2023/8/12(土) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。ロジックに添っていなければC評価になります。ロジックに添っていればB評価、中でも3着内が堅いと思えばA評価になります。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

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『「永遠の初心者を脱する」ための競馬思考 第1巻』
競馬王2023年7月号に私の記事が掲載されました!優駿2023年8月号にて、余力ラップを取り扱った、山崎元様の記事が掲載されました。

まえがき・馬場予想

こんにちは。
今日も暑すぎ……。いつ涼しくなってくれるんでしょうか……。
今週から3場開催!予想急ぎます!

余力ラップ基準なんですが、ダート1600m以上のL2基準の「25.1秒以内」は出すぎるので修正します。先日修正したばかりなのに申し訳ありません。
「25.1秒以内」でも好走率と回収率取れてしまうんですが、自分の認識が甘すぎました……。
L1が12.3秒なんだからそれに合わせた方が良いですね。普通はL2最速が多いんですが、ダートってL2は持続力勝負だから倍で良いかなって思います。12.3秒に合わせるなら25.5秒がベストなんですが、頭数少なすぎるんですよね……。なので12.3秒の倍ということで「24.6秒以内」で取ります。速ければ速い方が良いというのは変わりありません。今度は頭数減りすぎないかが少し心配……。
ダート短距離のL2は24.4秒以内でも良いのですが、「24.3秒以内」にしても頭数確保ができて、かつ、延長ベタ買いで回収率100%超えるので、24.3秒以内に変更します。
芝が割と厳しく取っているので、ダートも厳しく取っておくのが良いですね。そう考えるとL4基準ももう少し厳しく取っても良いんですが、50.0秒以内はキリが良いのでこのままにして様子を見ておきます。
ダートのL2基準というのが一番使いにくいんですよね。これで完成、となれば良いんですが……。
変更した馬は一応チェックしていますが、見逃しがあるかもしれません。

馬場予想。
新潟芝はクッション値が9.8まで上がりました!先週日曜が9.0なので、内は多少荒れてきていますが、まだ先行有利と見て良さそうです。内回りは完全に外枠有利。外回りは先週中枠辺りが有利でした。中から外を優先します。
新潟ダートは含水率1.5%と相変わらず低いのですが、それでも時計が出て前が残るのが今開催です。外枠先行有利で取ります。

小倉芝はクッション値が8.6。昨年・一昨年は9.5前後で推移していたので明らかに低いですね。ある程度差しもカバーしておきたいところ。1200mは前有利で良いと思いますが、案外番手辺りが良いかもしれません。馬場は半面張り替えのようで、見た目の色が全く別。内がグリーンベルトなので、枠は内有利顕著だと思われます。
小倉ダートは含水率6.7%と高めですが、暑いのでさすがに乾くはずです。外枠先行有利と見ます。

札幌芝、お待ちしておりました。予想通り、内がだいぶ荒れてきていますね。先週はまだ内も保っていたので序盤は内枠が残すかもしれませんが、もう全体通して外枠有利で取ります。先週は雨で上がり差もあまり出ていなかったので、乾いた方がむしろ外差し傾向になると予想します。
札幌ダートは含水率8.5%の稍重ですが、こちらも乾くはず。先週上がりが速かったんですよね。パンパンに乾いているよりも、ある程度含水率があった方が外マクりが利きやすいかもしれません(少し都合が良いですが)。外マクリ優先で良いと見ます。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

札幌3R
11.イミュータブル
札幌6R
6.デイライト
札幌8R
3.チャイボーグ
札幌9R 石狩特別
1.ジオパーククラウン
札幌10R 羊ケ丘特別
1.レイベリング
5.セフィロ
札幌12R
6.フミサウンド
新潟2R
6.チェルヴィニア
新潟4R
4.アスキステソーロ(芝)
新潟7R
1.ムンドエルモソ
新潟8R
10.マンマリアーレ(芝)
12.クイーンオブソウル(芝)
新潟9R 湯沢特別
6.ロードプレイヤー
7.ヒシルリアン
新潟10R 新発田城特別
2.ミスヨコハマ
7.スプレモフレイバー
16.バグラダス
小倉9R 筑紫特別
2.シュタールヴィント
4.シルヴァーデューク
5.アリスヴェリテ
6.マイネルメモリー
10.マイネルカーライル
12.サンライズプルート
小倉10R 西武日刊スポーツ杯
7.ウィズユアドリーム
8.ブレイヴロッカー
10.ウインミニヨン
小倉12R
8.レッドヒルシューズ

