
阪神4R
9 エイシンレジューム
阪神6R
10 ノボリクレバー
阪神8R
4 ショウナンアレクサ
2 ビヨンドザヴァレー
6 マキシ
9 シュタールヴィント
阪神12R
2 スマートアイ

好走期待馬

函館1R ◎7 カリーナベローチェ B評価 穴6 アスキーアート
ちょっと函館芝はあんまりやりたくないのが本音です。おそらくはスローペースが多かったから先行有利になったのだとは思うのですが……。
短縮の先行馬を狙っておくのが無難かと判断しました。
アイアンムーンはここ3走、指数100オーバーですが、さほどテンが速くない&秋山騎手ということで信頼しにくいと見ました。
本命はカリーナベローチェ。前走は最後の直線で進路が逃げ馬の後ろだけになり、追いにくそうでした。2走前の指数が102、3走前の指数が100と安定して高く、アイアンムーンよりもテンが速い馬。無難に。
穴にアスキーアート。前走は内枠先行有利だったと思いますが、9番枠から外目を回されました。その分の0.4秒差でしょう。指数は90後半を出せる馬で、出遅れ癖はありますが、まともに出ればなかなか速い馬。3キロ減でもあり、出していけそうです。

阪神1R ◎5 ヤマニンブルトンヌ A評価 穴15 タマモネモフィラ
L4を50秒前半で走れるのがヤマニンブルトンヌ。他は少し差があるように映るので素直に本命を打ちます。ステラノーツの新馬戦をどう見るかが問題。不良馬場で馬場差-3.3秒の中でのL4・50.9秒。この馬は50秒程度で走っていそうで、1-3着馬が全て勝ち上がり。ただ、前走が微妙で、陣営は「瞬発力で見劣るので淡々と淀みない流れが理想」と述べています。良馬場ではさほど速いL4を使えないと見てやや評価を下げます。
ヤマニンブルトンヌの次点がタマモネモフィラ。指数面は低いのですが、ここ2走はヤマニンブルトンヌと0.6秒差、1.0秒差。結構厳しく見える展開でもしぶとく粘っています。大外枠はプラスなのでもう少しヤマニンブルトンヌとの差を詰められると考えれば。

函館2R ◎7 パラディ A評価 穴1 ノッテルーナ
パラディの前走はL4が49.9秒で0.6秒差2着。優秀なのが4走前でL4が49.2秒で、L1は12.2秒。この馬は逃げて0.1秒差だったので12.3秒だったと思われます。これならここでは抜けた存在で堅軸。
ノッテルーナの前走は芝で度外視。2走前がなかなか良い競馬で、阪神1Rで穴推奨のタマモネモフィラと0.1秒差。内から良い感じで伸びてきましたが、急坂部分で失速しているだけに1700mに短縮するのは良いでしょう。ロスなく回ってくれば圏内と見ます。

東京2R ◎15 トウロウノオノ B評価 穴16 ラウロスカイ
トウロウノオノは前走でパフォーマンス向上。前走、穴推奨にはしましたが、2着は驚きでした。しかも展開的に差し有利だったはず。良馬場に替わって先行すれば簡単に止まらないはず。馬格はありませんが、道悪で上がりが速くなるなど、パフォーマンスをアップさせる馬ではないので良馬場の方が良いでしょう。
ラウロスカイはダートも走るリオンディーズ産駒。芝での余力ラップ該当馬は、基本的にダート替わりも力の違いで何とかしてくれるパターンが多く見受けられます。

阪神2R ◎3 アルタビスタ A評価 穴5 デュメイカズマ
ブエナビスタ産駒・アルタビスタの新馬戦は11.6-11.2-11.1の加速ラップ戦で、上がり33.8秒は2位。1.2着は勝ち上がっていますし、勝ったアルジーヌは1勝クラスも突破。アルジーヌと同じ上がりなら当然評価できます。2戦目は不良馬場。3戦目は2200mと、距離や馬場に敗因を求めても良さそう。マイル戻りのここはチャンスでしょう。
穴推奨にデュメイカズマ。前走は出遅れましたが、上がり33.9秒の上がりを使いました。余力ラップ戦で不利な位置から0.6秒差なら悪くありません。元々、スタートは上手いタイプなのでまともに出れば圏内でしょう

