2023/8/13(日) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。ロジックに添っていなければC評価になります。ロジックに添っていればB評価、中でも3着内が堅いと思えばA評価になります。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

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競馬王2023年7月号に私の記事が掲載されました!優駿2023年8月号にて、余力ラップを取り扱った、山崎元様の記事が掲載されました。

まえがき・馬場予想

こんばんは。
ブログ予想にて、小倉12Rのワイド万馬券を的中させたのですが、その後、リプやDM、オープンチャットなどで大きな反響をいただきました。自分が外していただけに、びっくりしましたよ。
個人的には本命馬を推奨するのも重要と思っています。というのも、本命馬を推奨するということは「良い穴馬が不在で、荒れる確率も低い」と考えているからです。堅く収まるだろうレースで穴狙う人もいる訳なので、私は大事だと考えています。
でもやっぱり穴馬券を取れた時の反響の方が圧倒的なんですよね。穴馬券には夢が詰まっているから仕方ありません!
来週のコラムの内容決まりましたね。「前走地方を使った馬の扱い方 芝・ダート」です!

馬場予想。
新潟外回りは中枠有利で、外枠も悪くない、内枠も強ければ来られる、という感じでしょうか。先行有利が顕著で、差し馬は展開次第でしょうか。
新潟内回りは外枠先行>外枠差し>内枠先行>内枠差し(ほぼ壊滅)、です。
新潟ダートは、1200m.1800mともに外枠先行有利が顕著ですね。

小倉芝はまず、クッション値が8.9と低めなんですよね。その影響でしょうか、時計は速いのですが、超が付くほど速くありません。また、展開によっては差しも来ていますね。クッション値の低さによるものだと思います。日曜は踏み固まって先行有利が強くなるかもしれませんが、元のクッション値が低いというのは覚えておいて良いです。馬場が荒れるのもおそらく例年より速くなりますよ。
小倉ダートは外枠先行が基本です。

札幌芝は想定通り、だいぶ外差し有利に傾いていますね。コース替わりがない限り、内は復活しないので、明日はより外差しになっているかもしれません。
札幌ダートはだいぶ、外マクリ馬場に戻ってきたという印象。日曜はもう少し乾くと思うので、乾いて先行が残りやすくなる危険性もなくはないと思っています。とはいっても、外枠差しで取ってしまうんだよなあ……。

では、本日もどうぞよろしくお願いいたします!

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

札幌2R
6.アンタッチャブル(芝)
11.メイショウカガ
札幌3R
1.スペルキャスター(芝)
14.サラサビーザベスト
札幌4R
2.エリム
7.プレサージオ
10.ルカン
12.プリティジェニー
13.アラメダ
14.アイサマン
札幌6R
1.ゴルデールスカー(芝)
9.サンマルパトロール
14.ドゥラレジリエント
札幌7R
14.パルティキュリエ
札幌10R 藻岩山特別
5.ハウゼ
札幌12R
13.ダブルジョーク
新潟2R
5.フォードテソーロ
新潟6R
9.コスモチプリア
新潟12R
8.ドライブアローカス(ダート)
14.ジュドー
小倉1R
タガノエクレール
小倉2R
18.フェリキタス
小倉4R
16.プロミシングギャル
小倉10R 博多ステークス
6.チャンスザローゼス
小倉12R
2.ダノンセシボン

好走期待馬

札幌1R ◎4.デビルシズカチャン B評価 穴7.スパークルジョイ
札幌芝は少しずつ時計がかかってきており、外差し有利傾向も強くなっています。
デビルシズカチャンの新馬戦は高速馬場だった時の函館。L2が22.5秒の余力ラップ戦になりました。1着には1.2秒も離されましたが、ベストウォーリア産駒ということで切れ負けした部分もあるのではないでしょうか。2戦目もかなり時計の出る馬場だった札幌戦。L2が22.8秒と余力ラップにもうひと息でした。これも切れ負けした部分があると見ます。土曜最終の1200mは好メンバーが揃ったのでL1が11.9秒と速くなりましたが、2歳未勝利なら12秒台に入るはずです。ここ2戦よりも上がりのかかる馬場で再度期待してみます。2戦ともルメール騎手が鞍上だったということは素質を評価されている馬のはずです。
穴にスパークルジョイ。新馬戦は1500mで、逃げましたが、当時の1500mは逃げ馬が残せそうで残せない馬場で、その後ろにいる馬が差し切るレースが目立ちました。レッドファルクス産駒は、リバートゥルーのようにダートで速い上がりを使う馬が目立ちますが、芝では上がりのかかるレースで相対的に速い上がりを使うタイプが目立ちます。芝のコース別成績を見てみると、福島が好成績。東京よりも中山向きです。京都芝では4度走って全滅。こういう状況なので、今の札幌芝は合うのではないかと考えます。