札幌は内枠が多いんですが、外差しに替わるだろうというタイミングの内枠で少し難しそうです。

好走期待馬

札幌1R ◎1.ミラキュラスドラマ B評価 穴4.フユソウビ 穴7.サウンドノバ
ミラキュラスドラマの新馬戦はL4・L2基準クリア戦。7着までが33秒台の上がりを使っているのは気になりますが、単に好メンバーが揃っただけかもしれません。札幌芝は内枠に良い馬が揃ったんですよね……、外枠から買いたいのに……。バランス難しいですが、2歳戦少頭数なのであまり気にしません。
フユソウビは新馬戦のL2が11.6-11.6と札幌としては優秀。
サウンドノバの前走はかなりタフな馬場でしたが、L5L4が函館記念とほぼ同じならレベルは高いと見て良さそう。配当取れるかが心配です。

新潟1R ◎12.ミスファントム B評価 穴9.レーザーショー
ミスファントムの新馬戦はボンドガールの勝った超ハイレベル戦です。スタートで出遅れましたが、追走に苦労する場面はありませんでした。L3部は何とか付いていってL2、L1とどんどん離されていった形です。L3~L2部分はまずまず速いラップで走っていると思われるので、それならある程度の力はありそう。指数にしても88と9着にしてはかなり高くなっています。ダート路線の馬の力量が微妙すぎるので芝組で通用するはずです。スワーヴリチャード産駒は、3度ダートを使って1.4.8着と、今のところ適性は高そう。440キロと馬格はありませんが、馬格ある馬の少ないメンバーです。追い切りも動いている馬。スタートを決めてくれれば勝負になると予想します。
ダート路線で一番強いであろうレーザーショーを穴推奨。新馬の指数92。上積みもあるだろうと思うので、テンの速力を活かして簡単には飛ばないでしょう。

札幌2R ◎12.オシゲ A評価 穴7.キタノパッション
オシゲは前残り戦でも堅実に差してくる馬で、札幌ダート1700mの外枠を引いた今回はほぼ勝てるでしょう。余力ラップ戦は使っていませんが、上がりから考えて実質的に余力ラップ該当馬です。
内枠の先行馬3頭が人気になりそうですが、内で競って飛ばしてもらいたいところ。
キタノパッションは3走前からパフォーマンス向上。ここ2走は先行有利になってしまった分、馬券に絡めませんでした。2走前は余力ラップ該当馬の揃ったレース。ここで4着なら評価できます。

小倉2R ◎7.ドナヴィーナス A評価 穴5.プエルタセクレタ △2.8
ここは通用する馬が少なすぎるのでは……。
特に考える必要はなさそうで、テン1F12.4で逃げて2着・指数最上位94のドナヴィーナス本命。
プエルタセクレタはスマート出馬表ではテン1F12.8秒でテンは2位タイ。指数87で2位です。
さすがに配当がつかないと思うので、三連単を絞って2.8へ。8.ソルトロックの方は前走が言い訳の利く内容。スタート後は「周りの馬を怖がったりで頭を上げ、流れに乗れなかった」という話です。4コーナーでも外に大きく膨れてしまいました。芝がどうかですが、1F短縮で大外枠。怖がる面も軽減される良い枠でしょう。

新潟2R ◎6.チェルヴィニア A評価 穴9.マウリノ △1.2.8.10 ※立川サロンアネックス提供予想
超ハイレベルのボンドガール戦で2着のチェルヴィニアはさすがに強いでしょう。S評価でも全然良いんですが、S評価は妙味ある馬を狙って打つ方針。さすがに1倍台前半になりそうなのでA評価に留めますが、三連単を買うのはありです。
マウリノはボルケーノ戦で6着。L5が58.4秒、L4が46.3秒と水準以上のレベルにありました。マウリノはスタートこそ決めたものの、他馬に気を遣ったのか、最後方まで下がってしまいました。今回はブリンカー着用に外枠で位置は取れるはず。上がり自体はボルケーノと同タイムでL5・L4も速かったはずです。7/30の新潟2Rで勝ったホルトバージとほぼ同じパターンです。ある程度人気になりそうですが、2番人気にはならなそうなので妙味もあると見ます。