函館3R ◎10 バスドラムガール A評価 穴9 ロードサミット
テンの速い馬が揃ってなかなか面白そうな1000m戦。
プラウドウィッチが一番速いかもしれませんが、1000mで止まっているのも確か。2キロ減も期待できますが、外の2頭も速くて楽はできないでしょう。
本命はバスドラムガール。新馬、2戦目は指数が103.100と未勝利を勝っていて不思議ないレベル。位置を悪くした前々走は、スタートは良かったのに位置を取りにいかないから揉まれてしまっただけ。能力は最上位でしょう。
ロードサミットは2走前、出負けして最内枠から逃げの手に。テンの1Fが12.0秒なのでかなり速い馬です。L1で逆噴射しているので1000mは合いそう。前走は行く気を見せなかっただけで、結果的に外を回されて位置を悪くしました。上手く先行できれば。

東京3R ◎8 ゴールドバッハ B評価 穴11 プロテア
前走だけ見ればゴールドバッハのテンが一番速い。前走は重馬場で差し決着の中、逃げてクビ差の2着は優秀。ここ2走は道悪で差しが決まりやすかったので、良馬場で前有利の今回こそ。
ドナルビーは牝馬限定戦ばかり使っており、指数もさほど高くないので大外枠でもやや評価を落としました。
プロテアは1戦ごとにパフォーマンスを上げてきています。陣営も「状態はすごく良い」と太鼓判。前走かかり気味に先行しただけに折り合って先行できれば。

阪神3R ◎5 ミヤジシャルマン A評価 穴14 ガウロン
バックトゥザライトを疑いたい一戦。この馬は新馬戦こそ速い上がりを使えているのですが、その後がどうも微妙。速いL4も新馬戦のみで、指数こそ上昇しているものの、決め手に欠けるタイプだと見ます。前走も一旦先頭に立ってから差し返されています。
本命はミヤジシャルマン。前走のL4の48.7秒は馬場を考慮しても速く、4着には8馬身差。前々走も未勝利上位のサクセスハチハチと0.6秒差。近走、強くなっています。
ガウロンの前走はL4が50.4秒。これは圧倒的人気だったサクセスハチハチを下しての3着なので価値が高いと言えます。2.3走前は前残りの中、上がり上位の脚で差を詰めており、能力は上位でしょう。

函館4R ◎10 バロックダンス B評価 穴6 メトロフィルム
こういう馬場の読めない時こそ余力ラップ該当馬を信頼します。バロックダンスは2戦目がキタウイングとハナ差同タイム。前走はL5・57.9秒を0.4秒差。かなり強いと思います。1F延長も問題にしないでしょう。
メトロフィルムは1800mに延長の前走が最後までバテていなくて好内容。小林美駒騎手の4キロ減で50キロはかなり恵まれたハンデです。バロックダンスと共に先行してくれれば。

東京4R ◎10 インディストーン B評価 穴11 サトノアンタレス
インディストーンの新馬戦は、L5基準まで全てクリアしているレッドロスタムの勝ったレース。ラップだけ見れば間違いなくハイレベル戦だというのに、レッドロスタム以外の勝ち馬がいまだに0です。このレースはともかく、前走は不利な外枠から先行して3着。相手も強く、時計も良かったので、今の未勝利戦なら足りるでしょう。鞍上の進言によって2400mを使うという話。積極策が武器の津村騎手鞍上ですが、陣営が「急かさずに運べれば」と述べているので控えてくれると見ます。

