阪急杯2020 予想 阪神1400の適性重視。

展開

徹底逃げ馬不在だが、ニシノラッシュが行くか。
それでもコース形態上、スタートしてから下り坂があるため、テンは速くなるだろう。
直線は急坂があるため、持続力が必要。
基本的に消耗戦になる舞台で、リピーターの舞台。
また、今日の馬場を見る限り、スローも多かったせいもあるだろうが、内枠先行有利。
内枠先行、この舞台の適性を重視する。

◎ 6 フィアーノロマーノ
○ 3 ダイアトニック
▲ 5 クリノガウディー

見解

◎フィアーノロマーノ
本命はこの馬しかいない。
一週前追いきりでは坂路でラスト11.6秒。昨年のダービー卿チャレンジトロフィーのラスト11.5秒に肉薄する時計。
時計を見る限り、明らかに状態は良い。
そしてこの馬の消耗戦適性。
準オープンで阪神1400は勝っているし、消耗戦になったダービー卿チャレンジトロフィーでも勝利。
前走の阪神カップはスタートが悪くてポジションを取れなかっただけ。
それでもしっかりと2着を確保したことから、コース適性はかなり高い。
ここはしっかりと馬券内に絡んでくれるはず。

○ダイアトニック
追切は抜群。
京都とは適性が反対になる舞台だが、昨年のダービー卿チャレンジトロフィーでの4着を評価したい。
あの消耗戦で好時計の4着なら、この舞台も向くはず。
追切も二週連続で抜群に動いており、調子に不安はないはず。
マイルチャンピオンシップの惨敗は回顧にも書いたように、外々を回されただけ。参考外で良い。
ほぼ崩れていないだけに対抗評価。

▲クリノガウディー
この馬も最終追いきりは絶好。
トップスピードに欠ける馬なだけあって、上がりのかかりやすいこの舞台は向くのではないか。
阪神は前予報。
中京記念を稍重で2着している。
元々、この馬自身は前半ゆっくりからの差し勝負が向くイメージだが、1ハロン短縮と雨予報で一発の可能性がある。

混戦。馬券は本命から印を打っていない馬にも幅広く買う予定。