札幌3R ◎12.ビップナージャ A評価 穴11.イミュータブル
強くてテンも速い馬が外枠に入って、荒れる要素は少なそう。ビップナージャの前走は距離短縮馬に芝からの馬が想像以上に強かった印象です。テンに速い馬も減るので、ここは逃げか先行で堅実に来てくれるのでは。
イミュータブルは古川奈穂騎手の4キロ減。ダート短距離なら古川奈穂騎手はかなりの好成績。4キロ減でビップナージャに被される危険性も減るでしょうし、少し下げても堅実です。

小倉3R ◎6.サイレンスゴールド A評価 穴7.アエディフィカータ △1.2.13.14
前走でS評価を打ったサイレンスゴールドですが、負けるなら中京ダート1400mからの短縮馬だろうと考えていました。1.3着が中京ダート1400mからの馬だったのでそこは一応的中。スタートの出がイマイチだったのも敗因でしょう。1000mなら能力の高さで勝てそう。テンも速い馬です。
その外のアエディフィカータを穴推奨。ルクスメテオール辺りにあっさりやられても不思議ないのですが、テンはかなり速い馬。じわっと出していってハナに立てる馬です。1000m通過地点で先頭を奪われている馬なので粘れるかどうかが問題ですが、3キロ減に小倉なら残せても。休みを挟んで追い切りも良化しています。

新潟3R ◎14.チュウワスプリング B評価 穴13.ロゴナンバーワン △3.4.6.8
延長馬の走りやすい新潟ですが、ここは短縮馬から。チュウワスプリングの前走は芝スタートの東京ダート1600mで3F通過が34.3秒。これなら1200mでも追走負けしません。前走はハイレベル戦で8着でも指数は89。これだけあれば、1200mなら通用しそうです。
同レースで5番手追走のロゴナンバーワンを穴推奨に。柴田善臣騎手なので積極的な競馬はしないと思いますが、好位からの競馬は叶いそう。前走は出遅れて位置を悪くしましたが、テンの速度はなかなかです。こちらも1200mなら。牝馬限定戦とはいえ、2頭とも馬格がない点が気がかりです。短距離馬ほど馬体が大きいので。

札幌4R ◎12.ウインドワンピース B評価 穴11.フレスコバンクール △1.8.9.13 ※立川サロンアネックス提供予想

※勝負レース

ウインドワンピースは追走力に課題がありますが、前走に関しては躓いた影響が大きかったと思います。高知戦以外は芝含めてハイレベル戦。高知ではマクる競馬ができていたので、札幌ダート1700mは合いそうです。追い切り過程を見てみると、前走までは一杯で追っていましたが、今回は一杯に追ったのは0。デビュー時の馬体重が542キロでしたが、前走では516キロまで絞れました。前走で36.8秒の上がりを使えたのは馬が仕上がってきたから、という部分が大きいように思います。前走は完全に圏外からのレースでしたが、レースはかなりのハイペースで、指数は87。前走よりは追走できるはずなのでここでも足りると見ます。過去のパドックと比べても前走はだいぶ絞れています。狙います!
フレスコバンクールは長期休養明けですが、戦ってきた馬のレベルがかなり高くここなら上位でしょう。結構テンの速い馬ですが、この馬のレベルなら逃げても残せそう。なるべくなら番手辺りで競馬をしてもらいたいですね。

新潟4R ◎11.ダズリングダンス B評価 穴7.キャッスルクラス
外枠からテンの速い馬を狙います。ダズリングダンスの前走は出遅れてから先行してややペースが速かったかもしれません。2走前のように62秒台なら残せそうですし、テンに速い馬が少ないのでそのくらいのペースで運べそうです。4キロ減も味方するはず。
キャッスルクラスは新馬戦では仕上げてこない国枝厩舎の2戦目。初戦はややスタートが悪かったのですが、きちっと追走はできました。このメンバーならテンの速度上位だと思います。加えてブリンカー着用。先行してくればこちらも残せると見て。

