2023/1/7(日)「余力ラップ2.0」予想

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

まえがき

こんばんは!
ウマい馬券が上手くいかなーい!
3.4レース当たっても良いだろうと考えて予想を出しているのですが、本日は1Rのみ……。
何でだろう何でだろう、ななな何でだろう……。
ブログの方がむしろ当たっているレベルで、どちらも両立すべきとは思いますが、本来、お金をいただいているウマい馬券の方で結果を出すべきだし出したいです。

あまり深く考えず、自分なりにやっていけば結果は付いてくるだろうと気楽に挑みます!
では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

馬場予想

中山芝は想定以上の超高速馬場でした。
2歳戦で1.32.5が出るとは衝撃的……。
勝ち馬が強いのは確かですが……。中山金杯がレベル低く見えてきます。
内枠先行有利で、相当飛ばしても差しは決まらないですね。

中山ダートは冬場で相当タフですね。
比較的前目を優先しましたが、上級条件はもう少し差しを意識します。

京都芝は内枠天国レベル。
日曜気になるのが強い追い風。
差し自体決まっていましたが、もう少し差し届くのではないでしょうか。

京都ダートは外枠先行有利が基本。
あんまり深い位置からの差しは決まらないようですが、こちらも追い風があって難しいところ。
基本線に沿いつつ、です。

余力ラップ基準

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

予想

中山1R ◎6.ペイシャツネ A評価 ○13.フジゴウキャク ▲5.ホウオウフロイト ※立川サロンアネックス提供予想
ペイシャツネの新馬戦は出も良くありませんでしたが、他馬に寄られて衝突もする不利を受けました。ほぼ最後方からになりながら、35.9秒の上がりを使って4着は相当能力が高い。今の未勝利戦で35.9秒の上がりを使える馬は多くありません。
走破時計1.13.5なら、もう少しだけ時計を詰めれば馬券に絡める計算です。
前走時よりもタフなダートで前も止まりやすいはず。
あともう少しの競馬ができると考えて本命とします。

フジゴウキャクはテンの速力上位。
ヨリナエスポワールも速いのでどちらかが逃げるでしょうが、走破タイムはフジゴウキャクの方が上なので逃げて残せる枠として対抗とします。

ホウオウフロイトは溜めた前走が3着とクビ差の惜しい4着。
前走時は稍重でしたが、今回はタフなダートに替わるので前が止まってくれれば、十分ありえると考えて推奨します。

中山2R 前走は負けて仕方ない内容で、ここなら!

中山3R 目立たないが、前走は評価できるレース内容で……!

京都4R ハイペース必至のメンバーで、しっかりと脚を使える根拠ある馬から狙う!

京都5R ◎5.リアリータイト A評価 ○8.シャドフ ▲12.ミッキースターダム
リアリータイトの新馬戦は内枠から先団へ。内から34.3秒の上がりを使ってそう差のない競馬はしています。ここで人気のホットサマーナイトの上がり33.4秒が際立ちますが、リアリータイトの34.3秒もメンバー3位の数字。切れない馬が目立つので、先行して粘り込めると見ます。内枠もプラス。
シャドフの前走は出遅れ。ペースも流れたので先行できずの競馬で度外視。元来、先行力は高い馬で、ユタカが先行させてくれそう。
ミッキースターダムは能力最上位。枠だけですが、多少ロスがあっても勝負にはなりそうで。

中山5R ◎2.ニシノプレゼント A評価 ○3.テートモダン ▲9.ヒャクモノガタリ

ウマい馬券に出す予定が忘れていました!
ニシノプレゼントの新馬戦はL5が58.5秒でL4が46.3秒。高い水準のレベルで先行力は見せました。超高速馬場の内枠はかなりメリットが大きいと考えています。引き続き先行できる2番枠で堅軸とみます。

テートモダンの新馬戦は最後に急追する好内容。昨年末よりも内枠の利が出るここでもう一度。

ヒャクモノガタリは新馬戦で出遅れ。余力ラップ戦で上がり最速と力のあるところは見せました。1F延長で、スタートさえ決めれば勝負になるはずです。

ローンウルフは先行力が活きそうな馬場ですが、決め手に欠く馬でこの馬場では分が悪いとみました。ロクシアスはルメール騎手が外から出してくるのが怖いですが、2戦ともレベルは高くないレース。人気に見合わないと考えて消します。

