2023/9/24(日) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

まえがき・馬場予想

こんばんは。
土曜は成績微妙に感じました。
本命の複勝回収率は良い方ですが、複勝率は45%程度が平均的なので、35.3%は低いですね。

以前からツイートでその日の結果報告してますが、今まで報告してきたものを、フォロワーが増えたからっていきなりやめるのはどうなの?と思って続けてきました。成績を晒すのは恥部晒すような感じで恥ずかしいのです。よくよく考えれば、ブログで書けば良いだけだなと思いました。なので今後はブログで報告していきます。
日曜分は、回顧記事に載せることにします。

阪神メインでワイド8.0倍を取れただけで一気に浮いた印象だったんですが、勝負レースでワイド1点8倍を取れれば、残り7回外してプラマイ0。
寝坊した分、負けが少なかったからかなと思いましたが、納得しました。
オッズ感覚ってかなり大事だと思っています。
色々と今年は買い方を試してきましたが、不用意に点数増やすだけで回収率に影響出るなと分かりました。1点買いで1つ的中と、2点買いで1つ的中を比べると、レース回収率に倍の差が出るんですよ!知ってましたか!?笑 買い方についての適切な感覚を養っていきたいところ!

馬場予想。
中山芝はやはり乾くのが速い!3R終了時点まで雨が降っていて重馬場だったというのに、9Rにはやや重まで回復。時計は想定よりもかかっていた印象ですが、直線が向かい風だった分もあるはずです。5Rの新馬戦はL2が11.3-11.5と速かったので乾けば高速馬場になるはず。明日の方が直線向かい風がやや強くなります。5m/sです。馬場は内側から乾いていくので、基本は内枠先行有利で良いはずです。
中山ダートは含水率が14.8%と不良馬場まで悪化。後半は重馬場まで回復しましたが、明日も雨は残ると考えて良さそう。1200mは内枠有利と見たいですね。

阪神芝は内枠先行有利で変化ありませんでした。高速馬場水準ですが、Aコース時よりも少しだけ上がりもかかっているように映ります。差しもペース次第できちんと届いているので、脚質は展開に応じて。
阪神ダートは終日やや重でしたが、明日は乾くはず。やや時計の出る良馬場と予想します。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

中山6R
3.ファルコンミノル
6.フクノブルジュ
8.キープブライトン
中山7R
5.レッドバレンティア
6.コントラポスト
9.トラマンダーレ
11.アンタノバラード
16.バロックダンス
中山9R 木更津特別
7.フルメタルボディー
15.ミスヨコハマ
阪神2R
9.ナムラエイハブ
阪神6R
5.ファイアネイド
阪神7R
4.メイショウコギク
阪神8R
1.バリアントバイオ
6.クリノグローリー
阪神9R 夕月特別
11.アグラシアド
阪神10R 道頓堀ステークス
12.ブーケファロス
14.ヤクシマ
阪神11R 神戸新聞杯
1.サスツルギ
2.ショウナンバシット
3.サトノグランツ
4.ロードデルレイ
6.サヴォーナ
7.ファントムシーフ
8.マイネルラウレア
11.シーズンリッチ
13.ハーツコンチェルト
阪神12R
4.ボナンザ
9.ミルトハンター