小倉1R ◎4.タガノエクレール A評価 穴5.アンモード ※立川サロンアネックス提供予想

 タガノエクレールの新馬戦は、L2が22.6秒の余力ラップ戦。L2地点で先頭で、最後は勝ち馬に0.1秒交わされているので、ギリギリ22.7秒をクリアしています。逃げてギリギリクリアの場合は距離延長がハマるか微妙な場合も多いのですが、福島芝1800mに延長した前走は距離以前に負けすぎで、おそらくはタフな馬場が合わなかったのではないかと推測しています。小倉の開幕週の高速馬場なら問題ないでしょう。逃げ・先行脚質という点も今の小倉では魅力的です。他に優秀なラップを刻んでいる馬もいないので、ここはタガノエクレールの巻き返しに期待して本命とします。

 続いて良いラップだったのがアンモードでしょうか。L5基準クリアのエンヤラヴフェイス戦で2着の馬です。上がり34.6秒はエンヤラヴフェイスよりも0.3秒遅く、この馬のL5を見ても58.3秒ほどかかっているように映りましたが、中京マイルで58.3秒なら十分速い水準です。L5よりも、L1で12.0秒まで失速している点が気がかり。基本的にL5基準さえクリアしていれば、延長はこなしやすいのですが、L5基準クリアでL1が12.0秒まで落ちているパターンはあまり見かけません。延長をこなせるか半信半疑ではあるのですが、高速馬場&スローになりやすい小倉芝1800mなら何とかなるだろうと考えて目を瞑ります。

 タガノエクレールの人気がかなり落ちそうなので、少し手広く買っても十分プラスにできそうです。

札幌2R ◎12.レッドバルデス B評価 穴8.ヘラクレスノット
正直、札幌ダート2400mは分かりません。おそらくは外枠が良いでしょう。
前走で2400mを使っているのが、ヘラクレスノットとレッドバルデス。この前走がずっと13秒台を刻んで、L5地点から12秒台を連発するラップになりました。L5が61.7秒でL4が49.0秒なら余力ラップに該当なのでこの2頭は素直に強いのでは?と推測します。それぞれ0.6秒差、0.7秒差だから基準外になっていますが、2頭ともL4を49秒台では走っています。2400mでどういう馬が走るのかさっぱりですが、この2頭は信頼して良さそうなラップを刻んでいるのが幸いです。

小倉2R ◎1.ジョーシーゲル A評価 穴4.オミコシ
ジョーシーゲルとオミコシは前走のテン1Fの速度が1.2位。
ジョーシーゲルの前走は、外枠有利になっていた中京で逃げましたが、直線は馬場の悪い内をロスなく回ってきました。結果、馬場の外を通した馬4頭に交わされての5着で、これは不利が大きかったと見ます。2走前は超ハイペースを先行。4F通過44.7秒では止まってもおかしくありませんが、4着で1.21.3と好時計。力はあります。今回は最内枠でロスのない競馬ができるので、逃げか先行さえすれば、残っているのではないでしょうか。
オミコシは初芝の前走が好内容。指数は95で、ここで人気のユハンヌスに先着しています。脚が鈍ったのはL1を過ぎてからなので、1200mで能力全開でしょう。ビッグアーサー産駒という点も魅力的です。

新潟2R ◎5.フォードテソーロ A評価 穴9.タマモヴェナトル 穴13.モイスチャー
フォードテソーロは4走前がかなりのハイレベル戦で、1着トーセンサウダージ、2着コレクテイニアはマイルではかなりの器です。L4も49.5秒で、L1は12.3秒。フォードテソーロ自身が作ったラップです。
前走は内枠が響いて位置を取れませんでしたが、外から被せてきた組も苦しくなりました。2走前は逃げてクビ差2着と頑張っているので、このメンバーなら先行できるでしょう。先行さえしてしまえば力は上。1800mより1600mで一気にパフォーマンスを上げた馬で、1700mも微妙ではありますが、1800mよりはまし。このメンバーなら勝ち負けしてもらわなければ困ります。
タマモヴェナトルの前走はスタートで大きく出遅れ。これは度外視で構いません。自分から動けるタイプで、2走前は中山ダート1800mを50秒台で走っています。ブリンカー着用で、成長も伺えるいう話です。ブリンカー効果でもう少し前目に位置を取れれば。
モイスチャーは1700mに延長して2度ともまずまずの内容。更に100m延長にはなりますが、新潟ダートは延長馬が走りやすいので問題ないでしょう。外からハナを奪ってスローに落とせば。