札幌6R ◎12.ピンクジン B評価 穴8.イゾレエオリア
なかなか骨っぽいメンバーの揃った一戦。
ピンクジンの前走は1200mから2000mの延長で2着と驚きました。マクり気味に上がっていき、4コーナーではかなり外を回りながら最後まで伸びて2着確保。雨を避けて今週に焦点を合わせてきたという話です。前走は本物だと見て本命を打ちます。
イゾレエオリアの2走前はハイレベル戦で、2.3着馬が次走勝ち上がり。前走はスローで前有利になりましたが、上がり3位の脚で伸びてはきました。
行く馬も揃ってここは外差しが決まりそうなメンバー構成。
外枠から差す脚のある2頭から狙ってみます。

札幌7R ◎3.グラサージュ A評価 穴11.サリーチャン
バサラは能力が高いと思いますが、前走は好発を切って本当に上手くいったという印象。最内枠で前走のような競馬ができるかは微妙と見ます。
グラサージュが安定してテンが速いのでこちらを信頼します。前走はさすがにメイショウオトギが強すぎました。2走前はスタートが微妙で、3走前は重馬場で前が止まってくれなかったという印象。位置は悪くしないと思うので、スタートミスがなければ。
サリーチャンは前走で本命を打ったのですが、騎手が行く気を見せませんでした。今回は3キロ減なので積極的な競馬をしてくれると予想します。実は昨年の未勝利連続2着の時だけ走れば通用する馬です。当時と同斤量で大駆けに期待します。

小倉7R ◎13.メイショウクーガー A評価 穴6.イサイアス 穴11.セブンスストリート
ここは穴っぽい馬もいることはいます。1.スナークドリアン、5.ハカイシン、14.ロットゥーラなどですね。1.5は枠が悪く、14は微妙に足りないかなあという印象なので、人気馬で仕方ないという判断です。
メイショウクーガーの前走はかなり良いメンバーの揃った未勝利戦。比較的人気がなかったので穴推奨にしておきましたが、テンも速く3着確保。このメンバーで3着なら強いはずです。2走前が余力ラップ戦だったのですが、1-7着までが余力ラップ該当馬で、次走使っていない5着タマモシリウス以外全て勝ち上がっています。なので8着でも能力上位でしょうし、9着にはここで人気のイサイアスがいます。新馬戦はL4が50.4秒ですが、この馬の上がりからして50秒は切っているはずです。人気でも能力上位で外枠。軸で良さそう。
イサイアスは不利が多くて逆転もありそう。前走は砂を被らないように外を回すロスあり。2走前はハイペースで差し決着の中、先行して粘りました。3走前は逃げ・先行馬が垂れてきて先頭に立つのが早すぎました。
セブンスストリートは5走前の1700m戦のL4が48.7秒なので、1.1秒差でも余力ラップに該当しています。僅差負けでないので、一覧表には入っていません。1400mで穴を取らせてもらいましたが、もう甘い人気にはなってくれませんね。それでも能力上位で3頭で決まりそう。

新潟7R ◎1.ムンドエルモソ B評価
相手難解なので本命だけにします。
ムンドエルモソは新馬戦が余力ラップ該当なのですが、最内枠という……。土曜は余力ラップ該当馬の枠が良くないんですよね……。2戦目は余力ラップ該当馬多数のレースで0.2秒差。3戦目はハイペースを先行した分止まったという印象でしょうか。ハイペースでなければ1800mは保つと思うので、最内枠から良いポジションを取ってくれれば。

札幌8R ◎3.チャイボーグ B評価 穴4.キュンストラー
チャイボーグは余力ラップ該当で前走、穴推奨にしました。ペースは速かったのですが、中緩みも大きく深い位置からは差せなかったかなという印象。かなり外目を回されましたし、前走度外視で狙ってみます。鞍上が長丁場が良いと進言してここを使ってきたそうです。タフだった函館で連続好走だったので、先週で馬場の悪化したはずの札幌で改めて。内枠ですが、長距離なので外をマクる競馬ができそうです。
おそらくウェイビーとヴィルトブリーゼの2頭が行きそうですが、もう逃げ先行は止まる馬場になっていると予想します。
外枠の人気馬は押さえておくとして、キュンストラーは久しぶりの2600m。前走は距離がやや短かっただろうし、外目を回されたので警戒しておきます。

