2023/1/13(土)「余力ラップ2.0」予想

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

まえがき

こんにちは。
Amazonのリンクが変わって、今まで添付していた本のリンクが利用できなくなりました。自著だけ貼っておいたけど、デカすぎるぞ……。

木曜、土日の予想の目処を立てておいたらだいぶ楽になりました。
枠順が決まる前に予想しておくと、決まって変な枠引いた時に迷うからあまりしないようにしておいたんですが、ウマい馬券も始めてから時間掛かりすぎるのでやっておいた方が良さそう。

では本日もどうぞよろしくお願い致します。

馬場予想

中山芝はクッション値が10.4までアップ!
これは今年に入って1番の数字です。このクッション値ならまだまだ内枠先行馬が有利で良さそうです。JRA画像を見ても内はまだ荒れていません。
ただし、2000m以上になるとペースも速くなりやすく、差しも決まりやすくなります。その点は展開考慮しつつ。

中山ダートは含水率が2.9%。
先週は1%台だったのでやや上がりましたが、それでもまだまだパサパサの水準。
ダートってどうして含水率云々以前に季節で馬場差が出るんでしょうかね。冬場だと含水率以前に時計が掛かりますよね。
今週も差し馬場と考えて、差し馬をバンバン狙っていきます。

京都芝はクッション値が9.5!微増です。
JRA画像では内の痛みが目立っています。これなら内外フラットで良さそう。
差し自体は利いている馬場なので、ここはペースに応じて。

京都ダートは含水率が1.5%。
先週は3%以上あったというのに、差し馬場でした。
中山ダート以上の差し馬場になる可能性十分。
こちらも差し馬をバンバン狙っていきます!

小倉芝はクッション値が8.8。
2022年と同水準です。
当時は2000mで馬場差-1.1秒と、まずまず時計は出ていましたが、差しは届いていました。
それよりも注目すべきは直線の強い追い風。6~7m/sでかなり強い予報です。
これで差しは決まりやすくなるでしょう。

小倉ダートは含水率が5.5%。
2022年が5.1%でしたが、相当時計がかかっていてタフでした。差しもよく届いていたので、土曜は追い風も含めて差しが決まりやすいと予想します。

余力ラップ基準

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

予想

小倉1R 冬場の小倉ダートはタフで時計が掛かるので……!

中山1R ◎12.グランジュール A評価 ○4.ナックアテナ ▲11.キタノマティーニ △13.グエンフィヴァル ※立川サロンアネックス提供予想

まず人気のチャコールについて。
前走は終いが14.0秒と相当掛かりました。土曜の馬場がよりタフになると想定すれば、今度はより止まるのではないでしょうか。また、芝路線の馬が多く外から被される危険性があるので、内から出していくことになりそう。そうなれば、余計に止まる危険性が高くなるでしょう。
外のカウネウスはピーヒュレク騎手が鞍上。日本競馬に適応できていないと考えているので、変な絡み方をしないか不安です。
この2頭は来たら割り切ります。

本命はグランジュール。
3走前を評価していて、1~3着馬が全て勝ち上がっています。
前走は中枠で位置を悪くしました。本来、もう少し出していきたいはずなので12番枠も良いところでしょう。
その前走は終い14.0秒まで失速した、チャコールが2着だったレース。ここで終い伸びてきたのはプラスで、今のタフな中山ダートでも失速しないだろうと予想します。

他あまりパッとした馬がいない印象。
ナックアテナは前走、好発を切って控える形に。中山ダート1200mなら主張してきそうで。
キタノマティーニとグエンフィヴァルは前走・新馬戦で出遅れ。
この2頭は2戦目の上積みや、スタートの改善が見込めます。
人気的にチャコールとカウネウスを嫌うことで配当も確保できるでしょう。

小倉2R ◎7.サンウリエル A評価 ○4.ノーブルスカイ ▲11.ウィナールーツ

京都2R 冬馬の京都ダートはタフで……!