芝で出したかダートで出したか確認するのに時間がかかるので、レースを見ながら気づいたら修正していく形にしますね。

好走期待馬

中山1R ◎9.ショーヴァロンス C評価 穴9.ニシノレヴィガータ 穴10.シラユリ 穴7.ローゼンナイツ
1Rからカオスすぎて降参です……。
どうせ分からないなら穴から狙った方が良いだろうと判断しました。
ショーヴァロンスの新馬戦は、陣営のコメントからはどうやら他馬を怖がったようで、最後方まで下がりました。砂を被せられて若さを見せたとも述べています。
この馬は8月26日に出走しているのですが、最終追い切りをしていない状況でした。8月16日にゲート練習をしていて、その前は8月9日に追いきっています。そうした状況では力を出せる訳もありませんでしたが、最後方から上がり2位タイの38.8秒で走りました。
勝ったグランルーチェが2着に6馬身差を付けてL4が51.1秒。レースレベル自体は高かったと思います。実は出走馬の次走成績は悪くなく、6.10.11着馬の次走がそれぞれ4.5.3着。この馬より惨敗した馬でも頑張れています。それを踏まえれば、ショーヴァロンスが穴をあけても不思議はありません。今回はきちんと南Wで最終追い切りを消化。終い11.5秒と速い水準です。小林美駒騎手鞍上で4キロ減。外枠から先行できれば通用しても。
ニシノレヴィガータの新馬戦はガルサブランカ戦。1つ上の着順のレジーナチェリが次走大穴で3着に好走しているだけにやはりレベルは高いと思っています。上位馬らが次走で負けていますが、敗因のある馬ばかり。「攻め馬では持ったままで好時計が出る。動きもすごく良い。芝よりはダート向き」と陣営がかなり強気な発言。一変に期待します。
シラユリは前走芝の馬では唯一の同距離ローテ。新馬戦はエコロヴァルツ戦でハイレベルでした。陣営も「もともとダートの方が良いと思っていた」と述べています。
ローゼンナイツは前走、芝でかなりの外を回されました。ダートの新馬戦では1番人気に推された馬で、一旦は内から2番手辺りまで浮上して見せ場はありました。終い失速しましたが、変わり身を見せても。

阪神2R ◎9.ナムラエイハブ B評価 穴6.ギフトフォーユー
ナムラエイハブの新馬戦はヒヒーン戦。L2が11.2-11.3の余力ラップ戦で、0.3秒差ではありましたが、勝ち馬と同じくらいの脚で伸びています。前走はフェンダーが超ハイペースで逃げたレースで、2番手に追走したことで脚を失いました。レース上がり37.2秒もかかったかなり変則的なレースで、少し可哀想でした。通常の流れなら勝ち負けになるはずです。前走はゲート内で立ち上がっていましたが、ゲート練習はしているという話。2戦とも一応きちんと出て流れに乗れているので、特に気にはなりません。
ギフトフォーユーの新馬戦は、L4が45.8秒と速くなったビーグラッド戦。出遅れて後方からになり2.0秒差負けとなりましたが、魅力的な馬が他にいないので新馬戦レベルを評価します。今回はチークピーシズ着用で、スタートの上手な横山武史騎手が騎乗。追い切りは動く馬なので、1度使っての変わり身に期待します。

中山2R ◎8.ベアゴーゴー B評価 穴7.スピリットガイド
序盤の2歳戦、ここまで難解ですね……。ベアゴーゴーは2戦目のL2が11.0-11.8で、あと0.1秒で余力ラップ戦に。勝ったサトミノキラリは新馬戦で余力ラップを刻んだ馬で、それとタイム差なしの2着ならこのメンバーでは最上位。前走は外差し馬場だった分、逃げて交わされたという印象です。普通に考えればもう順番なのですが、最終追い切りで終い17.0秒と謎の急失速をしています。
スピリットガイドの前走は3F通過33.8秒の超ハイペース。1200m通過タイムが1.10.0。モンレーヴの前走の走破時計が1.10.5だと考えれば、スピリットガイドの方が上と見ても良さそう。
ベアゴーゴーが単勝2倍付けば単勝だけ購入して遊びたいレースです。まともにやるレースではないでしょう。

阪神3R ◎13.ヤマニンアラクリア B評価 穴10.ビーコング
いや、序盤難しすぎますって……。寝てても良いかも……。
内枠2頭がまずまず人気を背負ってくれるようですが、外枠圧倒的有利なコースなので外枠から。ヤマニンアラクリアの前走は、指数89で3着。特筆すべき点はないのですが、大外枠でスムーズに先行できる馬なので普通に回ってくれば、馬券になりそう。指数89でメンバー1位です。
ビーコングは新馬戦で逃げたスピードを評価します。L1地点ではほぼ先頭と粘っていましたが、残り1Fで急失速。今回は連闘で、一度使ったことで上積みがあれば。

中山3R ◎7.スパークリシャール A評価 穴9.クラウンクーロン
ようやくきちんと予想できるというレース。
スパークリシャールの新馬戦は、ハイレベルだったマーゴットソラーレ戦。勝ち馬を追い詰めての2着は評価できます。2戦目も勝ったセットアップが強すぎただけで、3着には8馬身差を付けました。順番だろうと考えます。
穴っぽいところでクラウンクーロンを2番手推奨。新馬戦は逃げましたが、L1で交わされてしまいました。とはいえ、加速ラップで、L1が11.4秒に。新潟内回りではなかなか出ない余力ラップ戦になりました。日曜は向かい風予報なので加速ラップにはならないはず。やや外枠なのが気になりますが、前走のテンの速度があれば、ここでも最低、先行はできるはずです。

