・東京芝はBコース替わり。超高速馬場。差しは届きますね。強風の影響だと思いますが、馬格ある馬の活躍が目立ちました。
・東京ダートは含水率が低かった割には時計が出ていました。
・京都芝もBコース替わりの超高速馬場。東京同様に差しが届きます。
・京都ダートは平均的な時計の出方。今開催は内枠有利が強くなっています。改修後の傾向がまだ安定していないようなので、引き続き、傾向に変化がないか注目です。
・新潟芝はインが荒れていて馬場の外目が伸びます。物理的に外に出しにくい内回りは外枠の差し馬が有利。外回りが難しい。外枠勢が外に出しすぎているように映ります。馬場の真ん中辺りに出せる内～中枠勢の方が活躍していました。
・新潟ダートは時計が掛かっていてタフ。外枠有利。差しが届くかはペース次第。
※注目レースの選び方はハイレベルだったことはもちろんですが、混戦＞着差が開いたレース、2.3歳戦＞古馬戦、という優先順位にしています。今後の利用価値が高いと考えての判断です。
東京芝の注目レース
・5月11日（土） 東京9R 国分寺特別 芝1800ｍ
ショーマンフリートやマキシの勝ったレースもハイレベルだったと思いますが、混戦で活用度が高いということでこのレースを注目レースとします。
好メンバーの揃った牝馬限定戦。0.4秒差の8着馬まで注目。
2着ロジシルバーはインで詰まって進路を切り替えるロスがありました。8着ニシノコウフクは後方のインで少し仕掛け遅れた印象。
特注は5着同着のイトカワサクラ。昨年のハイレベルだったフローラSでは上がり最速で6着だった馬。出遅れに加えて、直線では外に出すまでに時間が掛かりましたが、上がり最速でよく差を詰めました。2戦続けて微妙な着順に終わったことで次走、あまり人気にならないと思われます。2勝クラスで留まる器ではないので、展開向けばすぐ勝てるでしょう。
東京ダートの注目レース
・5月12日（日） 東京3R 3歳未勝利 ダート1300ｍ
L2の11.6-12.0は優秀。
勝ち時計の1.18.1は、良馬場・東京ダート1300ｍの新馬・未勝利では過去3位の好時計。
2着フクチャントウメイはスタート躓き。直線はインで包まれて仕掛け遅れました。短距離が合います。
まず、4着までは次走注目。5着マオノボルケーノはスタート一息。大外枠で外を回されたこともあって止まりましたが、これも次走通用するはず。
京都芝の注目レース
・5月11日（土） 京都9R あずさ賞 芝2000ｍ
L5の57.7秒も速いですが、終い11.0秒で勝ち時計1.58.0というのはすごい！
勝ったサブマリーナ、2着インファイターは、つばき賞の3・6着馬。つばき賞のレースレベルの高さを再認識しました。
サブマリーナは終い10秒台を使って差し切り。インファイターは1.2角でかなり外を回されました。気性面も課題で折り合いが怪しかったですが、そうした状態で2着だから次走も勝ち負けでしょう。
京都ダートの注目レース
・5月11日（土） 京都12R 4歳以上2勝クラス ダート1200ｍ
L2が12.2-12.0の加速＆余力ラップ。
35秒台の1.2.4.6着馬は評価。3.5着馬も現級上位なので評価を落とす必要はありません。
新潟芝の注目レース
・5月11日（土） 新潟11R 信濃川特別 芝2000ｍ
1000ｍ通過は63.0秒と遅かったですが、今の馬場でL5の58.4秒、L2の10.9-11.6は速い！
シーウィザードはタフな馬場を苦にしないタイプ。3歳春が不調で、一時は力を疑いましたが、やはり強いですね。
2着カンティプールはイン突き。馬場の悪いところを通した訳なので、恵まれた訳ではないはず。3着マイネルメモリーは出遅れ。直線も内目を突いたので、展開は不利。評価して良さそう。
6着までは終いまで良い脚を使っていました。ここまで評価。
新潟ダートの注目レース
・5月12日（日） 新潟3R 3歳未勝利 ダート1800ｍ
L2の12.0-12.2は優秀。
4着馬までは前付けして後ろを離している訳なので評価できます。
・京王杯スプリングC
12.7-11.1-11.0-11.0-11.2-11.4-11.3
3F通過は34.8秒と速くないですが、3.4F目に11.0秒を刻んだので、これは前に厳しい流れです。
差し返したウインマーベルは驚きのパフォーマンスでした。3歳時に1.19.3で走っていた馬で、その時の力で近走連勝していたのだと思っていましたが、力を付けているのだと分かりました。
2着レッドモンレーヴは後半5Fを相当なタイムで走っているはずで、これも強すぎる。
3着スズハロームはこのくらいやれる馬。終い甘くなったのは仕方がない。
4着ダノンスコーピオンは福永厩舎への転厩初戦。「矯正力がきつくないハミで臨む」という話でした。福永厩舎は前厩舎がやらないことで結果を出してきており、手腕は本物でしょう。
・ヴィクトリアマイル
3F通過33.8秒。コンクシェルはテンの遅い逃げ馬で、押して押してハナを奪ったことで超ハイペースを作ってしまったという印象。このペース・馬場で1.31.8はそう速くなかったのでは。レースレベルは微妙だったという判断を下したい。
テンハッピーローズはどうあがいても自分には買えませんでした。マイルは長いだろうという見立て。短距離並みのハイペースになったことくらいしか来た要因が見当たりません。ここまで想定外の激走も滅多にないので、今後、どういう走りを見せてくれるか注目したいです。
フィアスプライドは直線の手応え抜群。前目から2着は評価。
マスクトディーヴァはドゥアイズにブロックされながら3着。やはり強い。
ドゥアイズは道中で一番外目を回された分かなという印象。
ナミュールは出遅れが全て。
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