京都6R ◎3.エルサビオ A評価 ○2.アドマイヤテラ ▲8.ブラーヴイストワル ※立川サロンアネックス提供予想
エルサビオかブラーヴイストワルが逃げ候補。
エルサビオのルメートル騎手は土曜の京都5Rで逃げ切ったので、おそらく逃げに抵抗はさほどないはず。また、エルサビオは新馬戦からやや掛かり気味に逃げる形だったので前進気勢も強いと考えます。もし逃げなくてもインの番手から競馬が運べるでしょう。
エルサビオの新馬戦は重馬場でL2が11.0-11.4の余力ラップで評価している一戦。
他にも余力ラップ該当馬はいますが、とにかくインを確保した馬が圧倒的有利なのが今の京都芝。土曜に馬券に絡んだ15頭中、12頭までが5番枠以内の馬でした。
逃げか番手から馬券に絡めるとみます。

アドマイヤテラは川田騎手なのでおそらく番手からになりそう。新馬戦はL1が11.4秒で基準クリア。
ブラーヴイストワルは前走、L4基準クリアの余力ラップで、すんなり逃げればこの馬が1番強いと考えています。

京都7R 京都ダート1900mのレース質にプラスαがあって……!

自信あり!
中山7R 前走は敗因ありで、今回も期待できる!

中山8R ◎16.キープブライトン A評価 ○15.マテンロウエース
キープブライトンは地力確か。
前走は出遅れたものの、現級上位のブレイゼストとは0.7秒差。余力ラップ該当馬が集まっていた一戦での6着なら悪くありません。前々走は出遅れからリカバリーして2番手に付けたものの、5F目が12.1秒とかなり速くなり、差し馬向きの流れに。3.4走前は前残りに。
未勝利時代には1番人気のフリッパーと0.2秒差の競馬をしています。ここまで人気落ちなら買いでしょう。時計の掛かる方が良いという話。あんまり切れるタイプではないようなので、馬場の後押しが利くとみて。
マテンロウエースは前走離された2着ですが、これは相手が悪すぎました。勝ったメイショウコガシラは1.52.3秒と、タフな馬場でかなりの好時計。本馬も良い時計では走っています。
前走に続いて差し馬場を味方にできるでしょう。

京都9R 京都はバイアスが強固で……!

中山9R ◎3.クレバーテースト A評価 ○2.パトリックハンサム ▲7.エルディアブロ
クレバーテーストは特に言及することもありません。ここも逃げてどこまでか。ここ2走は強力な相手に頑張っています。
狙いたいのがパトリックハンサム。前走は先行して好ラップ。陣営によれば「今は具合がいい」という話。引き続き先行できればチャンスとみます。
エルディアブロも先行してどこまでかのタイプ。ここ4戦はレースレベルも高くて。

京都10R ◎1.ベルクレスタ A評価 ○5.サンライズロナウド
ベルクレスタは前走、1400mへの短縮で結果が出ました。4走前の皆生特別はL3が10.5-10.8-11.4の凄まじいラップで圧勝。スローになりやすい京都の方が良いはず。前々走は出遅れて、L4が45.0秒とこれまた凄まじいラップになってしまっただけ。
サンライズロナウドは緩ませないラップで逃げる馬ですが、前走は速すぎて先行できず。それでも崩れませんでした。1400m自体は良いと思うので、ここも逃げか先行でどこまでか。

中山10R ◎3.キタノリューオー A評価 ○14.ヴァルツァーシャル ▲1.ブラックアーメット
ベストリーガードは前走、1000m通過61.8秒の逃げで、マイペースの範疇だったはず。これで止まるのなら、よりタフな馬場になっている今回も止まるはず。
キタノリューオーは元々、オープンでも通用と思っていただけになかなか結果が出なかったのが意外。中山は得意としている馬で、昨年の総武Sは前残りになってしまいました。末は堅実で、58キロでも。
ヴァルツァーシャルは使える脚が短いタイプ。前走は菅原明良騎手が上手くインで溜められました。乗り替わりに、外枠から同じ脚が使えるかがカギ。
ブラックアーメットは1700m得意ですが、別に1800mでパフォーマンスを落としていることはありません。前走、レコードでワールドタキオンの2着は優秀。本来、道悪の方が良いので、タフなダートがどうか。

中山11R 【解説動画・全頭解説付き】土曜の中山芝の状況を踏まえた上で……!

京都12R ◎3.グランツベリー A評価 ○5.イラーレ
内枠先行圧倒的有利なコースで先行馬が少なく、しかも内枠圧倒的有利な馬場。
オッズを確保できるか不透明でしたが、多少確保できますね。
グランツベリーは芝に戻して逃げて楽勝続き。厳しいペースを逃げ切っています。楽に逃げて止まらないはず。
バレリーナが最内枠で人気ですが、前走は行く馬が少なくて好発。かなり恵まれて5着では2勝クラスではまだどうでしょうか。
イラーレは2勝クラス安定勢力。通過順から差し馬っぽく見えますが、先行馬です。前走強力メンバー相手に0.3秒差3着でグランツベリーの2番手が妥当な馬。もっと売れると考えていただけに、2番人気以下が混戦模様になっているのはありがたいところ。

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