阪神6R ◎5.ファイアネイド A評価 穴13.シモズル 穴14.パスカリ 穴9.ローズバルサム 
一週前追い切りで栗東坂路の自己ベストを更新したファイアネイドの休み明けを狙います。
前走は1200mに短縮してようやく勝ち上がったようにも映りますが、不良馬場の中京ダートで15番枠を引き、道中もかなり外目を回すロスの大きい競馬になりました。上がり36.5秒で勝ち切った点を評価します。
この馬の能力を考えると勝ち上がるのが遅すぎた印象です。
新馬戦は出遅れましたが、出していくと今度は引っかかって先行態勢に。そこからまた控えるという滅茶苦茶な競馬になりましたが、上がり最速の36.5秒を使い、レースのL2は12.3-12.3とかなり速くなりました。負けて強しの内容でしたが、その後は相手が強かったのもありますが、どうもタフなダートが合わないようです。不良馬場では2戦とも36.5秒の上がりを使えている馬。すでに阪神ダートは良馬場になっていますが、含水率は高い水準になってくれそう。ここ2戦は横山典弘騎手で出遅れていますが、スタートの上手い横山武史騎手に乗り替わることできちんと出てくれそうです。ある程度良い位置から速い上がりを使えるはずで、ここは馬券内に来ると予想。
シモズルは初ダートの前走の時計が優秀。最終追い切りは騎手騎乗だったとはいえ、坂路で自己ベストを更新しています。前走の水準で走れれば圏内。
パスカリは1800mからの距離短縮となりますが、先行できそうなメンバー構成です。2走前の1400m通過は1.25.8。芝スタートの分と、距離短縮分を考えれば通用するはず。
ローズバルサムの前走はハイペースで展開が向いたとはいえ、ダントツの上がり36.5秒。通用するはずですが、ファイアネイドの方が追走力があるので評価を下げました。

中山6R ◎6.フクノブルジュ B評価 穴7.ビップスコーピオン
フクノブルジュは連戦があまり良くない馬で、追い切り評価も低く不安は残りますが、この中で最も過小評価されている馬だと感じています。今回はブリンカーも外してきました。状態とブリンカー外しに関しては目をつぶって狙ってみます。前走はやや速いペースで、マクってきた2頭で決着。先行したフクノブルジュはマクられる側になって苦しい展開になりましたが、なかなかの強い馬が揃った中で7着なら悪くはありません。
2走前は不良馬場の外枠で出遅れ。道中も外々を回されてなし崩し的に脚を使わされました。度外視して良い内容です。未勝利勝ちは、L4が49.9秒、L2が12.1-12.4とかなり速くなったレースでの差し切り勝ち。L1を12.1秒程度で走っているので余力十分です。中山ダート1800mでは2戦目で3着に9馬身差を付けるかなり強い競馬をしています。3-6着馬までが勝ち上がっています。当時の分だけ走れば通用するメンバーです。
相手は広く流しても良いと思っていますが、相手筆頭にビップスコーピオン。前走は3F通過35.6秒と流れた中で初角を7番手通過。2走前もハイペースでした。先行力に欠ける馬が多いので、おそらく位置は取れると見ています。

阪神7R ◎4.メイショウコギク A評価 穴10.ヘクトパスカル
ここなんでメイショウコギクが人気ないんでしょうか。
新馬戦のL2が22.6秒で余力ラップ。1400mも問題ない馬ですし、実際に阪神芝1400mでは時計は遅いものの2.3着があります。2走前は3F通過33.7秒の明らかなオーバーペースを先行して5着に残しています。1.21.2で指数99なら普通に1勝クラスを勝てる水準にありますが……。内枠から先行できるのもほぼ確実でしょう。前走に関しては、やたら外枠から先行しやすくなっていた小倉芝で内枠でした。前走度外視で狙ってみたい馬です。
ヘクトパスカルは折り合いの難しい馬ですが、1400mなら折り合いを欠いても崩れません。崩れたのは2走前、位置を取れなかったレースだけですが、ここでメイショウコギクは5着。ヘクトパスカルは7着ですから、メイショウコギクは全然やれる馬です。