小倉8R ◎15.ライジングラパス A評価 穴13.プレイサーゴールド
ライジングラパスはほぼ余力ラップ該当。未勝利勝ちのL4が50.1秒です。前走は進路を切り替えるロスがありましたが、ギリギリで2着確保。1.3.4着は余力ラップ該当で、勝ち馬はライオットガールですから評価すべきでしょう。馬格のない馬の良馬場替わりにはなりますが、未勝利2着の時も強い競馬をしていたので1勝クラスなら問題ないと見ます。
プレイサーゴールドは2走前がL2・24.6秒の余力ラップ戦。離されましたが、強い馬に外からマクられたのが厳しかったのかもしれません。新馬戦はL4が51.1秒で及第点でしょうか。それよりも前走の金沢の指数がかなり高く、1勝クラスなら突破できるレベルです。これが1500mだったので1800mよりは1700mの方が良さそう。
メイショウモズは前走、東京マイルなら強いが1800mではそうではないと書きましたが、ショーヘーフェイスに半馬身差3着、4着に5馬身付けたのならそれなりに能力は見せました。課題は内枠と差し脚質という点でしょう。他も強いのでまた取りこぼす危険性はあると見ます。
アッチャゴーラは前走がスタートで挟まれて不利。船橋1600mの指数は優秀で、これも1勝クラス通用の器と見ます。

新潟8R ◎11.タルマエロマエ A評価 穴14.ピッチパーフェクト 穴15.トロンアゲイン

※勝負レース

ここは!能力と人気の比率がおかしい!と見て、気が早いですが勝負レースにします。
マンマリアーレは芝の余力ラップ該当ですが、ダートの未勝利勝ちはさほど評価できないと見ています。モルチャンは2F延長ですからね……。レジュークレールは先行力があって1勝クラスなら通用しそうですが、そもそもわらび賞で評価していない馬でした。当時よりもメンバーレベルが落ちるとはいえ、疑ってみます。
本命はタルマエロマエ。この馬、名前が超面白いですね(笑)新馬戦のL4が50.9秒。L1で14.0秒とかなり落としていますが、2歳の9月ではまだ未成熟なのがダート路線です。クビ差2着のニシノカシミヤは2勝クラス突破。3着には8馬身付けているので、タルマエロマエとニシノカシミヤは強いと判断します。2戦目はマクり合戦のような競馬になり、内で揉まれての惨敗。出走馬の大半が余力ラップ該当馬でもありましたし度外視。前走の敗因はさっぱりですが、ここも余力ラップ該当が大半でしたし、ここまで負けたら度外視で構わないと見ます。今回は骨折明けの長期休養明け。新馬戦時より強くなっているのはほぼ間違いないでしょう。外枠で揉まれそうにない今回は巻き返す大チャンスと見ます。
先行馬の少ないメンバーなので先行馬からいきたいとは思うのですが、レジュークレールは押さえまでに。
外枠の馬から。ピッチパーフェクトは前走からブリンカー着用。マジェスティックウォリアー産駒なら1800mの方が良さそう。自分から動いていけるタイプなので脚質面の不利もカバーできると見て。
トロンアゲインは陣営が馬込みの苦手なタイプと述べているので外枠プラスでしょう。じっくり構えて終い勝負が良いと言っているのは不安ですが、さほど後ろから競馬を運ぶ馬ではないので、中団より前で競馬してくれれば。

札幌9R 石狩特別 ◎6.クラシックステップ A評価 穴1.ジオパーククラウン
クラシックステップの前走は外を回して上がり最速4着。最後に一気に差を詰めていたので、内を突いた2着キングロコマイカイよりは内容的に上。外差しが決まる馬場と見ているだけに今度こそはチャンスと見ます。ちなみに4走前のテーオーソラネルの2着はかなり価値が高いと見ています。3着には5馬身差を付けています。3走前は手応えも悪かったですが、直線で挟まれる不利あり。2走前は最内の狭いところに突っ込んだ分でしょうか、0.4秒差でさほど負けた感じはありません。
ジオパーククラウンは前走出遅れ。余力ラップでしっかり上がりも使っての新馬勝ちなのでさすがに1勝クラスは突破できる器だと見ます。駐立の練習はしているそうですし、まともに出れば内枠でも粘れると見ます。