札幌3R ◎14.サラサビーザベスト A評価 穴5.メイショウウナバラ 穴6.ラスブリサス
余力ラップに該当のサラサビーザベストは強いのは強いのですが、1倍台前半想定は人気になりすぎに思います。だからといって逆らう訳にもいきません。3走前の1400mが余力ラップ戦で、2走前も余力ラップ戦ですが、0.8秒差。前走はL4が50.7秒で安定して高い水準で走っています。
メイショウウナバラの前走はかなりイレ込んでいたらしく砂を被って進まず最後方からになったという話。2走前は余力ラップ戦で0.7秒差と力はあります。前走より悪くなることはないと見て穴推奨に。
ラスブリサスは前走でサラサビーザベストに次ぐ3着。0.2秒差なのでこれも十分勝負圏内でしょう。

小倉3R ◎8.プレッジ A評価 穴16.プレシャスアロー
日曜も午前は人気馬を推奨するのが多くなりますね……。
プレッジは前走の初ダートが好内容。L4が50.4秒で、未勝利戦で堅実なフミヤングフェイスに先着しました。5馬身離されてはいますが、残り100m辺りでほとんどの差を付けられたので、100m短縮はプラスでしょう。砂被りも全く問題にしませんでした。ここは勝ち負けでしょう。
プレシャスアローは前走がデビュー戦。L4が50.5秒のハイレベル戦で1.2秒差ならさほど悪くありません。こちらも残り100mで前との差が開いたので100m短縮はプラスに働きそう。3ヶ月振りの2戦目で上積みもあると考えれば、こちらも勝ち負け。2頭で堅そうなので三連複もありでしょう。

新潟3R ◎9.スピリットガイド B評価 穴16.オキャン 穴18.デビッドテソーロ
これは超難解。その分、当てれば配当は付きそうですが……。
スピリットガイドは新馬戦1番人気で512キロの大型馬。インヴィンシブルスピリット産駒で母父がドバウィなら短距離適性が高いはずです。新馬戦は最内枠からスタートで出遅れ。二の脚が速くてリカバリーしようとしたところで前が壁になってブレーキ。そこから外に出して上がっていき、直線は大外に。前半がメチャクチャだっただけに伸びなかった印象です。外枠の先行馬が恵まれる新潟内回りですが、9番枠に、今回ブリンカー着用とあらば先行できると思うので問題ないでしょう。延長もこなせそう。
オキャンの新馬戦は東京芝1400mで中枠から先行態勢に入りました。3F通過36.2秒でL2は22.8秒。このレースがこのメンバーが使ったレースの中で最も余力ラップ戦に近かったと言えます。オキャン自体は余力ラップではありませんが、それなりにレースレベルは高かったのではないでしょうか。それぞれの次走成績を見ていきましょう。2着馬→延長2着、3着馬→延長1着、7着馬→短縮ダートで4着。面白いのが惨敗組で、12着→短縮4着、13着→延長2着、15着→短縮3着、と惨敗組でも好走しています。それを考えれば、オキャンも通用するのではないか、と考えました。
デビッドテソーロの新馬戦はハイペースになったバスターコール戦。L2が12.0-12.5と止まっている通り、次走で延長した4.5着馬は着外で、同距離ローテだった3着馬勝ち上がり、となっています。デビッドテソーロは新馬戦出遅れて、ハイペースを追走していったので脚も使わされたはずです。スタートを決めて先行すれば残せても。

札幌3R ◎10.ルカン B評価 穴2.エリム 穴14.アイサマン ※立川サロンアネックス提供予想
 余力ラップ戦で僅差負けの馬や、個別ラップでは余力ラップ該当の馬が集まったかなり面白い一戦です。難解ですが、その分、人気が割れてくれているので、的中させれば好配当が見込めます。