中山7R ◎3.セリオーソ B評価 穴5.レッドバレンティア 穴9.トラマンダーレ 穴6.コントラポスト 
セリオーソはメンバー確定した時から狙おうと思っていましたが、3番枠は最高です!
新馬戦が加速ラップを差し切り。上位馬のその後がイマイチですが、7着ボールドステートは未勝利で2着が5回ある馬で、12着にはナイトインロンドンの名前があります。セリオーソが上がり最速だったので、1600mに短縮すればさすがにやれるとは思っています。フラワーカップは良い感じに上がっていったのですが、終い止まっています。スイートピーステークスでは本命を打ってブービー負けではあったのですが、今年のスイートピーステークスはハイレベルでしたし、上位ほぼ余力ラップ該当馬。33.8秒と上がり自体は使えています。前走はチークピーシズを着用して先行しましたが、ハイペースで失速。とはいえ、負けすぎで、途中でやめているという話です。1F短縮に期待したいですし、チークピーシズ着用の効果で先行できたと感じているので、内枠から先行してしまえばチャンスあると思います。
競馬ブックの想定オッズが15倍でしたが、さすがにそんなに人気はしないだろうと思っていました。想定通り人気薄です。
相手手広く買って良さそうですが、レッドバレンティアが内枠先行馬で今回は1600mに戻ります。余力ラップ該当馬で素直に2番手評価。
トラマンダーレはさすがに巻き返せるはず。前走はスタートで隣の馬と接触。普通に出れば先行できる馬です。
コントラポストも能力上位。東京マイルでは1.32.9で走っています。スタートも出るようになったので。

阪神8R ◎1.バリアントバイオ A評価 穴6.クリノグローリー

※勝負レース

バリアントバイオはデビュー当初は末脚を武器にしていた馬で、新馬戦はL1で11秒台を使っています。今ではすっかり先行力も付いています。世代限定戦で上位だった馬なので、レベルの下がる混合戦ではさすがに上。不利な最内枠ですが、少頭数なので外に出しやすいと見ます。
クリノグローリーは初ダート戦がL4・49.6秒の余力ラップ戦。3着のメイショウシナノが非常に強い競馬で連勝しました。クリノグローリーの現級で良い競馬を続けています。昇級初戦ではそのメイショウシナノに逆転はされましたが、クリノグローリーは内にいて加速に手こずりました。前走はハイペースを先行して3着と頑張っています。全然やれる馬ですが、延長が嫌われているのでしょうか。

中山8R ◎6.シュバルツリーベ A評価 穴9.ピカリエ
シュバルツリーベの前走は大外枠もあって敢えて控えただけで、本来、先行できる馬です。2走前は道悪のハイペースを先行しましたが、外枠だっただめに外を回されてしまいました。先行馬最先着なら全く悪くありません。3.4走前は共に上がり最速。新馬戦も37.2秒で上がり4位。先行して安定して37秒で上がれるなら崩れる危険性は低いでしょう。
ピカリエは出遅れる馬ですが、前走は重馬場で最後方から外を回して上げっていき、最後はパワポケビーを捉えて2着。展開的にはかなり不利です。パワポケビーは次走で本物だと分かったので、ピカリエの強さが際立ちます。素晴らしいラップで逃げ切ったルーラルハピネスは別格でした。
ちょっとこのコースの考え方を改めました。
前までは先行馬を基軸にして考えていたのですが、上がりを基軸にして考えるようにしました。ペースによって先行馬が残るかどうか、ではなくて、差し馬が自分の競馬をして届くかどうか、というような考え方と言えば分かるでしょうか。他のコースではよくこういう考え方をしていますが、中山ダート1200mはあまりそう考えていませんでした。結局、このコースって前半33秒台で飛ばしたからといって前が止まるって訳でもないんですよね。33秒台で飛ばしても前残りになる場合が多いので、考え方を改めようと思った訳です。

阪神9R 夕月特別 ◎1.ミッキーゴージャス A評価 穴7.へネラルカレーラ 穴2.ヴァンルーラー
ミッキーゴージャスの前走は外枠で外々を回ってロスの多い競馬。内枠から先行できる馬で、今回は川田騎手ならしっかり結果を出してくれると見ます。
へネラルカレーラが近3回で飛んでいるのは全て差し決着の時。スローになりやすいこのコースで逃げてしまえば、そのままの可能性も。
ヴァンルーラーは2.3走前はダートで行き脚がつかず、4走前は外枠で先行できなかっただけ。元来は先行できる馬で、陣営も切れ味勝負では分が悪いとコメントしています。ここは先行して残す可能性も考慮に入れておきます。