小倉9R 筑紫特別 ◎10.マイネルカーライル A評価 穴4.シルヴァーデューク 穴12.サンライズプルート

※勝負レース

ここは余力ラップ該当馬が2.4.5.6.10.12の6頭。この6頭で決まると予想します。
マイネルカーライルは気性面が原因で負けてきています。1800mに短縮&未勝利勝ちの小倉芝1800mで巻き返せそうです。未勝利戦は重馬場でL2が22.5秒なので弱い訳はありません。
とにかく気性なので、小回りの2ターンコースなら折り合いも付きやすいでしょう。
余力ラップ該当5頭に流せば良いと思っていますが、推奨はまずシルヴァーデューク。2走前のエルトンバローズに0.3秒差の2着は評価できます。安定した先行力も魅力的。
外枠ですが、サンライズプルートも実力馬。前走の1.33.2という時計は上のクラスでもやれる水準です。未勝利2着時はエルトンバローズに0.2秒差。エルトンバローズ比較でこれも通用するはずです。
シュタールヴィントも買いますが、そんなにテンが速くないので次点。アリスヴェリテは実力はかなり高いと思いますが、どうもテンの遅さがネックになっています。マイネルメモリーは実力馬ですが、差し脚質なので開幕週で届くかが鍵です。

新潟9R 湯沢特別 ◎6.ロードプレイヤー ※S評価 穴7.ヒシルリアン
百日草特別からずっと期待していたロードプレイヤーはここが勝ち上がりの大チャンスです。追い切りは南WでL1が11.3秒。全体時計は遅かったですが、L1だけなら過去最速ということで状態も良さそう。
プラス材料はまず、菅原明良騎手に乗り替わること。そもそも田辺騎手がかなりヘマをしていた感があるのと、差し得意の菅原騎手は新潟外回り成績もかなり良いです。
前走は前が詰まっての4着でしたが、1-3着馬が余力ラップ該当馬でした。今回に関しては該当が他にヒシルリアンのみで、これが長期休養明け。百日草特別でもロードプレイヤーが0.2秒先着しています。
ロードプレイヤー自身は新潟外回りがかなり向きそうです。新馬戦でブレイディヴェーグに勝っていますが、このブレイディヴェーグはその後の2連勝の内容が圧巻。相当な器です。32.5秒の上がりでこれに勝ったのはかなり価値が高いですし、3着には5馬身差。新潟はL1での失速幅が大きいので、東京で届かなかったような馬はプラスです。百日草特別がまさしく前が止まらず差せず、の競馬だったのでプラス。
問題はスローペースになりそうな点ですが、近走はある程度位置を取れています。新潟外回りの長い直線を使って能力を発揮できるであろうここで勝たなければどこで勝ち上がってくれるのか……と思っているので、S評価です。S評価は6割程度の勝率が取れて、かつ、妙味ある馬に打っているつもりなので、3倍以上付きそうなここは良いところでしょう。
とにかく勝ってください……。待っています。

札幌10R 羊ヶ丘特別 ◎10.バニシングポイント B評価 穴5.セフィロ 穴11.ジョウショーホープ
バニシングポイントの前走は、上がりの必要な馬場ということで本命を打ちましたが、今回は外差しが決まりそうなメンバー。内枠が恵まれるコースですが、ある程度のペースでは流れてくれそうです。
セフィロの前走は差しの飛んでくるレースで先行押し切り。速い上がりを使える馬なので控えても。
ジョウショーホープは前走、ラジオNIKKEI賞5着の強いコレペティトール、速い上がりを使ったバニシングポイントにやられたという感じ。外から差す競馬でも問題ない馬です。
レイベリングの前走はさすがの強さでしたが、能力の高い馬だけに最内枠でない方が良かったと思います。評価はしますが、内枠で控えて届かず、のパターンも考慮しておきたいところです。

