ターコイズステークス2019　回顧　ハイペースの消耗戦に。

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予想はこちらから。

馬場はまだ高速馬場。
まだ先行が有利でしたが、差しも決まり始めています。

スタートは綺麗に揃いました。
内を見ながらコントラチェックがハナへ。案外あっさりと単騎で逃げることができました。

しかし、4ハロン通過45.4秒のハイペース。
このペースなら後ろが届く流れですが、結果、前も強くて先行決着となりました。

勝ったのはコントラチェック。
正直、ここまでスムーズに逃げられると思いませんでした。
惨敗のダメージを危惧して軽視したのですが、何も問題ありませんでしたね。参りました。
このハイラップを刻んでの逃げ切り。
時計も十分優秀なものです。
これで逃げて4戦4勝。
G1でもやれる器でしょう。
アエロリットのように速いペースで逃げるので、1600～1800ならそう崩れないのではないでしょうか。

2着に本命のエスポワール。
1600でも全く問題ありませんでした。
速い流れを好位追走、早めに進出しての2着ですから十分に強さを見せたと思います。
逃げたコントラチェックが強かっただけでしょう。
距離は1800でも全く問題ないので、 この馬も今後、重賞の常連になると思います。

3着に△シゲルピンクダイヤ。
ゲートを上手に出たのでもう一列前で競馬したかったと和田騎手の談話。
しかし、そう溜めなくても伸びてはきますね。
ダイワメジャー産駒らしく単なる瞬発戦タイプではなくて消耗戦でも通用する馬なのでしょう。

4着フィリアプーラ。
四角はロスなく回ってきましたが、直線で進路を何度か変えるロスがありました。
あれがなければ3着はあったでしょう。
最後方からでしたが、ペースを考えればそれはロスではなかったと思います。
全頭分析のところにも書きましたが、やはりハービンジャー産駒らしく消耗戦タイプなのかもしれません。

5着メイショウグロッケ。
内枠有利のレース。
内をロスなく回れた分、粘れたのでしょう。
それでも初重賞でしっかりと結果を出してきました。
晩成型のメイショウサムソン産駒なので、来年でもう六歳になりますが、まだまだやれるのではないでしょうか。

6着デンコウアンジュ。
直線に入るところで進路を大外に出してスムーズに立ち回れました。
展開も向いたでしょう。
ハンデがこたえたと柴田善騎手の話です。

ディメンシオンは外枠で終始外を回されたとマーフィー騎手の話。
オールフォーラヴは中山のマイル戦は合わないとビュイック騎手。
モアナは本気で走っていない感じと石橋脩騎手。
トロワゼトワルは暖かい時期の方が良いのかも、と安田隆行調教師の話です。

ハイペースにはなりましたが、前の組が強かったのと、馬場もやや前有利なのもあったのでしょう。
結果的に前決着となったターコイズステークスでした。