中山2R ◎12.ノーブルシェイド A評価 ○14.スプレーフォール ▲11.サノノゴールド ※立川サロンアネックス提供予想

人気のアスプリージャについて。
持ち時計ダントツで圧倒的人気になるのは分かります。
とはいえ、前走のL3は12.6-13.0-13.4で、前々走のL3は13.1-13.1-13.9。
アスプリージャも止まってはいるラップになっています。
この手の失速ラップが今の馬場では危険だと思っていて、先週はL3が13.0-13.3-14.0だったダノンマカルーが圧倒的人気を背負って飛びました。
先月までの馬場ならこのラップでも他馬が差して来られないけれども、今月の馬場ならタフでより失速して飛ぶ、という構造だと考えています。馬格があまりないのもどうでしょうか。
消すとはいえ、普通に来る可能性も高く、馬連まで狙うかは迷っています。

本命はノーブルシェイド。前走は上がり38.6秒で最速。アスプリージャが失速ラップで2着したレースです。今の馬場はこの手のタイプが届きやすい。馬格があるのもプラスです。
スプレーフォールは前走、位置を押し上げるのが早くて失速。もう少し我慢できれば。
サノノゴールドの前走は終い12.2秒まで加速するハイレベル戦。7着自体は気になりません。前々走はその後の活躍馬が多数のロードブレイズ戦。ここでアスプリージャと0.6秒差なら、今のタフなダートで逆転あっても。

京都3R 変わり身を期待できる条件が整って……!

京都5R 展開と馬場を読み解いて……!

小倉6R ◎13.チャイボーグ B評価
チャイボーグは余力ラップ該当で実力はある馬。
前走は最後方からちょい差ししただけに。
小倉芝2600mなら差しは届くでしょう。行く馬も揃っています。
2600mでは4着があり、ここで人気のステラポイント、ウインマイルートに先着した経験があり。届く番と考えます。

京都6R ◎5.インファイター A評価 ○7.マテンロウノカゼ ▲9.イルデポート
インファイターは前々走、京都2歳S5着のキープカルムの2着で、シンザン記念3着のウォーターリヒトに先着。もう順番か。
マテンロウノカゼの新馬戦がアーバンシックと0.2秒差。札幌でL2が11.2-11.3は速く、0.2秒差4着は評価。前走は外枠で出遅れ。まともに出れば。
イルデポートは新馬戦が重馬場で余力ラップ!2着にインファイターがいて評価しています。2戦目は力んで、直線はモタれて追えず。3戦目は出遅れ。ポテンシャルはあります。重馬場で好走しただけに今のタフな京都も合うはずで。

中山6R 見直せる内容が多くて……!

小倉7R ◎11.クリノグローリー A評価 ○10.サンライズスコール
クリノグローリーは未勝利勝ちのL4が49.6秒。昇級戦も4着と奮闘して、その次走は差し決着の中で3着。前々走は馬券内に残せそうでしたが、残り150m付近で甘くなりました。この時に1800mはやや長いのか……と感じました。前走は中盤緩みましたが、3F通過が35.6秒で前に苦しい競馬に。
1700mの今回は大丈夫だろうと考えます。
先行馬の少ないメンバーで、先行馬から狙いたい一戦。とはいえ、前で残れる強い馬が少なくて……。
という訳でサンライズスコール。余力ラップは出していませんが、前々走は余力ラップ該当馬に挟まる形の3着に好走。前走はスタートが悪くて。立て直して巻き返せる態勢は整いました。

京都7R ◎6.アロットドリーム A評価 ○8.モズアンタレス ▲1.アナベルヒマワリ
アロットドリームは元々1400mの新馬戦を逃げ切った馬。タフなダートとはいえ、ここは同型不在で逃げねばれるはず。
モズアンタレスは距離短縮でも先行できるはず。前走は余力ラップ戦でそれなりに粘りました。前々走も余力ラップ戦でしたが、後半2Fが11秒台に入り、勝ったスマラグドスが強すぎました。スマラグドスは9Rに出てくるので注目。とにかく先行できれば短縮効果で残せても。
狙いたいのがアナベルヒマワリ。未勝利時代は余力ラップで走っており、1800mでも強かったのですが……。近走はクラスが上がって駄目になった印象ですが、1400mで先行できれば変わり身あっても。

中山7R タフな中山をこなせる担保がある……!

小倉8R 巻き返せる条件しかない……!

京都8R ◎13.サンガネーブ A評価 ○4.ジューンアース ▲14.イツモハラペコ
ここはサンガネーブとジューンアースが強い。行く馬が少ない中、2頭とも先行力あり。ジューンアースも4番枠とはいえ被されそうにありません。サンガネーブは出遅れ癖がありますが、それでも崩れていないだけにリカバリーできる外枠は良いでしょう。
狙いはイツモハラペコ。ここ2戦は内枠でスムーズな競馬ができず。3走前は外枠で4着とそう負けておらず、現級の目処は立っています。ここは完全に有利な外枠で巻き返しても。

自信あり!
中山8R これまで通りの競馬をしていれば、馬券を外すことは考えにくくて……!