 展開はハイペースを予想。アオイコウキに、ヒラリやピカパンドーラ、短縮のルヴェルリドー、ベンハーも速く、プレサージオは引っかかって先行するタイプです。馬場は先週の雨で内がだいぶ悪化したという印象。土曜は外差しタイプの活躍が目立ちました。内有利の札幌芝1500mですが、スパイラルカーブではないため内にいるとゴチャつく危険性があります。ハイペースなら外枠から差す方がスムーズでしょう。ここは外枠差し馬を中心に考えました。

 本命のルカンは余力ラップ該当馬の中でも最も優れたラップを刻んでいます。新馬戦のL2が11.0-11.2でしたが、ルカン自身はL1を11秒フラット程度で走っています。未勝利の身で挑んだチューリップ賞で5着と実力上位ですが、2.3走前は謎の惨敗。前走はブリンカー着用でしっかり走ってくれました。問題は「周りに馬が来ると慌てる」という気性面。前走も外から勝ち馬が差してくると、内にヨレてブレーキ。その後も追いにくそうなままゴールしたので言い訳の利く4着です。今回は外枠を引けたので、前走のようなブレーキのかかる場面は想像しにくい。ハイペースの流れを外からスムーズに差して来られると見て本命にします。

 対抗のアイサマンは2戦目が余力ラップ戦で、L2は22.7秒。この馬がルカンの外から被せていく危険性もありますが、おそらくはルカンが先に行って、その後にアイサマンが後ろを追いかける展開になりそうです。土曜の武豊騎手の騎乗っぷりを見ていると、外差し有利と決めて乗っているような印象を受けました。ここは前の崩れるタイミングを狙って、抜群のタイミングで仕掛けてきてくれるでしょう。

 エリムは新馬戦のL2が22.6秒で、上がり最速でした。前走は立川サロンアネックスの無料予想で本命を打ったのですが、前の馬がバテてきて進路確保に時間を要しました。その分の4着で、まともなら3着はありました。今回も内枠ですが、周辺がほぼ先行馬なので、道中は内で溜めて、勝負どころで外に出していけるでしょう。前走で0.7秒先着されたアオイコウキは今回、バテてくるはず。馬場と展開の差で逆転できると予想しました

小倉4R ◎4.ニホンピロパークス A評価 穴16.プロミシングギャル 穴17.ハイランドリンクス
ニホンピロパークスの前走は外枠で外々を回されたのが敗因です。2走前は時計が速すぎての敗戦。3走前は2着でしたが、2.3走前はほぼ同タイムで走っています。小倉芝2000m多頭数なら開幕週からある程度差しは利くはずで、内枠からまともに差せそうなニホンピロパークスを抜てきします。
プロミシングギャルは逃げ馬ですが、この馬は逃げ不利の展開になってもしぶとく粘れる馬。余力ラップ該当馬で強いのです。
ハイランドリンクスは指数で最上位。この馬も先行タイプですが、プロミシングギャルが沈めばこちらが浮上してくるのでは。前壊滅はないと見て先行馬2頭を穴推奨とします。

新潟4R ◎12.ゼンリョクダンス A評価 穴7.ロジブライアン 穴15.モノノフレッド
テンの速い馬から。ゼンリョクダンスの前走は大外枠から好発。押しても良さそうでしたが、内が速いので引いた印象。ちょっと下がりすぎたのですが、そこから巻き返して、昨日勝ち上がったサイレンスゴールドに0.1秒差まで迫ったのは立派。今回はもう少し遅くなりそうなので、前走より主張できれば4キロ減が活きるでしょう。
ロジブライアンはテンの速度が最上位でしょう。3走前のように逃げれば、粘りが増すと見ます。陣営もそう述べていて逃げる気満々のようです。大外モノノフレッドも速い馬。前走は休み明けの分だったというコメントが出ています。今回は叩き2戦目で大外枠。主張していけば粘れそう。
怪しいのがトウカイフィエロ。内のロジブライアンに行かれて、外からはゼンリョクダンスとモノノフレッドが被せてくる可能性が高いと見ます。控えても来るようなら仕方ありません。