小倉10R 西部日刊スポーツ杯 ◎8.ブレイヴロッカー A評価 穴5.セブンマジシャン
ブレイヴロッカーは地味な印象を受けるかもしれませんが、かなり強いと思っています。
前走は自身、L1を11.4秒で走っているはずで、上がり3ハロンも2位に0.6秒差付けています。2走前は外枠がかなり響く競馬になっただけです。アザレア賞とゆきやなぎ賞は余力ラップ戦。
小倉もハイペースになりやすい2000mならある程度差せるはずです。
差しの方が良いと見ているのでセブンマジシャンを穴推奨。不利のあった京成杯で3着はやはり強いでしょう。スプリングステークスは高速持続戦になって差せないレースに。差し馬で最上位ということで評価します。

新潟10R 新発田城特別 ◎17.メイショウカイト A評価 穴14.タマモダイジョッキ 穴16.バグラダス
内回りは外枠から。ある程度流れてくれそうなので、延長して3戦連続好走のメイショウカイトに期待します。3走前の皆生特別はかなり後半ラップが速くなりましたが、4馬身圧勝のベルクレスタは破格にしても、2着ロンズデーライトもかなりの能力。それに0.3秒差のメイショウカイトも能力上位でしょう。2走前はスローで内枠有利でしたが、外枠から外を通して追い込んでの2着。前走はかなりのハイペースを追い込んで3着と、ペースも問いません。前走のペースに対応できた今なら1400mも苦にしないはず。鋭い脚で追い込んできてくれるでしょう。
タマモダイジョッキはここ4戦の指数優秀。4走前から102.103.96.100です。1分21秒前後で安定して走破しているので、ここは力量上位のはず。
バグラダスはマイルだとやや長いですね。前走の1200mは加速ラップになった通り、上位は強い。バグラダスも持続ラップくらいでは走っています。これも東京芝1400mで1.20.8で走破している通り、1勝クラスなら能力上位。高速馬場の方が良いタイプで、ここなら大崩れはないでしょう。

札幌11R 報知杯大雪ハンデ ◎12.ステイブルアスク B評価 穴5.フームスムート 穴8.シダー
ステイブルアスク&古川奈穂騎手のコンビは買いにくいのは間違いありませんが、今回は10番人気くらいまで落ちそうで、それはいくらなんでも人気が落ちすぎです。
前走はかなり外を回されましたが、前走は休み明けの分もあったという話です。矢作厩舎の中1週は買いで、ハンデ戦での55キロも恵まれました。シダーにも先着経験があります。上積みありという話なので、前走より買えるのに人気が更に落ちるなら本命にします。
フームスムートは北海道巧者で前走でクラスに目処の立つ走り。58キロから56キロに減りますが、前走で先着されたシダーは斤量変わらず。逆転あっても。
シダーは現級上位の存在でほぼ崩れていませんが、先行脚質という点と斤量が以前からどんどん増えてきているのも不安。軽視禁物ですが、今回は穴推奨までとします。

小倉11R 阿蘇ステークス ◎12.ブラックアーメット A評価 穴8.アラジンバローズ
ラヴィータエベラの逃げが予想され、スローはまずなさそう。中枠スレイマンが初ブリンカーで、外の延長馬メイショウテンスイも先行するとなればペースは流れそう。
ブラックアーメットは休み明けですが、比較的休み明けは走るタイプ。1700mなら堅実に脚を使えるので、前が止まって伸びてきてくれそうです。58キロが不安点。
アラジンバローズは芝スタートで遅れるだけで、ダートスタートなら先行できそう。道悪がベターだと思いますが、良馬場でも特に問題はないでしょう。素直に能力最上位だと思うので、ここは評価します。

新潟11R 稲妻ステークス ◎8.ダンシングニードル A評価 穴12.アビエルト
ダンシングニードルの前走は内枠からハナを奪って53.9秒での勝利。2走前はトレンディスターの2着でしたが、トレンディスターは先週、2勝クラスで楽勝しました。前走時と同じ高速馬場ならまず下手な競馬にならないでしょう。前走のテンの速さもメンバーダントツです。
行く馬が多いので、相手には外枠から差せるタイプを抜てき。アビエルトは2年前の邁進特別で2着、54.6秒と速い時計で走破しています。3勝クラスになってから好走していませんが、外枠ばかり引いていて運がないのも確か。2走前の上がりは33.9秒、前走の上がりは33.7秒と速い上がりは使えています。ハンデ戦で軽量馬が多いのは気になりますが、外枠から差せるタイプが少ないので狙ってみます。