サトノアンタレスは南Wで抜群の時計を出しています。
L1の11.1秒はなかなか出せない数字。堀厩舎は遅いデビューになってもいきなり走らせてくるので要警戒です。

阪神4R ◎9 エイシンレジューム A評価 穴3 トモジャケーヤ
2頭とも人気ですが、ここはさすがに逆らえないという判断を下しました。
穴っぽいところだと、外枠のジャスティンユウジや短縮のシゲルオトコギがいますが、人気2頭は1400mでかなり高いレベルで安定しています。
外枠から差し脚安定のエイシンレジュームが崩れないと見て本命。
前走は事故でも起こらないかなと飛ぶのを期待していましたが、結局は1700mからの短縮ガンウルフの2着。この馬はダートのL2・24.1秒以内の基準をクリアしているので、終いがしっかりしていて崩れそうにありません。
トモジャケーヤが相手で良いでしょう。前走は3着に4馬身、前々走は3着に大差。指数もそれぞれ104.106と未勝利はいつでも卒業できる馬。内枠でも飛んではいないのでここも崩れないと見ます。

函館6R ◎3 フクノブルジュ A評価 穴10 バブルアップハート
フクノブルジュの前走は、不良馬場の新潟ダートで内枠有利でしたが、外から予想外に被されて位置を悪くしました。敗因は菊沢騎手の判断の悪さにあったと思っていただけに、乗り替わりも納得です。今回は怒りの?ブリンカー着用。疲れが溜まりやすいのか、3走前が予期せぬ凡走だったので、間隔が空いたのはプラス。内枠からすんなり先行できれば。
バブルアップハートの前走はペースが速くて差し決着に。行く馬も揃っていたので、致し方ない敗戦と見ます。今回は先行馬が少なめ。前走より楽に先行できるでしょう。

東京6R ◎13 マンダリンボレロ A評価 穴16 ピンポイントドロー
マンダリンボレロの前走で勝ったコレクテイニアという馬は1600mでは相当な器だと思っています。前走はコレクテイニアがほぼ勝つと見ていて期待に応えてくれましたが、逃げて2着に粘ったマンダリンボレロも大したもの。L1・12.2秒を0.2秒差なので、この馬は12.4秒だったと思われます。これは止まっているとは言えないレベル。先行有利の良馬場替わりでそろそろ順番か。
ピンポイントドローは前々走がコレクテイニアと0.8秒差。終いも止まっていません。このレースは上位がかなり強かったと思っているので、7着でも上々の結果だと言えます。
前走は前残りの中、上がり最速の35.8秒を使って4着。丸田恭介騎手鞍上であまり前に行かない馬ですが、大外枠の今回はもう少し位置を取れると見て。

函館7R ◎6 スティーロポリス B評価 穴8 ノートルプロメス
余力ラップ該当のスティーロポリスは、前走、全く見せ場もなく3.6秒差の大敗。敗因はよく分かりませんが、休み明けで+12キロと増えていたことでしょうか。新馬戦も1番人気で2.3秒差負けと、休み明けは良くない馬なのかもしれません。ここまで負ければ完全に度外視で構いません。
2400mで余力ラップ該当なので、2600mも問題にしないでしょう。人気落ちの今回は狙い目だと見ます。
スティーロポリスを破るとすれば、差して来られる馬だと考えます。ノートルプロメスは前走7着ですが、0.5秒差とそう負けてはいません。前々走は上がり33.0秒の極限の末脚。ケンハービンジャーよりも速い上がりを使っているのは立派。未勝利勝ちの舞台は函館芝2000mで、当時は11.7-11.7の持続ラップを直線一気で差し切りました。非常に強い内容。2600mをこなせさえすれば怖い存在です。