札幌6R ◎8.ベイパーコーン A評価 穴1.ゴルデールスカー 穴9.サンマルパトロール
ここはドゥラレジリエントが圧倒的人気ですが、ベイパーコーンの前走のL4は48.9秒とかなり速く、それ以前の3戦も全てハイレベル戦。前走に関しては休み明けを叩いて良くなったという話ですから本物と見ても良さそうです。
ドゥラレジリエントは外枠で飛んでくれるか分かりませんが、ワイドなら来ても的中できるので敢えて切ってみても。三連複なら押さえます。
ゴルデールスカーは私が推していて、かなり贔屓目込みです。すみません……。芝で余力ラップを出しているのですが、ダートでも強い馬です。未勝利戦は37.2秒の上がりで、2位に1.2秒も差を付けています。2.3.4.6.8着馬がすでに勝ち上がっています。1700mでもさほど負けておらず、2走前は0.6秒差で、L4が50秒ジャストの余力ラップ戦。前走はサンライズグルーヴが圧勝とはいえ、L4が50.4秒。2着とは0.5秒差です。外枠の先行馬たちが競って止まってくれれば、ゴルデールスカーの浮上があっても。
サンマルパトロールは前走、ベイパーコーンが2着のレースで3着。L4が48.9秒でしたが、1.1秒の着差を足しても50秒ジャストと力はあります。2走前も余力ラップ戦で0.5差。ドゥラレジリエントが負けても全く驚けない強いメンバーが揃っています。

新潟6R ◎9.コスモチプリア A評価 穴13.ワイワイキュート 穴15.インディストーン
前走、馬連5万馬券を取らせてくれたコスモチプリア。前走はなかなか流れた中、先行勢で唯一残しているのだから素直に評価して良いように思います。もう一発ありますよ。外枠先行にも合致で恵まれそうです。
ワイワイキュートの前走は細かい不利が重なったと陣営が述べていますが、パトロールビデオを一回見た限りではあまり分かりませんでした。ですが、スムーズに外に出せなかったのは不利だったかと思います。2走前は差し有利の中、先行して4着で、指数102。これはオーヴァルブルームに次ぐ2位です。3走前は新潟内回り2000mで外枠差しで2着。夏の高速馬場は未経験ですが、内回りなら上がりもかかるのでやれても。
インディストーンは前走は距離が長すぎたとしても、2走前は、土曜に1勝クラス圧勝したオクタヴィアヌスの3着で、0.1秒差。時計も良いので外枠先行で通用します。
問題はオーヴァルブルーム。内枠差し脚質なので消したいのが本音です。消してもワイドで取れればオッケーなので消しましょうか。

札幌7R ◎14.パルティキュリエ A評価 穴8.シュライエン
パルティキュリエは余力ラップ戦のカーネーションカップで0.4秒差4着。新馬戦も余力ラップ戦で0.3秒差2着とこのクラスでは力が上。外枠ですが、牝馬限定戦でスローになりそう。先行策で押しきれそうです。
シュライエンは指数最上位で余力ラップを何回も出している馬です。前走はダートで度外視。2走前は不良馬場と長期休養明けで度外視しても。中3週ですが、最終追い切りが軽すぎる点が不安です。それでもこの実力馬が人気薄になるなら狙ってみたいと思います。

小倉7R ◎12.カズペトシーン A評価 穴1.メイショウランザン 穴2.メイショウジェンマ 穴9.サンライズプラーナ
1200mからの延長馬もそこそこ人気になっていますが、1400mで速い上がり使えるタイプでなければリスキーです。カズペトシーンは前走出遅れましたが、37.2秒の上がりで差を詰めました。L2もなかなか速い水準で走っているので、1700mはこなせるはずです。今回ブリンカー着用なので、外枠から先行できるカズペトシーンを本命に。
メイショウランザンは4.5走前は時計優秀なんですよ……。で、位置も後方一辺倒でありませんでした。今回は「使いつつ成績が落ちてきたのでリフレッシュを」と陣営が述べています。リフレッシュ効果があれば、復活しても良いと思うんですが、あとは最内枠をどうにかできれば。
メイショウジェンマは余力ラップ基準に近い水準で走っています。これも内枠が鍵です。
サンライズプラーナはここ2走がなかなかのレベルです。位置もある程度取れそうで、中枠。この馬が穴の中では一番信頼できそうです。