札幌12R ◎6.フミサウンド A評価 穴3.サウザンサニー
フミサウンドはダリア賞からずっと期待している馬ですが、どうも休み休みで使って力を出し切れていない印象です。前走も休み明けの分、反応が悪かったという話ですが、0.3秒差でさほど負けてはいません。続けて使えた2走前は1.21.1で走っていてやはり能力は上位。1回使っての変わり身に期待します。
サウザンサニーの前走はスタート後に挟まれる不利がありました。それでも前走指数は103と1勝クラスでは力が上。ファルコンステークスの3着も価値が高いです。もう少し外枠が良かったのですが、ダートでも強い馬だけに、多少荒れた馬場でも速度は落ちないはず。普通に回ってくれば圏内ではないかと思います。

小倉12R ◎8.レッドヒルシューズ A評価 穴1.ダイヤモンドフジ 穴3.ニシノコウダイ

※勝負レース

余力ラップ該当のレッドヒルシューズは人気になるだろうと思っていましたが、どうやら全券種で売れておらず、人気薄のままになりそうです。これは俄然買いでしょう。
まず白菊賞がL5・58.0秒、L4・45.9秒という速いラップで評価できる一戦。ムーンプローブとタイム差なしの2着でしたが、ムーンプローブはフィリーズレビューで外枠から2着している強い馬。エルフィンステークスは余力ラップ該当馬の集まったはハイレベルな一戦で、2着と0.2秒差なら評価して良い水準です。
アネモネステークスはハイペースで外からマクった馬が恵まれたレースですが、どうやらハイペースのマイルでは苦しいようです。次走の阪神マイルはかなりのハイペースを先行して失速。前走は短縮しましたが、かなりのハイペースを先行してL1で失速。レースっぷりを見る限り、1200mで先行する競馬なら通用しそうです。8番枠なら悪くありませんし、テンもまずまず速いのである程度先行できそう。ここで駄目なら今後も厳しいのではないでしょうか。
ダイヤモンドフジは園田に移籍していましたが、ダートは合わないのか3勝するのに時間がかかりました。未勝利の時から1勝クラスで通用の時計で走っていました。最内枠は恵まれそうで、テンの速度も劣っていません。
ニシノコウダイは2走前が長期休養明けで、これはハイペースもあって粘れませんでしたが、短縮した前走が好時計での勝利。これも3番枠有利ですし、先行できる速度もあります。

新潟12R ◎3.サイモンギフト A評価 穴5.アンスリウム 穴12.ジャックパール
内枠勢が速く、中でもサイモンギフトが1番速いはずです。2.3走前は世代限定戦の短距離らしくハイペースになって行ききれず惨敗ですが、混合戦になった前走ではしっかり巻き返しました。世代限定の短距離の方が基本的にハイペースになります。混合戦なら今回も堅実に走ってくるのではないでしょうか。4走前は世代限定戦の超ハイペースでも逃げて5着と力はあります。未勝利戦も逃げて12.7秒でまとめているのでバテてはいません。
アンスリウムは前走が好時計。結構な素質馬が揃っていました。内で揉まれても全く問題なかったので、ここで揉まれても崩れる危険性は低いと見ます。
大穴で狙ってみたいのがジャックパール。未勝利勝ちはドスローだったのでどの程度価値があるのか謎ですが、一応、L2が24.4秒。基準を24.3秒以内に修正したので余力ラップ基準外にはなりますが、速い水準なのは間違いありません。テイエムスイスイを差し返す形でしたが、テイエムスイスイの方は1000mで未勝利・1勝クラスと連勝。ジャックパールは砂被りが完全に駄目な馬で、2走前は砂を被ってズルズル下がりました。前走は出遅れ気味のスタート。砂を被らないように外目に出していましたが、序盤に砂を被ったのか下がるところがありました。東京ダート1600mで34.1のハイペースでもそこそこ追走できていたので、長期休養の成長&3キロ減&外枠という条件が上手くハマれば外からある程度位置は取れても。
前走は勝ったサンライズジークの指数が104とかなり高くなり、殿負けのジャックパールでも指数は84。しかも1200m通過地点までは脚がありました。1200mの短縮にも期待。追い切り評価が悪く、陣営も弱気ですが、一発大穴をあけても。

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