東京7R ◎8 ブレイディヴェーグ ※S評価 穴5 セイウンパシュート
余力ラップが3頭いて、もう1頭はレシプロシティ。
ここはブレイディヴェーグが抜けて強いと思います。
ブレイディヴェーグの新馬戦は、私がずっと評価しているロードプレイヤーにアタマ差の2着。L4が45.4秒で、3着には5馬身差を付けたハイレベル戦でした。
2戦目はどんな勝ち方をするか楽しみに見ていましたが、L4・45.9秒とL4基準をクリアしての6馬身差圧勝。最後は持ったままで、上がり差も2位に0.5秒も付けています。
まだまだ上を目指せる馬。軽度の骨折放牧明けだそうですが、乗り込み量豊富で問題にはしないでしょう。
セイウンパシュートは前走逃げているのでその点だけに期待を込めての穴推奨。
レシプロシティは未勝利勝ちが加速ラップで、2着に下したレジェンドシップも勝ち上がっています。フローラステークスは1.0秒差の13着でしたが、今年のフローラステークスはL5・L4基準をクリアしており、レースレコードにも迫る時計でハイレベルでした。1.0秒差なら13着という着順ほど負けてはいません。
3頭のみで良いレースだと見ます。

阪神7R ◎1 スカパラダイス B評価 穴6 ジューンアヲニヨシ
このレースは少頭数ながらも逃げ先行馬ばかり。差せる馬を買えば良いと思うのですが、その差せる馬がほぼいません(笑)唯一の後方脚質で、最内枠をスカパラダイスを差せる馬に抜てきします。
他、ジューンアヲニヨシは道悪で上がり最速をマークしていますが、良馬場の方が良いという話。キズナ産駒ならタフなレースは得意そうで、このコースで差す競馬に回れば。

函館8R ◎4 リキサンハート A評価 穴5 オウギノカナメ
逃げ先行馬多数で差しが決まると読みます。
速い上がりを使えるリキサンハートを狙います。今回はノドの手術明けですが「稽古の動きは明らかに良くなっている」という話。
前走の小倉戦は不良馬場で内を通った馬が恵まれましたが、リキサンハートは外目を通ってマクる競馬。これは展開不利ですが、L4・48.9秒と速い中の1.0秒差ならむしろ評価しても良いくらいです。
前々走はL4が50.3秒の中、上がり最速で0.5秒差。前残りだったのでこれも展開不利。
1700mならL4を50秒以内で走れる馬。これなら1勝クラス上位の存在だと言えます。函館ではハイレベル戦の2着があり、3回走って2度馬券内。得意舞台で差しが決まる展開なら俄然買いでしょう。
オウギノカナメもここ2戦、L4を50秒前後で走っています。前走はハイペースで自然と差しに回っての好走。ここも同様の競馬ができそう。

東京8R ◎16 ポンサン B評価 穴2 インペリアルライン
かなり悩んだ一戦なのですが、前走は明らかに忙しかったポンサン。これは距離が伸びて良さそうです。未勝利勝ちは冬場のタフな中山ダートで上がり最速。昇級戦も悪い内容ではなく、メイショウフジの37.8秒に次ぐ38.1秒の上がりを使っています。メイショウフジは2100mの2勝クラスで2着と強いところを見せたので、1勝クラスならポンサンでも通用すると見ます。
スタートがどうしても遅いのですが、東京ダート2100mなら終いだけで突っ込んで来られるのでまだましでしょう。前走は明らかに忙しかったとはいえ、かなりのハイペースで、勝ったボールドゾーンの指数は108。ポンサンでも95と高い水準にあります。同レースで8着、指数99のベルウッドグラスが2000mでもやれて今回は人気。上がり性能だけならポンサンの方が上と見ているので、穴をあけても。

穴にインペリアルライン。2400mでも好走している通り、スタミナは豊富。道悪の2100mよりは良馬場の方がプラスでしょう。前走は稍重で36.7秒と速い上がりを使えました。前走通りならここでもやれるはず。