新潟7R ◎16.メリトリオ B評価 穴15.パンテーラネーラ
新潟1000mはよく分からん……。外枠が良いのと、ダート馬でも走れるのと、高速すぎる時計だと差しが届くこと、馬格ある馬の方が良く、斤量との割合も重要なこと、得意な騎手がいること、くらいは知ってますが、他に予想スタイルってあるんですかね……(笑)
おそらくそんなにペースは上がらないので、馬格があって先行できる外枠の馬から。
メリトリオは陣営がここまでで最高の状態と述べています。馬格があり、テンが速く、外枠で……と条件揃っているので人気でも。
パンテーラネーラもテンの速度上位です。前走は初戦で速いペースを先行できたのだから上積みもあるはずです。こちらも馬格があり、2キロ減で恵まれていますね。
新潟1000mは遊びで本当に少額。

札幌8R コスモス賞 ◎8.タガノデュード A評価 穴4.コスモディナー 穴5.シュンプウ
タガノデュードの新馬戦は指数が高く、勝ち馬で108。タガノデュードで94です。陣営によると「開催屈指の好メンバー」だったそうです。タガノデュードは出遅れましたし、内にいたので勝負どころで上がっていけませんでした。今回は少頭数で、外の方が伸びそうな馬場ならチャンス十分でしょう。
コスモディナーの新馬戦は+1.0秒の馬場差だった福島にしてはL4が速く、47.1秒。この低レベルメンバーなら上位でしょう。シュンプウの新馬戦は直線で外にモタれっぱなしでまともに追えていませんでした。ハミを換えるという話で、右回りに替わるのもプラスに働きそうです。

小倉8R フェニックス賞 ◎9.シカゴスティング A評価 穴7.ジョウゲンノツキ 穴11.ハヤブサソンタクン
よく、「2歳戦始まって余力ラップ使える季節じゃないですか?」と言われるのですが、今のところは全くそんなことないですね……。低レベル戦が多すぎて、比較が難解です……。
シカゴスティングが唯一の1勝馬で、使ったレースのレベルも高いので能力最上位でしょう。
穴にはジョウゲンノツキ。1400mで惨敗していますが、完全に止まったのはL1部。それまでは速かったので1200mなら。
ハヤブサソンタクンは新馬戦がL1基準クリア。ですが、このレースはペースが遅すぎるせいか、上位馬があまり活躍していないんですよね……。2戦目はこの時期の2歳未勝利としては珍しい超ハイペース戦。ヒヒーンの2着だたナムラエイハブが4着で、それと0.2秒差だったハヤブサソンタクンはまずまず力はありそう。前走の1200m通過は1.09.4。ハヤブサソンタクンは後ろからだったのでそんなに速く走っていませんが、これで行きっぷりが改善すれば、通用しても。

新潟8R ◎11.バンブーグローブ A評価 穴3.ショウナンライシン
バンブーグローブは新馬戦のL4が51.1秒での勝利。2.3戦目はメンバーレベルが一気に上がって辛かったのでしょう。特に3戦目はハイペースに巻き込まれてのものなので度外視。
前走は指数102での5着。ハイペースで内で砂を被りながらも問題なかったので、延長馬が走りやすい新潟なら勝負になるでしょう。
ショウナンライシンは素直に能力上位。かなりメンバーレベルが落ちているのであっさりもあります

札幌9R おおぞら特別 ◎7.メイショウフンケイ A評価 穴1.マイアミュレット
2勝クラスの1000mで良馬場なら差し決まります。
メイショウフンケイは現級上位の存在で、差す競馬もできます。ここは堅実に差してくるはず。
マイアミュレットは6番枠だった前走で最後良い伸び脚。今回は最内枠なのでタイトに回ってこられるはず。進路さえ空けば、圏内と見ます。

小倉9R RKB賞 ◎14.テイエムシニスター A評価 穴9.タイキドミニオン
テイエムシニスターの1勝クラス勝ちでウィングヘヴンが突っ込んできたのは「L1が13.8秒もかかったから」と述べていました。それだけテイエムシニスターが弱いと思っていたのですが、何と2勝クラスでも通用しています。六波羅特別はL4が50.2秒とまずまず。前走は差し決着なので見直せます。問題は1勝クラスのL1・13.8秒がどの辺りで止まっているのか、ですが、ウィングヘヴンの差の詰め方からみて、最後の最後で止まったのだと考えます。ということは、100m短縮なら止まらないだろうということです。テンの速さはここでも上位。他に速い馬は内枠に固まりました。なら、外枠先行のテイエムシニスターで良いだろうと判断します。
穴にはタイキドミニオン。この馬は昨年から1400mを使うようになったのですが、初期は追走に苦労していました。だいぶ追走力も付いてきて、1700mなら先行できるでしょう。前走はスタート後に衝突して後方になりながら5着と頑張りました。小倉は得意ですし、ここは頑張ってくれるでしょう。3歳馬に怪しい馬が多いので古馬から狙います。

