兵庫チャンピオンシップ2021　予想　基本に忠実に。

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。地方交流重賞は、netkeibaの「タイム指数」も参考にしています。

◎　5　ゴッドセレクション
○　9　ランスオブアース
▲　10　ロードエクレール

園田の1870mで行われる兵庫チャンピオンシップ。
注意点だが、園田は砂質の問題でスタートで滑りやすいという。
どういう原理かは他ブログを参照してほしい。

うまめし.com

で、特に外枠が滑りやすいというのは武豊も発言していたほど。
何故、外枠なのかは分からないが、砂圧等に何か内枠と違いがあるのだろう、事実としてそうなのだから理由はそこまで気にする必要はない。

直近で良い実例が存在する。
昨年末の兵庫ゴールドトロフィーで、大外枠で滑って大出遅れしたのがラプタス。
映像を見ても「こんな出遅れ方あるのか？」と思うくらい初めて見るような出遅れ方。馬は必死で出ようとしているのだが、滑って膝を折ってしまって馬が焦っているような感じで、見ていて可愛そうになるような出遅れ方である。

ロードエクレールが外枠で、この馬、一度出遅れて、やる気を完全になくしたような酷い惨敗をしている。
今回、出遅れても外枠なのでリカバリーは可能だろうが、気分を損ねた時の負け方が酷いので、そうなってしまうと地方馬に先着を許す可能性がある。
2番手でも競馬が出来れば良いが、勝った2勝はどちらも逃げ切り。ゴッドセレクションが逃げた時、どうなるかが未知数。2番手追走ならさすがに地方馬に先着を許すことはなさそうだが……。
という訳で、ロードエクレールは単穴。

次に、印を打たなかったリプレーザ。
ダートでは未勝利勝ちのみ。
未勝利戦は3度走って、102、102、101（勝ち上がり時）、と安定している。
ただし、この指数は1400ｍでのものだし、オープンクラスの指数で100を出すには、あと1.5秒は時計を詰める必要がある（「先週の結果分析」の指数は1が0.1秒に値する）。
前走は芝1200で32.9秒という極限の上がりを使っている（桜花賞の週で、超高速の上がりが出る馬場になった恩恵もあるが）ように、馬の適性は正反対のところにあるだろう。

これではタフな地方交流重賞の1870ｍで買える訳がない。
中山ダート1800ｍ組と相性の良い兵庫チャンピオンシップだが、それは原因明らかで、中央のダート中距離で最もタフなコースが中山ダート1800ｍだから。
この馬が中山ダート1800ｍの1勝クラスに出てきたとして、馬券を買うかと聞かれたら、間違いなく消す。人気ならなおのこと、危険な人気馬として扱うだろう。
阪神ダート1800ｍならまだ分からなくもないが……。
とにかく、リプレーザには芝・ダートの短距離路線で頑張ってもらいたい。

ランスオブアース。
前走は最内枠。特に行く素振りを見せず、馬なりでいたらポジションが後方になったような感じ。
まずまずペースは流れたので、差しも届く流れではあったが、単純に力不足だったのだろう。
だが、このメンバーに入れば話が変わってくる。
前走の走破時計1.54.2はロードエクレールの1勝クラス勝ちと全く同じ。
馬場差も0.1秒しか差がなく、ロードエクレールが指数では1だけ上になる。
紙一重な差としか言いようがなく、脚質の差を込みにしても人気程の差はない。
元々は先行出来る馬だし、地方馬とは力差がありすぎて実質少頭数のこのメンバーなら、前走よりはるかに競馬がしやすいはず。
馬券妙味も考えてこちらを上に取る。

本命のゴッドセレクション。
ハイペースだった伏竜ステークスを2番手から押し切って1.52.1、オープンで指数105なのだから掛け値なしに強い。このメンバーでは1枚、いや、2枚は抜けている。
安定感もあって逆らう理由は特に見つからない。
負けたら事故と見る。
この馬を頭で買うのが一番美味しいだろう。

他、大崩れがあるならロードエクレールとリプレーザだと見る。
そのため、ゴッドセレクション→ランスオブアース→地方馬、の三連単も100円だけ購入予定。

以上。
馬券は購入したらここに貼り付ける。