阪神8R 城崎特別 ◎2 ビヨンドザヴァレー A評価 穴4 ショウナンアレクサ
余力ラップ該当馬が4頭。上2頭プラス、マキシとシュタールヴィントです。
マキシはハイレベルのフリージア賞では早めにマクり、かなり長い脚を使っています。前走も出遅れからマクっていく競馬でタイム差なし。強いのは分かり切っているのですが、4戦中3戦出遅れているという点が痛い。このコースでは響くと思います。
ビヨンドザヴァレーを狙います。
新馬戦のL5が58.4秒、L4が46.1秒と速かったのですが、同日に同程度のラップで新馬勝ちしたタイセイクラージュが微妙だっただけに、時計が出すぎたのではないかと少し疑っていました。赤松賞はドスローを逃げての余力ラップでしたが、ペースが遅すぎたのでどうか……と、まだ疑っていましたが、前走で本物だという確信を得ました。
前走はフルメタルボディーがハイペースでそのまま逃げ切ったレース。ビヨンドザヴァレーはちょっと届かないだろうと感じましたが、最後、12.1秒と失速したL1部分でグイッとひと伸び。1.33.2で2着確保は優秀です。
余力ラップ該当馬でもあるし、前走の内容からも延長は問題にしません。内をロスなく回ってくれば自然と圏内でしょう。
穴にショウナンアレクサ。昨年の紫菊賞とデイリー杯はいずれもL5基準をクリア。ハイレベル戦だったので特に気にするほどの負けではありません。新馬戦は逃げたエナジーチャイムよりも0.4秒速い上がりを使ってのアタマ差2着。3着に6馬身差を付けた通り、高い実力を持っています。
若竹賞は1-5.7着が余力ラップ該当、つばき賞は1-3.6-8着が余力ラップ該当とメンバーも揃っていました。枠も良いところなので、マキシがポカしてくれればチャンスでしょう。

函館9R 北海ハンデキャップ ◎6 エルディアブロ B評価 穴9 オオキニ
函館芝はこの時間にどの枠・どの脚質が有利になっているか見当が付きません。
そういう場合にこそ、別の武器を持っていることが役立つと思っています。ここは近走不利の多い馬から狙います。
エルディアブロの前走は完全な差し決着を先行して展開不利。評価できる5着です。
前々走は直線で狭くなり、踏み遅れる場面がありました。
3走前はダートで度外視ですが、一応、上がり最速。
4走前は外を回って位置を悪くしてしまいました。
現級上位の存在だとは思うので、ここは不利がなければ圏内と見ます。

オオキニの前走はやや出負けも二の脚が速くて先行策。スローでペースアップも遅くなり、先行有利でしたが、L2が11.3-11.4と速くなりすぎ、切れ負けしての0.2秒差4着だったと言えます。
前々走は先行策に期待して本命を打ったのですが、先行できず。内で我慢していましたが、ドスローで外をマクってくる馬多数。結果的に位置を悪くしました。
3走前は先行断然不利の中、3コーナーで先頭に立ちながら7着。これは評価できると思います。

東京9R 八ヶ岳特別 ◎3 マラキナイア A評価 穴6 サンライズロナウド
東京芝は速い上がりが必要でさほど荒れないでしょう。
マラキナイアはアルテミスステークスのL5が58.0秒、L2が22.4秒。0.3秒差で余力ラップに該当です。
前走は外枠の不利を上手く防ぎ、1.32.7という好時計で勝利。上がり2位に0.6秒差を付けたのは評価できます。
前々走のチューリップ賞は余力ラップ該当馬が大半を占めるハイレベル戦。マラキナイアは出遅れて後方から。枠の不利などはありませんでしたが、スローで位置取り不利。上がり最速の33.2秒を使って0.3秒差ならむしろ高く評価できます。
余力ラップ該当なので1800mも問題にしないと思います。ここは人気に応えられる場所。
サンライズロナウドは前々走が初芝。2戦ともかなり引っかかっていました。かかるだけに1800mに短縮は好材料。前々走は前有利になって位置取り不利。前走は馬場の悪い最内に突っ込んでの勝利。どちらも上がり最速でした。東京では33秒台が必要だとは思いますが、芝の2戦はともに時計のかかる馬場だったので、東京替わりなら33秒台を使えると見て穴推奨にいたします。

