2023/11/25（土）「余力ラップ2.0」予想

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する！」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

こんにちは。
ジャパンカップの全頭解説動画をアップしたので、ぜひ、見てあげてください。
マジで半日かかりましたから（笑）この労力、少しは報われてほしいのです（笑）

今週は2場開催！
多少、楽になりますが、選べるレースの選択肢が減るのがどうかな。
ただ、馬場は分かりやすそうなので、東京芝・ダート、京都芝・ダート、全て満遍なく予想できそうです。
ウマい馬券から予想していくので、終わったらブログを書く気力が残されていません……。印だけになるかもしれませんし、一言くらい見解は残すかもしれません。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします！

東京芝のクッション値は9.7で先週日曜と同じ。
Cコース替わりの先週は外枠有利だったので、外枠先行・外枠差しを中心に狙います。
東京ダートの含水率は6.3％の良馬場。雨の影響を受けた先週も外枠有利。雨の降らない土日も外枠有利が継続しそう。先週は差し馬が来ていましたが、これは雨で上がり差が出るようになったから。乾いたダートの土日は外枠先行有利と予想します。

京都芝のクッション値は9.8にアップ。
先週は雨や風の影響を受けていました。
特に、追い風の影響を受けて加速ラップが多くなっていたのが特徴的。今週は強い北風で、これは直線、左斜めからの向かい風になります。先週ほど差し有利にはならないはずです。
内も荒れているので、外枠先行・外枠差し優勢と考えます。

京都ダートの含水率は5.2％の良馬場。
これなら全て外枠有利と見て良さそうです。よほど雨の影響を受けて時計が速くならない限り、外枠有利のままでしょう。

東京・京都ともに風が強いのですが、東京は完全な横風なので無視します。京都は斜めからの向かい風ですが、5m/sまで強くなる時間帯が少ないのでこちらも無視して良さそうです。

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳（芝）

2.3歳（ダート）

京都1R　◎9.キングオブフジ　A評価　○5.グラティアスミノル　▲11.ローザサンリヴァル　※立川サロンアネックス提供予想

先行馬で人気のカセノルーパスは前走2着も、勝ち馬には1.8秒差も付けられていて、大半がL1部で付けられた差。余力という意味では全くなし。3着のアシャカブランも同様です。
新馬戦で1番人気だったメードスがブリンカー着用ですが、大敗しすぎただけにどうでしょうか。
この馬の逃げなどでペースアップして脱落戦になると考えた方が良さそうなメンバー構成。
キングオブフジの前々走はL1で先頭に立って勝つかと思いましたが、重馬場ダートで外目を回した分か、最後は内のブレードサクセスに粘られてしまいました。重馬場ダートで外を回すのが不利だったことを考えればかなり強い競馬をしています。
前走は後ろからになりすぎましたが、L1での伸びは際立っていて、脚色的には勝ちも同然でした。100ｍでも伸びた方が差しやすいはずで。
グラティアスミノルの新馬戦は追走に苦しみましたが、スローになって馬群が凝縮。こちらも重馬場ダートで大きく外を回しながら差は詰めました。
前走は追走面の課題が大きく改善したものの、4角で大きく外を回されてロスの多い競馬に。それでも終いはキングオブフジに多少劣る程度の脚色でよく伸びてきました。
この2頭が脱落戦を差してくると見ます。
ローザサンリヴァルは芝で余力ラップ戦0.3秒差の強い馬。この馬だけは先行して止まらない可能性あり。

待ち望んでいたローテーションで！　東京2R

京都2R　◎12.ニックオブタイム　A評価　○5.ソルセルリ　▲6.クラリオ　※立川サロンアネックス提供予想
切れ味のある馬の少ないメンバー構成。
ニックオブタイムは新馬戦が余力ラップ戦で0.3秒差。前走は超ハイペースで上がりがかかるレースでしたが、終いまでバテずに1頭伸びてきました。この低レベルメンバーなら先行力も上がり性能も上。川田騎手を配してきて負けられません。
上がり2.3位の馬が案外人気がなくて……。
ソルセルリの前走はL5・58.7秒、L4・46.4秒と水準以上。勝ち馬と0.1秒差の上がりならここでは上位。
クラリオは新馬戦出遅れ。最内からリカバリーしましたが、新馬戦にしては流れた方なので負荷も大きかったように思います。最後はソルセルリと0.1秒差なら悪くはありません。
○▲の2頭の新馬戦のレベルが高いはずなのに、どうも人気になっていないので、セットで狙ってみます。

前走内容が適切な評価を受けていない！　東京3R

「穴狙い！」
距離延長馬が多く能力比較は難解。打点の高さに期待する！　東京7R

「自信あり！」
明確な不利からの巻き返しが濃厚！　京都7R

「穴狙い！」
ペースと能力のベストなさじ加減を狙う！　京都8R

「穴狙い！」
ハイペースになる世代限定ダート戦でこそ、余力の有無が重要になる！　東京9R　カトレア賞

東京10R　シャングリラステークス　◎14.バグラダス　A評価　○3.シャンブル

※勝負レース

ニシノカシミヤのテンが速い。
スローは考えにくくある程度流れると見ます。ダートで底を見せていない2頭で勝負します。
バグラダスは初ダートの前走が衝撃的。緩めのペースだったとはいえ、L2を11.7-11.9と芝並のラップでまとめました。こうなっては後続為す術なく、楽勝。オープンまで行けるはずです。前走は抑えながら2番手だったので、ダートではテンの速度も上位と見て良さそう。
シャンブルの前走はダートスタートで滑って後ろからに。初のダートスタートの時はありがちですが、大抵、2度目で改善します。超ハイレベルの甲州街道ステークスでは先行して5着に残した馬。タイム差なしにオープンでも2着したエーティーマクフィがいます。大阪スポーツ杯はハイペースで前目に付けすぎた印象。ダートスタートならここまで速くはなりません。今度は巻き返せるはず。

全頭解説＆見解動画付き。前走のハイパフォーマンスは素直に評価すべき。　京都11R　京都2歳ステークス