中山9R 木更津特別 ◎14.サイルーン C評価 穴15.ミスヨコハマ
ここは逃げ馬多数で、1400mでも逃げられるゲンパチアイアンがいるので、グラニットが行けずに飛んでくれそう。グラニットはテンが速い逃げ馬ではありません。
かといって、良い馬が他にいる訳でもなく……。
外枠にしか良い馬がいないんですよね。サイルーンは去勢して2戦目だった前走、控える競馬で新境地。7番枠も内寄りで枠も不利。元々はもう少し長い距離で走っていたので、外を回されても何とか頑張ってくれると考えました。
ミスヨコハマは差せる馬で、ジョッキーの進言で中山マイルを使うという話。前が止まってくれれば外から伸びてくれそうです。

阪神10R 道頓堀ステークス ◎12.ブーケファロス A評価 穴11.セリシア 穴7.ヒルノローザンヌ
速いのはメイショウエニシアでしょうか。前走は他にメイショウソラフネとアネゴハダがいましたが、結局、メイショウエニシアのテンが速く逃げました。単騎で行ければしぶといと思いますが、阪神の成績がイマイチで平坦の方が良さげ。差し馬が来られる流れになると見ます。
このコースで外枠差し馬はあまり買いたくないのですが、ブーケファロスはさすがに強い。葵ステークスで内枠を引いたら厚い印を打つ予定でしたが、無念の17番枠。レースは外を回されながらも1.07.4の4着。マーガレットステークスではビッグシーザーより速い上がりを使って2着。上がり34.4秒でしたが、2位のビッグシーザーが34.5秒で、3位は35.5秒と離れています。前走は加速ラップでの差し切り。2走前はサンティーテソーロに残られましたが、最後は強烈な末脚で追い込んでいます。ここ3走ずっと外枠で来ているので、まあ、阪神でも来てくれると思います。
セリシアは4.5走前が優秀。京都で1.07.8で走破していて、今回54キロだと考えれば、ヤクシマより上のレベルにありそう。位置も比較的取れるので、内目に入れられれば。
ヒルノローザンヌは33秒台前半の上がりを使える馬で、内に入れやすい枠です。

中山10R 内房ステークス ◎4.トラモント A評価 穴2.ダノンマデイラ 穴9.ナチュラルハイ
トラモントは指数最上位で、安定して高い水準で走っています。今回は相手がかなり弱化していると感じています。メイショウミカワの前走は他に買う馬がいないから安全策で本命を打って2着でしたが、トラモントと比べればだいぶ弱いだろうと感じています。トラモントが1番人気なら展開面などで迷いましたが、どうやら1番人気にならないっぽいので本命とします。
ここも買いたい馬があまりおらず、長期休養明けのダノンマデイラに期待します。2走前はメイショウミカワに先着されていますが、スローペースだったのでこちらの方が強い競馬をしています。長期休養明けがどうかだけ。
ナチュラルハイは背腰の緩さが解消したという話。中山では1勝クラスで負けてきているので迷いましたが、他に買いたい馬がおらず。前走は強い内容でした。成長しているのだろうと考えます。