新潟9R ◎4.エコロアレス A評価 穴1.メイショウミツヤス 穴10.ミロワール
ここ、エコロアレスが3番人気っぽいんですよね。前走はルメール騎手が先行させなかったのが大失敗だっただけです。元来はテンの速度が速く、戸崎騎手ならしっかり出していく仕事をしてくれるでしょう。1勝クラスでは3F通過33.3秒での逃げ切り。2着以下は差しですから、これは強いです。
エコロアレスが逃げるとして、これにミロワールがどの程度付いていくかが鍵だと見ます。あまり追っかけるとバテてしまう危険性があると見ます。2番手ですんなりなら残せそう。もし、突っ込んで潰れた場合、メイショウミツヤスの最内枠からの差しが決まる可能性があると見て穴推奨しておきます。

札幌10R ◎2.ヤマニンループ A評価 穴9.エルディアブロ
ヤマニンループの前走はノリらしいポツンでしたが、さすがに先週の馬場では届きませんでした。今回は怒りの連闘といったところでしょうか。差し馬場になってきている今なら差し届くと見ます。2走前は最内でどん詰まりでしたが、空いていればほぼ確実に勝っていました。
エルディアブロの前走はそのヤマニンループどん詰まり事件の現場でしたが、このレースはL5が58.0秒、L4が45.9秒とかなり優秀でした。内から先行して3着だったエルディアブロはずっと不利な展開でも大きく負けておらず、なかなか強い馬です。それとハナ差2着だったハウゼはどっちが上か評価下し難いと思っています。単純にスローだったからエルディアブロの方が恵まれたとは考えません。この2頭にここまでオッズの開きがあるならエルディアブロということで穴推奨にします。

小倉10R 博多ステークス ◎5.ウインリブルマン A評価 穴2.ハートオブアシティ

※勝負レース

ここは古馬3勝クラスなんですが、チャンスザローゼスは人気しすぎでないですかね……。どのくらい成長しているかにかかっているかと思いますが、簡単に通用はしないと見ます。
ウインリブルマンは長期休養明けの前走ではスローで逃げて、L5が57.7秒、L45.7秒と速いラップを刻みました。0.2秒差です。この数字だけ見ればチャンスザローゼスよりもだいぶ上なので、こちらを信頼します。番手から競馬できそうなのもプラス。2000mなら止まるかもしれませんが、1800mなら簡単に止まらないでしょう。
ハートオブアシティは2走前、セイウンハーデスの2着だったレースが好内容。L5が58.3秒なんですが、このレースは5F目から11.5秒と速いラップを刻んでいます。最内枠で恵まれたのは確かですが、今回も恵まれそうです。前走は先行馬壊滅になったので度外視。ずっとハイレベル戦で頑張っている馬なんですが、問題は先行できるかどうかという点。テンは決して速くないので、内枠の利を活かして何とか先行してほしいと思います。

新潟10R 三面川特別 ◎8.ウィズグレイス A評価 穴2.ルージュカルミア
レイトカンセイオーに触れた時、ウィズグレイスの2走前は高速持続戦の縦長馬群になったから先行馬が来たと言いました。で、レイトカンセイオーを低く評価していたんですが、このレースは評価して良いんですね、おそらく。レイトカンセイオーが先週勝ったからちょっと見直しました。ウィズグレイスの前走はハイペース濃厚で、差しが決まるだろうというレースでした。ファジェスがマクって残したのは驚きましたが、ウィズグレイスもマクられる側になって4着に残したのは立派です。高い持続力を持っているんだと思います。
新潟外回り芝は先行有利なので、スローでウィズグレイスが逃げ切ると予想します。
相手にルージュカルミア。エピプランセスは昨年に新潟2000mでかなり良いラップで勝ってはいますが、3勝クラスではそう抜けた能力は持っていないなと判断。ルージュカルミアの方が外の分、わずかに前に行けそうなのと、東京で良いラップを刻んでいる点を評価します。とはいえ、甲乙つけがたいというのが本音ではあります。