阪神9R 舞子特別 ◎6 ウルトラソニック B評価 穴4 イティネラートル
ウルトラソニックは前々走で本命、前走で穴推奨した馬。前々走は逃げられるメンバーと判断したのですが、控えてひっかかり、メチャクチャなレースになりながら5着まで追い込んできました。前走は超ハイペースを先行して1.07.7。終いもしっかり伸びていましたし、阪神芝1200mでこの時計はかなり優秀です。
再度、距離延長になりますが、今回こそは逃げか番手で競馬ができるはず。改めて期待します。
イティネラートルの前走は不良馬場で道悪適性の差が出た印象です。りんどう賞は3F通過が遅いので余力ラップの範囲外ですが、L2は22.3秒。フィリーズレビューでは1.21.1で走って力は示したので、52キロを活かせれば圏内でしょう。ウルトラソニックとの行った行ったを期待します。

函館10R HTB杯 ◎7 ワックスフラワー B評価 穴5 エイシンエイト
余力ラップ該当馬ワックスフラワーの前走は出負け。外目に出しての前残りで展開不利でした。前々走は超ハイペースになっての展開不利。ここ2戦よりも恵まれればチャンスでしょう。
エイシンエイトは初芝のニュージーランドトロフィーで0.7秒差の9着と健闘。余力ラップ該当馬が揃った中、伸びない内を突いてのものですから価値はあります。追走面が心配ですが、ニュージーランドトロフィーは出していく素振りもありませんでした。中央初戦ということもあり無理しなかったのだと思われます。指数は2勝クラスに当てはめると93。距離短縮分が加算されるだろうと予測すると十分足りる計算になります。

東京10R 甲州街道ステークス ◎16 ワールドタキオン A評価 穴15 ライラボンド 大穴7 スズカデレヤ
ワールドタキオンは中央再転入後のレースが衝撃。2戦とも上がり最速でL4も速かったので特に言うこともありませんが、前走、新潟で上がり36.5秒、L1の12.2秒なら東京も昇級も全く問題なし。有利な大外枠を引けて、飛ぶことは考えにくいです。
ライラボンドはゲートで座る癖があるそう。二の脚は速いので15番枠ならリカバリーも容易でしょう。1勝クラス勝ちの時の指数が超優秀で、普通に競馬をしてくれれば。前走は減量なしの小林勝太騎手だったので大野騎手に乗り替わるのは鞍上強化。

阪神10R 花のみちステークス ◎12 タイキスウォード B評価 穴6 ラヴケリー
マニバドラが先行態勢に入るでしょうが、内に芝からのメモリーエフェクト、スウィートプロミスなどがいて抵抗に遭いそう。モズリッキーは陣営が揉まれ弱いと言っているので、内外から思い切り挟まれそうなこの枠はどうか。
差し決まると見てタイキスウォードを本命にします。芝では元々1400mが主戦場だったので延長は問題ないと見ます。妙見山ステークスはよくあの位置から来るなというところから3着。フェアウェルステークスは稍重で内有利に傾いていた中、大外ぶん回しでの3着。ブラッドストーンステークスは大外をぶん回しすぎたでしょうか。前走は前有利の京都ダートだったので言い訳が利きます。追走が楽になる分、1400mの方が絶対に良いと思っているのですが、どうも人気になりません。ここは狙い目。
ラヴケリーも芝では1400m守備範囲でしたし、ダートでも2着と好走しています。上がり性能上位で、ダートでは堅実。ここも当然評価します。

函館11R 大沼ステークス ◎12 アドマイヤルプス B評価 穴2 ブラッティーキッド
先行馬少なめなので前に行ける馬がベター。アドマイヤルプスは東京巧者ですが、フェブラリーステークスから着用したブリンカーの効果が出ているという話。そういう事情なら函館でも期待してみたいと思います。
ブラッティーキッドは長期休養明けですが、じっくり乗り込んでの参戦。函館では破格の強さを見せていましたし、先行できるメンバーのここは軽視できません。