阪神11R 神戸新聞杯 ◎4.ロードデルレイ A評価 穴1.サスツルギ 穴6.サヴォーナ

※勝負レース

週中にロードデルレイとサスツルギだと考えていたので、枠を見てニヤリ。
今年のつばき賞は隠れたハイレベル戦だったと思っています。6着ショウナンアレクサが覚醒しており、7着ミタマは次走、矢車賞を上がりダントツで差し切り。紫苑ステークスも6着と頑張りました。8着のティムールは若葉ステークスと青葉賞で好走。3着のドクタードリトルは土曜に勝利を挙げました。L4が45.9秒と速くなったレースで、L2も22.4秒で基準クリア。L5に関しても58.5秒と水準以上でした。ロードデルレイは外目を回して0.3秒差を付けたのだから高く評価できます。
前走でややかかり気味だったのが気になりますが、このレースもL4が45.9秒で、L2も22.3秒。距離延長を問題なくこなしました。阪神芝2400mはスローになりやすいコースなので、先行して速い上がりを使えるのがかなり武器になります。自信の本命とします。
サスツルギのこの人気のなさは何が原因なんでしょうか。騎手か、初の右回り等でしょうか。今年のフリージア賞はL5が57.7秒とかなり速くなったレースで、これをダントツの上がりで差してきたサスツルギの実力はかなりのものです。33秒台の上がりを使えますが、持続力の高さが武器。新緑賞はある程度位置を取れましたし、前走はテンの1Fが12.2秒と速かったので、最内枠ということを考えても位置は確保できるはず。北村宏司騎手が変に控えたりしなければ圏内でしょう。
サヴォーナは青葉賞で本命を打ったのですが、先行しての敗退で勿体ないと感じました。ただ、それが前走の逃げ切りにも繋がっています。前走は差し馬台頭の流れを逃げて楽勝。2着のシャインユニバンスは土曜に惜しい競馬をしました。阪神芝2400mは先行して速い上がりを使っています。コース実績があるのは強みですね。3番手評価です。
ナイトインロンドンは速いラップを刻めておらず、スピード不足だと思っています。時計がかかる馬場の方が良いでしょう。ハーツコンチェルトは大外枠が致命的。ファントムシーフは元から評価していないんですよね。共同通信杯はラップや時計面が凡戦。単に内枠先行有利のレースになりました。ユタカなので内にこだわる競馬もしてくれなさそうで、ダービーに引き続き危険な存在だと思っています。

中山11R オールカマー ◎2.タイトルホルダー A評価 穴14.マリアエレーナ 穴4.マテンロウレオ

※勝負レース

タイトルホルダーの単騎逃げ濃厚。日本レコードで宝塚記念を勝っている通り、高速馬場自体は何ら問題のない馬。明日は高速馬場復活だと思っているので、外からそう押し上げは利かないはずで、内から緩ませずに逃げてくれればそのまま逃げ切りそうです。
マリアエレーナとマテンロウレオに関してはアネックスにて見解を書きました。
マリアエレーナは元来、超高速馬場向きで、明日の馬場は得意なはずです。低速馬場でも相手が弱ければ来ていますが、パフォーマンスは落としています。
前走は安全策の外回し。大阪杯は先行できず。金鯱賞はどん詰まりの不利でしたが、低速馬場で軽視していました。ちぐはぐな競馬ばかりで力が落ちている訳ではないはず。ここは先行して残せそうなので人気落ちで狙います。
マテンロウレオは立ち回りが上手く、この手のタイプは何度も恵まれます。これも高速馬場向き。京都記念はペースアップが遅くて団子になった時、位置を悪くしましたが、進路が開くとスムーズに加速して2着。大阪杯も内を上手に回ってきました。これ、マリアエレーナに0.1秒先着していますが、マリアエレーナは先行できなかったので、両馬にそう差はないと思っています。いずれにしても印を打った3頭から。

阪神12R ◎9.ミルトハンター A評価 穴14.アルムラトゥール 穴15.メイショウカゼマチ

※勝負レース

ミルトハンターは現級上位。前走は外に膨れてしまいました。右回りだと外に膨れるので馬群の中で運びたいという話。9番枠なら良いところでしょう。2走前は内で進路をなくしました。度外視で良い内容です。人気を落とす必要はない馬のはずですが、ここ2走のおかげで人気落ち。これは狙い目です。単勝が付くなら単勝も買っておきたい馬です。
アルムラトゥールは逃げ宣言。前走はよく粘りました。
メイショウカゼマチは前走1000m勝ちという点が嫌われていそうですが、芝では1400mで勝っているので問題なし。外枠からスムーズに先行できるはずで。

中山12R ◎2.アイスマン B評価 穴14.フラップシグナス 穴7.ロレンツォ 穴11.ムーヴ
外のトラスト、トップ、ヴィアドロローサが速く、内のセイウンハルカニも抵抗していく可能性がありそうで、上がり性能重視。
アイスマンはここ2走、道中は内をタイトに回って良い競馬をしています。35秒台で上がれるので、前が何頭か止まってくれれば。
前で残る枠はフラップシグナス。前走出遅れて先行できませんでしたが、それでも崩れず、むしろメタマックスを追い詰めて強い競馬でした。逃げ馬の後ろ辺りに付けられれば。
ロレンツォとムーヴは35秒台で上がれますが、道悪でアイスマンよりも外枠なので3.4番手評価まで。

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