札幌11R UHB賞 ◎15.カルネアサーダ A評価 穴8.コムストックロード 穴10.マイネルジェロディ 穴13.レッドベルオーブ

※勝負レース

行く馬が少なく、ここは外枠の先行馬から。カルネアサーダの前走は開幕週での外枠が応えたという話です。青函ステークス2着時はイーヴンペースで2着。割とすっ飛ばしても残るタイプではあるのですが、スローでも悪くはないでしょう。
コムストックロードの前走は行く馬が少なくて押さえたら良い競馬で2着。福島テレビオープンは2年連続で頑張りました。楽に先行できそうな今回もチャンスと見ます。
マイネルジェロディもスローの方が良いタイプで、カルネアサーダと僅差の競馬をしています。
レッドベルオーブは1200mなら折り合いを欠いても頑張れています。外枠で暴走しなければ。

小倉11R 小倉記念 ◎1.カレンルシェルブル A評価 穴4.マリアエレーナ 穴6.カテドラル 穴7.ゴールドエクリプス

※勝負レース

カレンルシェルブルは何だか地味な印象ですが、実力は確かです。前走は前有利で、内枠も不利に。2走前は極悪馬場で度外視。3走前は楽に勝っています。どうも過小評価されているように思いますが、今回は絶好の最内枠。ハイペースになりやすい2000mとはいえ、先行馬が少ないのですが、テーオーシリウスはある程度飛ばしてくれそう。
内枠差しが決まると見ます。
マリアエレーナは昨年圧勝。しばらく軽視していましたが、超高速馬場タイプをすんなり先行できるレースがベスト。昨年勝ったここがベスト舞台です。
カテドラルは小倉が大の得意舞台。差し決まると読んでいる以上は消せません。
ゴールドエクリプスはマーメイドステークスでかなり外を回す競馬。あれで4着はかなり強い。引き続き51キロで。2勝クラス勝ちも良いラップで勝ちました。

新潟11R 関屋記念 ◎5.セルバーグ A評価 穴14.ロータスランド 穴16.ラインベック

※勝負レース

セルバーグの特徴については詳しくは立川サロンアネックスの見解に書いています。おそらく逃げられないとは思いますが、2.3番手で競馬はできそうなメンバー。馬場と展開的に前が恵まれそうなので、スローからのロンスパで押し切れると見ます。またもや舐められた人気です。勝ってほしいですね。
先行有利ということでロータスランド。2年前の覇者で、先行できる馬です。マイルはやや長い印象ですが、ヴィクトリアマイルは頑張りました。
ラインベックは去勢後、今となってはかなり安定しています。前走の1.31.9という走破時計は超優秀です。

札幌12R ◎13.ダブルジョーク ※S評価 穴2.スマートビクター
ダブルジョークは勝ち上がり戦が余力ラップでL4が49.8、L2が24.4秒、L1が12.2秒。これだけ余力十分なら時計短縮はまだまだ可能です。骨っぽいメンバーは不在でここは勝つと見てS評価にします。
ダークモードは前走のラップを評価していません。最内枠の不利もありましたが、またもや最内枠。
オソルノは評価して良い馬です。
穴にはスマートビクター。きちんと逃げられるかどうかが不安ではありますが、2走前はL4が49.5秒で、1勝クラス突破できる力はあります。

小倉12R ◎8.ゴーウィズフェイス A評価 穴2.ダノンセシボン
ゴーウィズフェイスのテンが一番速く3キロ減で52キロなら問題ないでしょう。行って逃げ切れるかどうかだけ。
ダノンセシボンは新場戦が余力ラップで好時計。前走もハイペース差し決着で逃げ粘りました。内枠をタイトに回ってくれば圏内です。

新潟12R ◎14.ジュドー A評価 穴7.オメガキャプテン
あまり速くなりそうにないので先行タイプから。
中でも未勝利好時計の2頭を抜てきします。
ジュドーは前走、ハイペースを先行して1.32.8。しかも余力ラップ戦で、上位もかなりの逸材でした。短縮がかなりハマったタイプなのでしょう。さらなる短縮で勝ち切ってほしいところ。
オメガキャプテンの前走は1.20.3。ますます力を付けてきているようで、走破時計はナンバー1。やや内目の枠でも先行できるので問題なさそうです。

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