小倉9R ◎12.ランスオブサターン A評価 ○7.メイショウポペット ▲9.ラニカイ △5.プメハナ

ランスオブサターンは勝った時の上がりが次点に0.5秒差をつけるダントツの数字。加速ラップを終い強襲して差し切ったのはかなり強い。
前走はダイシンピスケスが強すぎました。また、内にいる間に外からどんどん交わされてしまって。それでも2着とは0.3秒差とそう負けてはいません。
メイショウポペットは現級上位。ここ2戦は差し決着の中、この馬も差しに回ってはいますが、それでも前すぎた印象。
ラニカイはここ3戦で目処を立てました。昇級の壁はないと考えていただけに案外な苦戦が続いていますが、小倉ダート1700mは得意コース。
プメハナはようやく安定感が出てきて、前走も前残りを差し切る強い競馬。先行馬の揃ったここは狙い目だと考えていましたが、追い切りが悪い……。追い切りで動かない馬とはいえ、坂路で終い14.0秒は印象が良くありません。53.3秒と全体時計は出ていますが……。
陣営は「順調に乗り込めました」と悪くはなさそうなコメントを残しています。成長してきた今ならやれても……と考えて推奨します。

京都9R ◎7.スマラグドス A評価 ○3.ミスティックロア
1900mなので差し馬から狙いたいところですが……。
ラマラグドスは2走前の内容が圧巻。1000m通過65.2秒の超スローとはいえ、L4が49.4秒で、L2に至っては11.9-11.8。タフなダートでこのラップを刻めるとは只者ではありません。前走は出入りの激しい競馬になったので度外視して見直したいところです。配当が確保できないと考えていましたが、単勝は妙味あり。
ミスティックロアは差して堅実。差しの利くここなら崩れないでしょう。

中山9R 若駒戦で重要なのは時計よりもラップで……!

京都10R ◎3.クリノハレルヤ A評価 ○5.セキトバイースト
クリノハレルヤは重馬場の新馬戦でL2を11.3-11.6でまとめて逃げ切り。
怖がりという話で、中団からになってファンタジーSは参考外。
前走は逃げてよく残しました。決して楽なペースでもありませんでした。
新馬戦を重馬場で勝っている通り、今の時計の掛かる芝も向くでしょう。同型不在のここは逃げて粘れるはず。
セキトバイーストの新馬戦はルージュスタニングの2着ですが、位置取り面の差も出ました。前々走のりんどう賞はハナ差捉えきれず。前走の赤松賞は超ハイレベル戦で、0.4秒差5着なら評価します。

中山10R ◎3.ミレヴィーナス B評価 ○6.グットディール ▲8.ハチメンロッピ
ここのミレヴィーナスは絶好の狙い目だと考えていましたが、相手も強力でした。また、砂を被るとあまり良くない馬。
前走は脚質転換を図って最後方から。35.2秒の上質の末脚を使って追い込んできましたが、完全な前残りになってしまいました。
今回、もう少し位置を取れれば。
グットディールも前走は35.5秒の上がりで追い詰めました。急坂での脚を見る限り、完全に中山ダート1200mがハマった形です。
ハチメンロッピは世代限定の1勝クラスを勝っている強い馬。前々走は不良馬場が敗因だったという話。不良馬場になったのに上がりを詰められませんでした。ということはタフなダートの方が良さそうです。
BOXで配当が確保できるのでBOX推奨します。

穴狙い!
小倉11R 【解説動画・全頭解説付き】グルーピングして大穴を狙う……!

京都11R 隊列の予想がカギ……!

京都12R 地力の高さを評価して……!

投げ銭のお願い
当ブログでは投げ銭を募っております。
予想の結果、読み物としての内容、が参考になった、気に入った、などありましたら投げ銭していただけると大変助かります。もちろん、無料で読んでいただくだけで十分嬉しいことに変わりはありません。
受取人のEメールアドレスに「magumagumagu.com@gmail.com」を入力していただければ、私に届きます。15円から可能です。どうぞよろしくお願い致します。