東京11R パラダイスステークス ◎4 カイザーミノル B評価 穴14 テンハッピーローズ
高速馬場巧者のカイザーミノルは2走前から復調気配。
京都金杯は14番枠と不利な枠でしたが、贔屓目込みで印を打っておきました。レースも外を回すロスがありながら5着は驚きました。他の上位馬は全部内を通した馬でした。
前走の東京新聞杯は馬場が内前有利になっていた分と、直線でスムーズに追い出せなかった分だと見ます。日曜はノリが2鞍のみで、これはカイザーミノルの状態面ができてきたから依頼している可能性もあると思います。今の内有利馬場ならチャンスでしょう。
テンハッピーローズはなかなか噛み合いません。前走は上がり32.3秒を使いながらも後ろすぎて届かず。2走前は前有利になったのと、かかった分でしょうか。3走前の京都牝馬ステークスはコーナーで外を回した分です。4走前のオーロカップは先行有利になって届きませんでしたが、0.3秒差。今回の外枠は微妙ですが、内枠に速い上がりを使えるタイプが少なく、この馬自身もオープン特別ならやれると見て。

阪神11R 宝塚記念 ◎5 イクイノックス A評価 穴3 ダノンザキッド ○2 カラテ ▲7 プラダリア △1.4.8.9.10

函館12R ◎9 フリントロック B評価 穴11 オラヴェリタス
格上挑戦のフリントロックは前走、穴推奨にしましたが、外有利の馬場になり、内を突いての敗退。3F通過33.6秒のハイペースで0.3秒差なら優秀ですし、1.09.2という走破時計は同日3勝クラスで2着に当たる好時計。2つあった1勝クラスの勝ち時計よりも断然上です。50キロまで減るとやはりかなり有利になるので、未勝利馬の大駆けがあっても。
オラヴェリタスは現級の安定勢力。前走時は追い込みの届かない馬場でした。この時間帯に馬場がどうなっているか分かりにくいのですが、外から届いてもおかしくはないでしょう。

東京12R ◎7 イニッツィオ A評価 穴14 グッドロマンス
イニッツィオの前走はノドの手術明け。二の脚の速さですんなりハナを奪えたのでここも逃げ濃厚と見ます。前走は3F通過こそ35.4秒と緩めでしたが、その後が11秒台を3度踏んで淀みないラップに。差し馬浮上の中、逃げて勝つ寸前まで粘ったのは高評価。今度こそ。
グッドロマンスは新馬戦こそ1400mで惨敗していますが、その後、1200mでの2戦のL1を見る限り、1400mも問題なさそう。速い流れを先行してきただけにここも楽に先行できそうで、ペースが楽になってくれれば。

阪神12R リボン賞 ◎9 ミルトハンター A評価 穴3 ゼットレヨン
ミルトハンターは世代限定戦1勝クラスが楽勝。指数面から2勝クラスでも上位の存在です。ここはさほど流れそうにありませんが、ミルトハンターはまずまず位置も取れるので崩れる危険性は低いと見ます。
ゼットレヨンは2走前からダートへ。その2走前は外々を回された分、垂れたという印象で、ペースを考えればダートの高い適性を伺うことができました。という訳で前走は穴推奨にしたのですが、ナムラフランクと2頭揃って内でどん詰まり。全く追えていませんでした。手応えがかなり良く、まともなら上位争いだったと思われるだけに勿体ない競馬でした。前走は重馬場だったので内枠有利で取りましたが、今回は良馬場の内枠。不利だとは思いますが、前走を見て「次走は必ず買う」と決めていました。現在、11.2倍と前走の不利がバレているようなオッズですが、直前にはもっと人気落ちするはずです。

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